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目隠しされた男の首に絞縄が巻かれる。この世で最後の息は踏み板の外れる音にかき消され、刑場の奈落へと堕ちていった――。数日後、東京地裁民事部の判事・山代は同僚から「余命宣告を受けた被害者の交通事故死案件」を相談され、調書に記された名に愕然とする。被告の七浦は、かつて担当した訴訟で無謀運転により相手に重傷を負わせた張本人だった。胸騒ぎを覚えた山代は、悪党から金も命も強制執行する影の法廷・東京ゼロ地裁で独自に調べ始める。書き下ろしシリーズ第3弾。
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Posted by ブクログ
小倉日向『東京ゼロ地裁 執行 3』双葉文庫。 書き下ろしシリーズ第3弾。 『極刑』と『いっそこの手で殺せたら』は★5つを付けたほど面白かったので、このシリーズにも期待していたのだが、第1弾は既視感のある設定とストーリーで★1つとふるわなかった。第2弾は★3つと盛り返して来たので、この第3弾には期...続きを読む待するところが大きい。 結果から言えば、この第3弾はなかなか面白かった。今回、東京ゼロ地裁が鉄槌を下すのは、賠償金を安くするために偽装を行なった交通死亡事故の加害者と妻子を殺害して死刑になった男性を貶めた極悪非道の真犯人である。 死刑を執行された死刑囚が冤罪だったという前代未聞の事件。現代日本でも冤罪の可能性が高いのに既に死刑を執行されてしまった死刑囚が何人か居るようだ。一方で、現在100人以上の確定死刑囚が居るのに、ここ数年は死刑が執行されていないという矛盾は全くおかしな話だ。 東京地裁民事部の判事で東京ゼロ地裁のトップである山代は同僚から『癌で余命宣告を受けた被害者の交通事故死案件』について相談され、調書に記された名に愕然とする。被告の七浦は、かつて担当した訴訟で、無謀運転により相手に重傷を負わせた張本人だったのだ。 一方、妻子を殺害し、放火した罪で死刑となった根岸弘文の妹の紗和は殺されたはずの義姉によく似た女性を見掛け、事件を捜査した所轄署に駆け込む。しかし、当時取り調べた刑事は誰も残っておらず、裁判も死刑の執行も終わった今となってはどうすることも出来ず、、途方に暮れる。そんな紗和に、意外な人物が救いの手を差し伸べ、秘密裏に再捜査が進められる。やがて、事件の裏に隠された恐るべき真相が浮かび上がる。 本体価格730円 ★★★★
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