ライチョウ、翔んだ。(集英社インターナショナル)

ライチョウ、翔んだ。(集英社インターナショナル)

1,980円 (税込)

9pt

5.0

半世紀前に絶滅したはずの中央アルプスに、突如1羽のライチョウが現れた。絶滅危惧種に指定されているライチョウを救わんと情熱を燃やすのが、信州大学名誉教授の中村浩志(76)だ。ライチョウの知られざる生態を解明し、木枠と金網で作ったケージでヒナと母鳥を守る「ケージ保護」を考案、動物園での人口飼育、卵やヒナのヘリコプターでの移送などを指揮、難題を次々に解決していく。新聞記者だった筆者が、早期退職してまで追い続けたライチョウ奇跡の復活劇。

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ライチョウ、翔んだ。(集英社インターナショナル) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    中央アルプスでライチョウを復活させるために奮闘した人々の物語。先日、北アルプスを縦走した際、何度かライチョウの姿を見ることができた。貴重な鳥だと言われているが、どれくらい数が少ないのか?と思い、書籍を探した結果、本書籍に辿り着いた。

    ライチョウの研究、保護、増殖にこれだけの熱意と切実さを持って取り

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    素晴らしかった
    ここまで情熱と執念を注ぎ込まないと野生生物の個体数は回復しないのだなと感服
    終始中村先生が大暴れでハラハラしたw 著者の近藤さんの冷や汗が行間から滲み出ている
    今の時代では煙たがられる存在だけど、やはりこういう大きな取り組みでは絶対に必要な人だよなと思った
    それにしても国の「二桁にな

    0
    2025年02月13日

    Posted by ブクログ

    今年の9月に北アルプスで雷鳥に出会った。愛らしいフォルムに心底癒やされたけれど、この本を読むまでこの出会いがいかに奇跡的でかつ尊いものだとは思いもしなかった。

    この本はたまたま中央アルプスにメスの雷鳥が飛来したことがきっかけで始まったライチョウの復活作戦の一部始終を描く。失われた自然を取り戻すには

    0
    2024年11月21日

    Posted by ブクログ

    “奇跡の鳥”ライチョウを、中央アルプスに復活させる
    中村浩志 信州大学名誉教授
    「飛来メス」
    (目次より)
    第一部 絶滅の危機
    第一章 サルの襲来
    第二章 研究者魂
    第三章 神の鳥
    第四章 鳥の気持ちがわかる
    第五章 ライチョウの魅力
    第六章 テレビ番組
    第七章 ライチョウを増やす
    第八章 飛来メス

    0
    2024年07月21日

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