がんばれ!キッカーズ 20

ながいのりあき

強豪ひしめく中、地区予選大会がついに始まった。キッカーズの目標は、もちろん、地区優勝し全国大会に出場することだ。優勝候補NO.1の帝和FCとの1回戦では、激戦のすえに勝利をつかんだキッカーズだったが・・・。

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 少年マンガ
• 出版社: 小学館
• 掲載誌・レーベル: 月刊コロコロコミック
• ページ数: 200ページ
• 電子版発売日: 2014年04月14日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 55MB

[ブクログ · ★★★★☆]

てんとう虫版は２０巻までらしい。
私が初めて同人イラストを描いたのは、キッカーズでした。
確か、小学校５年生の頃でした。一応即売会で知り合ったＯＬのお姉さんのサークルのコピー誌に載った……と思うよ？
（あんまり覚えてない）
この当時キッカーズのサークルさんが後にジャンプ作家としてデビューしたり、そんなことを覚えてる。

2001年版も復刻版。実際には1980年後半期の作品だったと記憶してます。コロコロとか小学○年生とかに掲載されてた少年向けサッカー漫画。
最近、ＧＢＣ（コンビニで売ってる小雑誌みたいな復刻版）で中学生編の書下ろしが20年ぶりくらいに出ました。これがもう、理性が壊れそうなくらいに超嬉しい。ながい先生ありがとう。でもこれを読んでた世代って結構年のはず。どの辺の購買層を狙ったのか・・・。

当時キャプテン翼全盛期だったので、キャラとかエピソードとか似ているところも多いこの作品は、ぱくりとか言われてすごい端っこ扱いでした。でも、サッカー漫画としてはかなり面白いと思うので、読む機会があったらお勧めしたい作品のひとつです。

私はへたれな本郷君がどんどんかっこよくなっていくのが、見ていてわくわくしながら読んでました。翔の姉ちゃんとくっつくといいなあ、とか思ってたけど、ロマンスは最後まであんまり進展しませんでしたね。あと上杉君がＣ翼の健小次をふたり足したような変な男で、ひとりで灰汁が強くてそんなところも好きでした。水島兄弟とかも好きでしたね。このへんなんかはＣ翼とかぶらないと思うのだけどなあ。。。

アニメ主題歌は酒井法子が歌ってたんですよ。今でも「君は流れ星」がカラオケに入ってるのをみるとちょっと嬉しくなります。ありえない歌詞だと当時から思ってましたけどね（笑）。そんなやつはいないだろう。いろんな意味で。

追記：読み直してみて、翔はやっぱり馬鹿だ。主人公は大概馬鹿だけど、群を抜いている。私の中では。