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元吹奏楽部で現帰宅部の亜希は、担任の平野からある生徒達に吹奏楽を教えてほしいと頼まれる。平野に連れて行かれた先は、学校のいらないモノが吹き溜まる旧講堂。待ち受けていたのは、学内で札付きのヤンキー少年達だった。 怖じ気づく亜希だが、下手ながらも音楽を楽しむ彼らの熱意に引き込まれ、共に文化祭を目指すことを決意する。しかし亜希は、吹き溜まりのメンバーの一人・夏目から、ある曲をヤンキー達が一ヶ月でマスターできなければ手を引くようにと言われてしまう。 田舎町の高校を舞台に、熱血ヤンキー達と女子高生が奏でる奇蹟の青春ストーリー。
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Posted by ブクログ
うん、よかった。
なんとも清々しい青春物語。
読後感サイコー。
順不同で作者の本を読んでるけど、これはデビュー2作目。
これまでで一番好きかも。
本作も作者得意の青春物語。
音楽バカでとことん諦めの悪いヒロインのアキが、先生に頼まれて吹き溜まりのヤンキーたちとブラスバンド部を作る話。
登場人物の誰もが挫折や屈託を抱えていて、いわばこれは彼らの再生の物語だ。
アキのキャラクターが凄くいい。
いろんな不安や迷いはありながらも好きな音楽のためなら決して逃げずに頑張れてしまう。
でもそれは前向きと言うよりもむしろ、諦めたくない、もう後悔したくないという後ろ向きの感情が原動力。
そのことが吹きだまりの彼らを動かしていく。
そんな仲間が増えていく展開が、とてもいい。
そうして上手くいっていたと思っていたら、お約束の大きな壁が待ち構えていて、その展開は分かっていても惹きつけられる。
ハイライトはラストの文化祭での演奏会の場面。
なにもかもがダメになりそうなその瞬間に、高らかに響き渡るトランペットの音。
次々と戻ってくる仲間たち。
いやあ、こういう場面に弱いんだよ。
うん、胸が熱くなった。
やっぱり青春物語はこうじゃなくっちゃね。
ちなみに、この物語には作者の物語としては珍しく恋愛要素がちゃんとあって、それも良かった。
女の子が主人公だったせいかな?
好きな男の子に両頬を掌で挟まれて、活を入れられる場面なんか胸キュンものだよ!
さて次は作者のどの物語を読もうかな。
Posted by ブクログ
元吹奏楽部の亜希は、担任の平野先生から吹き溜まりにいる生徒たちに吹奏楽を
教えてほしいと頼まれる。
学校の物置と化していた旧講堂には、学校の中でも有名なヤンキー集団
最初は、拒否をする亜希だが、彼らの音楽に対する一途な思いに心打たれ、文化祭を目指して練習を一緒に始める。
熱意があるだけに、どんどん上達するヤンキー集団
しかし、その中でも札付きのヤンキー夏目にお前らrの音楽なんか誰も聞かないといわれ・・・
ひょんなことから、音楽に好意的な在校生も、ヤンキーの音楽と否定的な空気が蔓延し始める
皆、文化祭を前にやる気をなくし・・・
亜希は、ヤンキーたちを奮い立たせ、文化祭のステージに立つために諦めかけていた
気持ちを鼓舞し、動き始める・・・
Posted by ブクログ
一度部活?に挫折した女の子が、不良少年たちをまとめあげ、文化祭に参加する、というもの。
うーん、もともと吹奏楽やっていて、あんまりいい思い出がないせいなのかもしれないけれど、
不良少年たちがまとまったのは彼らにも音楽とは別の理由がちゃんと存在していたことと、あと主人公以外が全員男の子ばっかりだったからだよねぇ、と思ってしまった。
主人公はいい子なんだが、現実世界にいたら友達にはなりたくない、かな。。見た目ほど中身まで明るいわけではないようだったから、そこには共感できたけれど。この主人公の場合、この性格なら、ふつうなら?挫折するだけでなく、挫折以上のものを味わった可能性のほうが高い……とかいう話をしても詮無いことなのだけれど。
もちろんお話の中でなかなかうまくいかなかったり、認めてもらえなかったりけなされたりするんだけれど多くは外野の話で、部員同士の衝突はほぼなかったのでちょっと違うかなという気がしました。どちらかといえば後者のほうがよほど大変なので。
あくまでもお話だから、現実の状況を重ねるのは違うかもしれませんが、気になったので、☆3つで。
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小説・文芸
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