WEDGE(ウェッジ) 2021年7月号

WEDGE(ウェッジ) 2021年7月号

550円 (税込)

2pt

-
0件

※電子書籍版には、表紙画像や中吊り画像に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または一部の画像が修正されている場合がありますので、内容をご確認の上、お楽しみください。

WEDGE_SPECIAL_REPORT
資源ウォーズの真実 砂、土、水を飲み込む世界

文・石弘之、ヴィンス・バイザー、土方細秩子、ギヨーム・ピトロン、木村正人、
中村繁夫、沖大幹、濱崎宏則、編集部
イラスト・マグマジャイアンツ


Part 1-1
“サンドウォーズ”勃発! 「砂」の枯渇が招く世界の危機
石 弘之(ジャーナリスト)

Part 1-2
ハイテク機器からシェールまで 現代文明支える「砂」の正体く
ヴィンス・バイザー(ジャーナリスト) 聞き手、構成・土方細秩子(ジャーナリスト)、編集部

Part 1-3
砂浜、コンクリート…… 日本の知られざる「砂」事情とは?
編集部

Part 2-1
レアアースショックから10年 調達多様化進める日米
編集部

Part 2-2
中国のレアアース戦略と「デジタル・リヴァイアサン」
ギヨーム・ピトロン(ジャーナリスト) 聞き手、構成・木村正人(ジャーナリスト)

Part 2-3
“スーパーサイクル”再来 危機に必要な真実を見極める眼力
中村繁夫(アドバンストマテリアルジャパン会長)

Part 3-1
「枯渇」叫ばれる水 資源の特性踏まえた戦略を
編集部

Part 3-2
重み増す「水リスク」 日本も国際ルール作りに関与を
沖 大幹(東京大学大学院工学系研究科教授)

Part 3-3
メコン河での“水争奪” 日本流開発でガバナンス強化を
濱崎宏則(長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科准教授)

=============================================
現代文明を支える「砂」、「土(レアアース)」、「水」─。
世界ではいま、これらの戦略資源の奪い合いが起こっている。
ありふれた素材の「砂」は高層ビルから半導体まであらゆるものに使われ、
「土(レアアース)」は世界の自動車メーカーが参入する電気自動車(EV)に欠かせない。
そして生命に欠かすことのできない「水」……。
それぞれの資源ウォーズの最前線では何が起こっているのか。
=============================================
■WEDGE_SPECIAL_OPINION
「共産党100年」論に踊らされず 中国にはこう向き合え

Part 1
1000年経ても変わらない「盗賊王朝」中国共産党の本質
岡本隆司(京都府立大学文学部教授)
Part 2
繰り返される「天皇工作」 日本はもっとしたたかさを持て
城山英巳(北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授)
Part 3
“社会的挫折感”と対峙 自信と警戒の間で揺れる中国共産党
加茂具樹(慶應義塾大学総合政策学部教授)
Part 4
対談
転換期の世界経済と中国
問われる経営者の覚悟
中島厚志
(新潟県立大学国際経済学部教授)
×
阿古智子
(東京大学大学院総合文化研究科教授)

■WEDGE_OPINION
日本に必要な国産ワクチン 「掛け捨て」で次の危機に備えよ
森内浩幸(長崎大学大学院小児科教授)

■WEDGE_REPORT 1
ワクチン接種は“安全保障” 有事の思考で国が前面に立て
編集部

■WEDGE_REPORT 2
コロナ禍に逆風のスーツ業界 復活に向けたヒントは何か?
編集部

■WEDGE_REPORT 3
『空の宅配便』の理想と現実 ドローンの真価は“目”に宿る
編集部

■POINT_OF_VIEW
進むワクチン 広がる格差 世界で冴えぬ日本経済の悲哀

Part 1
世界経済で鮮明になる米国一人勝ち 渦巻くリスクは「日本」と「新興国」
唐鎌大輔(みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト)
Part 2
各国に先駆けて“方針転換” 英国の法人税引き上げ表明から何を学ぶか?
伊藤さゆり(ニッセイ基礎研究所経済研究部研究理事)




ONCE UPON A TIME by 生津勝隆


新しい原点回帰 by 磯山友幸
創造をサポートし、60年 マルマンの「図案スケッチブック」

社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作
有給取得の推進に困った

MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人
『呪術廻戦』が教えてくれる「好き」と「自己犠牲」

インテリジェンス・マインド by 小谷 賢
世界に築かれた大英帝国の諜報網

時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連
『平成都市計画史』饗庭 伸

CHANGE CHINA ~中国を変える“中国人”~ by 房 満満
声を上げる”ことの重要性を証明し挑戦続けるNGO代表 張 伯駒

道半ばの社会保障改革 最終回 by 土居丈朗
国民の負担力を上げるために企業は「価格転嫁力」を高めよ

さらばリーマン by 溝口 敦
製造業を制すれば道が拓ける 辿りついた逆転の着眼点
今西竜一さん(ユニフェイス代表取締役社長)

イノベーションを阻む“法律たち” by 宗像 雄
求められる多様な「対話」 株主総会は再生なるか

近現代史ブックレビュー by 筒井清忠
『夏目漱石と帝国大学』大山英樹

背負うということ by 木村俊介
「聞く」を通じて実現する 患者の居場所をつくるということ
片木美穂さん(「卵巣がん体験者の会スマイリー」代表)


