台湾有事 歴史・軍事・安定のメカニズム

台湾有事 歴史・軍事・安定のメカニズム

ビジネス・実用
1,320円 (税込)

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4.7

近年、危惧される「台湾有事」。
中国の軍事力増強は目覚ましく、台湾周辺での演習も常態化している。1950年以来、中台双方の軍事行動を封じてきた米国の関与も揺らぐ。危機は本当に避けられないのか。
本書は「侵攻か否か」という単純な議論を超え、中台の軍事・防衛力を検証し、歴史とともに作り上げられた複雑な抑止と危機管理のメカニズムを解き明かす。
安定と平和のために国際社会、そして日本は何ができるか。

■目 次■

はじめに

序 章 「台湾有事」とは何か

第1章 歴史の影――海峡を隔てた内戦の継続と冷戦
1 日本による台湾の割譲と返還 1895~1945
2 台湾海峡で睨み合う蔣介石と毛沢東 1945~1960
3 大陸反攻と外交闘争 1960~1969
4 狭まる国際空間と対米断交 1969~1979
5 民主化の波と蔣経国の決断 1979~1987
コラム① 日本の戦後処理で「放棄」された台湾
コラム② 米中「三つの共同コミュニケ」と「一つの中国」をめぐる相違
コラム③ 米国の台湾関係法と「現状維持」の戦略

第2章 冷戦後の台湾――統一圧力下の危機管理と現状維持
1 李登輝の政治改革と危機の再燃 1988~2000
2 陳水扁政権への「独立」阻止の圧力 2000~2008
3 馬英九の対中融和路線と統一への懸念 2008~2016
4 民主主義国の蔡英文への支持 2016~2024
5 内外の制約と頼清徳政権 2024~

第3章 中 国の台湾侵攻は可能か?――決断を縛る三つのハードル
1 台湾侵攻の決断条件
2 中国人民解放軍の実力
3 想定される侵攻シナリオ

第4章 台湾はいかに守るか?――台湾防衛の実像
1 専守防衛への転換と戦略の調整
2 台湾を防衛する「中華民国」の軍隊
3 国家総動員体制
4 米国依存の軍事力整備からの脱却
5 中国の侵攻シナリオに対する軍事力

第5章 軍 事侵攻か? 平和統一か?――台湾統一への道筋
1 侵攻を決断する「好機」と「最後の機会
2 平和統一路線と台湾をめぐる正統性
3 戦わずして統一するアプローチ
4 武力が選ばれるとすれば――条件付きの将来戦

第6章 「台湾有事」は回避できるか?――抑止と危機管理のメカニズム
1 米中の思惑が交叉する台湾海峡
2 米台関係の実務と基盤
3 危機回避を支える国際関与
4 「台湾有事」と日本

終 章 台湾海峡の平和と安定

おわりに

主要参考文献

関連年表

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 国際
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    台湾有事 歴史・軍事・安定のメカニズム
  • タイトルID
    :
    2360987
  • ページ数
    :
    360ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年07月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    7MB

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台湾有事 歴史・軍事・安定のメカニズム のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     台湾の歴史から軍事、周辺の大国が台湾にどう関与しているのか等、一冊で大筋は理解できるようになっている。また2027年の台湾侵攻に関する話について見解が示されているのも印象的だ。偏見なく台湾有事を学べる良著だと思う。
     個人的にツボだったのが台湾の「総力戦体制」。大日本帝国の総力戦体制と似通った部分があった事に驚くとともに、総力戦が現代になってもあまり形を変えていない事を知った。まさか現代になって、総力戦体制という用語を目にする事になるとは思わなかったが‥

    0
    2026年10月08日

    Posted by ブクログ

    「戦争の条件」という本を読んだ時に、期待していたが分からなかった『国家が武力行使を決断するための条件』について(もちろん台湾をめぐる一例についてではあるが)説明があり、様々な要因のバランスが衝突回避に寄与していることからも曖昧さを持たせながら条件設定がされているという点に納得した。
    また、戦時でなくとも、抑圧される人々・搾取される人々・尊厳を脅かされる人々が出てくる状況をどう考えるか?が気になっていた。
    本書では、平時の情報戦や将来戦についても述べられており、上記の疑問に関連する一つの答えとして考えられ興味深い。とりわけ民主主義の社会では人々の情報リテラシーが磨かれないといけない。
    防衛費予算と国の経済的な安定確保のための予算についての考え方について、2026年の現状を考慮すると指摘されていることに共感できる。

    0
    2026年10月06日

台湾有事 歴史・軍事・安定のメカニズム の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 国際
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    台湾有事 歴史・軍事・安定のメカニズム
  • タイトルID
    :
    2360987
  • ページ数
    :
    360ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年07月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    7MB

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