歌集 Dance with the invisibles

歌集 Dance with the invisibles

2,750円 (税込)

13pt

4.3

予測不能の睦月都ワールドへの招待。角川短歌賞受賞作家による、短歌新時代の到来を予感させる歌集。第68回現代歌人協会賞、第25回現代短歌新人賞を受賞した『Dance with the invisibles』の電子版。

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歌集 Dance with the invisibles のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2017年「十七月の娘たち」で
    第63回角川短歌賞受賞されています。

    この歌集は私にはもったいないものでした。
    角川短歌の川野里子さんとの対談で何が書いてあるのかなんとなくわかったのですが、やっぱり難しい。

    出てくるのは、女の子、いもうと、母、猫。
    甘くて、女の子のつける香水と砂糖菓子の香りが漂

    0
    2024年03月06日

    Posted by ブクログ

    2024年の現代短歌新人賞を受賞された睦月都さんの歌集を読んだ。装丁もかなり美しく、付箋は水色一色でそろえてみた。お気に入りの歌を四首選んでみた。

    ・われにある二十の鱗すなわち爪やはらかに研ぎゐるゆふべ
    ・もんしろ蝶 光の路地にあらはれてみるみる燃ゆるまひるなるかも
    ・五時の鐘鳴りておどろく 帰ら

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    「意味として言語化・論理化される手前の印象や雰囲気、手触りといったものをコントロールするのが本当に巧み(染野太朗)」←これにつきる

    歌集として楽しめたが、栞分の染野太朗の言語化が的を得すぎていて驚き、もはや怖い

    すこしづつひとりに慣れるやうに風、小雨はらみて吹きつけるなり

    ↑のような、現象が意

    0
    2025年04月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    独特の詩的で美しい世界を持つ歌集。緑色のレトロで外国っぽい装丁も世界観を引き立てている感じ。印象的なモチーフは女の子同士の同性愛、猫、木蓮、角砂糖、いもうとと母など。静かだけれどどこか遠くから甘いにおいがしているような感じで、この歌集の世界にすっかり魅了されてしまった。

    どの春も過去形になる 春だ

    0
    2025年09月03日

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