●各駅短歌 穂村 弘
●一冊一会
●世界の記述
●拝啓オヤジ 相米周二
●読者から/ウェッジから

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

Wedge のシリーズ作品

1~118件目 / 118件
  • Wedge 2025年1月号
    NEW
    700円 (税込)
    【特集】移民問題に揺れる世界 水面下で進む日本人の海外流出 世界は今、移民・難民問題で大きく揺れ動いている。事実、米大統領選挙では、不法移民対策が大きな争点となった。彼らは命がけで故郷を離れ、今この瞬間も、米国や欧州大陸を目指し、移動を続けている。その光景は、戦前・戦後に日本人が「出稼ぎ移民」として、ブラジルやパラグアイを目指した姿とも重なる。翻って、現代日本。かつての状況と異なるものの、今、静かに日本人の海外流出が続き、2023年の永住者は調査開始以降、最多の約57万5000人に達した。豊かで暮らしやすいと思われている日本から、なぜ日本人は脱出していくのか。 目次 “トランプ外交”大解剖 同盟強化に日本がなすべきこと(小谷哲男 明海大学外国語学部 教授) 都内で続出する億ション 「マンション難民」はどこへ?(中西 享 ジャーナリスト)/INTERVIEW 住宅政策の手本 持続可能な街づくり 山万「ユーカリが丘」に人が集まる理由(林 新二郎 山万 代表取締役副会長) 特集/移民問題に揺れる世界 水面下で進む日本人の海外流出 PART 1 「大移民・難民時代」の到来 命がけで故郷を離れる人々を追う(村山祐介 ジャーナリスト) PART 2 米国で繰り返される歴史 移民排斥が日本人に伝えること(西山隆行 成蹊大学法学部 教授) PART 3 かつて日本人も移民だった 南米で体験した壮絶な過去(出井康博 ジャーナリスト) DATA 過去最多の永住者 海を渡る日本人(佐々井 司 福井県立大学地域経済研究所 教授) PART 4 幻想の「出稼ぎワーホリ」 それでも若者たちが目指す理由(水谷竹秀 ノンフィクションライター) PART 5 海外生活に苦悩はつきもの パリに移住した日本人の素顔(宮下洋一 ジャーナリスト) COLUMN 外国で感じた文化の違い 移住してみて分かったこと(編集部) PART 6 静かに進む海外移住 見つめ直すべき日本のあり方(大石奈々 メルボルン大学アジア研究所准教授) INTERVIEW 固定観念を乗り越え 多様性で日本社会の変革を(得能摩利子 日産自動車 社外取締役、フェラガモジャパン 元CEO) MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) 「天才」に共通することは何? 『龍と苺』に見る成長の本質 ロシアへの危機感が生むフィンランドのイノベーション(土方細秩子 ジャーナリスト) 各駅短歌(穂村弘) 激甚化する自然災害 日本の適応技術で世界を救え(田村耕太郎 国立シンガポール大学 リークワンユー公共政策大学院兼任教授) 胃袋を満たしたひとびと(湯澤規子) 小河滋次郎[監獄行政官] 商いのレッスン(笹井清範) プロモーションのヒント 偉人の愛した一室(羽鳥好之) 陸奥宗光「聴漁荘」[神奈川県大磯町] 時代をひらく新刊ガイド(稲泉連) 『裏庭のまぼろし』 石井美保 新幹線を支える匠たち(大坂直樹)新幹線が生まれる場所で見た 車両を造り進化させる巧技[日本車輌製造] 日本病にもがく中国(富坂聰) 逆風こそ技術発展の苗床 中国EVが世界を席巻する理由 一冊一会 拝啓オヤジ(相米周二) フィクサー(真山仁)  第四章 暴露 モノ語り。(水代優) わざわざ買いに行くことの価値 宇陀 松月堂「きみごろも」 読者から/ウェッジから 表4
  • Wedge 2024年12月号
    700円 (税込)
    【特集】人口減少社会 もう一つの論点 令和のクマ騒動が人間に問うていること ●野生動物に“押し戻される”人間 ●東京・青梅の林業家に聞く 徐々に近づくクマとの距離感●クマと共生する知床半島 ●ごみ拾いが人とクマを救う? ●発想の転換と行政官育成は急務 ●ツキノワグマのフンを探して ●鳥獣害対策、最前線の現場を歩く ●野を駆けるハンターたちは何を思うのか ●軽井沢の安全は自分たちが守る! 目次 対中政策は日本立国の基本 「白か、黒か」の視点から脱却を(岡本隆司 早稲田大学教育・総合科学学術院 教授) 地域の足としての自動運転 “背伸び”でなく現実解を(編集部) INTERVIEW 日本のトップランナーが語る 自動運転で“勝つ”ための要諦(加藤真平 TIER IV[ティアフォー]創業者 兼 代表取締役社長CEO) 特集/人口減少社会 もう一つの論点 令和のクマ騒動が人間に問うていること Introduction 全国で相次ぐクマの出没 私たち人間が考えるべきこと(編集部) Part 1 野生動物に“押し戻される”人間 人口減少社会の「新たな戦い」(梶 光一 東京農工大学名誉教授) Column 1 東京・青梅の林業家に聞く 徐々に近づくクマとの距離感(編集部) Part 2 クマと共生する知床半島 日常を守る対策から学べること(編集部) Column 2 ごみ拾いが人とクマを救う? 知床発・地域変革の試み(編集部) Part 3 発想の転換と行政官育成は急務 クマ対応の「地域力」向上を(横山真弓 兵庫県立大学 教授) Column 3 ツキノワグマのフンを探して 丹波の山をめぐる(編集部) Part 4 鳥獣害対策、最前線の現場を歩く 問われる行政の本気度(田中淳夫 ジャーナリスト 編集部) Part 5 地域を守るため野を駆けるハンターたちは何を思うのか(編集部) Part 6 軽井沢の安全は自分たちが守る! クマ対策のプロ集団(編集部) Interview クマは“自然そのもの” 軽井沢町から馳せる思い(編集部 Part 7 日本という国でどう生きるか クマ出没が投げかける課題(編集部) 各駅短歌(穂村弘) 不妊治療と教育機会の充実で少子化対策に必要な協働を(乾 愛 ニッセイ基礎研究所 生活研究部ジェロントロジー推進室 ヘルスケアリサーチセンター 研究員) 日本の研究に多様性は必須 イグ・ノーベル賞が示す価値(編集部) 偉人の愛した一室(羽鳥好之) 愛新覚羅 浩「愛新覚羅溥傑仮寓」[千葉県千葉市] 新幹線を支える匠たち(大坂直樹)彼らの仕事で新幹線は脈打つ “グループ唯一”電気の匠たち[新生テクノス] 胃袋を満たしたひとびと(湯澤規子) 相馬黒光[実業家] 拝啓オヤジ(相米周二) MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) 『BLEACH』の“神展開”を生んだ究極の思考法とは? 日本病にもがく中国(富坂聰) 世界が舌を巻く中国ゲーム 日本に学びパクリから本物へ 商いのレッスン(笹井清範) 商品開発のヒントは「声なき声」にあり 時代をひらく新刊ガイド(稲泉連) 『生殖記』 朝井リョウ 一冊一会 フィクサー(真山仁)  第四章 暴露 モノ語り。(水代優) 日本の第二都市が生んだ「カトラリー」 読者から/ウェッジから 表4
  • Wedge 2024年11月号
    700円 (税込)
    【特集】民主主義は人々を幸せにするのか? 「民主主義が危機に瀕している」といわれて久しい。11月に大統領選を控える米国では、選挙結果次第で「内戦」の再来が懸念されている。欧州では右派ポピュリズムが台頭し、世界では権威主義化する民主主義国も増えている。さらに、インターネットやSNS、そして、AIの爆発的な普及により、世の中には情報が溢れ、社会はより複雑化している。民主主義が様々な「脅威」に晒されている今、民主主義をどう守り、改革していくのか。その方向性を提示する。 目次 UAE発の“交通革命”に 日本企業はチャンスを見出せ(関口和一 MM総研 代表取締役所長) 「女性・平和・安全保障」で日本はもっと世界に貢献できる(ショージ・シャンティ 米国笹川平和財団 プログラムディレクター) 特集/民主主義は人々を幸せにするのか? 【Part 1】米国社会の分断は危険水域 第二の「南北戦争」勃発か?(冷泉彰彦 作家、ジャーナリスト) 【Part 2】「危機の本質は内部に宿る」 民主主義を問い直す(佐伯啓思 京都大学名誉教授 ) Q&A イチから分かる民主主義 ワンポイントレッスン(市原麻衣子 一橋大学大学院法学研究科 教授) 【Part 3】ネガティブ・リテラシーを持ち 情報過剰時代を生き抜く(佐藤卓己 上智大学文学部 教授、京都大学名誉教授) 【Part 4】台頭するポピュリズム 民主政治の歪みを正そう(吉田 徹 同志社大学政策学部 教授) 【Part 5】AIの力で民主主義はアップデートできるのか?(東 浩紀 批評家・作家、ゲンロン創業者) 【Part 6】日本人が知っておきたい 米中露にとっての「民主」とは(海野素央 明治大学政治経済学部 教授 × 富坂 聰 ジャーナリスト × 加藤 学 国際協力銀行 エネルギー・ソリューション部長) Interview 「自助」を民に押し付け 政治家は責任を放棄するな(泉 房穂 前明石市長) 【Part 7】日本を真の民主主義国へ 「対話のある社会」をつくろう(暉峻淑子 埼玉大学名誉教授)/Column 練馬発「対話的研究会」という試み(編集部) 各駅短歌(穂村弘) 問題は「土用の丑の日」にあらず ウナギの消費に適正上限を(海部健三 中央大学法学部 教授)/COLUMN 天然ウナギを増やすため 住環境を整える 胃袋を満たしたひとびと(湯澤規子) 麻井宇介[ワイン醸造家、評論家] 「台湾海峡危機」阻止へ 抑止力強化で日本がすべきこと(渡邊剛次郎 元海将、元横須賀地方総監) 日本病にもがく中国(富坂聰) 「できっこない」を実現 ジョセフ・ナイにも学ぶ中国 新幹線を支える匠たち(大坂直樹)新幹線の“かかりつけ医” 車両の不具合は私たちにお任せを(新幹線エンジニアリング) 偉人の愛した一室(羽鳥好之)川上貞奴 「二葉館」(愛知県名古屋市) MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) どうすれば人生は好転できる? 不幸の連鎖を止めるには 商いのレッスン(笹井清範)「働かないおじさん」問題への対応 時代をひらく新刊ガイド(稲泉連) 『世界を支配するアリの生存戦略』 砂村栄力 拝啓オヤジ(相米周二) 一冊一会 フィクサー(真山仁)  モノ語り。(水代優) 読者から/ウェッジから 表4
  • Wedge 2024年10月号
    700円 (税込)
    【特集】孤独・孤立社会の果て 誰もが当事者になる時代 ●孤独・孤立はすぐそばに 「問題」本格化はこれから ●中高年男性の孤独 処方箋は「ゆるい依存先」 ●「おとこの台所」が支持される秘訣 ●ひきこもり支援は魔法の杖 美談だけでは語れない ●子ども時代を“置き去り”に 若者が孤独感を強める理由 ●居場所のない女の子たちを「自業自得」だけで片付けないで ●「一億総生きづらさ時代」に一筋の光はあるのか 目次 本格始動したイラン新政権 混沌の世界と日本外交の針路(青木健太 中東調査会 研究主幹) 日本の宿痾 「物流軽視」はなぜ繰り返されるのか?(久保田精一 サプライチェーン・ロジスティクス研究所 代表) 特集/孤独・孤立社会の果て 誰もが当事者になる時代 【Part 1】孤独・孤立はすぐそばに 「問題」本格化はこれから(石田光規 早稲田大学文学学術院 教授) Column 1 つながりが希薄になった日本人(編集部) 【Part 2】中高年男性の孤独 処方箋は「ゆるい依存先」(若月澪子 ジャーナリスト) Column 2 シニア男性限定! 「おとこの台所」が支持される秘訣(編集部) 【Part 3】“没イチ後”に露呈 自活力なき男性が直面すること(小谷みどり シニア生活文化研究所 代表理事) 【Part 4】ひきこもり支援は“魔法の杖” 美談だけでは語れない(大山典宏 高千穂大学人間科学部 教授) Interview 1 人々が抱くひきこもりへの誤解 変わるべきは社会では?(石川良子 立教大学社会学部 教授) Column 3 自分が暮らす街をどのくらい知っていますか?(編集部) Interview 2 子ども時代を“置き去り”に 若者が孤独感を強める理由(萩原建次郎 駒澤大学総合教育研究部 教授) 【Part 5】居場所のない女の子たちを「自業自得」だけで片付けないで(編集部) 【Part 6】「一億総生きづらさ時代」に一筋の光はあるのか?(菅野久美子 ノンフィクション作家) 日本病にもがく中国(富坂聰) 北京五輪のコロナ対策にも応用 中国が羨む日本の「緩さ」 【新連載】胃袋を満たしたひとびと(湯澤規子) 村上信夫(帝国ホテル初代総料理長) クラブの企業価値算出でサッカー界はもっと成長できる(木村正明 東京大学先端科学技術研究センター 特任教授) オオカミ少年の財政危機 「新・財源4兄弟」への対応を(森信茂樹 東京財団政策研究所 研究主幹) 各駅短歌(穂村弘) 商いのレッスン(笹井清範)災害時の企業の役割 偉人の愛した一室(羽鳥好之)本居宣長 「鈴屋」(三重県松阪市) 拝啓オヤジ(相米周二) MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) 「加害」が生まれる構造とは? 『99%離婚』に学ぶ固定観念 新幹線を支える匠たち(大坂直樹)「お客様の笑顔をつくるため」 目的地までの旅を彩る立役者(JR東海リテイリング・プラス) 時代をひらく新刊ガイド(稲泉連) 『文藝春秋と政権構想』鈴木洋嗣 一冊一会 フィクサー(真山仁) 第四章 暴露 モノ語り。(水代優) TOKYOのエディット力 ポワンエリーニュ「パン」 読者から/ウェッジから 表4
  • Wedge 2024年9月号
    700円 (税込)
    【特集】エネルギー確保は総力戦 日本の現実解を示そう 温暖化防止の観点から、脱炭素社会の実現が重要であることは論を俟たない。だが、円安や物価高に直面し、電気料金も高騰する中で、国民が真に望んでいるのは、安価で安定した電気なのではないだろうか。脱炭素の推進と同時にエネルギーの確保、安価で安定した電力供給実現のための国家戦略が欠かせない。日本は、電源構成の約7割を火力発電が占めている。また、原発再稼働の機運は高まっているものの、福島第一原発事故以降、原発の運転経験がない社員が増えているなど課題は山積している。資源小国のわが国はどのような選択をすべきか。 目次 日本人の顔が見えない! 米国社会でのプレゼンスアップを(廣部 泉 明治大学政治経済学部 教授) 夏休みだから知っておきたい 子どもたちの「体験格差」を(今井悠介 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン 代表理事) 特集/エネルギー確保は総力戦 日本の現実解を示そう 【PART1】ロシア抜きには語れない脱炭素 日本も「したたか」な戦略を(加藤 学 国際協力銀行 エネルギー・ソリューション部長) 【PART2】あえて言おう 脱炭素必達は困難 現実を直視し国を守れ(山本隆三 常葉大学名誉教授) 【PART3】動き始めたエネルギー基本計画 “従来型”発想から脱却の時(大場紀章 ポスト石油戦略研究所 代表) 【PART4】課題山積の原発再稼働 スローガンだけでは進まない(編集部) INTERVIEW 全国民に問いたい 電気はいったい誰のものなのか?(田中 聡 著述家) 【PART5】エネルギーの自衛に走るドイツ 日本も国民的な議論を(熊谷 徹 ドイツ在住ジャーナリスト) 【PART6】地球の恵みをフル活用 資源小国日本にできること/[6-1]100年先の地域の未来を見据えて 小水力発電の可能性(上坂博亨 富山国際大学現代社会学部教授)/[COLUMN] 地域の人が地域のために 福井・水海川水力発電所(編集部)/[6-2]存在感増す揚水発電  “天然の蓄電池”が持つ調整力(編集部)/[6-3]世界が羨むポテンシャル 日本に「地熱革命」を起こせ(編集部) 商いのレッスン(笹井清範)値上げは恐れることではない 人口減少時代に“救いの手” 「人間拡張」でAIと共存社会へ(暦本純一 東京大学大学院情報学環教授) 偉人の愛した一室(羽鳥好之)志賀直哉 「大市」(京都府京都市) きな臭さを増す東アジア 日本の「一国平和主義」脱却を(千々和泰明 防衛省防衛研究所 主任研究官) 拝啓オヤジ(相米周二) 誰もが当事者になる時代 介護離職以外の選択肢を増やせ(編集部) 各駅短歌(穂村弘) MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) 劇場アニメ化された『ルックバック』 作品に見た「表現」の本質 日本病にもがく中国(富坂聰) 大洪水に苦しむ中国 対策の鍵は日本の「地下神殿」? 時代をひらく新刊ガイド(稲泉連) 『馬の惑星』 星野博美 一冊一会 新幹線を支える匠たち(大坂直樹)ミリ単位の異変も見逃さない 深夜に集う軌道のプロ集団(双葉鉄道工業) フィクサー(真山仁) 第三章 漏洩 モノ語り。(水代優) 温泉に入り器を楽しむ 「長門湯本温泉」と「萩焼」 読者から/ウェッジから 表4
  • Wedge 2024年8月号
    700円 (税込)
    【特集】JAPANESE, BE AMBITIOUS! 米国から親愛なる日本へ かつて西郷隆盛は日本が西洋文明の多くの制度を採用する中、何を学び、何を取り入れるのか、その「判断基準」が必要であると喝破した。日本は今、明治維新、敗戦に続き、大きな曲がり角を迎えている。国、企業、個人は、何をしていくべきなのか。打開策のヒント、見極める際の判断基準は、これから紹介する人たちの行動力、諦めない強い意志、挑戦する勇気、思い、言葉に詰まっている。  目次 「こどもまんなか社会」の盲点 災害対応にも子どもの視点を(編集部) ドイツを襲う産業空洞化リスク 日本は今後何をすべきか(伊藤さゆり ニッセイ基礎研究所経済研究部 常務理事) 特集/JAPANESE, BE AMBITIOUS! 米国から親愛なる日本へ 【Part 1】陸空両用の「空飛ぶ車」 社会を変える「ASKA」の挑戦(カプリンスキー真紀 ASKA会長兼最高執行責任者[COO]) 【Part 2】AIの存在は福音をもたらすのか? それは、人類次第(宮田拓弥 Scrum Ventures 創業者兼ジェネラル・パートナー) 【Part 3】「IOWN構想」で世界に挑む NTTが始めた“仲間づくり”(五味和洋 NTTリサーチ 社長 文・中西 享 ジャーナリスト)Column 1 もう一つの仲間づくり「NEC X」(中西 享 ジャーナリスト) 【Part 4】米国流の真似ではなく「調整型市場経済」の強みを生かせ(スティーヴン K.ヴォーゲル カリフォルニア大学バークレー校 主任教授 聞き手・土方細秩子 ジャーナリスト) 【Part 5】シリコンバレーから日本へ 今、必要なのは「できるよ」感(櫛田健児 カーネギー国際平和財団 シニアフェロー) Column 2 透明人間が運転?  「Waymo」に乗って分かったこと(中西 享 ジャーナリスト、編集部) Dialogue 日本の若者たちよ もっと外の世界で勝負しよう!(筒井清輝 スタンフォード大学社会学部 教授、アジア太平洋研究センタージャパンプログラム 所長 山本康正 京都大学経営管理大学院 客員教授) 【Part 6】悲観論をやめ 日本らしい「独自の道」を歩め(ウリケ・シェーデ カリフォルニア大学サンディエゴ校グローバル政策・戦略大学院 教授) Column 3 日本から世界へ! 和製・スタートアップ隆盛なるか(編集部) 【Part 7】企業に必須のUX視点 ガラパゴス大国・日本の殻を破れ(井出健太郎 UXPRESS 創設者兼最高経営責任者[CEO]) 【Part 8】「この大学を守る!」 軍人出身の学長と、ある日本人の志(ウォルター・テッド・カーター・ジュニア オハイオ州立大学 学長 藤田浩之 キヤノンヘルスケアUSA 会長、キヤノンメディカルシステムズ 最高技術責任者[CTO]) Column 4 オハイオ州知事が語る日本企業への期待感(中西 享 ジャーナリスト) US Chronicle アメリカ素描2024 変化を恐れず、前に進む力(編集部) 【Part 9】次世代のためのクリエイティブプラットフォームに!(三上太朗 CEKAI プロデューサー 井口皓太 CEKAI 共同代表 聞き手・水代 優 good mornings社 代表取締役) 【Part 10】ニューヨークで知ったチャレンジ精神とチップ文化の意義(笠木恵介 SAMURICE NY INC 聞き手・水代 優 good mornings社 代表取締役) 【Part 11】アジャイル・酒造り だから「獺祭」はより美味くなる(桜井一宏 旭酒造 代表取締役社長) 【Part 12】「無謀だ」と言われても諦めない! 世界初のがん治療法(小林久隆 NIH/NCI 終身主任研究員 文・中西 享 ジャーナリスト) 【Part 13】拝啓 日本の皆様へ ワシントンから今、伝えたいこと(秋元諭宏 米国笹川平和財団 会長兼理事長) 「同意なき買収」は定着するか ニデックの買収劇から考える(土屋直也 ソクラ 代表、立教大学法学部 兼任講師) 日常に潜む新たなリスク 「偽情報」 戦争への備えを急げ(桒原響子 日本国際問題研究所 研究員) 各駅短歌(穂村弘) 日本病にもがく中国(富坂聰) 経済政策から5S導入までスポンジの如く吸収する中国 【最終回】誰かに話したくなる経営学(岩尾俊兵) みんなで豊かになる道を諦めない! 拝啓オヤジ(相米周二) 偉人の愛した一室(羽鳥好之)白洲次郎 「武相荘」(東京都町田市) 商いのレッスン(笹井清範) 地域密着の心得 時代をひらく新刊ガイド(稲泉連) 『丹波哲郎 見事な生涯』 野村 進 一冊一会 MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) 注目される作品名と中身の違い 良いリーダーの条件とは 【新連載】新幹線を支える匠たち(大坂直樹) 「私たちがきれいにします」 五感を駆使する“ドレッサー”の技(新幹線メンテナンス東海) フィクサー(真山仁) 第三章 漏洩 モノ語り。(水代優) 伝統技術を絶やさないために 濱甼髙虎「手ぬぐい」 読者から/ウェッジから 表4
  • Wedge 2024年7月号
    700円 (税込)
    【特集】あなたの日常が危ない 現場搾取社会を変えよう ●奥能登で見た日本の近未来(編集部) ●暮らしを支える現場に密着! ●労働力希少社会の到来 ●人口減少が加速する日本 ●AI万能論に惑わされず人を大切にする「省人化」を ●求人倍率は大卒の約14倍! これだけすごい工業高校 ●ごみと水道は社会を映す鏡 崩壊防ぐ処方箋を示そう【特別インタビュー】『ディア・ファミリー』で大泉洋が伝えたかったこと  目次 米国に潜む景気後退リスク 企業経営に事前の「備え」を(倉都康行 RPテック 代表取締役、国際資本システム研究所長) 電子レンジが持ち運べる? こうして生まれた「発熱する布」(多賀一晃 生活家電.COM 主宰) 特集/あなたの日常が危ない 現場搾取社会を変えよう Introduction 「勉強できる人が偉い人」 こんな日本社会はもう終わる?(編集部) 【Part 1】もしも日常が崩れたら…… 奥能登で見た日本の近未来(編集部) 【Part 2】“安く都合よく”はもう限界 「社会の支え手」を支える国へ(田中洋子 筑波大学人文社会系名誉教授) 【Part 3】「彼ら」なくして日常なし 暮らしを支える現場に密着!(編集部)Case 1 ごみ収集 春秋商事 神奈川県横浜市/Case 2 スーパーマーケット 福島屋 東京都羽村市/Case 3 訪問介護 ケア・ワーク 兵庫県尼崎市/Case 4 ラインマン スカイテック 東京都港区 Interview 「労働力希少社会」の到来 評価の仕組みを社会で変えよう(権丈英子 亜細亜大学 経済学部長、教授) 【Part 4】人口減少が加速する日本 想定される事態への備えは急務(山崎史郎 内閣官房参与[社会保障、人口問題]) 【Part 5】AI万能論に惑わされず 人を大切にする「省人化」を(編集部) 【Part 6】ステレオタイプの見方やめ 「社会の支え手」にリスペクトを 6-1 ラブホテル清掃の副業で気づいた「働くことの本質」(若月澪子 ジャーナリスト)/6-2 求人倍率は大卒の約14倍! これだけすごい工業高校(小林美希 ジャーナリスト) Column 産廃事業者の価値を伝える 埼玉・石坂産業の挑戦(編集部) 【Part 7】ごみと水道は社会を映す鏡 崩壊防ぐ処方箋を示そう(橋本淳司 水ジャーナリスト × 滝沢秀一 お笑い芸人) 日本より巨大な“人口不足国家”  豪州の戦略から学べること(鶴岡路人 慶應義塾大学総合政策学部 准教授) “神の手”を持つ心臓血管外科医 渡邊剛が目指す未来(渡邊 剛 心臓血管外科医、ニューハート・ワタナベ国際病院 総長) 映画『ディア・ファミリー』で大泉洋が伝えたかったこと(大泉 洋 俳優、タレント) MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) 昭和の名作『シティーハンター』が面白いのはなぜ? 経済的威圧に翻弄されず 日本は「通商政策の王道」を貫け(渡邊頼純 藤女子大学 学長) 日本病にもがく中国(富坂聰) 財政破綻した夕張を徹底研究 炭鉱の街が再生した理由 各駅短歌(穂村弘) 拝啓オヤジ(相米周二) 商いのレッスン(笹井清範) 差別化戦略の心得 偉人の愛した一室(羽鳥好之)山縣有朋「無鄰菴」(京都府京都市) 誰かに話したくなる経営学(岩尾俊兵) 日本企業が陥りがちな「徒競走的競争」に終止符を 時代をひらく新刊ガイド(稲泉連) 『ネオ日本食』トミヤマユキコ 一冊一会 フィクサー(真山 仁) 第三章 漏洩 モノ語り。(水代優) めでたいお土産 林久右衛門商店「鰹節」 読者から/ウェッジから 表4
  • WEDGE(ウェッジ) 2024年6月号
