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涙が宝石となる涙精族の怜優は、人買いに捕まり後宮の一角に囚われていた。脱走を試みるも途中で力尽きて若い男に保護されるが、男の正体は後宮の主である皇帝・煌牙であった。煌牙の庇護に置かれた怜優は“姫君”として身を潜めるが、ある夜、薬を盛られて苦しむ煌牙を見過ごせず、一族の秘密である涙玉の薬効によって彼を助ける。怜優を助けたのは「暇つぶし」だと嘯き、空を自由に飛ぶ金糸雀に怜優を喩える煌牙。全てが手に入る皇帝でありながら孤独な彼の優しさに惹かれ…?
【電子特別版】貫井ひつじ先生書き下ろしSSを電子版だけに特別収録! 本編後日談。宰相である瞭明のもとに意外な人物が訪れ…?
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作家さん買い
序盤の「は?」の連呼に辟易して、ちょっとコレはないかなーと一瞬思っちゃいましたが、最後まで読んであいかわらずの幸せ満載感ですごくよかったです
本編の最後のやりとり、名言です!
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