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2010年10月、東京大学の学生によって始められた「無料で大学受験のための講座を公開する」活動は、またたく間に全国35大学に拡がり、日本のオープンエデュケーションを代表するムーブメントの1つとなった。現在、7000を超える授業がアップされ、月間のユニークユーザーは19万人超。日本の大学受験における地理的・経済的な格差をなくすべく、無料の授業動画サイト「manavee(マナビー)」をたったひとりで立ち上げた東大生、花房孟胤の奮闘記。
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Posted by ブクログ
マナビーという教育NPOの立ち上げ奮闘記。 実話なんだけども、まるで名作の小説でも読んでいるような気分になった。 不器用な人間が色々な人達と出会い、ぶつかりながら前に進む話。
キラキラした学生の、悪く言えば起業自慢話なのかと思ったけど、最後の最後までもやもやして終わった。とことん、人間くさい内容で、読み終わってから、自分はこういう本が好きやねんなぁと思った。 一歩踏み出したひとには、自然と味方がついてくるものなのか、と、あたたかい気持ちにしてもらえたように思います。読んで...続きを読むよかった。
これは「地域や経済事情による教育の格差をなくす」そんな社会問題に主人公が仲間と苦難に立ち向かう物語だ。 そして、この本のハイライトは主人公が内面の恥部を剥き出しに汚い感情を周りにぶち撒ける様だ。自分に正直になることや弱さを受容することがなぜ難しいか?それは自分が見るに堪えない行動をとる姿は偽物なんだ...続きを読むと思いたいからだ。
若い人たちの新しいビジネス本かと思ったら、青春日記でした。とても若く、みっともなく、愚かで、愛おしい日々。
完全無料の受験動画サイトManavee代表のStart-up奮闘記。親が予備校に期待してお金を払っているのは、授業・コンテンツの質だけでなく、1年間の長丁場を乗り切るためにペースメーキング・スケジューリング・モチベーション維持向上である。コンテンツの質がよくてタダならいいでしょ。は傲慢に感じられるが...続きを読む、はたしてこの本でその疑問の答えがあるのか。そう思って読み始めたが、それらの答えは得られなかった。ただ一人の若者が周囲と摩擦しながら事業を立ち上げてゆく姿が、心の葛藤とともに描かれていた。なかなかリアルでページが進んだ。
≪目次≫ はじめに 第1章 2009年4月~ 第2章 2011年1月~ 第3章 2011年4月~ 第4章 2011年10月~① 第5章 2011年10月~② 第6章 2011年12月~ 第7章 2012年1月~ 第8章 2012年3月~ 第9章 2012年9月~ おわりに ≪内容...続きを読む≫ 期待した内容とは違った。けど、「manavee」を立ち上げた東大生の苦難と葛藤の記録、として読むとリアルな小説のようで(小説ほど波瀾万丈はないし、当然面白くもないが)、一大学生の奮闘と言うか悪あがきの様子がわかる。感情をぶつけただけの記録と、悪口はいくらでも書けるが、ここでは読んでいて多少は感情移入できたと言っておこう。
タイトル インテリから感情的人間へ 読む目的や理由 manaveeがどのようにしてできたのか知りたかった。 花房さんがどのような人なのか知りたかった。 読んだ感想 読む前は、マネタイズ面がメインに語られるのだと思っていたけれど、「人間関係の話」がメインで、学びが多かった。 気になった点 ・実...続きを読む際にユーザーの声を聞いたときは、現実味が違う ・友達付き合いではない。組織としてのメンバー。 ・一つの不満の裏には、いくつもの不満がたまっている。→都度解決する。解決してあげることが爆発しないために必要。個人としては、そこを感じ取ってあげられる人になる。 ・どういった流れで組織を大きくしていくのか。KPIや組織としてのビジョンはどうするのか。なぜ、manaveeを始めたのですか?という質問。 考えたこと 自分の場合、人との衝突を恐れ、人間関係でうまくコミュニケーションが取れないこともある。 花房さんの場合、そうした恐れはないのかもしれない。 花房さんは、人間関係を含め、様々な問題を抱えて、一度、投げ出しているが、それでもまた再スタートを切っている。 時には衝突し、紆余曲折しながら、組織も個人も大きくなっていくプロセスが書かれたこの本は、 自分が道に迷った時、再読しようと思う。 衝突したからこそ、いまの花房さんがあると思うと、 わざわざ衝突するってことではないけれど、メンバーとしてやらなければならないこと、言わないといけないことを発信する必要があると思う。それは会社やほかの人のタメにあるという前提条件があり、最終的には、自分を大きくする、幅を広げるもの。間違えかもって思っても、発信してみて、その反応を感じ取って改善すればいいくらいのスタンスが必要 新しい学び(キーワード) 感情>論理 感情的な生き物(塊) インテリなんて嫌いだ 次のアクション 「嫌われる勇気」を読む (アクションの達成日_年__月_日)