    700円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 【特集】平成全史 令和の日本再生へ 今こそ知りたい平成全史 ======================================= 「平成全史」特集後編では、事件、災害、雇用、教育など、主に社会問題について考える。 「失われたX年」と、過去の栄光を取り戻そうとするのではなく、 令和の時代にどのようなビジョンを描き、実行していくのか? それは、今を生きるわれわれ自身にかかっている。 ======================================= 江川紹子、西岡研介、山田清機、小林美希、出井康博、石井光太、松本美奈、岡田武史、富坂 聰、中村繁夫、溝口 敦、宇垣美里、河合香織、開沼 博、稲泉 連、鈴木敏夫、羽鳥好之、矢野康治、中島伸子、岩尾俊兵、滝田洋一、石井妙子、與那覇 潤、編集部 Chronology 編集部が取材・撮影した写真で振り返る平成(後半)と令和 Part 1 「平成」を利用したオウム真理教 カルトは今もあなたの隣に 江川紹子 ジャーナリスト Part 2 阪神大震災で進化した警察〝未災者〟の国民にできること 西岡研介 ノンフィクションライター Part 3 「相場観」を失った現代ニッポン〝安上がり〟に人を使うな! 鼎談 山田清機 ノンフィクション作家 × 小林美希 ジャーナリスト × 出井康博 ジャーナリスト Part 4 増える不登校、変容するいじめ 対応策の〝アップデート〟を 石井光太 ノンフィクション作家 Part 5 誤解と誤算の迷走史 平成の大学改革から見えるもの 松本美奈 東京財団政策研究所 研究主幹 Interview 1 世界最先端を走る日本 「遺伝子にスイッチ」を入れよう 岡田武史 今治.夢スポーツ代表取締役会長、FC今治高等学校学園長 Part 6 引っ越しできない日本と中国 真の相互理解は進むのか? 対談 富坂 聰 拓殖大学海外事情研究所 教授 × 中村繁夫 UMCリソーシズCEO Part 7 減る暴力団、増える半グレ 不都合な真実にも目を向けよ 溝口 敦 ノンフィクション作家、ジャーナリスト Column 特集で振り返る ウェッジが報じた平成令和 Interview 2 平成から令和で見えた希望 「自分らしさ」で時代を拓こう 宇垣美里 フリーアナウンサー・俳優 聞き手・河合香織 ノンフィクション作家 Part 8 正念場を迎える福島の復興 「巨大な実験場」で終わらせるな 開沼 博 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 准教授 Part 9 消えない東電の責任 1Fの今が私たちに問いかけること 編集部 Part 10 平成を映すノンフィクション 私が選ぶとっておきの3冊 稲泉 連 ノンフィクション作家 Interview 3 ジブリがヒットを重ねる理由 〝猛獣使い〟鈴木敏夫の着眼点 鈴木敏夫 スタジオジブリ 代表取締役プロデューサー 聞き手・羽鳥好之 作家・金沢学院大学 特任教授 Part 11 平成でタガが外れた日本財政 根拠なき楽観論に物申す 矢野康治 前財務事務次官 Part 12 激変する時代にも変わらぬ信念 経営の〝神髄〟とは何か 対談 中島伸子 井村屋グループ 代表取締役会長(CEO) × 岩尾俊兵 慶應義塾大学商学部 准教授 Column 「人を大切にする」経営の原点 井村屋・中島会長の壮絶な体験 編集部 Part 13 日本経済に吹く〝追い風〟を生かし 「扇の要」の技術を磨け! 滝田洋一 名古屋外国語大学 特任教授 Part 14 事件史で振り返る平成 「虚」から「実」への転換を 対談 與那覇 潤 評論家 × 石井妙子 ノンフィクション作家 ■連載 ・各駅短歌:未来(穂村 弘) ・日本病にもがく中国:製造大国から製造強国へ 中国はなぜ変われたのか?(富坂 聰) ・誰かに話したくなる経営学:分岐点はどこにある?「有能」な人が「有害」になる時(岩尾俊兵) ・偉人の愛した一室:観阿弥「静岡浅間神社」(静岡県静岡市)(羽鳥好之) ・商いのレッスン:「不正」にどう向き合うか(笹井清範) ・MANGAの道は世界に通ず:かの名作を金字塔たらしめた その正体は「哲学」にあった! (保手濱彰人) ・拝啓オヤジ:やっぱり親子 オレとオヤジの必要とされる喜び(相米周二) ・時代をひらく新刊ガイド:『現代アートを続けていたら、いつのまにかマタギの嫁になっていた』 大滝ジュンコ(稲泉 連) ・一冊一会:「頭の体操」ができる一冊(編集部) ・フィクサー:第三章 漏洩(真山 仁) ・モノ語り。:塩辛くない海水からつくる 百姓庵「海の塩」(水代 優) ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2024年5月号
    700円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 【特集】平成全史 令和の日本再生へ 今こそ知りたい平成全史 ======================================= 小誌の創刊は、時代が昭和から平成となった直後の1989年4月20日である。 平成時代は、政治の劣化や経済の停滞など、多くの「宿題」を残した。 人々の記憶から忘れ去られないようにするには、正確な「記録」が必要だ。 2号連続で「平成全史」を特集する。 ======================================= 片山杜秀、江上 剛、土居丈朗、滝田洋一、小野雅世、羽鳥好之、富坂 聰、溝口 敦、出井康博、丸岡 守、島村菜津、笹井清範、與那覇 潤、安藤優子、中西輝政、編集部 Chronology 年表と写真で振り返る 平成前期の日本と世界 Introduction 特殊すぎた戦後昭和の好循環 普通の国として再出発の時 片山杜秀 慶應義塾大学法学部 教授 Part 1 経営者よ、今こそ自らを信じ新たな一歩を踏み出せ! 江上 剛 作家 Part 2 〝リバウンド〟し続ける日本財政 膨らむ借金に必要な処方箋 土居丈朗 慶應義塾大学経済学部 教授 Part 3 「失われた30年」に変化の兆し これだけかかったのはなぜ? 滝田洋一 名古屋外国語大学 特任教授 Interview 1 ピンチこそ最大のチャンス 京都・綿善旅館の〝逆張り経営〟 小野雅世 綿善旅館・おかみ Column 1989年〜2008年 ウェッジが報じた平成(前編) Part 4 芥川賞、直木賞受賞作に見る 平成文学のあゆみ 羽鳥好之 作家、金沢学院大学 特任教授 Part 5 【新連載】日本病にもがく中国 平成の日本こそ「目標」であり「鑑」 厄介な隣人・中国の実像 富坂 聰 ジャーナリスト Part 6 衰退する夜の銀座 裏面にある女性たちの「性」の自己管理 溝口 敦 ノンフィクション作家、ジャーナリスト Part 7 日系ブラジル人受け入れから34年 「宝」の存在を忘れるな 出井康博 ジャーナリスト Part 8 「食の平成史」から考える 食べものの価値と商道徳のあり方 鼎談 丸岡 守 まるおか 会長 × 島村菜津 ノンフィクション作家 × 笹井清範 商い未来研究所 代表 Part 9 忘却の時代・平成 いま、私たちが取り戻すべき「歴史」 與那覇 潤 評論家 Interview 2 平成の「重さ」を取り払い なりたい自分になれる社会へ 安藤優子 キャスター、ジャーナリスト 聞き手・河合香織 ノンフィクション作家 Part 10 「歴史の吊り橋」を渡る世界 今こそ必要な日本の「自立」 中西輝政 京都大学名誉教授 ■連載 ・商いのレッスン:五月病に悩む新社会人に伝えたいこと(笹井清範) ・MANGAの道は世界に通ず:大事なことは「目の向け方」 漫画を読んで成長する方法(保手濱彰人) ・【最終回】インテリジェンス・マインド:インテリジェンス能力を高め 日本の国家改革を急げ(小谷 賢) ・時代をひらく新刊ガイド:『超人ナイチンゲール』 栗原 康(稲泉 連) ・【最終回】近現代史ブックレビュー:『わが青春無頼帖 増補版』 柴田錬三郎(筒井清忠) ・偉人の愛した一室:山口蓬春 「山口蓬春記念館」(神奈川県三浦郡)(羽鳥好之) ・誰かに話したくなる経営学:雇用の流動化が本当に高賃金をもたらすのか?(岩尾俊兵) ・フィクサー:第二章 箝口(真山 仁) ・モノ語り。:京都の風土が育ててくれる 長文屋「七味唐辛子」(水代 優) ●各駅短歌 (穂村 弘) ●拝啓オヤジ (相米周二) ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2024年4月号
    700円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 【特集】小さくても生きられる 社会をつくる 「令和型」地域再生の最前線 ======================================= 全都道府県で人口が減少――。昨年7月の総務省による発表に衝撃が走った。特に地方においては、さらなる人口減少・高齢化は避けられない。 高度経済成長期から半世紀。人口減少や財政難、激甚化する災害などに直面する令和において、さまざまな分野の「昭和型」システムを維持し続けることはもはや限界である。 では、「令和型」にふさわしいあり方とは何か――。そのヒントを探るべく、小誌取材班は岩手、神奈川、岐阜、三重、滋賀、島根、熊本の7県を訪ね、先駆者たちの取り組みを取材し、「小さくても生きられる社会」を実現するにはどのようなことが必要なのかを探った。 ======================================= 文・林 直樹、小谷みどり、橋本淳司、水代 優、饗庭 伸、編集部 PART 1 無住集落に学ぶ「撤退」戦略 再興を意識した前向きな「縮小」 林 直樹 金沢大学人間社会研究域地域創造学系 准教授 COLUMN 現実を直視することで集落を未来に引き継ぐ 編集部 INTERVIEW 1 消防団員の小谷さんに聞く 「都会でも必要な地域参加」 小谷みどり シニア生活文化研究所 所長 PART 2-1 日本の水道〝孤独死〟寸前 「昭和型システム」の転換を図れ 橋本淳司 水ジャーナリスト PART 2-2 〝令和型〟水道事業の現場を歩き見えてきた新たな可能性 編集部 PART 3 医師の数だけではない 地域医療を支える大切なもの 編集部 PART 4 鳥獣害対策を起点に地元創生が加速した2つの地域 編集部 case 1 「地元を希望であふれる地域に」 熊本県戸馳島の軌跡 case 2 カギは「持続的な地域づくり」 島根県美郷町の再生物語 INTERVIEW 2 地域における「場づくり」 これほど面白い仕事はない! 水代 優 good mornings社 代表取締役 PART 5 本格的人口減少下の日本 創造的復興に必要な視点 饗庭 伸 東京都立大学都市環境学部都市政策科学科 教授 ■WEDGE_SPECIAL_OPINION ・2024年は「超選挙イヤー」 日本が学び、守るべきこと PART 1 無限に広がるネット社会 偽情報から〝私たち〟の選挙を守れ 湯淺墾道 明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科 教授 PART 2 岐路に立つ民主主義 今だからこそ考えたいその価値とは 市原麻衣子 一橋大学大学院法学研究科 教授 ■WEDGE_OPINION ・米国一国依存から脱却し日本独自のサイバー対策を急げ 増田幸美 日本プルーフポイント チーフエバンジェリスト、警察大学校 講師 ■WEDGE_ REPORT 1 ・「2024年問題」いよいよ本格化へ 日本の物流はどうなる? 田阪幹雄 NX総合研究所 リサーチフェロー ■WEDGE_ REPORT 2 ・学校給食の〝静かな危機〟子どもたちの食の体験を守れ 編集部 ■WEDGE_ REPORT 3 ・家電の再生プラスチック 利用促進のための課題は? 多賀一晃 生活家電.COM 主宰 ■連載 ・MANGAの道は世界に通ず:「人とのつながり」こそスタートアップ成功の極意(保手濱彰人) ・偉人の愛した一室:春日局 「喜多院」(羽鳥好之) ・商いのレッスン:賃上げの心得と従業員との関係づくり(笹井清範) ・誰かに話したくなる経営学:「運がいい人」の秘密 試行を増やす思考とは?(岩尾俊兵) ・インテリジェンス・マインド:核戦争の危機から世界を救った東ドイツの「顔のない男」(小谷 賢) ・近現代史ブックレビュー:『おかしゅうて、やがてかなしき 映画監督・岡本喜八と戦中派の肖像』 前田啓介(筒井清忠) ・時代をひらく新刊ガイド:『それでも私は介護の仕事を続けていく』 六車由実(稲泉 連) ・フィクサー:第二章 箝口(真山 仁) ・モノ語り。:畑からつくる小売店 渡辺商店「自然派きくち村」(水代 優) ●各駅短歌 (穂村 弘) ●拝啓オヤジ (相米周二) ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2024年3月号
    700円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 【特集】ジェンダー平等と多様性で男性優位の社会を変えよう ======================================= 「育児休暇や時短勤務を活用して子育てをするのは『女性』の役目」「残業も厭わず働き、成果を出す『女性』は立派だ」─。働く女性が珍しい存在ではなくなった昨今でも、こうした固定観念を持つ人は多いのではないか。  今や女性の就業者数は3000万人を上回り、男性の就業者数との差は縮小傾向にある。こうした中、経済界を中心に、多くの組織が「女性活躍」や「多様性」の重視を声高に訴え始めている。これ自体は歓迎すべき動きと言えるだろう。  だが、肝心なのは、中身である。内閣府が2022年に実施した世論調査では、約79%が「男性の方が優遇されている」と回答したほか、民間企業における管理職相当の女性の割合は、課長級で約14%、部長級では8%まで下がる。また、正社員の賃金はピーク時で月額約12万円の開きがある。政界でも、国会議員に占める女性の割合は衆参両院で16%(23年秋時点)と国際的に見ても極めて低い。  女性のエンパワーメントとジェンダー平等を目的に活動するHAPPY WOMAN(東京都港区)の小川孔一代表は「『SDGs(持続可能な開発目標)』や『ジェンダー平等』などの言葉は広く浸透し、いかに実装していくかというフェーズに入っているが、〝やっているフリ〟は逆に世間からの評価を下げる方向に働くだろう」と語る。  女性たちの声に耳を傾けると、その多くから「日常生活や職場でアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み、偏見)を感じることがある」という声があがり、男性優位な社会での生きづらさを吐露した(21頁に詳報)。  アンコンシャス・バイアスは、性差に限らずあらゆるところに存在するが、行き過ぎれば、社会発展の〝障壁〟になる。  3月8日は女性の生き方を考える「国際女性デー」だ。この日を前に、歴史を踏まえた上での日本の現在地を見つめるとともに、多様性・多元性のある社会の実現には何が必要なのかを考えたい。  時代は昭和でも、平成でもなく、令和である。ジェンダー平等と多様性の実現で、男性優位の社会を変えていくことが、より良い社会を築く足がかりになると信じたい。 ======================================= 文・佐藤千矢子、湯澤規子、髙崎順子、石井妙子、得能摩利子、與那覇 潤、ブレイディみかこ、藤原章生、編集部 PART 1 納得感なきジェンダー平等 日本は「オッサンの壁」を壊せ 佐藤千矢子 毎日新聞社 論説委員 COLUMN 1 気づいていますか? 女性たちが感じるジェンダー 編集部 DATA データで見る男女平等 これが日本の〝現在地〟 編集部 PART 2 「わたし」としての人生を生きる 日本でも「静かな革命」を 湯澤規子 法政大学人間環境学部 教授 PART 3 女性を〝忘れた〟時代からフランスが転換できた理由 髙崎順子 フランス在住ライター COLUMN 2 女性参画で生まれたヒット商品 大切なのは〝利用者の視点〟 編集部 PART 4 拝啓 令和を生きる女性たち 今、学ぶべきは女性の歴史 石井妙子 ノンフィクション作家 INTERVIEW 1男だから、女だからではない 価値を生む多様性の本質 得能摩利子 三菱マテリアル 社外取締役、フェラガモジャパン 元CEO COLUMN 3 女性採用を契機に脱皮を果たしたある中小企業の挑戦 編集部 PART 5 スローガンが氾濫する日本 唱えるからには中身の吟味を 與那覇 潤 評論家 INTERVIEW 2 相互理解と共存の鍵握る能力「エンパシー」をどう育むか ブレイディみかこ コラムニスト PART 6 アフリカの旅で考えた差別意識の出どころ 藤原章生 毎日新聞記者、ノンフィクション作家 ■WEDGE_SPECIAL_OPINION ・ウクライナ侵攻から2年 日本人に問われていること PART 1 〝20世紀型〟はもはや限界 長期戦見据え抑止力の再構築を 宮家邦彦 キヤノングローバル戦略研究所 理事 PART 2欧米に見られる「支援疲れ」 今こそ日本流で独自の貢献を 廣瀬陽子 慶應義塾大学総合政策学部 教授 Column ウクライナでも稼働! 世界に誇る日本の「モバイル浄水器」 編集部 PART 3 本音と諦観が渦巻くロシア 大統領選でルビコンを渡るか 黒川信雄 産経新聞社 元モスクワ特派員 ■WEDGE_OPINION 1 ・「賃金と物価の好循環」実現で「金利のある世界」に備えよ 渡辺 努 東京大学大学院経済学研究科 教授 ■WEDGE_OPINION 2 ・医療費46兆円の時代 単価でなく受診回数抑制の改革を 成瀬道紀 日本総合研究所調査部 主任研究員 ■WEDGE_ REPORT ・地震防災対策に長寿命化 あなたのマンションは大丈夫? 中西 享 ジャーナリスト ■連載 ・商いのレッスン:事業の〝あり方〟と〝やり方〟(笹井清範) ・偉人の愛した一室:堀 辰雄 「奈良ホテル」(奈良県奈良市高畑町)(羽鳥好之) ・MANGAの道は世界に通ず:実はみんな女性になりたがっている? VRによる制約の解放(保手濱彰人) ・インテリジェンス・マインド:ソ連への内通者「モグラ」を探せ! CIA対KGBの戦い(小谷 賢) ・誰かに話したくなる経営学:「ただの石」を「重要資源」に 半導体製造を支えているもの(岩尾俊兵) ・時代をひらく新刊ガイド:『老化は治療できるか』 河合香織(稲泉 連) ・近現代史ブックレビュー:『戦時下の演劇 国策劇・外地・収容所』(編)神山 彰(筒井清忠) ・フィクサー:第二章 箝口(真山 仁) ・モノ語り。:コーヒー豆の「エルドラド」 イフニコーヒー(水代 優) ●一冊一会 ●各駅短歌 (穂村 弘) ●拝啓オヤジ (相米周二) ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2024年2月号
    700円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 【特集】霞が関の危機は日本の危機 官僚制再生に必要なこと ======================================= かつては「エリート」の象徴だった霞が関の官僚はいまや「ブラック」の象徴になってしまった。 官僚たちが疲弊し、本来の能力を発揮できなければ、 日本の行政機能は低下し、内政・外交にも大きな影響が出る。 霞が関の危機は官僚だけが変われば克服できるものではない。政治家も国民も当事者だ。 激動の時代、官僚制再生に必要な処方箋を示そう。 ======================================= 文・嶋田博子、岡本全勝、小山俊樹、田中秀明、矢野康治、泉 房穂、編集部 Introduction 弱体化する霞が関 もうこれ以上看過できない 編集部 part 1 〝未完〟の公務員制度改革 政官関係に外部検証の視点を 嶋田博子 京都大学公共政策大学院 教授 INTERVIEW 1 現役官僚たちが激白! 霞が関で働くということ part 2 明治型国家から成熟国家へ 求められる新たな行政手法 岡本全勝 市町村職員中央研修所 学長、元復興庁事務次官 part 3 国家公務員を取り巻く3つの課題に迫る! 3-1 外部委託はあくまで手段 コンサル依存の前にすべきこと 編集部 3-2 人材確保が急務の霞が関 従来制度では行き詰まり必至 編集部 3-3 国民生活を支える「出先機関」 一体何をしているのか? 編集部 part 4 転機迎える日本の近代官僚制 変容する役割と不変の責務 小山俊樹 帝京大学文学部 教授 part5 政治主導で政策劣化の矛盾 ガバナンス強化を急げ 田中秀明 明治大学公共政策大学院 教授 COLUMN その質問主意書は何のため? 官僚の時間はタダじゃない 編集部 INTERVIEW 2 前例踏襲だけではもう限界 乱世の今、官僚の腕の見せ所だ 矢野康治 前財務事務次官 Special Interview 泉房穂・前明石市長から緊急提言 「方針転換」こそ政治家の仕事 官僚の長所をもっと伸ばせ ■WEDGE_OPINION 1 ・高まる不安、広がる誤解 化学物質PFAS報道の裏側 唐木英明 東京大学名誉教授 ■WEDGE_OPINION 2 ・国際社会の新たな争点 「経済的威圧」にどう向き合うか 佐橋 亮 東京大学東洋文化研究所 准教授 ■WEDGE_ REPORT 1 ・一人暮らし、フリーランス 認知症「2025問題」に向き合う にらさわあきこ 文筆家、美容研究家 ■WEDGE_ REPORT 2 ・あなたの睡眠は大丈夫? 働き方改革から〝休み方改革〟へ 編集部 ■WEDGE_ REPORT 3 ・INTERVIEW 日本経済停滞の要因は「睡眠不足」にある! 柳沢正史 筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)機構長 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 エッセイ漫画は学びの宝庫 日本人の常識に縛られるな 偉人の愛した一室 by 羽鳥好之 一休宗純 「酬恩庵一休寺」(京都府京田辺市) 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『中田 薫』 北 康宏 商いのレッスン by 笹井清範 良い広告のつくり方 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 「ファイブ・アイズ」の源流 米英情報協力の舞台裏 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『アジア発酵紀行』 小倉ヒラク 誰かに話したくなる経営学 by 岩尾俊兵 商品の「サイズ」にみる 固定観念を打破するヒント フィクサー by 真山 仁 第一章 乱闘 モノ語り。 by 水代 優 謙虚さがこだわりの味を生む マーロウ ●各駅短歌 (穂村 弘) ●拝啓オヤジ (相米周二) ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2024年1月号
    700円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 【特集】世界を覆う分断と対立 異なる者と生きる術 ======================================= ハマスのテロ行為に端を発する「イスラエル・ガザ紛争」。 イスラエルの自衛権行使は激化し、世界を二分する論争が巻き起こっている。 この紛争に世界は、日本はどのように向き合っていくべきか。 また、異なる価値観から生ずる「分断」や「対立」が世界を覆い、 〝パラレルワールド〟が広がっている。 怒りや憎しみ、誤解を乗り越え、「異なる者」と生きる術を考える。 2002年にエルサレムでイスラエル人兵士と対峙するパレスチナ市民。 両者の強い怒りや苦しみは20年以上たった今、再度顕在化している ======================================= 文・ビラハリ・カウシカン、広瀬真司、小谷哲男、加藤良三、山田敏弘、海野素央、ダニエル・ソカッチ、土方細秩子、與那覇 潤、編集部 Part 1 INTRODUCTION ガザ紛争の厳しい真実 周辺諸国や世界に与える影響 ビラハリ・カウシカン 元シンガポール外務次官 Part 2 BUSINESS ますます複雑化する中東情勢 それでも日本がすべきこと 広瀬真司 住友商事グローバルリサーチ(SCGR) シニアアナリスト CHRONOLOGY イスラエル・パレスチナ年表 Part 3 SECURITY 米国が迫られる三正面の対応 「民主主義の弾薬庫」をつくれ 小谷哲男 明海大学外国語学部 教授 INTERVIEW 日本は遠くから正論を 「大国ヅラをしない大国」目指せ 加藤良三 元駐米大使 Part 4 SNS SNSで世論は真っ二つ 見たくないものを見る勇気を 山田敏弘 国際ジャーナリスト Part 5 COMMUNICATION 「言葉」で紛争を乗り越える コミュニケーションの要諦とは 海野素央 明治大学政治経済学部 教授 Part 6 ISRAEL イスラエルにも確かにいる! 平等と平和を希求する人々 話し手・ダニエル・ソカッチ 社会活動家 聞き手・土方細秩子 ジャーナリスト Part 7 DIVISION 日本の分断は欧米と違う 今こそ必要な〝安心感〟の復元 與那覇 潤 評論家 ■WEDGE_OPINION 1 ・さらばコストカット型経営 成長型経済へ処方箋を示そう 滝田洋一 日本経済新聞社特任編集委員・テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』解説キャスター ■WEDGE_OPINION 2 ・消滅の危機に瀕した日本語 守り抜いた日本人の思いとは 松本美奈 東京財団政策研究所 研究主幹 ■WEDGE_OPINION 3 ・日本社会にあえて問う 水素推進は誰のためのものか? 大場紀章 ポスト石油戦略研究所 代表 ■WEDGE_ REPORT 1 ・アニマル・ウェルフェアが日本で定着しないのはなぜ? 山田清機 ノンフィクションライター ■WEDGE_ REPORT 2 ・科博のクラファン9億円! 寄付でも社会は変えられる イノウエヨシオ ファンドレックス代表取締役 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 狙いは第二次世界大戦中の米国 ロシアによる「影響力工作」 商いのレッスン by 笹井清範 「働く」ことの意味 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 輪廻転生を題材に「生きる意味」を考える 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『なんかいやな感じ』 武田砂鉄 誰かに話したくなる経営学 by 岩尾俊兵 イノベーション創出に必要な発想とお金の「出会い」 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『軍事史学 特集 青年将校運動』 (編)軍事史学会 偉人の愛した一室 by 羽鳥好之 横山大観 「横山大観旧宅」(東京都台東区) フィクサー by 真山 仁 第一章 乱闘 モノ語り。 by 水代 優 神戸・北野町で姉が育ててくれた味覚 オステリアブッコボロネーゼ ●各駅短歌 (穂村 弘) ●拝啓オヤジ (相米周二) ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2023年12月号
