わたしは壁になりたい 3

白野ほなみ

これが、需要と供給婚!? Aセク腐女子×一途なゲイの新婚生活開幕――。結婚、出産、家庭、家族、友人……そして世間との距離。長い、長い間「ずっと一人で生きていくと思っていた」 そんな二人の特別なハッピーエンド！

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: B's-LOG COMICS
• シリーズ: わたしは壁になりたいシリーズ
• 電子版発売日: 2023年04月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 98MB

[ろく · ★★★★★]

私自身も「Aセクなのかな？」と思う節もあり、至る所で共感しながら読むことができました。親や祖父母からの「あなたの幸せを思ってるのよ」っていう善意がとてもしんどい時がありますよね……。
これはフィクションですが、二人が手を取り合うことができて、本当に良かったなあとしみじみ思います。どうか二人の行く先に幸あれと願うばかりです。

＃ほのぼの ＃切ない

[スミレ · ★★★★★]

僕と君は違うから君を好きになる

親は「結婚して子をなして幸せになった」という「成功体験」があるから「実績のある成功ルート」として子にも薦める、それはすごくわかります。
自分の成功体験が一番素晴らしいものであってほしい、我が子にも他人にもそう認めてほしい、という気持ちも自己承認欲求の一環ですね。それもわかる。
でも「それではない結婚」もあっていいし、なんなら「結婚という形態」でなくてもいい。

「おかあさんといっしょ」のコーナーで「でこぼこフレンズ」というアニメがあって、そのテーマソングの歌詞が「ぼくときみはちがうから　みんなをすきになるんだね」というものでした。

いろいろな形があっていいし、それが自分のと違っても、どっちが正しいとかおかしいとかはない。
ただ違うことを認め合おうということはかくも難しい。
みんなが幸せになれますように。

＃切ない ＃感動する ＃深い

[あか · ★★★★★]

おすすめです!

何かいろいろ考えさせられる漫画でした。情報過多な時代の割には凝り固まった考え方ってなかなか変えられないんだとか、もうとにかくいろいろな人に読んでもらいたいです!