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仕事で悔しい思いをした。頑張りたいのに気持ちが折れそう。そんな気持ちに、自治体の現役課長兼研究者の著者が贈る1冊。自治体仕事の実態と、多様な事情の狭間で苦しむ女性職員のための、一生ものの仕事の見方・考え方が分かる!
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Posted by ブクログ
公務員です。 女性活躍が謳われ、職場でも女性の管理職が増えていますが、自分や女性上司の働き方を見た時にモヤモヤ…とした気持ちがありました。たまたま職場で回覧されていた冊子に本著を題材にした記事があり、興味を持ったため手に取りました。 女性職員の多くは役所仕事で基本「他人軸」で仕事をしているという部...続きを読む分には強く共感しました。自身なく働いている人たちが多いところも…。 自分の経歴も振り返ってみれば雑務系、専門性がある部門のものが多く、管理職に必要な6つのスキルは自分には皆無です。正直これから先どうしようと焦りや憂鬱な気持ちがあります。仕事に対してのモチベーションも低く、なんとなくやっている感覚です。 ただ、こういう負の感情からは抜け出して仕事していきたいので、自分の頭で考えて、感じて、意見を持つことが大事だなと思いました。単なる愚痴で終わらせるのでは無く、一意見として持つこと。 本著を読んで、モヤモヤとしていたものが言葉として整理されたので、読んでよかったです。 公務員として働いてこられた方が、このように書籍として世に出してくださったことにも感謝します。
コレマタ、胸が痛む系… 古来より日本でも男女平等が進んでいると思い込んでいた公務員さんでもトリッキーなことがたくさんあるのは、民間と同じなのね、、、 自らの危機にも新たに気付かせてもらった
公務員の女性が、若手のころから管理職になるうえで役立つキャリア…ではない仕事を回されがちで、いざ管理職になっても苦労したり、そもそもなれなかったりという分析。 そして役立つ仕事…の部分も、根回しや集団の意思形成、首長の様子伺い等(ここも具体的に書いてあるので、すでに公務員の若手の人にもいいなと思いつ...続きを読むつ)で、結構この仕事もしんどいなと思わせる内容だった。
公務員女子として大変興味を持って読みました。今までなんだかもやっとしていた市役所の仕組みが、たしかにそうかも!と思えてぼやけていた視界のピントが合ったような感覚です。 すぐには変わらないだろうし現状に慣れきっている自分もいます。今の状態では昇格したくないと思いつつ、認められたい気持ちもあったりして。...続きを読む この公務員女子のもやっと、男子は何も思うこともないのでしょうね。それがちょぅと腹立つ原因なのかなと思います。
現役の政令市課長であり、公務労働のジェンダー分析の研究者でもある著者が、ある政令市の女性職員のキャリアパスの研究やヒアリング等で集めた約300人の地方公務員のリアルな声などをもとに、なぜ自治体の基幹部署に女性管理職が乏しいのか、自治体で女性が活躍することに意味があるのか、自治体で女性活躍が進めた目に...続きを読む自治体組織にどんな改革が必要なのかといったことを考察。 自治体に特化して女性活躍について論じた書は類書がなく、自治体における女性活躍を推進していくに当たって、また、男女問わず個々の職員がキャリア形成していくに当たって、参考になるところの多い示唆深い内容だった。 特に、ある政令市の幹部職員のキャリアパスを女性と男性で比較した著者の研究の紹介が興味深かった。 ただ、キャリアパスの比較の事例は1つの政令市だけで、他の自治体にも妥当するのかは必ずしも明らかではないのに、その結果を安直に一般化しているのではないかという点は気になった。また、全体の論調について、「女性職員は不利な立場に置かれている」といった著者のバイアスがかかっているのではないかと思うところもちょっとあった。
公務員として数年働いた中で、男性と女性の扱われ方について薄ら違和感を抱いてきた。男性脳と女性脳とか、産休育休時短勤務で働き方が違うからなのかなと、考えてきたけど、そもそもそうなってしまう構造になっていたのだなと気付く。 私の役所では、男性がやたら丁寧に異動する(経験が活かせる異動)のに対して、女性は...続きを読むやたらあっちこっちに異動している。私の上司も女性なのだが、異動前は全く別の分野のスペシャリストだった。そして今は全く未経験の分野で、やったことのない仕事をやってもらっている。それなりの年齢だ。幸いにも要領の良い方なので仕事はきっちり回せている。それも見込んでの異動だったのかもだが、本人からしたら地獄なのでは…?少なくとも私なら、同じ立場に置かれたら同じように仕事はできないだろうと思っている。 こうした構造がそう簡単に変わるとは思えない以上、今からでも自分がどうなりたいかを考えて、今からでもスキルを積んでいきたい。 しかし、女性はなかなかにスキル積むことは難しい。スキル積むには、そういった部署だったり業務に就く必要があるのだが、この本によるとそもそもそういったポジションは優先的に男性に割り当てられる。周りを見ててもそれは感じていて、若い女性は意図的に外されている。まあ、それでも経験年数を積めばやらせてもらえたりするのだが、大体の女性はその前に子育てで長期間前線から離脱する。本格復帰する頃には、それなりの年齢で経験不足の職員になっていて、自信を喪失している…。子育て終わった女性、自信がなさそうな人多いなとは思っていた。役職ある女性は、超人タイプが多い。男性は平々凡々な人でも、普通に役職ついている。そして男性は、コミュニティを作るんだよね。そこで情報交換してる。結束深めている。女性は家庭を優先させるから、女性同士でもそんなに群れないし、結束深めてがんばろー。とかやらない。個々で頑張ってる。未婚でも同じ。 男性社会になるわけだよね。その男性たちがルール作ってるんだから、女性は後回しにされがちだよね…。 でも、こうした仕組みを認識したことで、公務員としての将来が漠然としていたけど、自分が何をすべきなのか、何を見据えるべきなのか、考えるきっかけになった。
女性管理職は増えているけど、その配属先を見て男女平等か?という視点は新鮮だったし、実際そう思える。 ただ、未婚だろうと既婚だろうと偉くなる人はなるしならない人はならないと思うし、男女関わらず最低限の能力と協調性が大事だと思う。 協調性のない人は男女未婚既婚関わらずダメなイメージ。
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佐藤直子
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