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現場の医師が綴った迫真のサスペンス、待望の電子化! 〈24時間対応〉〈いかなる患者も断わらずに診る〉という診療方針を掲げる希望会総合病院。医療関係者からは異端と見られ、ハードな研修制度で知られるこの病院に、志あふれる産婦人科医・菊池堅一は入職した。しかし現実は甘くなかった。慢性的医師不足、過重労働、そして理不尽な医療訴訟。過酷な労働環境は、精神的にも肉体的にも菊池を疲弊させていく。そして、降りかかった予想外の事件。入院患者の分娩中に救急産婦の治療が重なり、生まれた新生児に障害を残してしまったのだ。人手のない夜勤中での出来事だったが、菊池は適切な医療措置を怠ったとして、巨額の賠償金支払いを求める訴訟を起こされる。はたして菊池に過失はあったのか? 最前線で奮闘する現役医師が、現代日本の医療崩壊の実態をあますところなく描いた渾身作!
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Posted by ブクログ
終わりよければすべて良し、とか
結果がすべて
ってすごく怖いことだと思いました。
今まではポジティブな意味でしか
とってなかった。
途中で気を抜いても、結果が良ければ
経過なんて関係なし。
でも、死力を尽くしても悪い結果になると
死力を尽くしたことすらもなかったことになる。
コード・ブルーでもこの話ありましたね。
冴島さんはバックに器具を1つ入れ忘れちゃったけど
結果的に患者さんは助かったから良し。
檜山は患者さんを想って最善と信じる行動をしたのに訴えられる。
本当に怖い。
そんな恐怖を知ってもなお、
良いお産を、と思い続け365日24時間の拘束を受け入れる。
精神的に仕事を続けられなくなっても、
一時の休暇後また元の状況に戻ろうとする。
休んでる間も働き続けている他の産婦人科医と一緒に
お産を守るために。
本の終盤、休んでいる間、初めて主人公が
涙が込み上げ、咽び泣くす場面では
同じように息が詰まりました。
弱音を吐かず、他人を励まし続けてた。
けど、そんなのしんどいし、苦しいに決まってる。
それに気づき、泣く時に隣にいた美紀の存在や
同じように過酷な状況に身を置く親しい医師たちの存在は
とても大きな意味を持つと思います。
この本を読んでる時は常に目に力が入っていました。
患者に「様」付けで呼ぶことへの疑問、
お産の際の過度の医療介入について、
妊婦の意識の低さ、
あともちろん、医師不足について
など考えさせられることがたくさんありました。
いつか、人格者が救われる世の中になりますように。
Posted by ブクログ
産科医の先生が書いた、ドキュメンタリー?な本、一応フィクションらしいけど、実話でしょ?って感じ。めっちゃリアルだった(ガチ)日本のお医者さんの数は、先進国の中で、ほぼ最下位…外科も少ないけど、特に産科医と小児科は悲惨。激務。過酷。これは平成22年に出たやつやから、コロナのことは書いてないけど、医療崩壊でこれからもっとひどくなるんかな?、
産科医が少ない理由は、夜間でも関係なく勤務が必要で必然的に激務になるから、それと訴えられることが他の科より圧倒的に多いからだって。裁判になって優秀なお医者さんも追い込まれていく…。
健診もまともに受けてなかったテキトーなお母さんが救急オペで運ばれて、無事に産めたり、子どものために愛情いっぱいいろんな準備してたお母さんが出産時に容体急変したり…
できるだけ自然に産んでほしい助産師さんとリスクを少しでも減らして確実に産むためにカイザーしたい産科医さん、、いろんな大変さが産科医にはあるんやって思った。
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