    700円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 【特集】海事産業は日本の生命線 「Sea Power」を 国家戦略に ======================================= 船を造り(造船)、船を動かし(海運)、貨物を出し入れする(港)─。 海に囲まれた日本は、これら3つを合わせた「海事産業」がないと成り立たない。 だが、足元の状況は厳しい。人手不足や高齢化など、他産業よりも深刻な危機に直面しているからだ。 海事産業の現場を歩き、課題解決に向けた取り組みについて取材した。 ======================================= 文・中西 享、土方細秩子、マルク・レビンソン、森 隆行、編集部 introduction 日本人に知ってほしい 海洋国家・ニッポンの実像 編集部 PART 1 海事経営者に聞く CASE 1 今治造船 世界と戦う今治造船 オーナー企業の矜持 中西 享 ジャーナリスト CASE 2 旭洋造船 〝オンリーワン〟を目指す 中小造船のトップランナー 中西 享 ジャーナリスト CASE 3 今治オ-ナー 世界に誇る今治の奮闘 海事大国の堅持へ〝逆襲〟なるか 編集部 CASE 4 向島ドック メキシコから尾道に来て確信 造船業は成長産業になる! 編集部 PART 2 人材不足 船はあっても人がいない? 日本人の〝海離れ〟を見直そう 編集部 interview 初の女性船長が語る 船の指揮官「船長」の魅力 松下尚美 商船三井 船長 PART 3 効率化と技術革新 省力化と技術革新の両輪で 人手不足の解消に挑む 編集部 PART 4 ルポ・コンテナ ジャパンパッシングの阻止 国際コンテナ定期航路の死守を 中西 享 ジャーナリスト PART 5 コンテナ物語 『コンテナ物語』の著者に聞く 革命の核心部分は何なのか? 話し手:マルク・レビンソン エコノミスト、歴史家  聞き手:土方細秩子 ジャーナリスト PART 6 ソリューション 課題山積の海事産業 危機はこうして乗り越えよ 森 隆行 流通科学大学 名誉教授 ■WEDGE_OPINION 1 ・米イスラエルに覚える〝違和感〟日米関係に必要な〝共感〟 海野素央 明治大学政治経済学部 教授 ■WEDGE_OPINION 2 ・台湾有事の鍵握る「新領域」 法整備の課題から目を背けるな 渡邊剛次郎 元海将・元横須賀地方総監 住田和明 元陸将・元陸上総隊司令官 大澤 淳  中曽根康弘世界平和研究所 主任研究員 ■WEDGE_OPINION 3 ・エネルギー転換に必須の多様性 日本は〝地球益〟の追求を 小山 堅 日本エネルギー経済研究所 専務理事・首席研究員 ■WEDGE_ REPORT 1 ・揺れる中東、迫るCOP 現地情勢から見える日本の活路 高橋雅英 中東調査会 主任研究員 ■WEDGE_ REPORT 2 ・なし崩し的に移民大国化する日本 台湾から学ぶべきこと 出井康博 ジャーナリスト MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 半世紀で進化する日本 『ハイキュー!!』が示すサイクル論 偉人の愛した一室 by 羽鳥好之 川端康成 「福住楼」(神奈川県足柄下郡) 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『中国・朝鮮人の関東大震災』 武藤秀太郎 商いのレッスン by 笹井清範 「製」「販」の溝を埋めるには 誰かに話したくなる経営学 by 岩尾俊兵 起業全盛時代に心得るべきビジネスの善悪を決める基準 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『北海道犬旅サバイバル』 服部文祥 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 〝存在しない〟男に偽情報? ドイツを欺いた英国の奇策 フィクサー by 真山 仁 第一章 乱闘 モノ語り。 by 水代 優 HIGASHIYA man 丸の内 ●各駅短歌 (穂村 弘) ●拝啓オヤジ (相米周二) ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2023年11月号
    700円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 日本の教育が危ない 子どもたちに「問い」を立てる力を ======================================= 明治国家の誕生以来、知識詰め込み型の画一的な教育が行われ、 日本社会には〝正解主義〟が蔓延するようになった。 時を経て、令和の日本は、数々の前例のない課題に直面し、 従来の延長線上に「正解(アンサー)」が見出しにくく、 「自らが『問い』を立て、解決する力(ソリューション)」が求められる時代になっている。 一方、現代を生きる子どもたちの状況はどうか。 学校教育は「質の低下」が取り沙汰され、子どもたちは外遊びよりも、 塾通い、宿題に次ぐ宿題で、〝すき間〟時間がない。本当に、このままでいいのだろうか。 複雑化する社会の中で日本の教育が向かうべき方向を提示する。 ======================================= 文・先﨑彰容、小林美希、李 一諾、広田照幸、和田重宏、小泉英明、冷泉彰彦、石井光太、編集部 PART 1 前例なき時代に〝正解主義〟が蔓延する日本 編集部 INTERVIEW 1 「自ら問いを立てる」ことは決して生易しいことではない 先﨑彰容 日本大学危機管理学部 教授 PART 2 首都圏の中学受験最前線 母親、子どもたちの〝本音〟とは 小林美希 ジャーナリスト PART 3 拝啓 日本の皆様 教育の力で国家の再構築を 李 一諾 一土学校創設者 INTERVIEW 2 詰め込み型暗記教育の転換期 国に求められる〝指導力〟 広田照幸 日本大学文理学部 教授 COLUMN 1 私たちの「声」を聴いて! 学校現場はこんなに忙しい 編集部 PART 4 子どもたちに生きる力を「三つのカン」を育てるには 和田重宏 寄宿生活塾「はじめ塾」 二代目塾長 COLUMN 2 市間寮で見た社会の縮図 編集部 INTERVIEW 3 脳科学の視点で考える「自然」に触れたり「実体験」する意義 小泉英明 東京大学先端科学技術研究センター フェロー・ボードメンバー PART 5 日本と違う米国の公教育「1億総事務員」教育から脱却せよ 冷泉彰彦 作家・ジャーナリスト COLUMN 3 危機に瀕する「外遊び」子どもの遊び場確保が急務 編集部 PART 6 国語力の衰退は国家の衰退 今こそ求められる大人の責任 石井光太 ノンフィクション作家 COLUMN 4 子どもたちの「なぜ?」を刺激 民間支援の新たな教育の形 編集部 PART 7 教育者主体から学習者主体へ 新たな一歩を踏み出す時 編集部 ■WEDGE_SPECIAL_OPINION ・台湾有事に備えるために 日本に必須の〝新発想〟と〝多様性〟 PART 1 日本の想定、ここが足りない 島国ゆえの「脆弱性」直視を 渡邊剛次郎 元海将・元横須賀地方総監・日本戦略研究フォーラム 政策提言委員 PART 2 有事における邦人輸送は至難 「政府公船」活用に解を見出せ 武居智久 日本戦略研究フォーラム 顧問 PART 3 感情的な中国脅威論やめ 〝正しく恐れる〟ために必要な視点 量産型カスタム氏 技術者・研究者・ハッカー ■WEDGE_OPINION 1 ・高まる地政学リスク 日本は新たな「グローバル化」を生かせ 中島厚志 新潟県立大学国際経済学部 教授 ■WEDGE_OPINION 2 ・誰のため? 何のため? 新たな洋上風力入札に異議 朝野賢司 電力中央研究所社会経済研究所 副研究参事 佐藤佳邦 電力中央研究所社会経済研究所 上席研究員 ・COLUMN 問われる産学連携 求められる「公正さ」や「誠実さ」 編集部 ■WEDGE_OPINION 3 ・英国のCPTPP加盟を機に世界貿易体制の再興を図れ PART 1 世界に示した英国の戦略と地政学上のメリットとは? ステファン・ウールコック ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE) 特別研究員 PART 2 日英関係、新ステージへ 英国加盟の三つの意義 渡邊頼純 藤女子大学 特任副学長 ■WEDGE_ REPORT 1 ・日本メーカーの凋落は深刻 激変する家電産業の地政学 関口和一 MM総研 代表取締役所長 ■WEDGE_ REPORT 2 ・加速するヤングケアラー支援 理念だけでは語れない(後編) 大山典宏 高千穂大学人間科学部 教授 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 思い出こそ人生最良の資産 フリーレンが示す追憶の価値 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 暗号解読組織に制された大戦 日本が学ぶべき歴史の教訓 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『前の家族』 青山七恵 誰かに話したくなる経営学 by 岩尾俊兵 KPIはいらない!? 業績測定の不都合な真実 偉人の愛した一室 by 羽鳥好之 北大路魯山人「八勝館」(愛知県名古屋市) 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『一人一殺 血盟団事件・首謀者の自伝』 井上日召 商いのレッスン by 笹井清範 商品の価値を伝える秘訣(笹井清範) フィクサー by 真山 仁 第一章 乱闘 モノ語り。 by 水代 優 理しながら考えた「あったらいいもの」 野田琺瑯 ●一冊一会 ●各駅短歌 (穂村 弘) ●拝啓オヤジ (相米周二) ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2023年10月号
    700円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 日本人なら知っておきたい ASEAN NOW ======================================= 今年は、日本ASEAN友好協力50周年の節目の年である。日・ASEAN関係は今、 リージョナルパートナーからグローバルパートナーへと変貌しつつある。 しかも、起業やデジタル化といった側面では、日本を大きくリードしているといえ、 彼らの〝進取〟と〝積極性〟ある姿勢から学ぶべき点は多い。 一方で、政治の安定、民主化などでは足踏みが続く。 多様なASEANを理解するための「最初の扉」を開けるべく、各分野に精通した8人に論じてもらう。 ======================================= 文・石井順也、野沢康二、塚田雄太、福地亜希、木村昌吾、牛山隆一、山田雪乃、島戸治江、編集部 DATA 1 人口6.7億人 数字でみるASEAN経済 ISSUE 1 大国の「主戦場」ASEAN 日本は独自の互恵的関係を築け 石井順也 住友商事グローバルリサーチ(SCGR) シニアアナリスト ISSUE 2 ASEANで揺らぐ民主主義 対外イメージ悪化の恐れ 野沢康二 BSテレビ東京 ニュース部長 ISSUE 3 新局面迎えるASEAN経済 課題は「早すぎる脱工業化」 塚田雄太 三井住友銀行グローバル・アドバイザリー部 部長代理 ISSUE 4 ASEANの経済・金融統合 保護主義拡大でも着実に前進 福地亜希 国際通貨研究所 主任研究員 ISSUE 5 存在感増すASEAN財閥 強みは世代交代と目利き力 木村昌吾 KPMG FAS ディレクター ISSUE 6 日本の「上から目線」は時代遅れ ASEAN企業の実力直視を 牛山隆一 名古屋経済大学 教授 DATA 2 ASEAN10カ国における主要貿易相手国 ISSUE 7 「デリスキング」の恩恵を受けるASEANの脱炭素政策 山田雪乃 大和証券 チーフESGストラテジスト ISSUE 8 デジタル化進むASEAN 日本企業はもっと貢献できる 島戸治江 三井物産戦略研究所国際情報部東南アジア・大洋州室 室長 ■WEDGE_OPINION 1 ・終わらぬ円安 立ちすくむ日本 今こそ必要なこの国の〝決断〟 唐鎌大輔 みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト ■WEDGE_OPINION 2 ・セキュリティー・クリアランスは世界で生きる「必須免許」 兼原信克 元内閣官房副長官補、元国家安全保障局次長 手塚 悟 慶應義塾大学環境情報学部 教授 小谷 賢 日本大学危機管理学部 教授 ■WEDGE_OPINION 3 ・少子化と人口減少を直視し楽観論より〝ありたい姿〟を描け 鬼頭 宏 上智大学 名誉教授 ■WEDGE_OPINION 4 ・21世紀は「宇宙の世紀」科学の力で日本の存在感を示せ 永原裕子 東京工業大学地球生命研究所 フェロー INTERVIEW ・技術力向上に必要なのは 「継続」と「頻度」 中須賀真一 東京大学大学院工学系研究科 教授 COLUMN ・技術だけじゃない 民間の宇宙事業に必要な視点 編集部 ■WEDGE_ REPORT ・加速するヤングケアラー支援 理念だけでは語れない(前編) 大山典宏 高千穂大学人間科学部 教授 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 ゴルフから人生を学ぶ 『オーイ!とんぼ』の「人間的成長」 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 解読された日本の外交暗号 米国の「黒い部屋」とは 誰かに話したくなる経営学 by 岩尾俊兵 インフレ下だからこそ必要な「ヒトに好かれる経営」 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『忘れられたBC級戦犯 ランソン事件秘録』 玉居子精宏 偉人の愛した一室 by 羽鳥好之 岸 信介 「東山旧岸邸」(静岡県御殿場市) 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『陸軍将校の教育社会史 上・下 立身出世と天皇制』 広田照幸 商いのレッスン by 笹井清範 業績第一主義の先に顧客満足はない フィクサー by 真山 仁 第一章 乱闘 モノ語り。 by 水代 優 季節の「盛り」を楽しむ 京都・志る幸 ●各駅短歌 (穂村 弘) ●一冊一会 ●拝啓オヤジ (相米周二) ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2023年9月号
    700円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT きしむ日本の建設業 これでは国土が守れない 残業規制より本質的課題にメスを入れよ ======================================= 道路や橋、高層ビルに新築戸建て……。 誰もが日々、当たり前のように使うインフラや建築物にも、それらをつくり、支える人たちがいる。 世は「働き方改革」全盛の時代─。その大波は建設業界にも押し寄せる。 だが、目先の労働時間削減だけでなく、直視すべきは深刻な人手不足や高齢化、上がらぬ賃金などの課題だろう。 インフラや建築物は、まさに日本の「機能」であり「国土」そのものでもある。 “これまでの”当たり前を、“これからも”続けていけるのか─。 その分水嶺にある今、どのようにして国土を守っていくべきか、立ち止まって考えたい。 ======================================= 文・出井康博、蟹澤宏剛、紅林章央、三木千壽、堀川晃菜、森地 茂、宮本洋一、編集部 Part 1 INTRODUCTION 建設業の魅力向上の“本丸”は「働き方改革」にあらず 編集部 Part 2-1 REPORTAGE 外国人に頼りきる日本の建設現場 このままでは行き詰まる 出井康博 ジャーナリスト Part 2-2 CRAFTMAN ベテランと若手職人に聞く 建設業界の課題と醍醐味 出井康博 ジャーナリスト Part 3-1 REWARDING 知ってほしい現場の実態 分かってほしい私たちの仕事を 編集部 Part 3-2 UNSUNG HERO 縁の下の力持ち 監理技術者の仕事とは? 編集部 INTERVIEW 1 変わることは大変 それでもホワイト化こそが生きる道だ 蟹澤宏剛 芝浦工業大学建築学部建築学科 教授 Part4 ENGINEER 関東大震災から100年 未来を見つめた技術者たちの想い 紅林章央 東京都道路整備保全公社 道路アセットマネジメント推進室長 INTERVIEW 2 進むインフラの老朽化に 建設業界はどう対応すべきか 三木千壽 東京都市大学 学長 Part 5 EDUCATION 「地元のインフラは地元で守る」“足元”支える高専の挑戦 堀川晃菜 サイエンスライター INTERVIEW 3 現場の技術力と魅力を高めるには業界慣行の改革は必須 森地 茂 政策研究大学院大学 客員教授、名誉教授 Part 6 LOCAL COMPANIES 見えないところに今日もいる 災害・異常時支える建設業 編集部 COLUMN 「自分たちの道は自分たちで直す」 道普請人の思わぬ副産物 編集部 INTERVIEW 4 誤解を恐れずあえて言う 持続可能な建設業への提言 宮本洋一 一般社団法人日本建設業連合会 会長、清水建設 代表取締役会長 ■WEDGE_OPINION 1 ・混乱続くマイナンバー 「長期視点」で将来像を描け 安岡美佳 デンマーク・ロスキレ大学 准教授 ■WEDGE_OPINION 2 ・慢性的人手不足の自衛隊 日本版予備役制度の創設検討を 勝股秀通 日本大学危機管理学部 教授 ■WEDGE_OPINION 3 ・「核廃絶」と「核抑止」は矛盾せず 日本は堂々と世界に主張せよ 金子熊夫 外交評論家・元外交官 ■WEDGE_OPINION 4 ・中国が目論む「勢力圏」の拡大 問われる日本企業の“選択” 久末亮一 日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所 副主任研究員 ■WEDGE_ REPORT ・「水」は世界企業の戦略物資 日本流でリスク管理の強化を 橋本淳司  水ジャーナリスト 【新連載】誰かに話したくなる経営学 by 岩尾俊兵 部下は人間だけにあらず AI時代のマネジメント力 【新連載】偉人の愛した一室 by 羽鳥好之 織田有楽斎 「如庵」(愛知県犬山市) インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 米国の参戦を決定づけた 英国情報機関の暗躍 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 松下幸之助に通じる「内観」 『スキップとローファー』 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『池崎忠孝の明暗 教養主義者の大衆政治』 佐藤卓己 【新連載】商いのレッスン by 笹井清範 安売り経営脱却のヒント 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『ルポ 国際ロマンス詐欺』 水谷竹秀 【新連載】フィクサー by 真山 仁 プロローグ 【新連載】モノ語り。 by 水代 優 変える価値と、変わらぬ価値 伊勢・二軒茶屋餅󠄀 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●各駅短歌 穂村 弘 ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2023年8月号
    550円 (税込)
    『Wedge』の主たる読者層はビジネスや政治・行政の最先端を生きる知的エグゼクティブ。読者の知的好奇心を満たすタイムリーなテーマに対し、1989年の創刊以来掲げてきた「事柄の本質を見極める」という編集方針で深掘りしていくのがモットー。企業も国も大きな曲がり角を迎え、制度疲労を起こしている時代だからこそ、世論や風潮に流されることなく、本質を捉えた建設的な提言を行う姿勢を貫きます。現在、編集部員は全員30代以下に若返っており、世界最先端の少子高齢化を生き抜く世代として、日本の未来に対する責任を意識した情報発信に努めています。 WEDGE_SPECIAL_REPORT 日本の少子化対策 異次元よりも「本音」の議論を ======================================= 結婚・出産を望まないのは、若者・子育て世代のワガママであり、 自分たちが選んでいること―。 こう思う人がいるかもしれない。 だが、経済情勢から雇用環境、価値観に至るまで、 彼らを取り巻く「すべて」が、かつての時代と異なっている。 少子化を反転させるため、岸田政権は異次元の少子化対策として経済支援の拡充を掲げるが、 金額だけ次元の異なる政策を行っていても、少子化問題の解決にはつながらないだろう。 もっと手前の段階でやるべきことがある。それは、若者や子育て世代の「本音」に耳を傾けることだ。 ======================================= 文・坂元晴香、土居丈朗、小林美希、オリヴィエ・コルボベッス、髙崎順子、斎藤淳子、 編集部 INTRODUCTION 分からないのは当たり前 孤育てを救う“魔法の言葉” 編集部 PART 1 誤解だらけの少子化問題 データから見るその実態 坂元晴香 東京女子医科大学衛生学公衆衛生学 准教授 COLUMN 若者たちのリアル 今どきの恋愛・婚活事情とは 編集部 PART 2 本音を隠した日本の性教育 「性」のタブー視はやめよう 編集部 PART 3 これだけ違う税と保険料 政治よ、本音で説明を! 土居丈朗 慶應義塾大学経済学部 教授 COLUMN 「産屋」存廃の歴史から学べること 編集部 PART 4  少子化対策の鍵握る企業 希望の光は経営者が灯せ 4-1 雇用のあり方と働き方は経営者の決意次第で変えられる 小林美希 ジャーナリスト 4-2 企業の「制度」と「運用」が共育て社会実現の大きな一歩に 編集部 PART 5 少子化に向き合う海外諸国 現地の専門家に聞く 5-1 INTERVIEW フランスの高出生率を支える「家族政策」の理念と実践とは 話し手 オリヴィエ・コルボベッス フランス全国家族手当金庫(CNAF)欧州および国際協調関係部 部長 聞き手 髙崎順子 フランス在住ライター 5-2 激変する若者の価値観 現代中国のシン・子育て事情 斎藤淳子 中国在住ジャーナリスト PART 6 「子どもが欲しい」と願う世代 こうすれば後押しできる 編集部 ■WEDGE_OPINION ・G7議長国はまだ続く 日本は「復興」で指導力示せ 東野篤子 筑波大学人文社会ビジネス科学学術院 教授 ■WEDGE_ REPORT 1 ・動き出したNTT「IOWN構想」 6G時代の覇権を握るには 関口和一 MM総研 代表取締役所長 ■WEDGE_REPORT 2 ・価格高騰、鳥インフル……「卵」に何が起きているのか? 山田清機 ノンフィクションライター ・COLUMN 卵を産む「鶏」はどこからくるのか? 育種改良の現場を訪ねる ■WEDGE_ REPORT 3 ・ロシアの愚行でとばっちり 大回り強いられる「中欧班列」 服部倫卓 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 教授 各駅短歌 by 穂村 弘 自販機 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『ワンルームから宇宙をのぞく』 久保勇貴 【最終回】新しい原点回帰 by 磯山友幸 「何かやらなきゃ生き残れない」 津軽鉄道に宿るDNA インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 日本海海戦を勝利に導いた 明治のリーダーたちの卓見 【最終回】1918⇔20XX 歴史は繰り返す by 髙杉洋平 満州事変から日中戦争へ 日本を破滅に導いた楽観主義 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『テニスの王子様』 ズレと違和感の演出 【最終回】さらばリーマン by 溝口 敦 貧困家庭から米国留学 食の価値伝達者への華麗なる転身  谷澤悠実さん DELIPICKS 代表取締役CEO 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『歴史と危機意識 テロリズム・忠誠・政治』 橋川文三 Letter 未来の日本へ by 河合香織 日本が誇るイノベーターから 未来を担う若者たちへ 大嶋光昭 パナソニックホールディングス 名誉技監 ESL研究所 所長 ●一冊一会 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2023年7月号
    550円 (税込)
