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まじめな社長ほど、会社存続のために借金を増やし、結局、取引先や従業員などに迷惑をかけて倒産することが多い。それよりも、計画的に会社をたたむ準備をしていけば、まわりへの被害も少なく、倒産後にも使えるネットワークを残すことができる。いつも現場にいる著者だからわかる「社長目線に立った倒産方法」。
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Posted by ブクログ
夜逃げ状態で辞める人、利害関係者にしっかり弁明して破産手続きを踏む人、その後の人生のやり直しがしやすいのはどちらでしょうか?という会社の畳み方について、丁寧に書かれていました。 相談相手は人間性と専門性を兼ね揃えた人を選ぶ。 顧問税理士しか相談相手がいない状況は気をつける。 相性とは? 1あなた...続きを読むの話を聞いてくれること 2あなたが話をしやすいこと 3あなたが理解できるように説明してくれること 知的財産を守る …人材、技術、組織力、顧客とのネットワーク、ブランドなど目に見えない資産(企業の競争力の源泉)
参考になります。経営に支障をきたしている企業の社長さん全員に読んでほしい一冊てす。 問題は、この本や、倒産についての正しい(?)認識や情報にアクセスしない、できない経営者はどうするのか?ということ。 知っててほしいなぁ…、という点がたくさんあります。
本書は、銀行への返済を後回しにして、取引先や連帯保証人のいる負債を優先することを勧めたり、資産や在庫の廉価売却を勧めたりしていますが、法律(少なくとも破産や民事再生)の知識の無い、一般の「小さな会社」の社長さんが読んで安易につまみ食い的に実行されますと、後の手続がうまくいかなくなってしまう可能性があ...続きを読むります。 「倒産しても人生の終わりではない」「自殺など全くする必要は無い」「取引先との関係を重視しよう」などという一般論的な部分はよかったです。 資金繰りが苦しくなり、倒産を考え始めたら、上記のような売却や弁済をする前に、とにもかくにも、まずは早期に専門家(弁護士、税理士など)に相談することが大事です。 自分で勝手にさいごの「あがき」をするのではなく、早い段階から、自分の会社のこと、社長やその家族のことを含めて親身になって相談に乗ってくれる専門家を探すことが大事です。
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取引先や従業員に迷惑をかけない小さな会社のたたみ方
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海老澤祥司
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