現代語訳 青砥藤綱摸稜案 曲亭馬琴の名裁判物語

有坂正三

「よっ、名裁き！」江戸の民が溜飲を下げた逸話の数々を、混迷の時代、現代語訳で読み解く。「『南総里見八犬伝』『水滸伝』……馬琴は数多くの作品を残しましたが、そのなかに中国の公案小説を思わせるものがあることは、あまり知られていません。『青砥藤綱摸稜案』がそれで、なかなか面白いのです」（本文より）推理小説のような展開で進む公明正大な裁判の結末は──。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: 文芸社
• 電子版発売日: 2025年04月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB