映画ノベライズ（LOVE SONG）

橘もも / 吉野主 / 阿久根知昭 / チャンプ・ウィーラチット・トンジラー

森崎ウィン＆向井康二（Snow Man）Ｗ主演の映画『（LOVE SONG）』（2025年10月31日公開）のノベライズが登場。
世界的なBLブームを牽引したドラマ「2gether」の立役者、チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督が手掛け、東京とバンコクを舞台に、異国の地で再会した二人が次第に心を通わせていくラブストーリー。

突然の辞令で東京から海外勤務を命じられた研究員・ソウタは、バンコクで学生時代に想いを寄せていたカイと再会する。
タイでカメラマン兼ミュージシャンとして活躍するカイの姿に心が揺れるソウタ。
一方のカイも、学生時代に歌っていた“未完成の歌”をソウタが覚えていることに驚きを隠せない。ふたりを繋ぐ歌が再び胸の奥で響き始める──！
バンコクの風景とともに、ソウタとカイ、２人の恋心の揺らぎがそれぞれの目線から丁寧に描かれる。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川書店単行本
• 電子版発売日: 2025年10月06日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

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映画では分からなかったところもノベライズを読むと理解できます。
カイの感情が知れて良かった
映画観て本読んで、また映画観てと何度も楽しめます。

[ブクログ · ★★★★★]

映画を観てから読み、また映画を観るとより楽しめる作品。描かれていない部分が鮮明化される。特に、劇中カイは無口であまり感情を言葉にしない性格なので、ノベライズ本をから心情を深くまで読み取ることができる。その代わり、カイは歌で感情を表現するので、そういった部分は映像で観る方が深みが増す。
ソウタの母に対する見方が大きく変わった。共感する部分が多く、読んでいて涙が止まらない。

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映画を観てから読んだ。映画で消化不良だった部分が補填されたので、映画とノベライズはセットでみた方が良いと思う。映画はソウタ視点、ノベライズはカイ視点で2回楽しめる最高の作品。

[ブクログ · ★★★★★]

映画を観てから読んだ。
映画では主にソウタ視点で物語が描かれていたので、ノベライズ本を読んで、カイ視点の心情をより知ることができた。
サントラを聴きながら読むと、映画で見た情景を思い出して、また映画を観に行きたくなった。

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カイとソウタそれぞれの視点で描かれるからお互いがどんな気持ちかはわかるけど、2人とも言葉にしないからこそすれ違う。特にカイはソウタのことを、ソウタの周りのことも想っているからこそ傷つけないように、触れないようにしていて、それが切ない。映画でも向井くんの目線や表情が切なくて苦しかった。だからこそ、一緒にいられる時の表情が柔らかくて温かくて。読み終わった後にもう一度映画見たくなる…

『偶然を運命に変えるのは、自分の意志と選択なのだと。』

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普段見ないラブストーリーの映画だけれど｢好きと言えたら世界は変わる｣という言葉、映像の雰囲気、主役のお二人の雰囲気、両肩想いの話、惹き付けられものがあって、一歩踏み出してみようの気持ちで映画を観た。とても、心にぐっときて、大好きな映画だった。さらに惹き付けられて、この本を手にした。映画もきれいだったけれど、文章にしても美しいと感じた。映画のカイの表情も、どんな気持ちなのかなと、想いを寄せながら観るのもよかったが、言葉で心の声を語るのも、よりカイに寄り沿いながら、ストーリーに浸ることができ、ラストシーンに、じーんと温かい幸せな気持ちを味わうことができた。背中を押してくれる、後悔しないように勇気を出すことって必要だと思える、素敵な作品に出会えて、とってもうれしい！