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南備前の覇者 宇喜多直家の小姓の清三郎は城内では麗人として有名である。しかし、直家のお気に入りと言う事で城内の家中の間で恨みを買っていた。宇喜多家には一つ問題がある。二理ほど離れた龍ノ口城の城主 元常の存在である。直家は清三郎に元常の小姓として潜入に元常の首を持ち帰るように命令する。清三郎は己の潔白を証明する為にも出発するが直家には一つ気がかりがあった。それは清三郎と元常との因縁…それが直家の弱点になろうとは…。
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まだ続きが読みたい。ただの衆道ものじゃなくって、さい所の殿が清三郎のことを思って涙するところは泣けたな。実際に宇喜多直家は男色好きの武将のところに美少年を送り込んで暗殺させる、というようなことをやってたらしい。この人、謀略と暗殺好きだもんね。
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