ピエールとリュース

ピエールとリュース

550円 (税込)

2pt

4.0

戦時下のパリ。徴用近づく高等学校生のピエールと、絵描きとして家計を助けるリュース。地下鉄車内で出会った2人は、ドイツ軍の爆撃に遭遇し、とっさに手を握り、惹かれあう……。若い男女の清純な恋愛が、醜く恐ろしい戦争の現実と、あざやかなコントラストをもって描かれる。第一次大戦下に執筆され、1920年に発表された。ノーベル文学賞作家が紡いだ、100年読み継がれる「初恋・悲恋」の物語。映画『また逢う日まで』の原作、ガラス越しのキスシーンで話題に。(1950年東宝、今井正監督、主演:岡田英次・久我美子)
●目次 ピエールとリュース 解説(渡辺淳):(1)ロラン理解のために~ヨーロッパの良心、ロマンロラン~ (2)『ピエールとリュース』について あとがき(渡辺淳):新版のために 付録:『ピエールとリュース』復刻に際して

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ピエールとリュース のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2018年08月01日

    偶然だけどこの時期に読み終えたことがまた、平和に対しての思いを強くさせる。

    この終わり方は想定外だったな。いい意味で。

    戦争が暮らしを蝕んでいく様子は、文章からも映像からも目にするけど、もうこんなことは二度と繰り返しちゃいけない。

    あとがきも、角川文庫創刊の辞も、全部がこの本の素晴らしいところ...続きを読む

    1

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