<本の要約>
本書は、効率性や器用な立ち回りが重視されがちな現代において、あえて「愚直であること」「嘘をつかないこと」「徹底して継続すること」がいかに強力な武器になるかを、FOOD & LIFE COMPANIES(スシローなど)を牽引してきた著者の生々しい経験則から説いた一冊。
目先の利益や要領の良さを追い求めるやり方は、短期的には成功しているように見えても、長期的には信頼を失い、ブレやすい土台しか作らない。一方で、一見すると遠回りで「バカ正直」に思える泥臭い努力や、誰にでもできる基本を誰にも真似できないレベルでやり続ける姿勢こそが、顧客や仲間からの絶大な信頼へと変わっていく。
<私がこの本を選んだ理由>
業界最大手として圧倒的なスピードで事業を伸ばし続けるFOOD & LIFE COMPANIES。その根底に流れる企業のDNAや哲学とは一体どのようなものなのか、強い興味を抱いたことが本書を手にしたきっかけである。効率化やマニュアル化が極限まで進んでいると思われるメガフランチャイズの裏側にある、「泥臭くも熱い本質」を紐解きたいという関心から、本書の門を叩いた。