クジラの骨と僕らの未来

クジラの骨と僕らの未来

1,320円 (税込)

6pt

小さな頃から生き物が大好きで、様々な動物を飼っていた著者は、中学2年生の時、骨格見本に興味を持ち、死んでしまったペットのハムスターの墓あばきを思いつきました…。クジラ博士となった研究者の骨から始まったストーリー。

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クジラの骨と僕らの未来 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    鯨類学者で東京海洋大学助教の中村玄さんが、動物の骨格に興味を持ち、そしてクジラの研究に打ち込むようになるまでの半生をつづった本である。とはいうものの、難しくない。笑いあり発見ありのワクワクドキドキの内容だ。ハムスターの骨格標本を作るために墓あばきをすることから始まって、大学では魚の骨格標本作りに打ち

    0
    2025年08月21日

    Posted by ブクログ

    東京海洋大学の中村玄先生の、クジラ博士になるまでのエッセイ。先日読んだ同じクジラ研究者の田島先生のエッセイも大変に興味深かったが、こちらも相当に興味深い内容だった。
    魚やハムスターの骨に魅せられて始まり、やがて留学先の南米で見かけたクジラを数年後に研究するに至る。小林快次先生もそうだが、今専門の研究

    0
    2023年11月26日

    Posted by ブクログ

    鯨の研究者を目指したきっかけがとても面白くて、楽しく読めました。南極調査の話も読んでいくと自分も鯨の研究者になりたくなりました。

    0
    2023年06月04日

    Posted by ブクログ

    幼い頃より生物が好きで、自ら骨格標本も作っていたという鯨類形態学専門家によるクジラに惹かれた話。
    クジラにも骨にも興味がある訳じゃないのに、何故か手に取り読みました。知らない世界を見る楽しさ、知的好奇心という刺激。知らないことは面白い。

    0
    2023年03月29日

    Posted by ブクログ

    僕たちがこれからも他の生き物たちとともに地球上で生活していくために必要なこと、それは他種の生き物や生息環境に興味関心を持ち、正しい情報をもとに考えながら行動することだと思う

    言葉として、概念として頭ではわかっているけどなかなかできない
    でもこの本を読んで少しだけこの考えに近づけた気がする

    また、

    0
    2022年09月08日

    Posted by ブクログ

    生きものが好きで一緒に暮らしたいと思い、様々な生きものと触れあってきた作者が骨格標本を作ることに熱中し、クジラの学者になった。好きなものを突き詰めていくと自然と道が拓けることもある。今からでも何か探したいと思ってきた。

    0
    2022年08月31日

    Posted by ブクログ

    本当に面白かった!読みやすい!

    中村さんの別のクジラの本を読んだので
    こちらも読んでみようと思った。

    最近クジラのことが知りたくなって色々と読んでいるけれど、この本はクジラの生態や特徴だけではなくて、クジラそのものを取り巻く世界のことが書かれている。一歩引いた目で現在の地球におけるクジラという存

    0
    2021年09月17日

    Posted by ブクログ

     クジラの研究者である著者が、どのように興味を持ってその道を進んだのか、研究者としてどのようなことをしてきたのかが紹介されている。
    シーシェパード遭遇の話もある。海に落ちたメンバーの救助活動が終わり次第、救助活動に協力した日本調査団に礼を言うと同時に妨害行為を再開すると宣言をされた話などは、現場にい

    0
    2021年09月08日

    Posted by ブクログ

    この本を読んで?~1983年生まれ,生き物が好きでトカゲをペットショップで見て飼うことになり,付けられた渾名がハチュー。中学の理科の先生は女性だけど,牛や豚の内臓を授業中に見せる名物先生で,高校では新任の先生に魚類の骨に着色した透明標本を見せられ,出身大学の研究室を紹介して貰った。高2でアルゼンチン

    0
    2022年07月20日

    Posted by ブクログ

    幼少期からの好きを仕事に。周りがそれを助けてくれる環境にあった少年は成長して鯨の研究者になる。すごく楽しそうな大学生活、緊張感に包まれた調査船生活。鯨が打ち上がれば腐臭にまみれながら解剖し、南へ北へ鯨を追いかけ、世界中の研究者と語らう。ここまでくるのにとてつもない苦労もあっただろうに、この本からはキ

    0
    2022年06月05日

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