秘蜜の修道院学校

大槻はぢめ / 龍胡伯

修道院学校の女生徒レティと教官ジャンは婚約者同士。絶対に知られてはいけない禁断の関係。ましてや学校は性奴隷養成所に変えられていたのだから！ 生徒の身体を調教することが教師の仕事。そうと知らず学校に入った二人は人目を忍んで恋を深め、心から愛し合う甘い初夜を。しかし二人の関係が発覚！ ジャンは囚われて殺されることに。絶体絶命のなか起こった愛の奇跡とは!?

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: プランタン出版
• 掲載誌・レーベル: ティアラ文庫
• ページ数: 264ページ
• 電子版発売日: 2013年03月29日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 4MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

【エロ注意】兄の親友であるジャンが幼い頃から大好きなレティ。
ジャンは孤島の修道院に勤めることになり、２人は別れ際に婚約する。

しかし、突然ジャンから婚約破棄の手紙が。納得のいかないレティが入り込んだそこは、修道院とは名ばかりの性奴隷育成所だった！

男モノの陵辱系エロゲじゃあるまいし、乙女系で性奴隷育成所とかw

主人公の周りでは胸くそ悪い行為が行われまくっていますが、２人のストーリーは純な感じです。
性奴隷育成所なんて、２人が乗り越えるために作られた障害物でしかないので、割と安心して読めます。

舞台設定で主人公がどんな鬼畜な目に会うのかなぁ？と楽しみ……もとい心配してたので、ほっとしました（笑）

[ブクログ · ★★★★☆]

修道院学校がいつの間にやら性奴隷養成所になってたとか、そんな場所に勤めて絶望したのに、そのままそこで勤めてるジャンとか、ありえない設定に突っ込みどころは満載です。

でも、レティがジャンを想うばかりにこんな学校に潜入し、数々の危ないところを機転で切り抜けたり、最初はレティを襲うばかりのエルネストが二人の姿に考えを変えたり、最後の絶体絶命のところは、水戸黄門のように登場した王子様に助けられっていう流れは、よかったように思います。

前半から中盤は、ちょっと気分のよくない描写も多いですけど、最後はハッピーエンドに終わって、エルネストとも良好な関係になったので、二人の子とエルネストの子の話も見たいかもって思いました。