ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
「あの気持ち良さは、これはもう何ともいいようがない」夏休みに帰省した中学生の赤井兵助(ひょうすけ)は、同い年の菊田次郎の初体験談を夜通し聞き、女体への憧れをふくらませた。そんな折り、未亡人・小林キミの美貌に惹かれる兵助は、無知ゆえの大胆な行動に出る……。奔放(ほんぽう)にして臆病(おくびょう)。揺れ動く思春期の少年を描いた、著者流ヰタ・セクスアリスの傑作長編!
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ 2018年10月18日
14歳で旧制中学に進学した赤井兵助は、同い年で郵便局に就職した菊田次郎が、局長の妻にみちびかれて一足先に初体験を果たしたと聞き、女性へのあこがれを募らせます。さらに彦六という老人が、若い頃にナメという12歳の少女から思慕を寄せられたという話を聞くことになります。そんな彼が、27歳で未亡人の小林ミキや...続きを読む、2歳年上で彼の家の家政婦として働いているユリの二人から好意を寄せられて、性にめざめたばかりの若々しい欲望と当時の性にかんする規範や、彼の生真面目さとのあいだに挟まれて、葛藤する様子が描かれています。 著者の他の多くの作品とおなじく、少年から青年へと向かう若い男性の性の煩悶という、いまとなってはあまり見られないテーマがあつかわれています。ただ、雑誌に12回にわたって連載された小説で、全体としてのまとまりを欠いている印象を受けてしまいました。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
夏の情熱
新刊情報をお知らせします。
富島健夫
フォロー機能について
「光文社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
おんなの条件
女の夜の声
恋か友情か
騒ぐ女・静かな女
三人の秘密
十三歳の実験
情恋の海
試し読み
男女の原点
「富島健夫」のこれもおすすめ一覧へ
▲夏の情熱 ページトップヘ