夜を戦う 純情順位戦

夜を戦う 純情順位戦

小説・文芸
2,200円 (税込)

11pt

4.2

藤井聡太「純情と順位戦は相互に響き合う」
羽生善治「最後に残るのは人間の物語」

将棋界最高峰の棋戦――
名人を頂点とする「順位戦」。
その過酷な戦いに挑む棋士たちは、
何を思い、何を背負って盤に向かうのか。
若手からベテランまで、
40人を超える棋士たちのむき出しの心情を描く。
朝日新聞の大人気連載、待望の書籍化。
432ページ、圧巻の一冊。

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夜を戦う 純情順位戦 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    タイトルをとったような棋士よりも順位戦でA級、B級1組に在位経験のある棋士よりも、四段になるまでにとても苦労した棋士や、引退に追い込まれそうな棋士、追い込まれた棋士の絞り出すような声に心を動かされる。

    26歳までに四段になれなければ奨励会を引退しなければならないという厳しい規定。
    むしろそれよりも20歳を超えて社会人として収入もなく、戦い続けなければならない状況に置かれたものの切迫感や焦り。それとどういう風に向き合ってきたのか。そんな人生訓にこそ惹かれるしそこに向き合った人の姿は美しい。

    0
    2026年04月18日

    Posted by ブクログ

    観る将なら皆知ってるであろう報知から朝日に転職された北野さんが大事にしていることが伝わる連載の書籍化。
    丁寧かつそれまでの経験(付き合い)があるからこその取材で、単なる勝負や仕事というだけでなく棋士それぞれの人生を感じた。

    若手からベテラン、勢いのある人も正直そうでない人もいる。
    将棋だからもちろん勝つことが求められて、何なら強いは正義のような風潮もあるんだけど、人生として考えると勝つだけじゃないよなぁと思った。
    千葉さんや中座先生が印象的だったな。

    普通の仕事ならこんな深夜まで当たり前でないし、こんな風に問われたり、考えたり、悔しくて寝られないなんてこともないと思う。
    将棋にオールインしている人もいれば、少し間を置いてる人もいたり、でも将棋からは離れられない=純情だなと思った。

    最後にここで書いてもなんだけど、ギタシン先生、順位戦で1勝してヤッター!てなる人がいます、降級点消えて喜ぶ人がいます、観るだけの人間が言える立場じゃないんだけど、がんばって!応援してます。

    0
    2026年07月16日

    Posted by ブクログ

    朝日新聞の北野新太が、順位戦を戦う将棋の棋士について綴った一冊。

    順位戦が棋士にとって特別なものであり、それに掛ける思いがよくわかった。

    0
    2026年05月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    安直な将棋連盟編集とは違い、こちらは朝日新聞出版社から同じく既出記事を集めたものだが、読ませる。
    その差は、記事内容のクオリティ以上に物語の面白さにある。
    ただ、間違い(勘違い)かもと思われる箇所がある。
    青野照市の章、2024年1月のインタビュー記事で、「800勝は、野球でいう名球会資格と同じなんです。そして負け越して800勝までいった人はいないんです。たぶんこれからも出ない。私だけなんです。行けばですけど」
    このインタビューの5ヶ月後に71歳で引退となったが彼の通算成績は800勝 899敗(1699対局、勝率0.4708)でした。
    一方で2009年2月に800勝を達成した森雞二の通算成績は1745戦 866勝879敗、勝率 0.4963で引退は青野照市と同じく71歳(2017年5月引退)。つまり、8年間で66勝しかしていない。
    もしかして、森雞二の800勝到達時には通算成績で勝ち越していたのだろうか?

    とはいえ内容も含めこれなら税込み2200円も許せる、しらんけど。

    0
    2026年04月16日

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