    『Wedge』の主たる読者層はビジネスや政治・行政の最先端を生きる知的エグゼクティブ。読者の知的好奇心を満たすタイムリーなテーマに対し、1989年の創刊以来掲げてきた「事柄の本質を見極める」という編集方針で深掘りしていくのがモットー。企業も国も大きな曲がり角を迎え、制度疲労を起こしている時代だからこそ、世論や風潮に流されることなく、本質を捉えた建設的な提言を行う姿勢を貫いていく。現在、編集部員は全員30代以下に若返っており、世界最先端の少子高齢化を生き抜く世代として、日本の未来に対する責任を意識した情報発信に努める。 WEDGE_SPECIAL_REPORT 新たなエネルギー地政学 脱ロシア、脱炭素時代を生き抜く ======================================= ロシアによるウクライナ侵攻は国際的な燃料価格の高騰を招き、 エネルギー情勢の“世界地図”は大きく書き換えられた。 脱ロシアに苦心する欧州、存在感を増す産油地域・中東、 日本との距離を縮める豪州、石炭火力から逃れられないインド・ASEAN、 そして、毎夏のように電力逼迫が叫ばれ、節電要請を強いられる日本─。 石油危機から50年。「安定供給」と「脱炭素」の狭間で揺らぐ 世界の潮流を読み解きながら、わが国のとるべき道を探ろう。 ======================================= 文・小山 堅、進士義友、今里和之、髙橋雅英、アームストロング士郎、南 亮、有馬 純、大場紀章、編集部 PART 1 総論 世界の分断深刻化 脱炭素と安定供給との“二兎”を追えるか 小山 堅 日本エネルギー経済研究所 専務理事・首席研究員 PART 2-1 欧州 1 「ロシア産天然ガスには頼らない」 欧州の新たな戦略とは 進士義友 海外電力調査会(JEPIC)欧州事務所長 PART 2-2 欧州 2 欧州が新たに直面する課題 脱中国依存と技術革新 今里和之 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)欧州事務所長 Column 1 太陽光 次世代太陽光技術がカギ 充電いらずの“究極のエコカー” 編集部 PART 3 中東 石油危機から50年 日本は中東諸国にこう向き合え 髙橋雅英 中東調査会 主任研究員 Column 2  LNG 電気は「あって当たり前」 安定供給支える現場の苦悩と矜持 編集部 PART 4  豪州 重要性高まる豪州 エネルギーを軸に日豪関係強化を アームストロング士郎 オーストラリア国立大学 豪日研究センター長 Interview 脱炭素戦略 脱炭素社会実現に向けて 多様で現実的な道筋づくりを 南 亮 経済産業省 首席国際カーボンニュートラル政策統括調整官 Column 3 核融合 持たざる国日本の切り札に? 核融合は希望の“光”となるか 編集部 PART 5 インド・ASEAN 途上国の現実を受け止め 日本はアジア地域の“代弁者”たれ 有馬 純 東京大学公共政策大学院 特任教授 Column 4 石炭火力 日本発で世界に貢献 石炭火力のゼロエミッション技術 編集部 PART 6  日本 原発・再エネフル活用で燃料価格変動への抗堪性を高めよ 大場紀章 ポスト石油戦略研究所 代表 ■WEDGE_OPINION 1 ・世界経済はまるで「モナ・リザ」 金融危機のリスクに備えよ 倉都康行 RPテック 代表取締役、国際資本システム研究所長 ■WEDGE_OPINION 2 ・薬剤師ってこんなにいるの? 定員制限と役割拡大を急げ 成瀬道紀 日本総合研究所調査部 副主任研究員 ・COLUMN 薬剤師余り 厚労省と文科省に問う 編集部 ■WEDGE_REPORT 1 ・エルドアン再選後のトルコは何を守り、何を変えるのか 今井宏平 日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所 海外派遣員 ■WEDGE_REPORT 2 ・日本人のアフリカ観は時代遅れ 悲観か楽観かで捉えるな 白戸圭一 立命館大学国際関係学部 教授 新しい原点回帰 by 磯山友幸 「本屋」の代名詞・三省堂書店が考える新時代の書店とは MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『推しの子』 負の原体験が強さを生む インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 明石元二郎と石光真清は日露戦争勝利にどう貢献したか 各駅短歌 by 穂村 弘 トランプ 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『近代日本の政治家』 岡 義武 1918⇔20XX 歴史は繰り返す by 花田智之 日ソの「宣戦布告なき戦争」 ノモンハン事件が示す教訓 さらばリーマン by 溝口 敦 豊富な経験と深い郷土愛 奈良に誕生したECメーカー  坂口竜一さん ライズクリエイション代表取締役 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『アンビシャス』 鈴木忠平 Letter 未来の日本へ by 河合香織 自らと他者の「死」に寄り添い お別れを“より良い”ものに  木村光希 納棺士、ディパーチャーズ・ジャパン 代表取締役 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2023年6月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 瀕死の林業 再生のカギは成長よりも持続性 ======================================= 「花粉症は多くの国民を悩ませ続けている社会問題(中略)国民に解決に向けた道筋を示したい」  岸田文雄首相は4月14日に行われた第1回花粉症に関する関係閣僚会議に出席し、こう述べた。 スギの伐採加速化も掲げられ、安堵した読者もいたかもしれない。  だが、日本の林業(林政)はこうした政治発言に左右されてきた歴史と言っても過言ではない。  国は今、こう考えているようだ。 〈戦後に植林されたスギやヒノキの人工林は伐り時を迎えている。森林資源を活用すれば、 林業は成長産業となり、その結果、森林の公益的機能も維持される〉 「林業の成長産業化」路線である。カーボンニュートラルの潮流がこれに拍車をかける。 木材利用が推奨され、次々に高層木造建築の施工計画が立ち上がり、木材生産量や自給率など、 統計上の数字は年々上昇・改善しているといえる。  だが、現場の捉え方は全く違う。  国が金科玉条のごとく「林業の成長産業化」路線を掲げた結果、市場では供給過多の状況が続き、 木材価格の低下に歯止めがかからないからだ。 その結果、森林所有者である山元には利益が還元されず、 伐採跡地の再造林は3割しか進んでいない。今まさに、日本の林業は“瀕死”の状況にある。  これらを生み出している要因の一つとして、 さまざまな形で支給される総額3000億円近くの補助金の活用方法についても 今後再検討が必要だろう。補助金獲得が目的化するというモラルハザードが起こりやすいからだ。  さらに日本は、目先の「成長」を追い求めすぎるあまり、 「持続可能な森林管理」の観点からも、世界的な潮流に逆行していると言わざるを得ない。 まさに「木を見て森を見ず」の林政ではないか。  一方で、希望もある。現場を歩くと、森林所有者や森林組合、製材加工業者など、 “現場発”の新たな取り組みを始める頼もしい改革者たちの存在があるからだ。  瀕死の林業、再生へ─。その処方箋を示そう。 ======================================= 文・中岡 茂、田中淳夫、泉 英二、速水 亨、中島浩一郎、編集部 PART 1 「森林・林業再生」の矛盾 再生した日本の森林を温存し“背伸びしない”林業を 中岡 茂 技術士(森林部門)、林野庁OB PART 2 「林業の成長産業化」を疑う 木材自給率が倍増しても林業が絶望的であるのはなぜ? 田中淳夫 ジャーナリスト Column 1 日本の森林・林業の基本 Interview 国の視点 課題山積の日本の林業 林野庁の見解とは 長﨑屋圭太 林野庁森林整備部計画課長 PART 3 林政の変遷 世界でも特異な日本の林政 政治決断で法制転換を図れ 泉 英二 国民森林会議 提言委員長、愛媛大学 名誉教授 Column 2 見れば納得 森林の世界 陣馬山から高尾山を歩く PART 4  篤林家の“声” 変革期にこそ求められる 速水林業当主の揺るぎない信念 編集部 PART 5 未来への布石 日本材の国際競争力強化へ 攻めのインフラ整備を 編集部 PART 6  打開策はあるのか 「最適解」は一つではない 芽生え始めた希望の動き 田中淳夫 ジャーナリスト PART 7  林業の出口戦略 持続こそ成長の源 “現場発”の変革目指す改革者たち 編集部 ■WEDGE_OPINION 1 ・賃上げトレンドを持続させ 経済停滞を脱する足掛かりに 脇田 成 東京都立大学経済経営学部 教授 ■WEDGE_OPINION 2 ・医療機関情報を透明化し 血の通う医療DXの実現を 伊藤由希子 津田塾大学総合政策学部 教授 井伊雅子 一橋大学大学院経済学研究科、国際・公共政策研究部 教授 ■WEDGE_OPINION 3 ・プレゼンスを高める豪州 日豪がインド太平洋の軸となれ 佐竹知彦 青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科 准教授 ■WEDGE_REPORT 1 ・技能実習制度“廃止”の陰で取り残された「本質的な問題」 出井康博 ジャーナリスト ■WEDGE_REPORT 2 ・INTERVIEW 古川元法務大臣に聞く 外国人労働者問題の突破口 ■WEDGE_REPORT 3 ・リスキリングブームに沸く日本 経営者が持つべき視点 編集部 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 「ワンピース」は平成型ニューヒーローの代表格! 新しい原点回帰 by 磯山友幸 「ニッチ」を狙い挑戦続ける奈良宇陀の蔵元 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 農耕民族の日本人にインテリジェンスは不向きなのか 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『奈良に蒔かれた言葉2 近世・近代の思想』 1918⇔20XX 歴史は繰り返す by 家近亮子 「外交こそが戦争」と考えた中国大国化の立役者・蔣介石 さらばリーマン by 溝口 敦 サラリーマン時代の教訓生かし見つけた独立の極意  吉田健太郎さん キャネットワークス代表社員 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『名将前夜』長谷川晶一 Letter 未来の日本へ by 河合香織 進むなら“ワイルドサイド”へ 新たな自分を発見しよう 櫻田謙悟 SOMPOホールディングス グループCEO会長、前・経済同友会代表幹事 ●各駅短歌 (穂村 弘) ●拝啓オヤジ 相米周二 ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2023年5月号
    550円 (税込)
    『Wedge』の主たる読者層はビジネスや政治・行政の最先端を生きる知的エグゼクティブ。読者の知的好奇心を満たすタイムリーなテーマに対し、1989年の創刊以来掲げてきた「事柄の本質を見極める」という編集方針で深掘りしていくのがモットー。企業も国も大きな曲がり角を迎え、制度疲労を起こしている時代だからこそ、世論や風潮に流されることなく、本質を捉えた建設的な提言を行う姿勢を貫いていく。現在、編集部員は全員30代以下に若返っており、世界最先端の少子高齢化を生き抜く世代として、日本の未来に対する責任を意識した情報発信に努める。 WEDGE_SPECIAL_REPORT 最後の暗黒大陸・物流 「2024年問題」に光を灯せ ======================================= トラック運送業界における残業規制強化に向けて1年を切った。「2024年問題」と呼ばれる。 しかし、トラック運送業界からは、必ずしも歓迎の声が聞こえてくるわけではない。 安い運賃を押し付けられたまま仕事量が減れば、その分収益も減るからだ。 われわれの生活を支える物流の「本丸」で、今何が起きているのか─。 ======================================= 文・加藤秀樹、出井康博、辻 陽、土居丈朗、市川 晃、河村和徳、林 大介、小山俊樹、編集部 PART 1  残業規制の導入で物流業界の体質改善はなるのか? 中西 享 ジャーナリスト PART 2  「お願いだから分かってほしい」 運送事業者の社長が激白 中西 享 ジャーナリスト 編集部 Interview 1 進み始めた荷主の意識変化 見えてきた「適正運賃への是正」 小寺康久 西濃運輸 代表取締役社長 ILLUSTRATION 私たちの生活に欠かせない物流 編集部 Interview 2 デジタル技術で課題解決 物流界のプラットフォーマー 佐々木太郎 Hacobu 代表取締役社長執行役員 CEO Interview 3 トラック物流に必要な構造改革とは何か? 矢野裕児 流通経済大学流通情報学部 教授 column 1 深刻なドライバー不足 それでも「明日届く」は必要なのか 関谷次博 神戸学院大学経済学部 教授 PART 3  物流の一翼担う倉庫 「結節点」で見たその実態 編集部 column 2 「当たり前」の舞台裏 水産卸売の現場を歩く 編集部 PART 4  荷役の負荷軽減へ 今度こそパレットの本格普及を 編集部 PART 5  宅配ドライバーの本音 働き方改革は「形骸化」するは 刈屋大輔 ジャーナリスト column 3 国の盛衰と物流は表裏一体 日本はイタリアの歴史に学べ 玉木俊明 京都産業大学経済学部 教授 PART 6  矛盾を内包した法体系を直視しドライバーの権利保護を 首藤若菜 立教大学経済学部 教授 ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 1 ・バルト三国から日本へ 駐日大使が語るロシアの脅威 聞き手・古谷知之 取材協力・増永真悟 構成・編集部 PART 1 エストニア ソ連の占領下で遅れた国家の発展 これが“危機感”の根源 ヴァイノ・レイナルト 駐日エストニア大使 PART 2 リトアニア 祈るだけでは平和は訪れない 日本人は「万が一」への備えを オーレリウス・ジーカス 駐日リトアニア大使 PART 3 ラトビア ラトビアに刻まれた歴史 ウクライナ支援をやめない理由 ズィグマールス・ズィルガルヴィス 駐日ラトビア大使 ■WEDGE_OPINION 1 ・日ASEAN友好協力50年 関係強化に必要な発想の転換 大庭三枝 神奈川大学法学部 教授 ■WEDGE_OPINION 2 ・防衛力強化に目覚めた日本 世界にリーダーシップを示せ ジェフリー・ホーナン 米ランド研究所 上級政治研究員 ■WEDGE_REPORT 1 ・暗雲漂うメタバース 「マルチバース」は救世主になるか 山田敏弘 国際ジャーナリスト ■WEDGE_REPORT 2 ・待ったなしの部活動改革 大人の“都合”だけで議論するな 編集部 各駅短歌 by 穂村 弘 将棋 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 日本版マルチバースの橋頭堡 「中間管理録トネガワ」 新しい原点回帰 by 磯山友幸 100年先の「安定」を考える経営 大分・津久見臼杵の鉱山会社 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 リンカーンもお気に入り? 気球を使った情報収集 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『歌う民衆と放歌高吟の近代』 永嶺重敏 1918⇔20XX 歴史は繰り返す by 奈良岡聰智 日中対立の原点「山東問題」 外交の大失敗はなぜ起きたのか さらばリーマン by 溝口 敦 全ての経験を糧にした展示会ブースデザインのカリスマ 竹村尚久さん SUPER PENGUIN 代表取締役 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『シチリアの奇跡』 島村菜津 Letter 未来の日本へ by 河合香織 日常の中にあるアート 「銭湯ペンキ絵」の文化を未来へ 田中みずき 銭湯ペンキ絵師 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2023年4月号
    550円 (税込)
    『Wedge』の主たる読者層はビジネスや政治・行政の最先端を生きる知的エグゼクティブ。読者の知的好奇心を満たすタイムリーなテーマに対し、1989年の創刊以来掲げてきた「事柄の本質を見極める」という編集方針で深掘りしていくのがモットー。企業も国も大きな曲がり角を迎え、制度疲労を起こしている時代だからこそ、世論や風潮に流されることなく、本質を捉えた建設的な提言を行う姿勢を貫いていく。現在、編集部員は全員30代以下に若返っており、世界最先端の少子高齢化を生き抜く世代として、日本の未来に対する責任を意識した情報発信に努める。 WEDGE_SPECIAL_REPORT 地方議会ってホントにいるの? ======================================= あなたはご存じだろうか。 自分の住む地方議会の議員の顔を、名前を、どんな仕事をしているのかを─。 住民の関心は高まらず、投票率の低下や議員のなり手不足は年々深刻化している。 地方議会とは一体、誰のために、何のためにあるのか。 4月に統一地方選挙を控える今だからこそ、その意義を再考したい。 ======================================= 文・加藤秀樹、出井康博、辻 陽、土居丈朗、市川 晃、河村和徳、林 大介、小山俊樹、編集部 PART 1 改革の視点 今のままの地方議会ならいらない 加藤秀樹 構想日本 代表 Column 1 データで見る地方議会 PART 2 議員の本音 経験者が激白! 「地方議員」の実像 出井康博 ジャーナリスト PART 3  Q&A 近くて遠い地方議会 ワンポイントレッスン 辻󠄀 陽 近畿大学法学部 教授 PART 4 地方財政 国に依存する地方財政 身近なことから改革を 土居丈朗 慶應義塾大学経済学部 教授 Interview 地方議会の活性化と住民の「責任」 市川 晃 第33次地方制度調査会 会長、住友林業 代表取締役会長 PART 5 デジタル化 効率化だけにとどめるな 議会デジタル化の“本丸”とは 河村和徳 東北大学大学院情報科学研究科 准教授 PART 6 政治教育 大人が変われば、子どもも変わる 主権者教育の第一歩 林 大介 浦和大学社会学部現代社会学科 准教授 Column 2 「自分で考える」ための訓練 編集部 PART 7 新たな自治のカタチ カギは行政の「自分ごと化」 地方議会は変えられる 編集部 PART 8 温故知新 再考・民主主義 歴史から学ぶ政治参加の意義 小山俊樹 帝京大学文学部 教授 ■WEDGE_OPINION 1 ・メディアが伝えぬ気球の脅威 日本の「抑止力」を高めよ 永岩俊道 元航空支援集団司令官空将 ■WEDGE_OPINION 2 ・日銀総裁交代を好機に変える 「官邸主導」の先にある未来 牧原 出 東京大学先端科学技術研究センター 教授 ■WEDGE_OPINION 3 ・中国への対抗姿勢示したカナダ 今こそ日加関係の強化を 桒原響子 日本国際問題研究所 研究員 ■WEDGE_OPINION 4 ・認知症700万人の時代へ カギは共生と予防の一体推進 河畑茂樹 SOMPOケア 理事 ■WEDGE_REPORT ・「ゼロゼロ融資」の返済が重荷に? コロナ明け観光業の行方 編集部 【最終回】社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉 by 佐々木周作 行動経済学・実践の「未来」 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 AIが未来を支配? 「漫画の神様」が予期したディストピア 新しい原点回帰 by 磯山友幸 日本の職人技を世界へ届けるランドセル製造所の挑戦 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『明治史研究の最前線』小林和幸 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 より速く、安全に、遠くへ 人類が開発した情報伝達手段 1918⇔20XX 歴史は繰り返す by 森山 優 対米開戦に至った「南部仏印進駐」 なぜ、日本は「決めた」のか さらばリーマン by 溝口 敦 社長になるのに学歴はいらない 実業で証明した創業社長 別宮圭一さん インターネットインフィニティー代表取締役社長 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『死刑のある国で生きる』 宮下洋一 Letter 未来の日本へ by 河合香織 「宇宙が好き」も立派な才能 得意と苦手への向き合い方  油井亀美也 JAXA宇宙飛行士グループ長・宇宙飛行士 ●各駅短歌 穂村 弘 ●一冊一会 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2023年3月号
    550円 (税込)
    『Wedge』の主たる読者層はビジネスや政治・行政の最先端を生きる知的エグゼクティブ。読者の知的好奇心を満たすタイムリーなテーマに対し、1989年の創刊以来掲げてきた「事柄の本質を見極める」という編集方針で深掘りしていくのがモットー。企業も国も大きな曲がり角を迎え、制度疲労を起こしている時代だからこそ、世論や風潮に流されることなく、本質を捉えた建設的な提言を行う姿勢を貫いていく。現在、編集部員は全員30代以下に若返っており、世界最先端の少子高齢化を生き抜く世代として、日本の未来に対する責任を意識した情報発信に努める。 WEDGE_SPECIAL_REPORT 多死社会を生きる ======================================= 「人が死ぬ話をするなんて、縁起でもない」 はたして、本当にそうだろうか。死は日常だ。 その時期は神仏のみぞ知るが、いつか必ず誰にでも訪れる。 そして、超高齢化の先に待ち受けるのは“多死”という現実だ。 日本社会の成熟とともに少子化や孤独化が広がり、葬儀・墓といった 「家族」を基盤とするこれまでの葬送慣習も限界を迎えつつある。 そのような時代の転換点で、“死”をタブー視せず、向き合い、共に生きる。 その日常の先にこそ、新たな可能性が見えてくるはずだ。 ======================================= 文・浅川澄一、小谷みどり、鵜飼秀徳、小林武彦、宮下洋一、足立倫行、山田敏弘、佐藤弘夫、編集部 PART 1 地盤沈下する葬儀・火葬 東京圏の葬送事情 生の出口と死の入り口をつなげ 編集部 PART 2 変わる終末期医療 “病院信仰”から脱却し、「死」を受け入れる医療へ 浅川澄一 福祉ジャーナリスト PART 3 多様化する墓 個人でお墓を持たないという選択 編集部 COLUMN お墓問題も「福祉政策」にすべき 小谷みどり シニア生活文化研究所 代表理事 PART 4 消滅する寺院 人口減少で“寺院消滅”の危機 「地域に開く」役割を取り戻せ 鵜飼秀徳 ジャーナリスト COLUMN 「坊主バー」の店主が描くお寺の近未来 編集部 PART 5 サイエンス×死生観 INTERVIEW 生物はなぜ死ぬのか? AIが人間の進化を止める 小林武彦 東京大学定量生命科学研究所ゲノム再生研究分野 教授 PART 6 「死ぬ権利」の歴史 「多死社会だから安楽死」が日本人に不向きな理由 宮下洋一 ジャーナリスト ・一冊一会 特別編 書籍でめぐる死生観 足立倫行 ノンフィクション作家、編集部 PART 7 法医学の窮状 「死者の声」を社会に還元 死因究明制度の強化は急務 山田敏弘 国際ジャーナリスト PART 8 葬送の過去・現在・未来 変わる日本人の死生観 生者と死者をつなぐ新たな物語を 佐藤弘夫 東北大学大学院文学研究科 教授 ■WEDGE_SPECIAL_OPINION ・ウクライナ侵攻から1年 日本が学ぶべき教訓 PART 1 侵略国はなくせない この戦争が突き付けた厳しい現実 東野篤子 筑波大学人文社会ビジネス科学学術院 教授 PART 2 ロシアの「Z」に意味はない 21世紀に復権するシンボル政治 佐藤卓己 京都大学大学院教育学研究科 教授 PART 3 「平和な戦後」は訪れるのか? 戦争の行方を読み解く 鶴岡路人 慶應義塾大学総合政策学部 准教授 × 服部倫卓 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 教授 ■WEDGE_OPINION ・金融政策の転換 揺らぐ低金利 企業・国民が持つべき意志 小黒一正 法政大学経済学部 教授 ■WEDGE_REPORT 1 ・フェムテックの成長を好機に女性の“困り事”と向き合う時 編集部 ■WEDGE_REPORT 2 ・COLUMN 「乳がん検診」というプレゼント 編集部 ■WEDGE_REPORT 3 ・「有事」に無力な日本の電波法 ドローン活用に必要な覚悟 部谷直亮 慶應義塾大学SFC研究所 上席所員、編集部 社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉 by 佐々木周作 行動経済学・実践の「過去・現在」 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 秘密警察が阻止したマルクスの共産主義革命 新しい原点回帰 by 磯山友幸 酪農発祥の歴史を現代につなぐ 牛乳の高付加価値化 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 ルールと常識、行儀を守る「良い子」 ブルー段階の「島耕作」 1918⇔20XX 歴史は繰り返す by 増永真悟 諜報の本分を見失った戦間期日本 稚拙な対ソ連秘密工作 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『田中耕太郎』 牧原 出 さらばリーマン by 溝口 敦 「映画少年」から経営者へ 選球眼を武器に新たな道を拓く 鈴木 仁さん ミッドシップ代表取締役 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『私の昭和史 二・二六事件異聞』 末松太平 Letter 未来の日本へ by 河合香織 “感動”という新たな一皿は「変化」と「挑戦」の先にある 岸田周三 「カンテサンス」オーナーシェフ ●各駅短歌 穂村 弘 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2023年2月号
    550円 (税込)
