知られざる「吉田松陰伝」 『宝島』のスティーヴンスンがなぜ?

知られざる「吉田松陰伝」 『宝島』のスティーヴンスンがなぜ?

836円 (税込)

4pt

3.6

世界で最初に書かれた「松陰伝」の謎! なにが英国の文豪を感動させたのか? スティーヴンスン研究家である著者は、ある時、文豪の書いた1行に目が釘付けになった。そこには、彼がヨシダトラジロウの伝記を書いたと記されてあったからである。それはまだ日本国内には松陰の伝記が存在しなかった頃、すなわち世界で初めて書かれた「松陰伝」ということになる。スティーヴンスンはいつ、どこの誰から松陰のことを知ったのだろうか。イギリス人の彼は日本人・松陰のどこに心を揺さぶられて執筆したのか。そしてその内容とは……。アメリカ、スコットランド、日本――著者の謎解きの旅が始まった。

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知られざる「吉田松陰伝」 『宝島』のスティーヴンスンがなぜ? のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年09月29日

    宝島を書いたスティーブンスンは、ジキル博士とハイド氏の作者でもあった
    そのスティーブンスンが、吉田松陰の伝記を残していたというお話です。

    スティーブンスンの思いとしては、故国スコットランドがグレートブリテンに併合され、その圧迫下に置かれてきたことと関係があるようだ。
    日本において、列国からの干渉か...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年06月05日

    [ 内容 ]
    スティーヴンスン研究家である著者は、ある時、文豪の書いた一行に目が釘付けになった。
    そこには、彼がヨシダトラジロウの伝記を書いたと記されてあったからである。
    だとすると、それは国内の誰よりも早く、世界で初めて書かれた松陰伝ということになる。
    だがそれにしても、彼はいつ、どこの誰から松陰...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年11月28日

    セルフサービスのおでん!を食べながら。(感想)吉田松陰のイメージが変わった。面白く読めた。でも、・・・と思うという著者の書き方が気になった。

    0

    Posted by ブクログ 2014年09月29日

    『宝島』で有名なスティーブンソンが、吉田松陰について綴ったことについて記述した一冊。

    日本で吉田松陰伝が書かれるよりも早かったというのも興味深いが、何より彼が海外の文豪にまで届く偉大な人物であったということが誇らしい。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年08月12日

    「宝島」や「ジキル博士とハイド氏」を書いたあのイギリスの文豪スティーヴンスンが、それらの名著を書く前にその著書の中で「吉田松陰=ヨシダ トラジロウ」について書いている文章があった。 その背景をしらべた内容を書いた一冊。 面白い視点に立っています。

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