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津原やすみ(津原泰水)の大人気少女小説復刊企画〈あたしのエイリアン〉シリーズ第5巻。解説・皆川ゆか(作家)。
あたし、百武千晶は、都立高校に通う二年生。名目上はあたしのイトコで、ボーイフレンドのホシオと、うちの高校の事務員・小泉今日子さんは、本当はエイリアンなの。エイリアンなんてふたりで十分よ!と思っていたあたしは、夜の渋谷で、真っ赤な髪の青年にナンパされたの。ところが、翌日、彼はあたしの親友・マキのボーイフレンドとして登場。さらには、彼がきっかけとなって、あたしとホシオがファースト・キスをすることになったんだ……。
【目次】
目次
プロローグ
1 声
2 彼氏
3 トサカ
4 緑色の目
5 無類の甘党
6 観覧車のキス
7 ジョナサンの話
8 アイスカフェオレ
9 エイリアン全員集合
10 パーフェクト・キッス?
エピローグ
あとがき
解説 皆川ゆか(作家)
【著者】
津原やすみ
1964年9月4日、広島県生まれ。青山学院大学卒。89年、津原やすみ名義で少女小説作家としてデビュー。〈あたしのエイリアン〉〈あたしのエイリアンEX〉シリーズなどで人気を博す。97年、津原泰水名義で『妖都』を発表後、〈ルピナス探偵団〉〈幽明志怪〉シリーズほか、『少年トレチア』『綺譚集』『ブラバン』『11 eleven』『ヒッキーヒッキーシェイク』『夢分けの船』など、ジャンルを横断して執筆活動を行う。22年逝去。翌23年、第43回日本SF大賞功績賞を受賞した。
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