父である帝が亡くなり、神女の務めを終えて俗世に戻ることになった紗雪。その道中、幼いころから憧れていた久嗣に攫われてしまう。彼もまた紗雪を求め、想いを遂げるつもりだったのだ。おびえる紗雪に「どれほどこのときを待ちわびていたか、存分にわからせて差し上げます」と継げる久嗣。抗うことができない、激しく甘美な夜の営み――。だが二人の恋には秘められた許されない理由があって…!?
Posted by ブクログ 2013年08月28日
平安ものは好きなんですが、ちょっと久嗣が執着系の人で、しかも好きな子相手にそこまでする?ってくらい、最初の方のHが受付られませんでした。斎宮の役目に入る前と入る後での久嗣が別人みたいです。
(シフォン文庫じゃなくて、ソーニャ文庫でもよかったかなぁ。)
実は久嗣が帝の隠し子だったって話になって、近親...続きを読む