競馬と鉄道 あの“競馬場駅”はこうしてできた

競馬と鉄道 あの“競馬場駅”はこうしてできた

770円 (税込)

3pt

4.1

鉄道と同じく近代に輸入され、発展を遂げてきた近代競馬。
じつは、鉄道と密接なつながりがある。当書は、競馬場へ行くために乗り降りする駅を”競馬場駅“と称し、
そのつながりの深さと面白さを、「競馬場駅」をキーワードに繙いてゆく。
なぜ、あそこに駅があるのか?
あの駅は競馬場駅が起源だった、鉄道ファンも知らない競馬場駅行き専用列車が走っていたなど。
従来の鉄道研究では埋もれていた競馬×鉄道の歴史と歩みを、豊富な資料を交えながら、
アナウンサーらしい軽妙な文書で紹介する。
■著者紹介
矢野吉彦(やのよしひこ)
フリーアナウンサー。昭和35年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。昭和58年に文化放送に入社し、主にスポーツ番組を担当。
昭和58年よりフリーとして活動。プロ野球、社会人野球、メジャーリーグ、バドミントン、Jリーグ、アメリカンフットボール、テニスなどのスポーツ実況を担当。なかでもテレビ東京系の競馬中継番組『ウイニング競馬』のレース実況アナとして長年活躍し、“土曜競馬の声”として、競馬ファンの間で知られる。

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競馬と鉄道 あの“競馬場駅”はこうしてできた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    競馬場駅を「競馬場にアクセスすることを主目的に設置された駅、あるいは競馬場を”目印”にして設置された駅」と定義して、競馬場駅を中心に競馬と鉄道の深い関係について述べた本。
    正直、新書版なこともあり、単に競馬場と最寄り駅の紹介本だと思っていた(日本国内についても5章のような軽い内容が続くと思っていた)

    0
    2024年09月20日

    Posted by ブクログ

    競馬場とそこに乗り入れる鉄道がテーマではあるが、そのテーマを通じて明治以来の歴史・風俗を知ることができる良書。お召し列車、戦争、馬券、経済……競馬を取り巻く状況と、鉄道各社の対策ダイヤや集客作戦が面白い。

    0
    2019年12月18日

    Posted by ブクログ

    船橋競馬名物かしわ記念が柏競馬場の記念レースだって恥ずかしながら初めて知りました。ゴールデンウィークにやるから、柏餅とかと関係あるのかと思ってました(汗)。
    そう、柏だけでなく、(沖縄を除く)全国各地に競馬場があって、大量の人を集めた時代それを支えた鉄道の話。
    インターネット投票できるようになって来

    0
    2019年01月06日

    Posted by ブクログ

    資料を丹念に調べた跡が伺え、また双方の歴史もひもとかれていて、とても勉強になりました。
    筆者の推察が多い気もしましたが、そこはロマンといえる範ちゅうだと思います。

    近代競馬が起こり始めた明治~昭和の、競馬に対する熱狂が猛烈に伝わってきました。
    「中原競馬大会」「鶴見の大競馬」…、掲載されている新聞

    0
    2018年06月17日

    Posted by ブクログ

    鉄道オタクではないので、ダイヤの細かい話はよくわからなかったが、競馬場と鉄道がいかにして発展してきたか、そしてその両者の関連性は読んでいて面白かったし、一大行事としての競馬開催に合わせた鉄道会社の工夫も興味深かった。資料もふんだんに使われていて、視覚的にも楽しめる。
    普段は京都、阪神、園田の各競馬場

    0
    2018年04月23日

    Posted by ブクログ

     著者は競馬ファンには有名なフリーアナウンサーださうです。不勉強にしてわたくしは存じ上げませんで、ご無礼いたしました。この方は「野球」と「鉄道」、そして「競馬」が好きで、「競馬と鉄道」をテエマに一冊出せないかと知り合ひの出版関係者に打診したさうです。しかし「そんなマニアックな本は出せない」と断られた

    0
    2021年04月29日

    Posted by ブクログ

    近代化を成し遂げる上で鉄道の輸送力は欠くことのできないものであり、鉄道を経営する上で競馬の集客力もまた欠くことのできないものであった。という歴史を理解させてくれる新書。著者は土曜競馬中継でおなじみの矢野アナウンサー。氏のレース実況とおなじく、軽妙でユーモラスな一冊でおすすめ。

    馬券が合法になった際

    0
    2019年11月10日

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