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うつ、不安、無気力、パニック障害、対人恐怖症…。そんなあなたの「いやな気分」が少しずつほぐれていきます。あなたをあなた自身のセラピストにし、心の力を育てる認知行動療法を紹介します。
認知行動療法は、あなた自身をセラピストにし、洞察力を高め、改善のための計画を立て、実践し、その結果を自分で審査するように指導してくれるのです。
ここで獲得し実践した新しいスキルは、生涯あなたの役に立ってくれることでしょう。
――「第一章◆『自信がない』=『自己評価が低い』」より
この本は前向きな思考の力を説く本でもないし、非現実的なほど自分に対して肯定的になりなさいと言ってるのでもありません。
あなたの弱点や欠点を、人間一般に対する好意的な見方のなかに組み込んで、「完璧」よりは「及第点」を目指すよう後押しする見方、バランスのとれたゆがみのない見方を獲得するための本なのです。
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素晴らしい認知療法本
自己効力感のなさ、自己評価の低さに悩まされていて、うつの本や、認知行動療法の本を読んで実践してきたりしましたが、どれもあまり役に立ちませんでした。
この本は、本当に具体的に一つ一つの作業が豊富な具体例と共に記載されているので、自分でも出来るように思います。
普通の本だと、誤った認知を修正しよう!でとまっていて、具体的にどうするの?どんな修正案があるの?と疑問に思うことが多いのですが、この本に出てくる具体例はすごく実感できる内容でとても参考になります。
あと10年早くこの本に出会いたかった!
Posted by ブクログ
もともと自信を持てない人が読むと余計に凹みそう。自信を持てない人に接する管理職などが読むべき一冊。
イラショナル・ビリーフについて学べるのは当書の良いところ。
◯イラショナル・ビリーフとは
臨床心理学者のアルバート・エリスの言った言葉で「非合理的な信念」のこと。
非合理的な信念とは平たく言えば極端な思い込みのこと。
1.根拠がないのに真実だと決めつける(レッテル貼り)
2.物事を0か100か、白か黒かでしか判断しない(白黒思考、all or nothing)
3.自分の視点からしか物事を考えられない(心の読み過ぎ、先読みの誤り)
4.賛成意見には注目し、反対意見は無視する(心のフィルター)
5.○○するべきだと決めつけて考える(べき思考)
6.一部のことを全てだと思い込む(過剰な一般化)
7.周りの悪い出来事は全て自分のせいだと思う(個人化・責任転嫁の逆)
8.その時の感情で物事を判断する(感情的決めつけ)
9.失敗を予想し、その通りになっていく(マイナス化思考)
「人間の悩みは、出来事そのものに左右されるのではなく、その出来事をどう見るかに左右されるのである」。
◯認知行動療法とは
・認知行動療法は、病院に行かないと治らない、セッションを受けないと治らない、ということを補う「セルフ・セラピー」
・「事象」に対して、「認知処理過程」があり、「感情」が生まれるという視点にたっており、このときに、歪んだ認知が生まれることを修正するというもの
・物事の受け取り方を柔らかくしなやかにして、ストレスを減らす手助けするためのものであり、認知を無理にポジティブにするものではない
ストレスをためないようにすることは難しく、特にピンチのときには、どんどん澱むようにたまるようなので、おおもとの発生源である、「ものの見方」を変えていくことでフラストレーションを起こしにくくする方法論。
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