無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
東京海洋大学の中村玄先生の、クジラ博士になるまでのエッセイ。先日読んだ同じクジラ研究者の田島先生のエッセイも大変に興味深かったが、こちらも相当に興味深い内容だった。
魚やハムスターの骨に魅せられて始まり、やがて留学先の南米で見かけたクジラを数年後に研究するに至る。小林快次先生もそうだが、今専門の研究をしている方が最初からそれに根差しているのかと思うと、ほとんどがそうではないと気付かされる。数奇な運命、とも言えるエピソードばかりだ。
本書は調査捕鯨のことに多くページを割いている。かの有名なシーシェパードの妨害、母船の火災(1人が亡くなっている…)からの避難、私たち読み手にも緊張が走る。鯨調査の正当性を主張するわけではないが、この本のタイトルにもある「僕らの未来」のために、私たち人間が及ぼしている生態系への破壊行為や、長期調査によるその影響を調べることは大変重要である。
クジラは私と同じ哺乳類だ、と考えされられる一説がある(p97)。まだクジラを生で見た事がない私は、実物を見たらどんな感覚を覚えるだろうか。
Posted by ブクログ
本当に面白かった!読みやすい!
中村さんの別のクジラの本を読んだので
こちらも読んでみようと思った。
最近クジラのことが知りたくなって色々と読んでいるけれど、この本はクジラの生態や特徴だけではなくて、クジラそのものを取り巻く世界のことが書かれている。一歩引いた目で現在の地球におけるクジラという存在を知ることができる。
ますますクジラが好きになった、もっと知りたい。
クジラもそれを研究する人たちも海のことも、普段の生活とはかけ離れていてすこし遠い世界のこと、憧れの存在みたいになってしまいがちだけれど、海にはクジラひとつひとつの個体がたしかに生きていて、それらを地道に知ろうとする人たちがいるおかげで、情報が得られる。
物事を多面的に、より深く知ろうとすることでこんなにも世界って開ける、広げていけることができるんだなあ。
文体もユーモアに溢れていて、たまにクスッとしてしまった。とっても良い本でした。
Posted by ブクログ
この本を読んで?~1983年生まれ,生き物が好きでトカゲをペットショップで見て飼うことになり,付けられた渾名がハチュー。中学の理科の先生は女性だけど,牛や豚の内臓を授業中に見せる名物先生で,高校では新任の先生に魚類の骨に着色した透明標本を見せられ,出身大学の研究室を紹介して貰った。高2でアルゼンチンに留学し,クジラを見た。高3は後輩達と過ごし,水産大学に入学。魚の骨の標本作製に夢中になり,大学院進学時に赴任してきたクジラの専門家の先生の研究室に入って,南氷洋まで調査捕鯨に出向いて博士号を貰って,給与付きの研究員となった~まあ好きな道に進むことが許される豊な国になったね,日本も
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。