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「鮎川哲也さんは謎と論理の小説に優れた、ごく少数の作家の一人である。トリックは尽きた尽きたといわれているが、この作者にとっては、トリックは決して尽きていない」(江戸川乱歩)――精緻に組み立てられた〃完全アリバイ〃はいかにして破られるか? 一作ごとに創意を盛った珠玉の七編。
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Posted by ブクログ
【収録作品】五つの時計/白い密室/早春に死す/愛に朽ちなん/道化師の檻/悪魔はここに/不完全犯罪 トリックには微笑ましさすら感じるが、時代を思うと、確かに先人だったのだと思わせる。解説が江戸川乱歩というのもなんだか嬉しい。
《五つの時計》 五つもの時計(の時刻)が立ちはだかる鉄壁のアリバイをいかに破るか。 「それまでの四つの時計のトリックと違って、第五の時計の謎はアリバイ工作の大きな山」と鬼貫警部も言ったように、このトリックの謎は最も面白かったなあ。 アリバイトリックが破られる前に、ソバの食べすぎで朱鷺子の腹のほうが先...続きを読むに破れはしまいか。…警部のこのジョークには笑いました。 《道化師の檻》 「五つの時計」とリンクしてるような作品ですね。応用発展形とでもいうか。 “意図したわけじゃないのに”総合すると確かに、出口入口に人目があるトンネルの中からピエロが消失しちゃうのが不思議。 それをまた“気絶”を糸口にして真相を解明してゆく星影龍三の推理も心憎い。 両作品とも、メインとなる、発想を転換した行為は目からウロコです。誰かを相手に、実際に試してみたくなりました。 平然と水面上を泳ぐアヒルが、じつは水面下では必死に足をバタバタ漕いでるように、シンプルに見える出来事のウラで、こんなにも複雑なことが進行していようとは!…これが両作品に共通した驚きです。 鮎川先生、僕の完敗です。 あなたのその優秀な頭脳に乾杯!
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時間の檻
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鮎川哲也
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