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1996年刊、初の著書にして、ロング・セラーになったポップ・カルチャー・コラム集。好きだけじゃ終わらずにシーンの中に身を投じながら、細かい気配りが利いた取材をし、濃密なデータ&ユーモアを原稿に詰め込む独特なスタイルで、はっぴいえんどから渋谷系時代のアーティスト、デニス・ホッパー、セルジュ・ゲンスブール、勝新太郎、ディヴィッド・リンチなどを描く。
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Posted by ブクログ
音楽の部分は自分がまさになぞってきたところで、懐かしい気持ち半分で読んだ。 紹介された人たちがほぼ今でも残っているのも意外といえば意外。 映画は自分がほとんどみないこともあり、分からないことが多かった。 ツインピークス、流行ったな。 昨年、ツインピークスの題名さえ周りの人たちに通じなかったことがあり...続きを読む、時代は流れているし世代が違えば違うのだなぁ、、と実感したのだった。 文体に少しの時代を感じるが、もし生きていたらどういう文体になっていたのだろう。
TVブロスで氏(の訃報)を知り、急に手にとる。ポップというものがようわからんまま読む。一言この感性がうらやましいと思う。正直出てくるアーティストの中に興味がある人がいないこともあり、淡々とした感想。これが、前半部。後半は一気に知っているネタ等が出てきたせいもあり、この感想が逆転してきた。 次の1...続きを読む0年分も読みたいところ。TVブロスのバックナンバーもつい見てしまった。
自分が10〜20代だった頃、へんなおとなたちはこんなにおもしろそうなことをやってたんだなと。なんとなくそうじゃないかなあと思ってはいたけれど。 あるいは自分が通ってきた道とは別の道でパラレルにおこっていたことを確認する、という作業でもあった。
すごい情報量! リアルタイムで追っていない音楽や映画ばかりだったけど、面白く読めました。 著者の人柄の良さが伝わってくるような文章だからかもしれない。
1980年代後半から90年代にかけての音楽史、映画史にまつわる裏話満載。デニス・ホッパーから勝新太郎、近田春男からセルジュ・ゲンスブールまで及ぶ縦横無尽に偏ったネットワークから出てくる貴重なエピソードは、当時を知らないものにとっても落涙もの。
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