スティーブ・ジョブズ 奇跡のスマホ戦略 ポスト・Jobsのプラットフォーム戦争の勝者は？

石川温

携帯シーンがガラケーからスマートフォンに移ろうとしている中、新たなプラットフォーム戦争が動きだそうとしている。Google. Facebook. Appleをはじめ、各社の思惑と今後のスマホビジネスを見通す。また、故スティーブジョブス「電話を再発明する」という台詞と共に産声を上げたスマホ市場を、なぜジョブスはスマホ市場を創造できたのか?そして、ジョブス亡き後のスマホ市場というBefore jobs、After Jobsという側面でとらえ直します。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: IT・コンピュータ / IT・Eビジネス
• 出版社: 角川アスキー総合研究所
• 掲載誌・レーベル: ビジネスファミ通
• 電子版発売日: 2014年06月03日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

#012 スティーブ・ジョブズ　奇跡のスマホ戦略
今月末のMWCではツアーの同行者として石川温さんに解説頂く。石川さんの視座を予習するために、最新の著作を読んでみた。ジョブズを軸に近年のスマホを取り巻く時勢を幅広く解説していて、それでいてジョブズが手がけられなかった部分、ソーシャルまで解説する。潮流の解説に力点を強く置いていて、未来予測が弱めなところが残念だが、現在の状況は石川さんでも予測は難しいのだろうか。特に新興国に対するAndroidプラットフォームとそれに対抗するノキア／MS連合の話は、読んでいて首を傾げてしまった。
とはいえジョブズ／iPhoneファンには、お気に入りの視点から業界を上から目線で俯瞰できるので（笑）、読んでいて気持ちがいい。なのでグーグラーやMSの方々は気分を害するかもしれない。なんて。