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Posted by ブクログ
カナダ東海岸セントローレンス湾、3月初め、海水が氷結している氷面上でタテゴトアザラシの新生仔は産まれ、育つ。ふだんは北極圏にいるが、出産と子育てのため、此処北緯48度まで南下。仔は純白の毛が保護色となり、保温性もある。氷原の穴から母アザラシが顔を覗かせ仔と鼻を突き合わせて自分の仔と確認すると氷上に這い上がり、横たわりオッパイを与える。離れて過ごすことでホッキョクグマなどの脅威から仔を守っているが、授乳期間は12日間、純白の毛から灰色で背中にタテゴトのような模様のある生え変わり春になって解氷するまでに、泳ぐこと、餌を取ることを覚えねばならない。
母親は仔がある程度大きくなると、咥えては水に落として泳ぐことを教える。が、自分で魚を取れる前に離れていく。仔はまず取りやすいオキアミを食べてしのぐが、産まれたときは10kgほどだった仔が3月中旬には30〜40kgほどに成長したのが、母親が去って自分でエサを取れるようになるまでに体重は半分ほどに減るという。
赤ちゃんのもとを離れた母は、オスと出会って翌年に産む新しい生命を授かるため回遊する。
湾は豊かな漁場として知られるが、最近は仔アザラシ漁が盛んなことに批判もあるという。
アシカ
オットセイは別の種。いずれも約二千万年前、陸上動物から進化して海獣となった。
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