流れのほとり

流れのほとり

935円 (税込)

4pt

3.5

1931年の夏、麻子たち一家は、炭坑技師である父さんの赴任地、樺太の奥地に向かいます。柳蘭の花咲く北の原野を汽車でゆられていったその先に、麻子を待っていたのは、きらきら光る川でした……。幼いころの作者の目に焼きついた北の自然と、子どもたちの生活を描いた回想の物語。

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流れのほとり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    再読。祖母の蔵書を譲り受けたもの、1976年発行、初版。
    レビューというか、物語の本質とは関係無いところばかりの自分語りになっちゃいます。長くなりそうな予感。
    私の父は終戦を樺太で迎えました。当時4歳。玉音放送の記憶があるそうです。
    主人公の麻子のお父さんが働いている三井鉱山が掘っている石炭や「つつ

    0
    2013年05月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    梨木香歩さんのエッセイに何度も出てきたので、懐かしくなって再読。
    私は北方民族の物語への興味から、北方民族の人たちの文化や生活を学び始めたので、麻子が時に現実に直面して、怯える姿がわかるような気がした。自分も北方へ行ってこんな現実に出逢ったら恐ろしいと思う。ましてや小学生の麻子には。
    物語も北方の少

    0
    2023年03月08日

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