    『Wedge』の主たる読者層はビジネスや政治・行政の最先端を生きる知的エグゼクティブ。読者の知的好奇心を満たすタイムリーなテーマに対し、1989年の創刊以来掲げてきた「事柄の本質を見極める」という編集方針で深掘りしていくのがモットー。企業も国も大きな曲がり角を迎え、制度疲労を起こしている時代だからこそ、世論や風潮に流されることなく、本質を捉えた建設的な提言を行う姿勢を貫いていく。現在、編集部員は全員30代以下に若返っており、世界最先端の少子高齢化を生き抜く世代として、日本の未来に対する責任を意識した情報発信に努める。 WEDGE_SPECIAL_REPORT 農業にもっと多様性を! 価値を生み出す先駆者たち ============================================= イノベーション─。全36頁に及ぶ2022年の「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」の本文中で、22回も用いられたのがこの言葉だ。 「新しくする」という意味のラテン語「innovare」が語源であり、提唱者である経済学者のヨーゼフ・シュンペーターが「馬車を何台つないでも汽車にはならない」という名言を残したことからも、新しいものを生み出すことや、既存のものをより良いものにすることだといえる。 「革新」や「新機軸」と訳されるイノベーションを創出するには、前例踏襲や固定観念に捉われない姿勢が重要だ。時には慣例からの逸脱や成功確率が低いことに挑戦する勇気も必要だろう。  平等主義や横並び意識の強い日本社会ではしばしば、そんな人材を“尖った人”と表現する。この言葉には、均一的で協調性がある人材を礼賛すると同時に、それに当てはまらない人材を揶揄する響きが感じられるが、果たしてそうなのか。 “尖る”という表現を、「得意」分野を持つことと、「特異」な発想ができることという“トクイ”に換言すれば、そうした人材を適材適所に配置し、トクイを生かすことこそが、イノベーションを生む原動力であり、今の日本に求められていることではないか。  編集部は今回、得意なことや特異、あるいはユニークな発想を突き詰め努力を重ねた人たちを取材した。また、イノベーションの創出に向けて新たな挑戦を始めた「企業」の取り組みや技術を熟知する「経営者」の立場から見た日本企業と人材育成の課題、打開策にも焦点を当てた。さらに、歴史から日本企業が学ぶべきことや組織の中からいかにして活躍できる人材を発掘するか、日本の教育や産官学連携に必要なことなどについて、揺るぎない信念を持つ「研究者」たちに大いに語ってもらった。  多くの日本人や日本企業が望む「安定」と「成功」。だが、これらは挑戦し、「不安定」や「失敗」を繰り返すからこそ得られる果実である。次頁から“日本流”でイノベーションを生み出すためのヒントを提示していきたい。 ============================================= 文/話し手・北野宏明、深堀 昂、小津野 将、藤田浩之、先﨑彰容、服部泰宏、宮部義幸、森本典繁、加藤真平、新藏礼子、瀧口友里奈、合田圭介、江﨑 浩、編集部 PART 1 “突き抜けた“人たち ・やりたいことを信じて続ける 個の突破力を生かそう 北野宏明 ソニーグループ 執行役専務兼CTO ・本業でピカイチを目指せ 大企業で新規事業を生む要諦 深堀 昂 avatarin 代表取締役CEO ・何かに没頭し、自由に挑戦する それが私の原点 小津野 将 オムロンサイニックエックス シニアリサーチャー ・日本を“黒船”で変える! 固定観念を打ち破る突破口 藤田浩之 米クオリティー・エレクトロダイナミクス(QED) 創業者兼CEO PART 2 第二の創業時代へ 幕末混乱期と近似する現代 歴史から企業が学ぶべきこと 先﨑彰容 日本大学危機管理学部 教授 PART 3 発掘のすゝめ 研究成果に世界が注目 スター社員を生み出す鍵 服部泰宏 神戸大学大学院経営学研究科 准教授 PART 4 経営層が持つべき視点 ・過去の成功体験は通用しない 挑戦する人材に積極支援を 宮部義幸 パナソニックホールディングス 取締役・副社長執行役員 ・「真の多様性」を定義し「意識的に」受け入れよう 森本典繁 日本アイ・ビー・エム 常務執行役員・CTO兼研究開発担当 PART 5 変革に挑む企業 ・Sansan 名刺交換で終わらせない 出会いが導く新たな未来 編集部 ・大阪大学フォーサイト ビジネス界と学術界の通訳で新価値の創造を促す! 編集部 PART 6 日本社会を変える 天才たちの雑談 アンコール さらば昭和モデル 博士人材が活躍できる日本へ 加藤真平×新藏礼子×瀧口友里奈×合田圭介×江﨑 浩 ■WEDGE_OPINION1 デジタル=エコの虚構 エネルギーの大量消費を見直せ ギヨーム・ピトロン ジャーナリスト ■WEDGE_OPINION2 「核の忘却」の時代は終わった 日米で核抑止の本格議論を 高橋杉雄 防衛省防衛研究所 防衛政策研究室長 ■WEDGE_REPORT 1 移動を促し、体験も豊かに 進化するバーチャル技術 多賀一晃 生活家電.COM 主宰 ■WEDGE_REPORT 2 黎明期にあるスマート農業 “実装の壁”を乗り越えるには 編集部 ■WEDGE_REPORT 3 INTERVIEW スマート農業で「ゲームチェンジ」を起こす 野口 伸 北海道大学大学院農学研究院 副研究院長・教授 新しい原点回帰 by 磯山友幸 革新を続け、ニッチで生きる 糊の「ヤマト」の事業精神 社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉 by 佐々木周作 高校生が身近な課題を解決するには? インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 ナポレオンの命運を左右した「情報」とは 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『板垣退助 自由民権指導者の実像』 中元崇智 1918⇔20XX 歴史は繰り返す by 麻田雅文 日本を惹きつけるサハリンの資源 「政経分離」は可能なのか MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 サッカー『ブルーロック』に見る シンデレラストーリー さらばリーマン by 溝口 敦 アプリ製作から基礎工事まで 時流を読む叩き上げ職人  込宮英紀さん(ブレイブ代表取締役) 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『尚、赫々たれ 立花宗茂残照』 羽鳥好之 Letter 未来の日本へ by 河合香織 仏教の基本 心と体が「今ここにいること」の意味  橋村公英 東大寺 別当・華厳宗 管長 ●各駅短歌 穂村 弘 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2023年1月号
    550円 (税込)
    『Wedge』の主たる読者層はビジネスや政治・行政の最先端を生きる知的エグゼクティブ。読者の知的好奇心を満たすタイムリーなテーマに対し、1989年の創刊以来掲げてきた「事柄の本質を見極める」という編集方針で深掘りしていくのがモットー。企業も国も大きな曲がり角を迎え、制度疲労を起こしている時代だからこそ、世論や風潮に流されることなく、本質を捉えた建設的な提言を行う姿勢を貫いていく。現在、編集部員は全員30代以下に若返っており、世界最先端の少子高齢化を生き抜く世代として、日本の未来に対する責任を意識した情報発信に努める。 WEDGE_SPECIAL_REPORT 農業にもっと多様性を! 価値を生み出す先駆者たち ============================================= 便利で安価な暮らしを求め続ける日本――。これは農業も例外ではない。 大量生産・大量消費モデルに支えられ、食べ物はまるで工業製品と化した。 このままでは食の均質化はますます進み、 価値あるものを生み出す人を“食べ支える”ことは困難になる。 しかし、農業が持つ新しい価値を生み出そうと奮闘する人は、企業は、確かに存在する。 日本の農業をさらに発展させるためには、農業の「多様性」が必要だ。 ============================================= 文・出井康博、熊野孝文、笹井清範、編集部 INTRODUCTION 農業をもっとクリエーティブに もっとイノベーティブに 編集部 PART 1 農業の価値再考 前例がなければつくればいい ベトナム発“次の農業” 編集部 PART 2 有機農業 拡大し続ける世界市場 有機農業の黎明期に立つ日本 編集部 PART 3 都市農業 農業が都市にあることの価値 絶やさないためのヒント 出井康博 ジャーナリスト PART 4 用途広がるコメ 「ごはん」だけじゃない コメが持つ無限大の可能性 熊野孝文 元米穀新聞記者 PART 5 小売業の役割 「売れればいい」から脱し 小売業は“価値伝達業”たれ 笹井清範 商い未来研究所 代表 ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 世界は「動乱の時代」へ  2023年、日本外交の課題 PART 1 米国政治は荒れ模様 それでも日米同盟は揺るがない ザック・クーパー アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)上級研究員 PART 2 「多極世界」から「多極アジア」へ インド外交の鍵握る中国 溜 和敏 中京大学総合政策学部 准教授 PART 3 「大国なき時代」の中東 日本外交の自主性が試される 青木健太 中東調査会 研究員 ■WEDGE_OPINION 原発の運転延長を前提に新増設への制度設計を急げ 遠藤典子 慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート 特任教授 佐々木経世 イーソリューションズ 代表取締役社長 ■WEDGE_REPORT 1 「賢すぎるAI」の大競争時代 日本よ、取り残されるな 編集部 ■WEDGE_REPORT 2 住民帰還で動き始めた双葉町 “空白の11年”をどう埋めるか 稲泉 連 ノンフィクション作家 社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉 by 佐々木周作 休暇取得の日数を増やすには? インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 米国独立の裏側で暗躍した 3人のインテリジェンスの父 新しい原点回帰 by 磯山友幸 最先端のブランドづくりに挑む老舗洋菓子メーカー MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『スラムダンク』に学ぶ 最強組織のつくり方 天才たちの雑談【最終回】 健康の鍵握る体内の「ゴミ掃除」 実は人体は謎だらけ 1918⇔20XX 歴史は繰り返す by 細田晴子 揺れ続けるスペイン内戦への評価 歴史とは何なのか 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『暗殺の幕末維新史 桜田門外の変から大久保利通暗殺まで』 一坂太郎 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『昭和の参謀』 前田啓介 Letter 未来の日本へ by 河合香織 音楽家として、母として 知的で優しい日本の皆様へ 椎名林檎 音楽家 ●各駅短歌 穂村 弘 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから 「さらばリーマン」は休載させて頂きます。
  • WEDGE(ウェッジ) 2022年12月号
    550円 (税込)
    『Wedge』の主たる読者層はビジネスや政治・行政の最先端を生きる知的エグゼクティブ。読者の知的好奇心を満たすタイムリーなテーマに対し、1989年の創刊以来掲げてきた「事柄の本質を見極める」という編集方針で深掘りしていくのがモットー。企業も国も大きな曲がり角を迎え、制度疲労を起こしている時代だからこそ、世論や風潮に流されることなく、本質を捉えた建設的な提言を行う姿勢を貫いていく。現在、編集部員は全員30代以下に若返っており、世界最先端の少子高齢化を生き抜く世代として、日本の未来に対する責任を意識した情報発信に努める。 WEDGE_SPECIAL_REPORT 平成日本の停滞感 サッカーなら打開できる ============================================= 平成の時代から続く慢性的な不況に追い打ちをかけたコロナ禍……。 国民全体が「我慢」を強いられ、やり場のない「不安」を抱えてきた。 そうした日々から解放され、感動をもたらす不思議な力が、スポーツにはある。 中でもサッカー界にとって今年は節目の年だ。 30年の歴史を紡いだJリーグ、日本中を熱気に包んだ20年前のW杯日韓大会、 そしていよいよ、カタールで国の威信をかけた戦いが始まる。 ボール一つで、世界のどこでも、誰とでも─。 サッカーを通じて、日本に漂う閉塞感を打開するヒントを探る。 ============================================= 文・間野義之、河治良幸、高橋杉雄、北澤 豪、荻野克展、今野真吾、保手濱彰人、木村正明、編集部 PART 1 成長戦略 30年目を迎えたJリーグ 発想の転換でもっと成長できる 間野義之 早稲田大学スポーツ科学学術院 教授 PART 2 地域密着 サッカーで地域を豊かに 共存共栄する“おらが街”のクラブ 編集部 case 1 川崎フロンターレ プロスポーツ不毛の地 そのイメージを払拭する case 2 福島ユナイテッド サッカー×農業 「福島の美味しい」を発信 case 3 清水エスパルス クラブの持つ発信力を地元企業が使い倒す PART 3 W杯×安全保障 W杯出場国のプレースタイルを安保の観点から読み解く 河治良幸 スポーツジャーナリスト × 高橋杉雄 防衛省防衛研究所 防衛政策研究室長 PART 4 国際協力 サッカーの力で途上国の「国づくり」に貢献する 北澤 豪 日本サッカー協会参与・フットサル委員長 PART 5 デジタル テクノロジーが加速させる サッカーの魅力、その先へ 編集部 PART 6 ものづくり サッカーシューズ開発から見る 日本のものづくりの底力 編集部 PART 7 漫画 マンガからリアルへ広がる 『アオアシ』が切り拓く新境地 保手濱彰人 キャラアート 代表取締役会長 ×荻野克展 小学館『ビッグコミックオリジナル』編集部 副編集長 ×今野真吾 小学館『週刊ビッグコミックスピリッツ』編集部 デスク PART 8 キャリア形成 ピッチだけでなく社会を俯瞰 “人づくり”に挑む現場の今 編集部 PART 9 サッカーの価値 次の30年へ“リスタート”サッカーの真骨頂を示せ 木村正明 Jリーグ 元専務理事 ■WEDGE_OPINION 1 50年ぶりの異常な円安水準 日銀の硬直政策、見直しの時 早川英男(東京財団政策研究所 主席研究員) ■WEDGE_OPINION 2 インフラ整備に必要な国防の視点 タブー視せず着手せよ 古谷知之(慶應義塾大学総合政策学部 教授) ■WEDGE_REPORT 1 創設60周年で世界も注目 「高専生」が社会で活躍するには 堀川晃菜(サイエンスライター、科学コミュニケーター) ■WEDGE_REPORT 2 もはや「西側の兵器工場」 韓国防衛産業が好調な理由 伊藤弘太郎(キヤノングローバル戦略研究所 主任研究員) 増永真悟(慶應義塾大学SFC研究所 上席所員) 社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉 by 佐々木周作 CO2の排出量を減らすには? 新しい原点回帰 by 磯山友幸 街に潤いを与える神戸「100BAN高砂ビル」の大変身 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 幾多の危機から国を守ったイングランドの“凄腕”宰相 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『石坂洋次郎の逆襲』 三浦雅士 天才たちの雑談 アインシュタインに限界はある? 宇宙の謎に挑む人類 1918⇔20XX 歴史は繰り返す by 小山俊樹 山県有朋の死から100年 明治日本は何を目指したのか MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 「型を学んで打ち破る」 成熟市場に必要な概念 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『アトランティス=ムーの系譜学』 庄子大亮 ●各駅短歌 穂村 弘 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから 「さらばリーマン」および「Letter 未来の日本へ」は休載させて頂きます。
  • WEDGE(ウェッジ) 2022年11月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 価値を売る経営で 安いニッポンから抜け出せ ============================================= バブル崩壊以降、日本の物価と賃金は低迷し続けている。 この間、企業は“安値競争”を繰り広げ、「良いものを安く売る」努力に傾倒した。 しかし、安易な価格競争は誰も幸せにしない。価値あるものには適正な値決めが必要だ。 お茶の間にも浸透した“安いニッポン”─。脱却のヒントを“価値を生み出す現場”から探ろう。 ============================================= 文・渡辺 努、多賀一晃、坂本光司、得能摩利子、水越康介、滝田洋一、編集部 PART 1 「物価と賃金」を考える デフレ脱却への“追い風” 値上げと賃上げの好循環生み出せ 渡辺 努(東京大学大学院経済学研究科 教授) REPORT 価値の「つくり方」 流通側が握る家電の価格決定権 メーカーは取り戻せるか 多賀一晃(生活家電.com主宰) 地域の有志が試行錯誤で学ぶ「ブランド」の育て方 編集部 PART 2 「脱価格戦略」を考える 2-1:値決めは企業経営の命 経営者よ、「価格」ばかりで戦うな 坂本光司(人を大切にする経営学会 会長) 2-2:売り上げや利益で測れない「強いブランド」をつくる価値 得能摩利子(三菱マテリアル 社外取締役・フェラガモジャパン 元CEO) REPORT 価値の「伝え方」 「おいしいものだけを売る」 信念貫く“奇跡のスーパー” 編集部 世の中にない商品をつくれば価格は自分で決められる 編集部 PART 3 「消費行動」を考える 変化を続ける人々の価値観 社会を動かす「応援消費」とは 水越康介(東京都立大学経済経営学部 教授) REPORT 価値の「売り方」 ECサイトを超える価値 百貨店「外商」の新潮流 編集部 「買いもの上手」がデフレ時代脱却のカギになる 編集部 PART 4 「政策」を考える 政府主導の政策で「ヒト・モノ・カネ」を動かし賃上げを 滝田洋一(日本経済新聞社特任編集委員・テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』解説キャスター) ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 台湾統一を目論む中国 「有事」の日に日本は備えよ INTRODUCTION:中国は米国の最大挑戦者 日本に必要な「拒否的抑止力」 小谷哲男(明海大学外国語学部 教授) PART 1:無駄にする時間はない 日米は同盟強化へ手を尽くせ エルブリッジ・コルビー(元米国防副次官補) PART 2:行き詰まる習近平の台湾政策 台湾海峡危機で改めて露呈 飯田将史(防衛省防衛研究所 米欧ロシア研究室長) PART 3:台湾有事は絵空事ではない 備えの構築が急務な日本 尾上定正(日本戦略研究フォーラム<JFSS> 政策提言委員) ■WEDGE_OPINION 1 眼前に迫る金利上昇リスク“自転車操業”財政に歯止めを 土居丈朗(慶應義塾大学経済学部 教授) ■WEDGE_OPINION 2 露が揺さぶるエネルギー秩序 日本発で“新LNG構想”示せ 大場紀章(ポスト石油戦略研究所 代表) ■WEDGE_REPORT コロナ統制を機に続々来日 中国を脱出する新移民たち 安田峰俊(ルポライター) 社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉 by 佐々木周作 男性の育休取得率を上げるには? インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 「秘密国家」ベネチア いかにして国を守ったか 新しい原点回帰 by 磯山友幸 時代の変化に身の丈を合わせる佐野十全堂薬局 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 昭和の集大成『北斗の拳』時代によって変わる価値観 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『甘粕大尉』 角田房子 天才たちの雑談 これからの宇宙開発は国ではなく民間企業が担う 1918⇔20XX 歴史は繰り返す by 廣部 泉 今も米国に残る「黄禍論」人種主義なる“病”と向き合うには 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『親父の納棺』 柳瀬博一 Letter 未来の日本へ by 河合香織 運命に抗うなかれ 「偶然」に適応する力  出口治明 (立命館アジア太平洋大学<APU> 学長) ●各駅短歌 穂村 弘 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから 「さらばリーマン」は休載させて頂きます。
  • WEDGE(ウェッジ) 2022年10月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 諦めない経営が 企業をもっと強くする ============================================= 日本独自の技術・組織・人を守れ かつては日本企業から世界初の新しいサービスや商品が次々と生み出されたが、 今や見る影もない。その背景には、「選択と集中」という合理化策のもと、 強みであった多くの事業や技術を「諦め」てきたとの事実が挙げられる。 バブル崩壊以降の30年、国内には根拠なき悲観論が蔓延し、 多くの日本人が自信を喪失している。 だが、諦めるのはまだ早い。いま一度、自らの強みを再確認して、チャレンジすべきだ。 ============================================= 文・梅沢正邦、岩尾俊兵、藤本隆宏、池上眞平、牧本次生、三枝 匡、岸良裕司、編集部 Part 1 日本企業の持つ事業 「いらない」って簡単に捨てるな 梅沢正邦(経済ジャーナリスト) Part 2 「イノベーションの民主化」で「日本式経営の逆襲」は可能だ 岩尾俊兵(慶應義塾大学商学部 准教授) INTERVIEW 1 経営者に問う あなたの会社の社員は“熱い”か 三枝 匡(ミスミグループ本社 名誉会長) Part 3 日本の製造業衰退論にもの申す 2020年代の巻き返し戦略 藤本隆宏(早稲田大学研究院 教授/東京大学 名誉教授) Part 4 「戦略なきリストラ」は最大の愚策 危機における経営の要諦 池上眞平(富士フイルム元常務執行役員) Part 5 一国の盛衰は半導体にあり ロボティクス市場を制覇せよ 牧本次生(半導体産業人協会 特別顧問) INTERVIEW 2 世界的ベストセラー『ザ・ゴール』著者が見た日本の強み 岸良裕司(ゴールドラットジャパンCEO) Part 6 超電導磁石が小型化のカギ「重粒子線がん治療装置」の未来 編集部 ■WEDGE_OPINION 1 歴史的円安を日本の好機とし「真のグローバル化」を果たせ 中島厚志 新潟県立大学国際経済学部 教授 ■WEDGE_OPINION 2 頻発し巨大化する自然災害 日本社会が鍛えるべき「力」とは 饗庭 伸 東京都立大学都市環境学部都市政策科学科 教授 ■WEDGE_OPINION 3 国防力強化にひた走る北朝鮮 日米韓は打開策を示せるか 平岩俊司 南山大学総合政策学部 教授 ■WEDGE_REPORT 世界からも疑問の声 補助金漬けの漁業はもうやめよう 真田康弘 早稲田大学地域・地域間研究機構客員主任研究員・研究院客員准教授 社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉 by 佐々木周作 タクシーの違法客待ちを減らすには? インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 古代ローマで漸進したインテリジェンス軽視の行方 新しい原点回帰 by 磯山友幸 海の安全を守る高速艇を造る東京で唯一の造船所 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 選択肢が増えた世界 転生願望は強まるのか 天才たちの雑談 「6G」実現のカギは「グリーン」であること 1918⇔20XX 歴史は繰り返す by 髙杉洋平 戦前から続く日本人の「軍隊嫌い」 深い溝の根源は何か 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『昭和の参謀』 前田啓介 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『生きもの毛事典』 保谷彰彦 ●各駅短歌 穂村 弘 ●一冊一会 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから 「さらばリーマン」は休載させて頂きます。
