週に一度クラスメイトを買う話 ~ふたりの時間、言い訳の五千円~
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週に一度クラスメイトを買う話 ~ふたりの時間、言い訳の五千円~

ラノベ
770円 (税込)
385円 (税込) 10月15日まで

1pt

彼女――宮城は変だ。週に一回五千円で、私に命令する権利を買う。一緒にゲームしたり、お菓子を食べさせたり、気分次第で危ない命令も時々。秘密を共有し始めてもう半年経つけれど、彼女は「私たちは友達じゃない」なんて言う。ねぇ宮城、これが友情でないのなら、私たちはどういう関係なの?

あの人――仙台さんでなければいけない理由は、今も別にない。私のふとした思い付きに彼女が乗った、ただそれだけ。だから私は、どんな命令も拒まない彼女を今日も試す。……次の春、もし別のクラスになったとしても彼女はこの関係を続けてくれるだろうか。今は、それがちょっとだけ気がかりだ。

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週に一度クラスメイトを買う話 の一覧

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1~10件目 / 10件
  • 週に一度クラスメイトを買う話 ~ふたりの時間、言い訳の五千円~
    値引き
    770円 (税込)
    385円 (税込) 10月15日まで
     彼女――宮城は変だ。週に一回五千円で、私に命令する権利を買う。一緒にゲームしたり、お菓子を食べさせたり、気分次第で危ない命令も時々。秘密を共有し始めてもう半年経つけれど、彼女は「私たちは友達じゃない」なんて言う。ねぇ宮城、これが友情でないのなら、私たちはどういう関係なの?  あの人――仙台さんでなければいけない理由は、今も別にない。私のふとした思い付きに彼女が乗った、ただそれだけ。だから私は、どんな命令も拒まない彼女を今日も試す。……次の春、もし別のクラスになったとしても彼女はこの関係を続けてくれるだろうか。今は、それがちょっとだけ気がかりだ。
  • 週に一度クラスメイトを買う話2 ~ふたりの時間、言い訳の五千円~
    値引き
    792円 (税込)
    396円 (税込) 10月15日まで
     長い休みは憂鬱だ。一人でいることには慣れているけど、一人でいることが好きなわけじゃない。高校最後の夏休みは、みんな忙しい。仙台さんとだって、会うのは”放課後”だけというルールだ。なのに彼女は『家庭教師になってあげる』なんて提案してきて。……キスしたこと、気にしてるのは私だけなの?  つまらない。面白くない。キスしても何も変わらない宮城に、もうすぐ来る長い休みに、そう思う。だから、宮城に提案した。『休み中も宮城に会いたい』そう思っているのかは自分でもわからないし、距離を置くべきなのはわかっている。……でも、本当は彼女から返事が来ることを、私はたぶん期待している。
  • 週に一度クラスメイトを買う話3 ~ふたりの時間、言い訳の五千円~
    値引き
    770円 (税込)
    385円 (税込) 10月15日まで
     夏休みが終われば、全て元通りになると思っていた。曖昧になったルールも、仙台さんとの距離も。なのに、彼女だけが未だに変で、「同じ大学受けたら?」なんて言いだす始末。そんなことを言われても、卒業後も一緒にいる理由はないし、彼女の将来に興味はない。そう、全く、少しも、私は興味ないのだ。    夏休みが終われば、進路の話になるのは自然なことだ。例えば宮城に、私と同じ大学への進学を提案してみたり。もちろん、宮城がそんな未来を考えていないことは知っている。それでももし、彼女が私と一緒の未来を少しでも考えてくれたら――そんなことを期待する私はやっぱりずるいのかもしれない。
  • 週に一度クラスメイトを買う話4 ~ふたりの時間、言い訳の五千円~
    値引き
    792円 (税込)
    396円 (税込) 10月15日まで
     春になったら、この関係は終わりだ。でも、今はまだ簡単に会えるし、会う理由も作れる――たとえ冬休みであっても。仙台さんに会いたいと思うことも、触れたいと思うことも、全部ルールを最初に破った彼女のせいだから。だから責任をとってもらわないと困るのに……仙台さんはまだ何も言ってこない。  春になったら、この関係は終わりだ。たとえ近くの大学に進もうと、今と全く同じではなくなる。それでもこの先の未来で、隣に宮城がいてほしい。今そう願ってしまうことは契約違反だろうか? その問いの答えを、私は彼女の口から聞きたいと思ってしまっている。「――宮城は私に会いたくない?」
  • 週に一度クラスメイトを買う話5 ~ふたりの秘密は一つ屋根の下~
    値引き
    814円 (税込)
    407円 (税込) 10月15日まで
    春になって形を変えた関係は、私たちの間に“できないこと”を増やした。前より距離は近づいたのに、触れるための、キスするための理由がない。――失った五千円に代わる“言い訳”が、私たちにはやっぱり必要だ。
  • 週に一度クラスメイトを買う話6 ~ふたりの秘密は一つ屋根の下~
    値引き
    814円 (税込)
    569円 (税込) 10月15日まで
    ルームメイトとは言えないことをしたあの日から、彼女が家に帰ってこない。行先は分かっている。捕まえに行くべきだと思う。でも、一人でいる間に自覚してしまった感情が、認めたくないその感情が私を迷わせている。
  • 週に一度クラスメイトを買う話7 ~ふたりの秘密は一つ屋根の下~
    値引き
    880円 (税込)
    616円 (税込) 10月15日まで
    彼女と過ごす三度目の夏が始まる。ふたりで出かけること、お互いの誕生日を祝うことーー今までしなかったこと、特別なことを、これからの当たり前に。そんな約束が増えていく、この長い休みがずっと続けばいいのに。
  • 週に一度クラスメイトを買う話8 ~ふたりの秘密は一つ屋根の下~
    値引き
    902円 (税込)
    631円 (税込) 10月15日まで
    彼女は私の心の隙間に入り込み、いつしか私を埋め尽くす。でも彼女は私の思い通りにはならない。 バイト先に遊びに行く。一緒に過ごす学園祭、クリスマス会。共有するものは増えたのに、ざわつくこの気持ちは、何?
  • 週に一度クラスメイトを買う話9 ~ふたりの秘密は一つ屋根の下~
    924円 (税込)
    共に過ごす時間。私の言葉に従う姿。耳元で輝くピアス。 印となるものはあるのに、心はどこかざわついていて。 好きなもの、嫌いなもの、考えていること――本当の彼女を、知りたい。
  • 週に一度クラスメイトを買う話10 ~ふたりの秘密は一つ屋根の下~
    10/20入荷
    1,012円 (税込)
    近づけば近づくほど自分の知らない彼女の姿が、彼女を取り巻く””私以外””が浮き彫りになって、もやもやする。 独占欲。嫉妬。芽生えた感情の行き先がわからない。この感情の、関係の答えは、何?