東進なんてぶっ壊そうと起業した東大生の経営苦悩記。レベル違うけど、学生イベントの企画運営をしたことある俺は、感心した。 この本では、教育革命だとちょっと騒がれたその経営の実情を赤裸々に吐露している。恥ずかしい(/_/) さて、日本版カーンアカデミーはどうなるか!? 「you tubeなど...続きを読むのネット動画サイトが普及したのだから、東進予備校みたいなのでるんじゃないか。」ということは多くの人が考えただろう。あとは誰が始めるか。彼が始めた、花房孟胤。 多くの人がこのように考える一方で、なぜ動画サイトができて早々にこういったものができなかったのか。それはなぜ塾という存在があるかという問いの回答がすべて解決する。 「勉強のモチベーションを維持するには他人が必要」 manavee創設の動機は、遠隔地に住む受験生の塾に行けないという教育格差の是正、があった。では塾に行けないことの不利はなんであろうか。私は、先生の直接指導がないこと、だと思う。 はっきり言って勉強は一人でできる。というか自力で臨まない奴は大成しない。だから、遠隔地に住んでいようが海外にいようが勉強はできるし、受験勉強もできる。じゃあなぜ多くの人々が塾や予備校を求めるのか。それは「学習環境を獲得」したいからである。 塾という学習の場に行くから勉強に集中できる。塾で受験という志をともにする仲間がいるから勉強に励める。講師という課題添削マシーンがいる。これらのような自分の学習環境を整えることが何よりも大事で、教師の授業は二の次で、これが塾や予備校の存在意義だと思う。(東進のビデオ授業もはっきり言って自習教材で、大事なのは自分で解くこと。そしてチューターに支えてもらうこと。) そうすると、ただ授業を配信するというプログラムはどうなんだろう。…本でいいや。 受験で大事なのは、自分の学習を親身に支える存在であると思う。一方通行の授業動画は、この点をクリアできない点で、受験勉強では物足りなくなってしまう。 課題添付やSNS利用で対応しているが、充実したサービスには程遠いと思う。 しかし、授業を無料配信するというのは、教育の格差是正に貢献すると思う。このシステムのおかげで、引きこもりも家で勉強できる。学生時代に勉強しなかった人がやり直しができる。「やり直し」という社会福祉的役割に貢献できる。無料で高校卒業程度認定資格は取れる時代になる。 きっとこのような議論はし尽したんだろうなぁ…と思うくらい、創設者たちは悩み、議論し、行動している。彼らの気持ちは無視していうが、素晴らしいと思う。きっと彼らはこのmanavee作りで疲弊して、削られて、傷ついたこともあるだろう。それを知らない者から安易に褒められるのは気に障ることもあると思う。ただ、この経験が彼らの人生の大きな糧になることを祈りたい。 このように書いていて、manaveeの存在価値はどうすれば確立できるか考えた。 【manaveeの良い点】 ●無料 ●いつでも見られる(時間制限なし) ●動画が多い(多様性の可能性) 【manaveeの悪い点】 ●動画が多すぎる(選択肢の弊害) ●映像の質 ●授業の質 結局、クオリティが無料だからしょうがないというものになってしまっている。お金=価値=品質という世の理を払拭はできないか…。 … … これ、公立学校と連携できないかなぁ。学校が受験勉強を教える場所になりつつある今、学校を受験教育から解放する機関としてmanaveeが日の目を浴びる場所にならないだろうか…。 公立学校では最近、放課後に補講みたいなのをやっているが、生徒の自習教材としてmanaveeを使わせればいい。だったら、中学生向けの授業配信を用意することになるだろう。 というか、公立学校がmanaveeをパクリ出したりして、先生が自分の授業をビデオに撮って、生徒に自習用として貸し出す仕組みを作ったりする。たぶん、佐賀県で始まるんじゃないかなー(例のタブレットを使って!)これができたら、先生は受験に囚われない授業をできるようになるかもしれない。だって、受験用教材を用意しておけば、保護者からの受験要望をスルーしやすくなる。ここから、教育の自由が少し復活するようになるのでは!!…ないかなー… ___ この起業ストーリーを読んでいて感じたのは、資本主義の偉大さ。クソみたいな社会だけけれど、本当に良いものを作るために必要なシステムになっている。 学生の夢は現実にボッコボコにされてしまうけれど、それに耐えうるタフな企画でないと、継続して成果をあげられる「事業」にはならないということ。 夢って儚いなぁ。大人ってすごいなぁ…。 花房氏も最後に言っている組織についてが、この本の結論なんだろう。 「…僕がマナビーからいなくなったとき、そこに残った仕組みこそが、本当の組織だと思う。」 教育とはまさにそういうものである。先生が必要なくなって、生徒が自立できてこそ本当の教育なのである。 教育に革命を起こそうとしているmanaveeは使い捨てられる組織を目指してほしいと思う。 私は花房氏と同い年。頑張ろう。
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