  • WEDGE(ウェッジ) 2022年9月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 漂流する行政デジタル化 こうすれば変えられる ============================================= コロナ禍を契機に社会のデジタルシフトが加速した。 だが今や、その流れに取り残されつつあるのが行政だ。 国の政策、デジタル庁、そして自治体のDXはどこに向かうべきか。 デジタルが変える地域の未来。その具体的な“絵”を見せることが第一歩だ。 ============================================= 文・江﨑 浩、関口和一、綱川明美、安岡美佳、酒井真弓、高口康太、庄司昌彦、廣川聡美 編集部 Part 1 都市経営の「総合格闘技」 スマートシティにみる行政の宿痾 編集部 Interview 1 水面下で奔走するデジタル庁 知られざる司令塔の役割とは 江﨑 浩(デジタル庁 Chief Architect/東京大学大学院情報理工学系研究科 教授) COLUMN 1 遅れた日本のデジタル改革 彷徨い続けたその歩み 編集部 Part 2 機運高まるデジタル改革“看板の付け替え”を繰り返すな 関口和一(MM総研 代表取締役所長) Interview 2 まちの魅力をさらに高める AIチャットの意外な活用法 綱川明美(ビースポーク創業者・代表取締役社長) COLUMN 2 20年かけて電子政府に デンマークから学べること 安岡美佳(デンマーク・ロスキレ大学 准教授) Part 3 行政手続きはなぜ“紙”なのか 自治体DXの最前線 編集部 Part 4-1 自宅と生活圏をつなぐ 自動運転が生む“地域の足” 編集部 Part 4-2 人の感覚をデータが裏付け AIで変わる水道老朽化対策 編集部 Part 4-3 コロナ禍で命を守ったDX 現場で生きた教訓とは 酒井真弓(ノンフィクションライター) Part 4-4 「まちのコイン」が育む地域交流の新たなカタチ 編集部 COLUMN 3 「切り捨て」も厭わない IT国家・中国の舞台裏 高口康太(ジャーナリスト) Part 5 デジタルが導く行政“新常態” 住民と職員双方の理想追求を 庄司昌彦(武蔵大学社会学部メディア社会学科 教授)× 廣川聡美(HIRO研究所代表/元横須賀市副市長)× 酒井真弓(ノンフィクションライター) ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 「節目」を迎える2022年の中国 日本の対中戦略、再考を Part 1:香港の表層に惑わされず「中国」化した現実を直視せよ 久末亮一(日本貿易振興機構〈JETRO〉アジア経済研究所 副主任研究員) Part 2:現代版“赤化”目論む「モンスター」 日本は中国にこう向き合え 城山英巳(北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 教授) ■WEDGE_OPINION 1 SPECIAL INTERVIEW 安倍元首相銃撃事件の衝撃 揺らぐ社会を救う「言葉」の力 先﨑彰容(日本大学危機管理学部 教授) ■WEDGE_OPINION 2 大国間に広がる不信 今こそ日本独自の役割果たせ 佐橋 亮(東京大学東洋文化研究所 准教授) ■WEDGE_OPINION 3 国際連盟の教訓踏まえた国連「機能不全論」の誤解を解く 高橋力也(横浜市立大学国際教養学部 准教授) ■WEDGE_REPORT 1 曖昧すぎる日本のかかりつけ医 実現に必要な「公」の視点 浅川澄一(福祉ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT 2 守備範囲を飛び越え、生き残りを図る地域金融の未来 中西 享(ジャーナリスト) ■INTERVIEW 存在意義を見出せない銀行は淘汰される 野崎浩成(東洋大学国際学部 教授) MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 苦味は優しく、包み込む! これぞ日本ならではの創作術 新しい原点回帰 by 磯山友幸 「誠実であること」が原点 東京で唯一のタオル製造会社 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 古代ギリシャにみるインテリジェンスの礎 社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉 by 佐々木周作 健康寿命を延ばすには 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『昭和ナショナリズムの諸相』 橋川文三 天才たちの雑談 未来のスマホや車とは? イノベーションの鍵はエネルギー 1918⇔20XX 歴史は繰り返す by 髙橋義彦 ヒトラーに屈したオーストリア 独立守るのに必要なこと 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『13歳からの経営の教科書』 岩尾俊兵 ●一冊一会 ●各駅短歌 穂村 弘 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2022年8月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 歪んだ戦後日本の安保観 改革するなら今しかない 防衛費倍増の前にすべきこと ============================================= 安全保障と言えば、真っ先に「軍事」を思い浮かべる人が多いであろう。 だが本来は「国を守る」という考え方で、想定し得るさまざまな脅威にいかに対峙するかを指す。 日本人が長年抱いてきた「安全保障観」を、今、見つめ直してみよう。 ============================================= 文・インタビュー 先﨑彰容、グラント F・ニューシャム、冷泉彰彦、篠田英朗、佐藤 謙、大澤 淳、古谷知之、千々和泰明、藤城 眞、編集部 CHRONOLOGY 重くのしかかった「戦後」 日本人は殻を破れるか 編集部 Part 1 安全保障は「究極の生活インフラ」 今こそ必要な強い司令塔 先﨑彰容(日本大学危機管理学部 教授) Part 2 青息吐息の防衛産業 「安保の基盤」の崩壊を座視するな 編集部 Part 3 元海兵隊大佐から日本へ 「戦うための準備はできているか」 グラント F・ニューシャム(元海兵隊大佐・日本戦略研究フォーラム上席研究員) Part 4 科学こそ安全保障の基盤 競争力維持に必要なこと 編集部 Part 5 基礎研究に巨費を投じる米国 進む軍学連携と人材多様化 冷泉彰彦(作家・ジャーナリスト) COLUMN 1 軍事から生まれた私たちのテクノロジー 編集部 Part 6 二枚舌構造はもはや限界 日本国憲法の本来の精神とは 篠田英朗(東京外国語大学大学院総合国際学研究院 教授) Part 7 軍事研究反対を貫く学術会議 国から「真の」独立果たす時 編集部 Part 8 激化するサイバー戦に無力の日本 法と体制整備を急げ 佐藤 謙(中曽根康弘世界平和研究所 顧問) 大澤 淳(中曽根康弘世界平和研究所 主任研究員) INTERVIEW 「新しい戦い方」の脅威 第4の戦闘空間に産官学軍で備えよ 古谷知之(慶應義塾大学総合政策学部 教授) Part 9 戦後日本の「線引き」と「しばり」 今こそ夢から目覚める時 千々和泰明(防衛省防衛研究所戦史研究センター安全保障政策史研究室 主任研究官) COLUMN 2 防衛費増へのギアチェンジには国民と正面から対話を 藤城 眞(SOMPOホールディングス 顧問) ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 「子育て支援」や「女性活躍」を“理念”や“主観”だけで語るな Part 1:少子化対策は将来への「投資」 エビデンスに基づいた政策を 山口慎太郎(東京大学大学院経済学研究科 教授) Part 2:日本に蔓延る女性差別意識 「女性活躍」を名ばかりにするな 奈良岡聰智(京都大学公共政策大学院 教授) ■WEDGE_OPINION 1 メディアが煽る“食料危機” 本当の危機は国内農政の愚行 山下一仁(キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹) ■WEDGE_OPINION 2 米国発・新経済圏構想IPEFに日本はこう向き合え 渡邊頼純(関西国際大学国際コミュニケーション学部長・教授) ■WEDGE_REPORT 1 「残コン」問題を放置すれば違反の生コン利用は再び起きる 編集部 ■WEDGE_REPORT 2 普及進まぬリフィル処方箋 立ちはだかる“壁”を越えるには 編集部 ■COLUMN 1 薬を渡すだけじゃない 野菜で繋がる新しい薬局のカタチ 編集部 ■COLUMN 2 対策強化が必須の経済安保 経営者に必要なバランス感覚 山田敏弘(国際ジャーナリスト) 社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉 by 佐々木周作 投票率を上げるには? MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『ドラゴンボール』 長期連載に見る、価値観の変遷 各駅短歌 by 穂村 弘 教室 新しい原点回帰 by 磯山友幸 「楽しみ方を広げる」 それが崎陽軒の変わらない原点 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 露の侵攻で新局面を迎えたインテリジェンス戦争(後篇) 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『陸軍中野学校 「秘密工作員」養成機関の実像』 山本武利 1918⇔20XX 歴史は繰り返す by 藤山一樹 破壊された国際秩序 戦間期の欧州はいかに再建したのか 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『プリズン・サークル』 坂上 香 さらばリーマン by 溝口 敦 “見分ける”センスを写真で磨き障がい者アートで道を拓く  常住和弘さん(ウィンドベル代表取締役) ●拝啓オヤジ 相米周二 ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2022年7月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 日本を目指す外国人労働者 これ以上便利使いするな “人手不足”でも安いニッポンが成り立つ理由 ============================================= “人手不足”に喘ぐ日本で、頻繁に取り上げられるフレーズがある。 「外国人労働者がいなければ日本(社会)は成り立たない」というものだ。 しかし、外国人労働者に依存し続けることで、日本の本当の課題から目を背けていないか? ご都合主義の外国人労働者受け入れに終止符を打たなければ、将来に大きな禍根を残すことになる。 ============================================= 文/話し手 出井康博、安田峰俊、李 惠珍、ティック・タム・チー、鈴木江理子、倉田良樹、高橋信行、編集部 Introduction 日本社会の本当の課題から目を背けるな 編集部 Part 1 あえて問う 外国人なしで日本社会は成り立たないのか? 出井康博(ジャーナリスト) Column 1 “安いニッポン”を支える外国人労働者たち 編集部 Part 2 ときに「大胆」で「したたか」な外国人労働者の“実像”に迫る 安田峰俊(ルポライター) Part 3 移民政策を大転換した韓国 日本も“矛盾”から脱却する時 李 惠珍(日本国際交流センター シニアプログラムオフィサー) Column 2 「勤勉さが失われつつある」ベトナム人尼僧が見る日本社会 ティック・タム・チー(在日ベトナム仏教信者会 会長) Part 4 再考・技能実習制度「建前論」はもうやめよう 編集部 Column 3 日本はすでに「移民社会」現実踏まえオープンな議論を 鈴木江理子(国士館大学文学部 教授) Part 5 付加価値を生み出すのは「人」外国人高度人材が輝く現場 編集部 Part 6 なし崩し的外国人労働者受け入れに終止符を打て! 出井康博(ジャーナリスト)× 高橋信行(NTグループ代表)× 倉田良樹(福知山公立大学地域経営学部 教授) Opinion 日本人が外国人に便利使いされる日 編集部 ■WEDGE_OPINION 1 ソ連の遺産を損なうプーチン ロシア社会に不足する「力」 山添博史(防衛省防衛研究所地域研究部米欧ロシア研究室 主任研究官) ■WEDGE_OPINION 2 止まらぬ円安 耐える国民 機運を変える3つの処方箋 唐鎌大輔(みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト) ■WEDGE_OPINION 3 高齢者の「健康・幸福長寿」実現へ カギを握るフレイル予防 飯島勝矢(東京大学高齢社会総合研究機構長・未来ビジョン研究センター教授) ■COLUMN 健康長寿のその先へ フレイル予防が生み出す地域交流 編集部 ■WEDGE_REPORT 1 習政権のスローガンに惑わされず中国の実態を見極めよ 梶谷 懐(神戸大学大学院経済学研究科 教授) ■WEDGE_REPORT 2 日本が抱える色覚の課題 宇宙飛行士にも“多様性”の確保を 川端裕人(ノンフィクション作家・小説家) ■WEDGE_REPORT 3 ますます進む若者の政治離れ 日本は民主主義を守れるか 編集部 社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉 by 佐々木周作 要支援者からの確認書返送率を上げるには? 新しい原点回帰 by 磯山友幸 亡き父の思いをカタチに 「雨の日を楽しくする」傘づくり インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 露の侵攻で新局面を迎えたインテリジェンス戦争(前篇) MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 「地動説」に命をかける『チ。』に学ぶ自己決定能力の確立 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年』 石野裕子 1918⇔20XX 歴史は繰り返す by 板橋拓己 ナチ台頭許した「ヴァイマル共和国」 社会の分断が招く破滅 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『ぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか教えてください』 西田亮介 さらばリーマン by 溝口 敦 目指すは業界での有名人 窓と庭で勝負する男の野望  巾 竜介さん (ワイドアルミ代表取締役) ●各駅短歌 穂村 弘 ●世界の記述【最終回】 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2022年6月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 現状維持は最大の経営リスク 常識という殻を破ろう ============================================= 日本企業の様子がおかしい。バブル崩壊以降、失敗しないことが“経営の最優先課題”になりつつあるかのようだ。 しかし、そうこうしているうちに、かつては、追いつけ追い越せまで迫った米国の姿は遠のき、 アジアをはじめとした新興国にも追い抜かれようとしている。 今こそ、現状維持は最大の経営リスクと肝に銘じてチャレンジし、常識という殻を破る時だ。 ============================================= 文/話し手・梅沢正邦、中西 享、小川さやか、伊藤慎介、山本康正、川手恭輔、カプリンスキー真紀、土方細秩子、編集部 インタビュー・北島義斉、小野直樹、山﨑敦義、五十嵐弘司 写真・井上智幸 Part 1 日本型経営でも新自由主義でもない 人を生かす経営とは 梅沢正邦(ジャーナリスト) Part 1-2 リスクをとって「種をまけ」 日本企業、再興へのポイント 中西 享(ジャーナリスト) Interview 1 仕事に枠を設けないから生まれる新たなイノベーション 大日本印刷 代表取締役社長 北島義斉 Part 2 タンザニア商人に学ぶ 人間はみなLiving for Today 小川さやか(立命館大学先端総合学術研究科 教授) Interview 2 コミュニケーションの活性化で社員の力を引き出す 三菱マテリアル 執行役社長 小野直樹 Part 3 安定志向が評価される社会 こうすれば変えられる 伊藤慎介(rimOnO 代表取締役社長) Interview 3 非常識に挑戦し続けるユニコーン企業強さの秘訣 TBM 代表取締役CEO 山﨑敦義 Part 4 変化は常に起こる 自らを、企業を常にアップデートする 山本康正(京都大学経営管理大学院 客員教授) Interview 4 奇跡は起こせるもの リーダーに求められる仕事の要諦 企業情報化協会 特別顧問、エグゼクティブアドバイザー 五十嵐弘司 Part 5 「行動しないことが最大の失敗」 空飛ぶ車の実現に挑む! カプリンスキー真紀(ASKA 共同創業者兼COO) ■WEDGE_OPINION 1 戦後から続く日本人の戦争観 変えるときは今しかない 吉富 望(日本大学危機管理学部 教授) ■WEDGE_OPINION 2 核リスクを直視し日本に必須の安保大戦略を描け 秋山信将(一橋大学大学院法学研究科 教授) ■WEDGE_OPINION 3 医療人材の育成方法にメスを 地域に必要な専門医とは 葛西龍樹(福島県立医科大学医学部地域・家庭医療学講座 主任教授) ■WEDGE_REPORT 1 広がる消費者の不安と誤解 食品表示改革を私物化するな 唐木英明(東京大学名誉教授) ■WEDGE_REPORT 2 父親の英断はどこへ? 習近平の少数民族統治を阻む「壁」 熊倉 潤(法政大学法学部 准教授) ■POINT_OF_VIEW 転機迎える国際決済システム デジタル通貨議論の行方は 井上哲也(野村総合研究所金融デジタルビジネスリサーチ部 シニア研究員) 【新連載】社会の「困った」に寄り添う行動経済学〈実践編〉 by 佐々木周作 納税の口座振替利用率を上げるには? インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 第二次安倍政権で挑んだ日本のインテリジェンス改革 新しい原点回帰 by 磯山友幸 「和食」と共に世界に羽ばたく日本のガラス食器 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『高田保馬自伝「私の追憶」』 吉野浩司 牧野邦昭 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 なぜ戦争はなくならないのか『進撃の巨人』から考える 【最終回】知られざる高専の世界 by 堀川晃菜 高専生たちが生んだ衛星 KOSEN-1、宇宙へ(高知工業高等専門学校) 1918⇌20XX 歴史は繰り返す by 牧野邦昭 テロと戦争への道を拓いた 大正日本経済のグローバル化 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『タラント』 角田光代 さらばリーマン by 溝口 敦 かつての劣等感をバネに ユーザーに寄り添うかつら工房  野沢ひろみさん(ドリームアチーブメント取締役) ●各駅短歌 穂村 弘 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●世界の記述 ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2022年5月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 広がる恐怖 果てしない悲しみ プーチンによる戦争に 世界は決して屈しない 文・ジェイムズ・スタヴリディス、小泉 悠、小谷哲男、神保 謙、マチケナイテ・ヴィダ、小山 堅、山本隆三、倉都康行、吉村慎司、山田敏弘、桒原響子、小谷 賢、大澤 淳、佐藤卓己、細谷雄一、編集部 Part 1 元NATO軍最高司令官に聞く 世界の行方と日本の役割 ジェイムズ・スタヴリディス(元NATO欧州連合軍 最高司令官) Part 2 “プーチンの戦争”の先にはどんな「出口」が待っているのか? 小泉 悠(東京大学先端科学技術研究センター 専任講師) Part 3 ロシアの行動を注視する中国 日本の安全保障「再構築」を 小谷哲男(明海大学外国語学部 教授) Part 4 日米で「核の傘」信頼性強化を 立ち止まっている猶予はない 神保 謙(慶應義塾大学総合政策学部 教授) Part 5 東欧が見てきたロシアの本性 “最前線”の日本は何を学ぶか マチケナイテ・ヴィダ(国際大学大学院国際関係学研究科 講師) Part 6 一変したエネルギー安全保障 危惧される「石油危機」の再来 小山 堅(日本エネルギー経済研究所 専務理事・首席研究員) Part 7 脱ロシアで足並み揃わぬEU エネルギー調達の要諦とは 山本隆三(常葉大学 名誉教授) Part 8 「戦争と制裁」で視界不良は長期化 世界はインフレの時代へ 倉都康行(RPテック代表取締役/国際資本システム研究所長) Column 輸出入停止、撤退・・・・・・ 北海道・ロシア交流は厳冬へ 吉村慎司(北海道国際交流・協力総合センター 客員研究員/北海道建設新聞 記者) Part 9 座談会 「明日は我が身」のハイブリッド戦 日本も平時から備えよ 山田敏弘(国際ジャーナリスト) ×桒原響子(日本国際問題研究所 研究員) ×小谷 賢(日本大学危機管理学部 教授)×大澤 淳(中曽根康弘世界平和研究所 主任研究員) Part 10 真実分からぬ報道のジレンマ「あいまいさ」に耐える力を 佐藤卓己(京都大学大学院教育学研究科 教授) Part 11 1918⇌20XX 歴史は繰り返す 失敗した英国の宥和政策 現代と重なる第二次大戦前夜 細谷雄一(慶應義塾大学法学部 教授) ============================================= ロシアのウクライナ侵攻は長期戦の様相を呈し始め、ロシア軍による市民の虐殺も明らかになった。日本を含めた世界はロシアとの対峙を覚悟し、経済制裁をいっそう強めつつある。 もはや「戦前」には戻れない。安全保障、エネルギー、経済……不可逆の変化と向き合わねばならない。 これ以上、戦火を広げないために、世界は、そして日本は何をすべきなのか。 ============================================= ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 日本第一主義の「コロナ鎖国」 これでは世界から見放される Part 1:日本離れは予想以上 水際対策の“負の影響”を直視せよ 山岸敬和(南山大学国際教養学部 教授) Part 2:“金の卵”をどう育てるか 「開国」後に問われる日本の真価 筒井清輝(米スタンフォード大学社会学部 教授、アジア太平洋研究センタージャパンプログラム 所長) ■WEDGE_OPINION 1 五・一五事件から90年 「若者の反乱」から今考えること 小山俊樹(帝京大学文学部 教授) ■WEDGE_OPINION 2 AI・デジタル時代だからこそ人間が持つ「熟考力」を磨け 栗原 聡(慶應義塾大学理工学部 教授) ■WEDGE_REPORT 1 海外展開が困難に? 中国企業が抱える大きな難題 高口康太(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT 2 高齢者の“生きる力”を引き出す 住民が主役の「地域包括ケア」 編集部 ■POINT_OF_VIEW 危機に瀕する「世界のパンかご」 日本の食料安保確立は急務 本間正義(アジア成長研究所 特別教授、東京大学名誉教授) 【最終回】社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作 ナッジの効果が小さくなって困った 新しい原点回帰 by 磯山友幸 飛騨高山で人と人を結ぶ 出会いの創生が不動産業の原点 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『ヒストリエ』から学ぶ 戦略思考とメタ認知 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『ブラッドランド 上・下』ティモシー・スナイダー インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 危機に瀕して強化された日本のインテリジェンス組織 知られざる高専の世界 by 堀川晃菜 「泡」で感染症を退治! 世界に目を向け技術で挑む(佐世保工業高等専門学校) 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『水納島再訪』 橋本倫史 さらばリーマン by 溝口 敦 故郷の茅野で育んだ浄水技術 福島の未来を救う可能性も  佐藤匡也さん(オーセンアライアンス代表取締役) ●各駅短歌 穂村 弘 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●世界の記述 ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2022年4月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT デジタル時代に人を生かす 日本型人事の再構築 文・鶴 光太郎、中原 淳、角田 仁、冷泉彰彦、田村次朗、岩尾俊兵、編集部 Part 1 揺れる日本の雇用環境 人事改革は「人」と組織を生かせるか 編集部 Part 2 「人」の成長なくして企業の成長なし 人事制度改革の将来像 鶴 光太郎(慶應義塾大学大学院商学研究科 教授) Part 3 自ら学び変化する人材を企業人事はどう育てるのか 中原 淳(立教大学経営学部 教授) Part 4 過熱するデジタル人材争奪戦 “即戦力”発想やめ自社育成を 編集部 Column 1 迫る“2025年の崖” 企業は「レガシーシステム」の刷新を 角田 仁(千葉工業大学 教授・デジタル人材育成学会 会長) Part 5 技術継承と効率化の鍵握る人間とデジタルの「役割分担」 編集部 Column 2 100分の1ミリで紡ぐ伝統 知られざる貨幣製造の裏側 編集部 Part 6 「米国流」への誤解を直視し日本企業の強み生かす経営を 冷泉彰彦(作家・ジャーナリスト) Column 3 全ビジネスパーソン必読!