Posted by ブクログ
2015年01月15日
イラスト投稿型SNS「pixiv」で大人気となった漫画の書籍版。このSNSは、中高生を中心としたアマチュア作家が、自作のイラストや漫画を交換し合う巨大な「プラットフォーム」として機能しているようで、今更ながらちょっと調べてみようと思っている(もちろん、多くのプロ作家もアカウントを所有し、プライベート...続きを読むで投稿を行っている)。昔は、学校の友人同士でイラストを見せ合ったりしているうちに、意気投合した人たちで同人誌を作ってコミケに出したりしていたのが、今ではpixivがそういった最初のデビューの「Ba(場)」になっているのかなと思う。pixivで育った若者は、もはや従来の紙媒体には興味を示さず、ウェブコミックや電子書籍専門の漫画家を目指すのが自然な流れだし、あと10年もしたら漫画業界はだいぶ様変わりするんだろうね。少なくとも、紙媒体の漫画雑誌はかなり淘汰されるハズだし、紙媒体のコミックスの売り上げも半減は避けられないと思う。でも、コミケや同人誌の需要は手堅い気がするのは何故だろう??(コミケは一種の国際会議で、同人誌は発表論文にあたるんだね、きっと)
ところで、本書の内容は大変興味深いものでありましたが、コメントは差し控えさせていただきます。