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週に一度クラスメイトを買う話 ~ふたりの時間、言い訳の五千円~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    餅

    購入済み

    極上の百合

    このもどかしさがたまりません。
    「命令」によって繋がれた二人の絶妙な距離感が余すことなく繊細に描写されていて、もはや芸術の域に達しています。
    当方、百合ラノベは初めて購入したのですがとても感銘を受けました、2巻も買います。
    百合好きの方にはもちろんおすすめしますし、そうでない方もひとたび読めば思わず百合好きになってしまうだろうと思うほどに、総じて素晴らしい作品だと思います。

    #胸キュン #癒やされる #感動する

    1
    2023年07月06日

    Posted by ブクログ

    個人的嗜好に過ぎないというのはわかっていつつも、熱量ムンムンの文章がダラダラ並んでいるよりも作品内部の展開で見せて欲しい、と考える。
    この作品がまさにそれで、日常の描写は細かく、それでいて同じ事の繰り返しになっていない。
    もどかしくも心の中で腹は決まっている__ただ言葉には出来ないし、しないだけ。
    そういった決意が次第に揺らぎ、段々と二人の間にあったはずの境界線がゼロになっていく様が淡々と描かれている様、これは何度も噛み締めたくなった。終章、その後のおまけでも見せ場がきっちりあるなど構成の巧みさを感じた。

    0
    2026年06月14日

    Posted by ブクログ

    標題通り、とある切っ掛けで高校2年の女子・宮城が、一回五千円で同級生女子の仙台さんを買うお話し。友達でも恋人でもない、かといって赤の他人でもない二人が”売買契約”のもとに交流を深めていくうちに、何となくお互いがお互いの居場所になっていく。そんな二人の様子が淡々と綴られていく様子が、実に美しく心に突き刺さります。名前の付けられない関係の彼女たちが最後に行った行為は、二人のあり方を変えていくに違いない。二人がこらからどんな関係になっていくのか。続きを楽しみにしています。

    0
    2023年02月23日

    Posted by ブクログ

    ずっとジメジメしてる百合でよい。初手が舐めだと続きの展開もあんまり嫌悪感なくできて書きやすそうだなとか思って読んでた。
    続きはカクヨムにあるやつを読もうかな。

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者初読。KU。

    学校のクラスは同じだが、スクールカースト上下の女の子たちの百合の物語。

    「上」の仙台さんは高学歴家族から見放された存在でせめて学校では楽しく過ごしたいという八方美人。
    「下」の宮城は父子家庭で家ではずっと一人きり、学校で嫌なことがあると仙台さんを家に呼びつけ5000円を渡して命令する。

    週に1、2回呼び出される仙台さんは、いつの間にか宮城の部屋が居心地のいい空間に。

    お互いがお互いなりの方法で少しずつ歩み寄り気がつけば徒ならない関係へ発展する。

    お互いもう少し素直になってくれると読みやすいのになーと思った。

    0
    2025年12月29日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ふとしたことから週に一度5千円で命令する側とされる側になった女子高生二人の歪な関係物語。

    驚くのは二人とも命令したりされたりすることにそれほど抵抗感がないこと。何かが欠けている気がする。
    それでもお金という免罪符のもとでその関係を続けるのは、いや、やめたくないのは二人が互いを必要としているからなのだ。
    もちろん二人は普通の友達ではないし、ましてや恋人でもない。
    でも、その人の前ではいつも被っている仮面をつけなくていい、素の自分でいられる事が二人を結びつけている。
    次第に過激になっていく命令は相手がどこまで自分のことを受け入れてくれるのか試しているようでもある。

    タイトルから想像されるようなライトノベル的な展開はあまりなく、命令の痛さや主人公たちの負の感情で正直読んでてあまり楽しくはない。それでも彼らの今後を、今の歪な関係のその果てに彼女たちはどんな関係になるのか?を見てみたいと思う。

    そんなお話。

    0
    2024年03月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    淡々と進んでいく百合物語。
    宮城さんと仙台さんの両方がお互いに影響を与えていく感じのお話です。今後どのようになっていくか楽しみな作品です。
    記憶力がニワトリな私からするとどっちが宮城さんでどっちが仙台さんかわからなくなって何十回も人物確認をしたので名前がもうちょっとわかり易かったら星5でした。

    0
    2023年12月21日

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