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Posted by ブクログ
自分でも、どこまでハマっているのかとあきれています。
映画を観ていないので、映画版のその後の話なのだそうですけれど、どうして23日後にLが死なねばならない展開になったのかが分からない。
原作のニアはちゃんとライトの裏をかいたのに、映画はLが本当の名前書かせちゃったってこと?
しかし今この時期に、エボラ出血熱と同じような症状をおこすウィルス兵器を巡る攻防。
これはドキドキします。
そしてLが、なかなかにアクティブ。
京都から人力車を引いて大阪まで走ったり(!)、ビルの30階から飛び降りたり。
映画の小説版なので、多少派手になってしまうのはしょうがないのでしょう。
頭脳戦ももちろんあります。
最初のうちはFBIもからんでいたのですが、しょせんFBIはLの敵ではない。
ところが、環境団体と名乗っているけれどどことなく胡散くさい相手がなかなかに手ごわい。
目の前で、守らなければならない少女をさらわれたとき「ライト君……、痛いです。とても……痛いです。心が……」とLが言うの。
映画でLを演じていた松山ケンイチが「これはLがL自身を救う話なんだなと。自分が自分を救う話なんです。外に出て人と触れ合ったり、誰かと意見が対立したりして、その過程で希望を持つことが出来て、それによってLは最後の最後で自分を救うことができたんじゃないでしょうか。」と言っています。
ライトとの戦いが、Lに変化をもたらすきっかけになったのじゃないかと思う。
だから初めて自分の体を使って事件を追う。
甘いものももちろん半端なく食べている。
向島の言問団子、舟和の芋ようかん、両国の力士最中、虎屋のようかん、たこ焼きのチョコソースかけ、串カツのチョコソースつけ…。
それでこそLだ!
やっぱり脳みそを使うと、このぐらい食べても太らないのね…。ううう。
不満も少し。
心情を文章で説明し過ぎる。
そこは読者が察して感じる部分でしょう。読書の醍醐味といってもいい。
そして、あまり一般的ではない言葉の説明がない。
ビオトープとか、カポエラとか。
なんでか私はたまたま聞き知ってはいたけれど、でもイメージがわかなくてあとで画像を調べました。ビオトープ=生物生息空間。説明なしでイメージできます?
カポエラは格闘技の一種。これはオリンピック関係で聞いたことある人も多いかもしれないけど。
動きの速いシーンになると、その文章が誰の動きを書いているのかわかりにくいところが多くて、何度か読みなおした部分もありました。
映画は、これとは違ってホラー系なのだそうで、見るかどうかは未定です。
ひとりでホラーを見る勇気はないもんなあ。
もう一度松山ケンイチの言葉。
「希望や絶望を持たない人間こそが一番の悪なのではないか。世界に関わらない人。それはもうただの傍観者です。Lはこういう人間だったと思うんです。」
『天空の蜂』にも通じるこの言葉。
Lは名探偵という名の傍観者から、エル・ローライトというひとりの人間として、生きて死んでいったのですね。
合掌。(。-人-。)
Lの最期を見届けたくて
映画版とは異なるらしいLの台詞を求めて、なんとか最後まで読みましたが、
全く引き込まれなかった……。
表現力の無さ故か、台本のような台詞ばかりの構成だからか、
自分でもその理由がわからないが、ともかく、
分厚い水の膜に押し戻されるように、苦痛を伴う読書となった。
Mさんはぜひ、読者を虜にする魅せ方を。
もう一度書いて欲しい。
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