神々の砂漠 風の白猿神
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神々の砂漠 風の白猿神

572円 (税込)
286円 (税込) 5月2日まで

1pt

4.0

人類と〈機械知性〉とが死闘をくりひろげた〈聖戦〉から百年。地球の三分の一をおおう砂漠の中に、その少年はいた。古城宴。九年前、謎の壊滅をとげた東京シティの生き残り。現在は“大槻キャラバン”の一員として戦闘空母“箱舟”に乗り込んでいる。彼は今、仲間の少年たちとともに船を離れ、聖戦時の遺跡の発掘をしていた。作業用アームの先がなにか硬いものに当たる。丸いシルエット。“神格匡体”だ。人の想像力を現実の力にかえ、神話の神々を地上に顕現させる究極の兵器―。宴たちは期待と畏れに躍る胸を圧さえ、慎重にその白い匡体を掘り出していく。それが白猿神ハヌマーン、そして謎を秘めた少女シータとの出会いだった…。吹き抜ける風は熱く乾き、雷鳴は波乱を告げて轟く。少年よ、今こそ旅立ちだ。選考委員大絶賛のSF冒険ロマン。第六回ファンタジア長編小説大賞受賞作。

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神々の砂漠 風の白猿神 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年04月19日

    聖戦により地球の三分の一が砂漠になった世界。聖戦以前の超文明兵器の神格筐体は、人の想像力により神話の神々の姿を顕現させる。
    9年前謎の壊滅をとげた東京の生き残り古城宴は、キャラバンの一員として戦艦空母箱船に乗る。聖戦の遺跡より発掘した神格筐体の中から、謎の少女が冷凍睡眠状態で発見される。そこに襲いか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年03月30日

    再読。なんだったかを受賞して、先を匂わせて終わり、その後ぷっつりと続かなかった作品。
    しかし当時の評価は高く、私も好きだった気がして再読したが、ん・・・そんなに面白くないか?
    当時にしては真新しかったのかもしれない。
    イラストがいのまたむつみさんなので高評価してたかも。

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