恋する文化人類学者 結婚が異文化をつなぐとき
  • 完結

恋する文化人類学者 結婚が異文化をつなぐとき

1,694円 (税込)

8pt

4.3

研究者の卵として、ストリート音楽をフィールドワークするためにアフリカに渡った著者。そこで出会ったのは音楽を生業とする一人の少女だった。未知の文化との遭遇、共感、そして結婚ーー。「他者とつながるためには、一度、自分の殻を壊す必要がある。それは痛みを伴う」。自らの経験を素材として文化人類学へと誘う体験的入門。来日した妻と、ふたつのルーツをもつ娘との日常を綴った補章「ラブロマンスのゆくえ」を収録。

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恋する文化人類学者 結婚が異文化をつなぐとき のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    久しぶりに星5の本に出会った。
    アフリカの踊り手の女性と結婚する日本人の文化人類学者。
    結婚という自身の経験を主軸に、文化人類学の潮流や有名な事例を紹介してくれる。すごくとっつきやすいが、情報量が多く読む度に発見がありそう。
    ここに書かれている本を手始めによんでいき文化人類学を勉強したいと思う。今後

    0
    2025年03月21日

    Posted by ブクログ

    若き文化人類学者がアフリカでのフィールドワークで知り合った踊り子(いわばアイドル)と恋に落ち結婚した記録とそれを材料として文化人類学の入門書が一つになっている。8日間にわたる結婚式の儀礼の意味を文化人類学の視点から解説している章がこの本のハイライトだと思うが、通過儀礼としての結婚式がよく理解できた。

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

     少し変わっているけれど、とても面白い。

     アフリカ音楽を研究する文化人類学者の著者は、アフリカはコートジボワールの地で、その地では有名な歌手・ダンサーである少女と出会って恋に落ち、結婚に至る。当然ながら異文化の壁は大きい。本書において著者は、「自分と妻との馴れ初めから結婚にいたるまでの体験を、文

    0
    2024年03月24日

    Posted by ブクログ

    文化人類学者の著者がフィールドワークでアフリカ・コートジボアールに行き、ギニア人アイドル少女歌手ニャマと出会い、結婚というプライベートな経験を詳しく語りつつ、文化人類学の観点からの説明という非常に分かり易い著作。ギニア、コートジボアール、マリなどの各国の国境が植民地時代に宗主国が勝手の区分したもので

    0
    2024年06月05日

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