江戸の本屋さん

江戸の本屋さん

1,430円 (税込)

7pt

3.3

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

江戸時代のはじめ京都で、出版業は始まった。次いで大坂で、やがて江戸でも、本の商売が興隆する。読者層が拡がる。書目が変わる。統制の制度がつくられ、須原屋とか蔦屋とか、本屋たちの新しい経営戦略が展開される-出版を軸にして近世という時代とその文化を見直すとき、既存の歴史観の殻がやぶける。新しい近世研究を促した名著、待望の再刊。

...続きを読む

江戸の本屋さん のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年06月21日

    江戸時代の出版事情と文化、読書層の変遷を綴る。
    I  京都町衆と出版・・・京都に始まる出版販売。
    II  元禄文化と出版・・・大坂での俳諧と浄瑠璃、浮世草子の流行。
    III 田沼時代の出版革新・・・江戸に花咲く出版文化。本は庶民へ。
    IV  化政文化と出版・・・本は地方へ。貸本屋の成り立ち。
    V ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年07月27日

    江戸時代の出版事情やそれに関わる人物や風俗などが書かれている本。

    ものとしては研究書に近いものがあるが、対象範囲が限られているのもあってそれほど込み入った内容ではなく読み物としても十分に楽しめる内容だと思う。
    江戸時代の町人文化について興味があるなら文句なくオススメの一冊。

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月06日

    本著のような近世日本に於ける読書市民層の成立の研究が進めば、政治学的な明治維新の捉え方だけでなく、日本における近代社会の勃興の機運の様態がより明らかになると思う。

    0

江戸の本屋さん の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

平凡社ライブラリー の最新刊

無料で読める 雑学・エンタメ

雑学・エンタメ ランキング

同じジャンルの本を探す