竜ちゃんのばかやろう

竜ちゃんのばかやろう

小説・文芸
1,650円 (税込)

8pt

本書は、お笑い芸人・上島竜兵さんの妻・光さんによる書き下ろしエッセイです。
2022年5月10日、なぜ”竜ちゃん”は死を選んだのか――。亡くなる直前、ちょっと様子が不安定になっていた竜ちゃん。気づいていながらも、助けることができなかった悲しみ、悔しさ、無力感……。自分はいったいどうするべきだったのかと、今なお葛藤する心の内を初めて明かしました。
心に沸き上がる竜ちゃんへの「怒り」を赤裸々に綴りながらも、どうしても憎めない”竜ちゃん”と過ごした日々を振り返ります。抱腹絶倒の珍エピソード、そしてほろ苦い思い出。脳裏に浮かぶのは、竜ちゃんの小心で自分勝手で、でも人にとことん優しく、繊細な実像でした。

また、竜ちゃん他界後数か月、体調不良に襲われ、発覚した乳がん。重なる不幸を恨みながらも、ひとりで挑んだ心細くつらい闘病生活でしたが、親族や友人に支えられながらなんとか乗り越え、今を懸命に生きています。

「前向きな今日と後向きの昨日が繰り返す、悲しみと、とまどいの日々の中、私がどうやって今日まで過ごしてきたか。そして、自分勝手だけどキュートで繊細だった、私の大切な旦那様の話を、記憶が無くならないよう、忘れられないよう、思い出をかみしめながら書き記しておこうと思います」(本書『はじめに』より一部抜粋)。

◆◆本書目次◆◆
第1章 涙と笑いに包まれた葬儀
第2章 出会いと結婚、別れの日
第3章 夫婦の日々と志村けんさん
第4章 芸人仲間に支えられた「竜ちゃん」
第5章 「竜ちゃん」の後始末
第6章 終わりなき悲しみの向こうへ

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竜ちゃんのばかやろう のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    時折うるっと来て、なんど挫折しそうになったことか…上島さんの判断は良かったのかは分からないけど、残された人にとっては悲しいこと。懸命に生きよう、隣人を愛そう。

    0
    2024年07月12日

    Posted by ブクログ

    “孤独の寂しさ”

    孤独の寂しさを感じ、『孤独だとなぜ、寂しさを感じるのか』が知りたくてたどり着いた一冊。聞いてほしい、わかってほしい、助けてほしいけど何に困っているのかわからない、いろんな葛藤があり「話せなくなる」経験があるからこそ、他人事には思えない内容でした。

    「本音を話すのは傷つけるかもしれない、傷つくかもしれない」

    初めて何かをする怖さって、相当なことだと思うんです。でも、子供の頃って無邪気にいろんなことに興味を持ってあれこれやってたじゃないですか。大人になった途端、周りの目を気にしてできなくなってしまう。傷つけることも傷つくことも嫌ですが、正直、自分が傷つくことでことが済むならそれでいいと思っている自分もいます。

    「生きること、死ぬこと」に改めて向き合えて、どうしても生きられなかった人の明日を生きている今日の自分を大切にしようと感じられた一冊です。

    0
    2024年01月23日

    Posted by ブクログ

    やはりそばにいた人は予兆を感じていたんだ。でも防げなかった。「竜平さんは生ききった」と考えようと語るひかるさんが素敵です。

    0
    2023年10月20日

    Posted by ブクログ

    ニュースで上島竜兵さんが亡くなったと聞いた時にはとても驚きました。

    亭主関白で甘えん坊とは光さんはかなり大変でしたでしょうけど、読んでいて、とても愛情を感じました。

    0
    2023年08月22日

    Posted by ブクログ

    自死と深く接した時の、理解ができるはずもないのに理解したくて、納得できない気持ちと、感謝と温かな思いを馳せるほうが良いという気持ちが、伝わる本でした。

    0
    2023年08月22日

    Posted by ブクログ

    上島竜平さんが急に亡くなってからの妻の光さんの心情や生活がリアルに描かれてました。

    以下思ったこと箇条書き
    ・睡眠導入剤とアルコールの組み合わせは最悪。絶対にやめた方が良い
    ・寂しがりやの人見知りの亭主関白は厄介
    ・竜平会は上島さんのほぼ驕りで月100万かかる
    ・残されたパートナーの事を思うと身勝手に死を選択できないよなぁ
    ・財産分与できる遺書は大事
    ・その日の夜のことも含めてその日に至る様子のおかしい過程も書かれている
    ・鬱は正常な判断ができない
    ・少し前から旅立つ事を決意していただろう遺書
    ・広川ひかるさんのファンになった
    ・コロナ禍で直接コロナにならなくても人によっては心が病み間接的に亡くなってしまう人もいるという事
    ・あの日飲み会に行ける仲間がもしいたら、、、

    0
    2023年08月14日

    Posted by ブクログ

    故上島竜兵さんの奥様、ひかるさんが旦那さんのことについて書いたエッセイ。

    ダチョウ倶楽部の竜ちゃんの突然の死は衝撃だった。お笑い芸人が自ら死を選んだのはなぜだったのだろう?

    それはひかるさんにとっても青天の霹靂だった。

    コロナ禍による仕事の減少
    毎日飲み歩いていた仕事仲間と会えない寂しさ
    慕い尊敬していた志村けんさんの死

    はっきりとした理由を断定はできないが、さまざまな事柄が複雑に絡み合い、不安症な竜ちゃんを苦しめた。

    ひかるさん自身、大きな後悔と突然の別れに悲しみ、「ばかやろう!」と言ってやりたい思いだった。

    その気持ちに向き合い、世に出そうとした勇気は並大抵の決意ではなかったと思う。

    悲しみと怒りと愛しみと懐かしみとやるせなさとを正直におり混ぜたエッセイ。
    最後まで芸人の妻らしく暗くなりすぎず、から元気を出しすぎず、丁寧に竜ちゃんと自分の心に向き合った本です。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    上島竜兵さん、疑問に残ることもたくさんあるけど、奥様の人生はまだまだ長い。葛藤もあるだろうけどさ。奥様と友達だったら支えたくなるなあ。

    0
    2025年09月09日

    Posted by ブクログ

    ひかるさん目線から語られる竜兵さんは、繊細で、脆くて、寂しがり屋で。集う事が何より好きで毎晩のように飲み歩いていた生活。志村さんが亡くなり、コロナ渦で飲み歩けなくなり、孤独に耐えられなくなり。出川さんが『竜さん!生きてこそ!』と書いているけど、その通りだと思う。これからのこの苦しい時代は、個人個人が孤独をうまく操れるかどうかにかかっているのかもしれない。

    0
    2024年01月22日

    Posted by ブクログ

    責めることはできない。でも… 生きがいとは…
    それはその人それぞれ違う。

    何か違和感ある、何かが違う、でもそんな日あるだろうし、明日になれば元通りだろう。

    でも、それっきり会えないなる…

    思いがけず別れは突然やってくる

    そういう決断をしたのは本人だ。
    生き方は人それぞれだから、それを責める
    ことはできない。

    しかし、「ばかやろう」と言わずにはいられない

    0
    2026年03月15日

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