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Posted by ブクログ 2024年03月16日
さっぱりわからない。うちのばあちゃんがアメリカでどうしても理解できないところは、なぜ、みんないつも幸せそうなふりをしてるかってことなんだ。
フォーマルドレスを着た女の子たちは、どことなく怪物めいて見えた。頭の上には髪が うずたかく、しっかりと結い上げられていた。酒を飲んだり、キスしたり、あるいは椅...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月09日
この本を10代の時に読めて良かったと思う。
小説の後に映画を観たが、小説の場面をたどたどしくなぞっているだけ、という印象で、小説を読まずにこの映画を見た人はどんな話か理解できるのか?と疑問だった。
少女たちに音楽をプレゼントしてあげる場面で、一番重要な「明日に架ける橋」をカットしたのも意味不明。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月01日
語り手になる少年達(もうオッサン?)の姉妹に対する視線はまさに愛です。
少年たちが持つ青春のみずみずしさ、少女たちが抱える十代の苦悩が上手いこと描かれています。
僕の場合先に映画を見てるから本を読みながら映画のシーンや音楽がフラッシュバックしてどっぷり世界に浸る事ができました。
映画では「...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月26日
もう何年も前に読んだ。
この話を知ったのは映画が先だったはず。
この本を読んでかなり映画は忠実だな…と思った記憶が。
古くさく頭の硬い親たちの子育てに犠牲になったのか…
表面的にはきっと幸せに見えていたはずだが。
窮屈な生活の中でほんの小さな喜びを見つけたり
こそこそ悪いことをする女の子達は
ご...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
映画にもなった
「ヴァージンスーサイス」。
ストーリーについては、わりと
皆さんがレビューしているので割愛。
それよりも僕にとって
「映画の聴こえる音楽」。
と、カッコよく言ってみたものの
講演で話していた柴田元幸さんの
受け売りなんだけど。
リズボン家の少女達と
男の子達...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月12日
1970年代、デトロイト。リスボン家五人姉妹の末っ子セシリアが、パーティー中に二階の窓から飛び降りて死んだ。町の人びとの好奇と憐憫の目に晒され、のこされた一家は少しずつ壊れていく。遂に五人姉妹の全員が死にゆくまでを執拗に見つめていた〈ぼくら〉は、中年になり青春の思い出として彼女たちを語りだす。回顧録...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月25日
末娘セシリアの自殺から始まる5人姉妹の集団自殺が描かれている。預言的と書かれてあるがそこに現実批判(吟味)による倫理を読み解かなければならない。
集団自殺だからといってタブーにすることは当然意味がない。ただ未来に向かって現実を批判する時この集団自殺を突き放して見る視点があればいいのだろうと思いました...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月26日
雲霞に似た昆虫、蛇蜻蛉が湖から湧き上がって町を埋め尽くす初夏に自殺した
リズボン家の五人姉妹について、後年、大人になった「ぼく」たちが回想し、
それぞれが知るエピソードを繋ぎ合わせて彼女らの死の謎に迫ろうとする。
舞台は明示されていないが、作者の故郷ミシガン州の町で、
彼が思春期の真っ只中にいた1...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月29日
バージンスーサイズとしてコッポラの映画を見たのが先だった。
素晴らしく幻想的でガーリーでその自殺さえもフリルにある刺繍のひとつであるかのように描かれていて、小説はどうだったんだろうかと。
コッポラは女性で、この小説を書いたのジェフリーは男性だった。
アプローチとしてもそのようになっていた。
つまる...続きを読む
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