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Posted by ブクログ 2015年06月29日
日本の「食」の歴史にスポットを当てた本。
食に関する歴史を紹介した本はあまり見かけないが、この本では、政治や社会情勢を絡めながら、武士や貴族の食生活及び庶民の食生活をそれぞれ説明している。
食生活を考えるうえで、政治・社会情勢を理解しておくことは不可欠であるので、まずは、その時代の社会情勢をしっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月31日
95年発行の「木の実とハンバーガー」(NHKブックス)を補筆したもの。著者の通史の中でも最も日本史の枠組みを押さえていると、自身があとがきで記しているとおり、縄文時代から現代までの日本人の食について丁寧に紹介している。
特に、米と肉食に対する日本人の姿勢が記述の全般を通して貫いている。肉食の忌避を...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月31日
購入。
先史時代から現代まで、日本人がなにを食べてきたのかを当時の出来事も交えて解説している。
米との関係の説明に多くのページが割かれている。現代に入ってからの説明はとても少ない。
肉食の禁止もそこまで徹底されていなかったものが、段々と人々の意識に入り込んでくることが分かり、文化は怖いと感じた...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月01日
読みにくい。表にまとめたり、考察とデータは別にしたり、そういう工夫をしたほうが、論文としてもいいとおもった。内容はとてもいい。肉はケガレ、米は神様。お金の代わりとして流通してた日本の米は、自然発生的だけじゃなくて政治的な意図とかもあって、米を神にした、という考察はぼくの発想にはなかったので、あたらし...続きを読む
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