検事の本音

検事の本音

1,149円 (税込)

5pt

3.0

“検事はつらいよ”
世間では「正義のヒーロー」
現実は「地味な調書作成に追われ、口を割らない被疑者に泣かされる日々」


起訴した事件の有罪率は99%以上、巨悪を暴く「正義の味方」というイメージがある検事。
しかしその日常は、捜査に出向き、取調べをして、調書を作成するという、意外に地味な作業ばかりだ。
黙秘する被疑者には、強圧するより心に寄り添うほうが、自白を引き出せる。
焦りを見せない、当意即妙な尋問は訓練の賜物。
上司の采配で担当事件が決まり、出世も決まる縦型組織での生き残り術も必要だ。
冤罪を生まないために、一切のミスも許されない検事の日常を、検事歴23年の著者が赤裸々に吐露する。

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    Posted by ブクログ

    検察官の職にあった方の職業エッセイです。

    検察官といえば「法律を冷徹に適用して社会正義を実現するエリート」といったイメージを持たれている方が大半だと思います。

    もちろん法律の適用は検察の重要なミッションなのですが、社会正義の実現のために必要なことはそれだけではない、という一面を垣間見ることができ

    0
    2025年11月02日

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