「乳と蜜の流れる地」から 非日常の国イスラエルの日常生活

「乳と蜜の流れる地」から 非日常の国イスラエルの日常生活

1,600円 (税込)

8pt

4.5

ユダヤ人とは誰か。民族共存とは何か。今こそ知りたい中東の日常と一神教の手触り。イスラエルの大学で教鞭を取る著者が、政治状況が急速に悪化するなか、ユダヤ人の家族やアラブの隣人たちとの交わりを通して、追求した問い。批評精神とユーモアを交えながら、複雑な現実の重層性を明らかにする!【内容】ユダヤ人とは?◆乾いた夏と恵みの雨◆男と女◆安息日の過ごし方◆だれでも話せるヘブライ語◆二〇〇〇年後の帰還◆ユダヤ人から見たキリスト教徒◆キブツの危機◆日本と出会うイスラエル人学生◆憎悪に抵抗する記憶◆ユダヤ人とアラブ人◆安全と防衛 テロと選挙 兵役の意味◆改宗への道◆二つの成人年齢◆家族の意味◆公教育の役割◆産めよ、増えよ、地に満ちよ……◆不安とオプティミズム◆割礼という契約◆死と葬儀◆ユダヤ人であることの困難◆ユダヤ人と日本人【著者】1960年、大阪生まれ。国際基督教大学大学院比較文化研究科博士後期過程修了。博士(学術)。現在テルアビブ大学人文学部東アジア学科講師。著書『ヘブライ語のかたち《新版》』(白水社)、『古代イスラエルにおけるレビびと像』(国際基督教大学比較文化研究会)など。訳書多数。

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「乳と蜜の流れる地」から 非日常の国イスラエルの日常生活 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    ローカルからの視点

    2020年01月05日

    著者はテルアビブ大学で教え、イスラエル人を夫に持つ。イスラエル側の視点に偏向することもなく、長年暮らした人にしか分からない「日常生活」を軽やかに伝える良書。

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月22日

    (よしもとばななの「とかげ」では)日常生活の細部を神に捧げることに心を砕き、それを幸福の基盤とするかつてのユダヤ人のあり方が、人の羨望をかき立てるほどの仕方で確かに示されている。(略)
     一方イスラエルというユダヤ人国家が建設されてからは、ユダヤ人が日常生活の諸規定を自らのより所としなくてもよくなっ...続きを読む

    0

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