中央線ドロップス
  • 完結

中央線ドロップス

660円 (税込)

3pt

3.9

中央線の6つの駅を舞台に、それぞれ異なる登場人物たちの日常を鋭い視点と温かい筆致で描く、短編連作集。教師に恋をしてしまった女子高生、夜の仕事をする母親とふたりで暮らす少女、結婚生活に歪みが生じ始めた夫婦の物語など、彩り豊かな人間模様が、ローカルな風景と共にリアルに描かれ、そして心揺さぶられる結末へと導かれます。新鋭漫画家・元町夏央の初単行本作品。

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中央線ドロップス のユーザーレビュー

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Rated 3.9 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    それぞれの生き方が、じんわりと伝わる雰囲気が大好き。この方の描かれる漫画は物語と表現が本当に素敵だなぁ。

    0
    2009年12月02日

    Posted by ブクログ

    元町夏央さんの『中央線ドロップス(2009)』を読んでみた。 確かに読んでいく毎に心に沁みる。 特によかったのは・・・1話“吉祥寺夫婦”、4話”中野の特大8色ソフト”と5話”高尾山ケーブルカー”(前編)と6話”高尾山ケーブルカー”(後編) そういえば・・・・中央線に行ったことないなー。 いつも、秋葉

    0
    2019年06月09日

    Posted by ブクログ

    中央線沿線が舞台の短編集。

    基本的にはハッピーエンドではないです。
    ちょっと暗い中に明るさを見出す感じかなー

    舞台が中央線沿線ということで、観たことのある景色がちょいちょい背景に登場します。
    そもそも中央線沿線ということに惹かれて買ったので。

    個人的には少しだけ退廃的な雰囲気が好きでした。

    0
    2011年01月01日

    Posted by ブクログ

    ハッピーエンドじゃない
    その瞬間はハッピーじゃなくても日々は続いていく
    続いていくのだから、またいいこともあるだろう、みたいな

    ハッピーエンドじゃないんだけど、
    なんとなく希望が見えるのは、
    明日への予感があるからなんだろうと思う



    1話から2話の流れが好き
    かわいい、ませててイキがって、でも

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    2010年08月29日

    Posted by ブクログ

    連作短編集。通常の恋愛ものがひとつもない。あねおともそうだがなにか一要素いれたくなるのか。二つ目に出てくる男が熊の姿をしていて面白い。全体に、良い関係には時間の制限があるよ、っていう考え方が通底しているようだ。そのことは写真とる男が出てくる最後の話にうまく象徴されているような気がする。とくに最後の1

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    2010年05月26日

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