「対話不全」への処方箋 田村次朗(慶應義塾大学法学部 教授、弁護士) Part 7 根拠なき日本悲観論 企業に必要な「コンセプト化」の力 岩尾俊兵(慶應義塾大学商学部 准教授) ============================================= 日本型雇用の終焉─。「終身雇用」や「年功序列」が少子高齢化で揺らぎ、 働き方改革やコロナ禍でのテレワーク浸透が雇用環境の変化に拍車をかける。 わが国の雇用形態はどこに向かうべきか。答えは「人」を生かす人事制度の先にある。 安易に“欧米式”に飛びつくことなく、われわれ自身の手で日本の新たな人材戦略を描こう。 ============================================= ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 政府、分科会、首長よ コロナ対応の転換から逃げるな Part 1:ゼロリスク思考から脱却しリスク最適化に向け舵を切れ 唐木英明(東京大学名誉教授、公益財団法人食の安全・安心財団理事長) Part 2:感染対策と経済の両立へ日本は“方向転換”を決断せよ 仲田泰祐(東京大学大学院経済学研究科 准教授) Part 3:国家の債務は安保上“最大の脅威”日本よ、目を覚ませ 加藤 出(東短リサーチ 代表取締役社長・チーフエコノミスト) ■WEDGE_OPINION 露の侵攻で欧州“大転換” 日本に必要な不動の決意と行動 鶴岡路人(慶應義塾大学総合政策学部 准教授) ■WEDGE_REPORT 1 軍人確保に躍起の中国 日本はどう対応すべきか 飯田将史(防衛省防衛研究所 米欧ロシア研究室長) ■WEDGE_REPORT 2 新・宇宙時代の到来 人類はなぜ月を目指すのか? 編集部 ■WEDGE_REPORT 3 EVが“日常”になった米加州 しのぎを削るメーカーの大競走時代 土方細秩子(ジャーナリスト) ONCE UPON A TIME by 生津勝隆 天 社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作 キャリア相談にうまく対応できずに困った 知られざる高専の世界 by 堀川晃菜 「知的創造サイクル」でアイデアを形にする高専生(沼津工業高等専門学校) 新しい原点回帰 by 磯山友幸 かけがえのない「場」を守る 再認識した会社と社員の存在 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『カイジ』が示す「絶望こそが本当のチャンス」 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 戦後日本インテリジェンスの光と影 1918-20XX 歴史は繰り返す by 高原秀介 現代米国外交の起源 ウィルソン主義は何を目指したのか さらばリーマン by 溝口 敦 バンドマンからの紆余曲折 デジタル人材派遣業で大成功  佐藤昌平さん(エクストリーム代表取締役社長) 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『大衆運動 新訳版』 エリック・ホッファー 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『水を光に変えた男』 荻野進介 ●各駅短歌 穂村 弘 ●世界の記述 ●一冊一会 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2022年3月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 魚も漁師も消えゆく日本 復活の方法はこれしかない 文・片野 歩、ヨハン・クアルハイム、茂木陽一、鈴木智彦、真田康弘、島村菜津、森 朝奈、編集部 Part 1 魚が減った本当の理由 日本の漁業 こうすれば復活できる 片野 歩(水産会社社員) column 1 その通説は正しいのか? 漁業のギモンにお答えします Part 2 ノルウェーだって苦しかった 資源管理成功で水産大国に ヨハン・クアルハイム(ノルウェー水産物審議会(NSC) 日本・韓国ディレクター) column 2 原始時代から変わらぬ日本の釣り 科学的なルール作りを 茂木陽一(プロ釣り師) Part 3 70年ぶりに改正された漁業法 水産改革を骨抜きにするな 編集部 Part 4 「海は俺たちのもの」 漁師の本音と資源管理という難題 鈴木智彦(フリーライター) Part 5 行き詰まる魚の多国間管理 日本は襟元正して“旗振り役”を 真田康弘(早稲田大学地域・地域間研究機構客員主任研究員・研究院客員准教授) Part 6 「もったいない」を好機に変え、日本の魚食文化を守れ! 島村菜津(ノンフィクション作家) column 3 YouTuber『魚屋の森さん』が挑む水産業のファンづくり 森 朝奈(寿商店 常務取締役) Opinion この改革、本気でやるしかない 編集部 ============================================= 四方を海に囲まれ、好漁場にも恵まれた日本。かつては、世界に冠たる水産大国だった。 しかし日本の食卓を彩った魚は不漁が相次いでいる。魚の資源量が減少し続けているからだ。2020年12月、70年ぶりに漁業法が改正され、日本の漁業は「持続可能」を目指すべく舵を切ったかに見える。だが、日本の海が抱える問題は多い。突破口はあるのか。 ============================================= ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 迫る台湾有事に無防備な日本 それでも目を背けるのか Part 1:中台紛争が勃発した日、日本の“戦場化”は避けられない 岩田清文(元陸上幕僚長) Part 2:知らぬ間に進む影響力工作 中国が目論む日米の“分断” 桒原響子(日本国際問題研究所 研究員) Part 3:甘い企業の対中認識 このままでは日本人が“人質”になる 久末亮一(日本貿易振興機構〈JETRO〉アジア経済研究所 副主任研究員) ■WEDGE_OPINION 厳しい日本の安保環境を直視し適切な平和教育を進めよ 向山行雄(敬愛大学教育学部教授・教育学部長) ■WEDGE_REPORT 動き始めた東証改革 企業価値も高める本物の成長戦略を 滝田洋一(日本経済新聞社編集委員・テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』解説キャスター) ■POINT_OF_VIEW 企業の経営者に問う 人材を「人財」として認識しているか 桂木麻也(インベストメントバンカー) ■NEWS_TOPICS ワクチン拒否者を「懲らしめたい」 仏マクロン氏の行方は? 宮下洋一(ジャーナリスト) ONCE UPON A TIME by 生津勝隆 樹 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『アスカノ』が教えてくれる「足るを知る」生き方 社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作 感情のコントロールが苦手で困った インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 ロシアに匹敵か? 「恐れられる」中国の影響力工作 新しい原点回帰 by 磯山友幸 挑戦し続けて見えてきたサーキュラーエコノミーの実現 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 オンライン版 二・二六事件 東京陸軍軍法会議録 解題 【最終回】CHANGE CHINA ~中国を変える“中国人”~ by阿古智子 獄中からも発信続ける女性弁護士 彼女を支える信念とは 鄒 幸彤 【最終回】イノベーションを阻む“法律たち” by永田幸洋 物流クライシスを救う 宅配ロボットが街を走る日 1918-20XX 歴史は繰り返す by 畑野 勇 なぜ日本は軍縮から脱退したのか 「艦隊派悪玉論」を再検討 知られざる高専の世界 by 堀川晃菜 復興への志を胸に「廃炉」に挑む高専生(福島工業高等専門学校) さらばリーマン by 溝口 敦 自然の循環に身をまかせ米づくりで生きる理想の生活  鶴渕真一さん(つるかめ農園代表) 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『ぼくとがんの7年』 松永正訓 ●各駅短歌 穂村 弘 ●世界の記述 ●一冊一会 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2022年2月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 人類 × テックの未来  テクノロジーの新潮流 変革のチャンスをつかめ 文・宮田拓弥、ケヴィン・ケリー、土方細秩子、ブライアン・デイビッド・ジョンソン、堀川晃菜、詫摩雅子、松永和紀、松尾 豊、加藤真平、瀧口友里奈、合田圭介、暦本純一、宮本道人、毛利 衛、編集部 Part 1 未来を拓くテクノロジー 1-1 メタバースの登場は必然だった 宮田拓弥(Scrum Ventures 創業者兼ジェネラルパートナー) column 1 次なる技術を作るのはGAFAではない ケヴィン・ケリー(『WIRED』誌創刊編集長) 1-2 脱・中央制御型 “群れ”をつくるロボット 編集部 1-3 「限界」を超えよう IOWNでつくる未来の世界 編集部 column 2 未来を見定めるための「SFプロトタイピング」 ブライアン・デイビッド・ジョンソン(フューチャリスト) Part 2 キラリと光る日本の技 2-1 日本の文化を未来につなぐ 人のチカラと技術のチカラ 堀川晃菜(サイエンスライター/科学コミュニケーター) 2-2 日本発の先端技術 バケツ1杯の水から棲む魚が分かる! 詫摩雅子(科学ライター) 2-3 魚の養殖×ゲノム編集の可能性 食料問題解決を目指す 松永和紀(科学ジャーナリスト) Part 3 コミュニケーションが生み出す力 天才たちの雑談 松尾 豊(東京大学大学院工学系研究科 教授) 加藤真平(東京大学大学院情報理工学系研究科 准教授) 瀧口友里奈(経済キャスター/東京大学工学部アドバイザリーボード・メンバー) 合田圭介(東京大学大学院理学系研究科 教授) 暦本純一(東京大学大学院情報学環 教授) column 3 新規ビジネスの創出にも直結 SF思考の差が国力の差になる 宮本道人(科学文化作家/応用文学者) Part 4 宇宙からの視座 毛利衛氏 未来を語る─テクノロジーの活用と人類の繁栄 毛利 衛(宇宙飛行士) ============================================= メタバース、自律型ロボット─。世界では次々と新しいテクノロジーが誕生している。 日本でも既存技術を有効活用し、GAFAなどに対抗すべく、世界で主導権を握ろうとする動きもある。 意外に思えるかもしれないが、かつて日本で隆盛したSF小説や漫画にヒントが隠れていたりもする。 テクノロジーの新潮流が見えてきた中で、人類はこの変革のチャンスをどのように生かしていくべきか考える。 ============================================= ■WEDGE_OPINION 1 強い安保に経済力は必須 官民一体で日本の国力を高めよ 宮川眞喜雄(前国家安全保障参与) ■WEDGE_OPINION 2 規制委に全てを委ねる姿勢やめ政府指示で原発再稼働を 石川和男(政策アナリスト) ■WEDGE_OPINION 3 日本が持つ再エネの切り札 今こそ「地熱」強化の舵取りを 海江田秀志(電力中央研究所 研究アドバイザー) ■WEDGE_OPINION 4 「新時代」の難題抱える中国 日本の対中戦略に必要な視点 加茂具樹(慶應義塾大学総合政策学部長・教授) ■WEDGE_REPORT 1 大衆分散化社会の成れの果て マンションに総量規制を 中西 享(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT 2 「学歴偏重」にメス入れる中国 それでも不満はなくならない 高口康太(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT 3 導入期迫る「教科担任制」 教育“見える化”の突破口にするには 編集部 ■NEWS_TOPICS 「南米の風見鶏」で左派躍進 時代の趨勢を占うチリの行方 藤原章生(記者・作家) ONCE UPON A TIME by 生津勝隆 供 イノベーションを阻む“法律たち” by河本秀介 急成長するデジタルアート 問われるNFTの権利性 社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作 女性活躍の推進で困った インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 「一粒の砂金」を掴め 中国のスパイ工作の歴史 CHANGE CHINA ~中国を変える“中国人”~ by城山英巳 中国の言論を死なせない タブーに向き合う人権派弁護士 浦 志強 新しい原点回帰 by 磯山友幸 煎餅の「再定義」と「再構築」 老舗若旦那の大胆な挑戦 知られざる高専の世界 by 堀川晃菜 函館の地に酒蔵を! 高専生が学ぶ酒造り(函館工業高等専門学校) 1918-20XX 歴史は繰り返す by 渡邉公太 「排日移民法」抗議運動が示す 太平洋戦争へと続く道 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『正直不動産』に学ぶ信頼学と複利的な生き方 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 経済学者たちの日米開戦 秋丸機関「幻の報告書」の謎を解く 牧野邦昭 さらばリーマン by 溝口 敦 転職で磨かれた美的センス スマホケースに商機を見出す  坂本雄一さん(坂本ラヂヲ代表取締役) 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『ドードーをめぐる堂々めぐり』 川端裕人 ●各駅短歌 穂村 弘 ●世界の記述 ●一冊一会 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2022年1月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 破裂寸前の国家財政 それでもバラマキ続けるのか 文・インタビュー 佐藤主光、藤城 眞、土居丈朗、森信茂樹、小黒一正、櫻田謙悟、大村大次郎、編集部 ・マンガでみる近未来 高騰する物価に安保にも悪影響 財政破綻後の日常とは? 漫画・芳乃ゆうり 編集協力・Whomor Inc. 原案/文・編集部 Part 1 現実味増す財政危機 求められる有事のシミュレーション 佐藤主光(一橋大学大学院経済学研究科 教授) Part 2 「脆弱な資本主義」と「異形の社民主義」日本社会の不幸な融合 Column 飲み会と財政民主主義 藤城 眞(SOMPOホールディングス 顧問) COLUMN 1 お金の歴史から見えてくる人間社会の本質とは? 大村大次郎(元国税調査官) Part 3 平成の財政政策で残された課題 岸田政権はこう向き合え 土居丈朗(慶應義塾大学経済学部 教授) Part 4 “リアリティー”なきMMT論 負担の議論から目を背けるな 森信茂樹(東京財団政策研究所 研究主幹) COLUMN 2 小さなことからコツコツと 自治体に学ぶ「歳出入」改革 編集部 Part 5 膨らみ続ける社会保障費 前例なき“再構築”へ決断のとき 小黒一正(法政大学経済学部 教授) Part 6 今こそ企業の経営力高め日本経済繁栄への突破口を開け 櫻田謙悟(経済同友会 代表幹事・SOMPOホールディングスグループCEO取締役 代表執行役社長) × 土居丈朗(慶應義塾大学経済学部 教授) ============================================= 日本の借金膨張が止まらない。世界一の「債務大国」であるにもかかわらず、 新型コロナ対策を理由にした国債発行、予算増額はとどまるところを知らない。 だが、際限なく天から降ってくるお金は、日本企業や国民一人ひとりが本来持つ自立の精神を奪い、 思考停止へと誘(いざな)う。このまま突き進めば、将来どのような危機が起こりうるのか。 その未来を避ける方策とは。“打ち出の小槌”など、現実の世界には存在しない。 ============================================= ■WEDGE_OPINION 1 基盤揺らぐバイデン政権 今こそ求められる日本の“主体性” 秋元諭宏(米国笹川平和財団 会長兼理事長) ■WEDGE_OPINION 2 中国と本気で戦うインド 日本はどれだけ理解しているか 長尾 賢(米ハドソン研究所 研究員) ■WEDGE_OPINION 3 国際化の時代 真に必要なのは英語力より国語力 松井孝典(千葉工業大学学長・理学博士) ■WEDGE_REPORT 1 電力は中国共産党の生命線 大規模停電にみる世論の「壁」 堀井伸浩(九州大学経済学研究院 准教授) ■WEDGE_REPORT 2 生活保護費に匹敵 コロナ禍「特例貸付」1.3兆円の矛盾 大山典宏(高千穂大学人間科学部 准教授) ■POINT_OF_VIEW アフリカの「未来」を囲う中国 日本は独自色で存在感示せ 佐藤裕視(明治学院大学法学部政治学科 兼任講師) ONCE UPON A TIME by 生津勝隆 歳 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 偽情報で世界を攪乱 ロシアの「積極工作」 1918-20XX 歴史は繰り返す by 田野大輔 ユダヤ人虐殺を容易にしたナチ体制の「上下間の責任転嫁」 イノベーションを阻む“法律たち” by一色奈保 フリーランスの活躍を促す「クラウドソーシング」 CHANGE CHINA ~中国を変える“中国人”~ by渡邉真理子 「公正な市場」「公正な競争条件」を 信念貫く経済学者 盛 洪 新しい原点回帰 by 磯山友幸 危機をチャンスに変えた歴史 銀座「三笠会館」の新機軸 知られざる高専の世界 by 堀川晃菜 高専生ならではの着眼点 点字翻訳で社会を変える(東京工業高等専門学校) 社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作 社員の社会貢献支援で困った MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『東京卍リベンジャーズ』から学ぶイノベーションの本質 さらばリーマン by 溝口 敦 家具ECサイトを舞台に女性の気持ちを掴んだ元俳優  江戸英雅さん(ひなたライフ代表取締役) 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『魂を撮ろう ユージン・スミスとアイリーンの水俣』 石井妙子 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 「歴史の黄昏」の彼方へ 危機の文明史観 野田宣雄 ●各駅短歌 穂村 弘 ●世界の記述 ●一冊一会 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2021年12月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 日常から国家まで 今日はあなたが狙われる 文山田敏弘、吉岡克成、大澤 淳、ハイム・トメル、山崎文明、川口貴久、中谷 昇、編集部 Part 1 国民生活から国家までを揺さぶるサイバー空間の闇 山田敏弘(国際ジャーナリスト) InterviEw 1 コロナ感染と相似形 生活インフラを脅かすIoT攻撃 吉岡克成(横浜国立大学大学院環境情報研究院・先端科学高等研究院准教授) coLumn 1 企業を守る手段の一つ リスクに備える「サイバー保険」 編集部 Part 2 主戦場となるサイバー空間 “専守防衛”では日本を守れない 大澤 淳(中曽根康弘世界平和研究所主任研究員) Part 3 モサド元高官からの警告 「脅威インテリジェンス」を持て ハイム・トメル(元モサド・インテリジェンス部門トップ) Part 4 狙われる海底ケーブル 中国サイバー部隊はこう攻撃する 山崎文明(情報安全保障研究所首席研究員) Part 5 “国家”に狙われる日本企業 経営層の意識変革は待ったなし 川口貴久(東京海上ディーアールビジネスリスク本部主席研究員) coLumn 2 不足するサイバー人材 「総合力」で企業を守れ 編集部 InterviEw 2 「公共空間化」するネット空間 国民を守るために必要な機関 中谷 昇(Zホールディングス常務執行役員GCTSO) ============================================= いまやすべての人間と国家が、サイバー攻撃の対象となっている。国境のないネット空間で、日々ハッカーたちが蠢き、さまざまな手で忍び寄る。その背後には誰がいるのか。彼らの狙いは何か。その影響はどこまで拡がるのか─。われわれが日々使うデバイスから、企業の情報・技術管理、そして国家の安全保障へ。すべてが繋がる便利な時代に、国を揺るがす脅威もまた、すべてに繋がっている。 ============================================= ■WEDGE_OPINION 1 「新規感染者主義」から脱却し日本経済の成長復元を 唐鎌大輔(みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト) ■WEDGE_OPINION 2 自由を求める香港市民 日本が取るべき選択と強い覚悟 倉田 徹(立教大学法学部教授) ■WEDGE_OPINION 3 米欧関係の構造的問題 EUが目指す「戦略的自律」の行方 田中亮佑(防衛省防衛研究所地域研究部米欧ロシア研究室研究員) ■WEDGE_REPORT 1 経済安保に直結する輸出管理 日本企業の技術流出を防げ 編集部 interview 輸出管理のポイントは経済と安保のバランス 村山裕三(同志社大学大学院ビジネス研究科教授) ■WEDGE_REPORT 2 「親の義務」から「社会の責任」へ 子育て先進国・フランスに学べ 高崎順子(在仏ライター) ■WEDGE_REPORT 3 地方議会に抗議を続ける中国 曖昧さ捨て日本の姿勢示せ 編集部 ONCE UPON A TIME by 生津勝隆 境 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 ターゲットを毒で制すロシアの「シロビキ」 イノベーションを阻む“法律たち” by石原 遥平 空き家・過疎化を救えるか? 注目集まる「ノマド生活」 知られざる高専の世界 by 堀川晃菜 池の水を抜き魚と格闘! “泥臭く”挑む高専生(明石工業高等専門学校) 新しい原点回帰 by 磯山友幸 洋古書店の新しい価値を“展示” 4代目女性店主の企画力 社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作 夫婦間の家事分担で困った CHANGE CHINA ~中国を変える“中国人”~ by 劉 燕子 「自由な思考」は「自由な読書」から 信念貫く書店オーナー 劉 蘇里 1918-20XX 歴史は繰り返す by 中谷直司 日英同盟廃棄から学ぶ「強固な日米同盟」実現の鍵 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 「自己変容と成長」 キーになるのは「新たな視点の獲得」 さらばリーマン by 溝口 敦 ハイエースをお洒落に 売りの力武器に車内改装に励む  梅津精吾さん(ビーンズ代表取締役社長)(溝口 敦) 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『我が産声を聞きに』 白石一文 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『一下級将校の見た帝国陸軍』 山本七平 ●各駅短歌 穂村 弘 ●一冊一会 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2021年11月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 脱炭素って安易に語るな 文・間瀬貴之、永井雄宇、山本隆三、平野秀樹、大場紀章、フィリス・ヨシダ、編集部 Part 1 政治主導で進む脱炭素 日本に必要な“バランス感覚” 編集部 Part 2 おぼろげな46%減を徹底検証“野心的”計画は実現なるか 間瀬貴之(電力中央研究所社会経済研究所主任研究員) 永井雄宇(電力中央研究所社会経済研究所主任研究員) Part 3 高まる国家のリスク それでも再エネ“大幅増”を選ぶのか 山本隆三(常葉大学名誉教授) Part 4 その事業者は一体誰?“ソーラーバブル”に沸く日本 平野秀樹(姫路大学特任教授) Part 5 「バスに乗り遅れるな」は禁物 再び石油危機が起こる日 大場紀章(ポスト石油戦略研究所代表) Part 6 再エネ増でも原発は必要 米国から日本へ4つの提言 フィリス・ヨシダ(大西洋協議会国際エネルギーセンター上席特別研究員) Part 7 進まぬ原発再稼働 このままでは原子力の“火”が消える 編集部 ============================================= 地球温暖化に異常気象……。気候変動対策が必要なことは論を俟たない。だが、「脱炭素」という誰からも異論の出にくい美しい理念に振り回され、実現に向けた課題やリスクから目を背けてはいないか。世界が急速に「脱炭素」に舵を切る今、資源小国・日本が持つべき視点ととるべき道を提言する。 ============================================= ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 台湾有事は日本有事 もはや他人事ではいられない Part 1:いつか必ず訪れる台湾海峡危機 日本は覚悟と備えを持て 武居智久(日本戦略研究フォーラム顧問) Part 2:高まる軍事的脅威「政治の不作為」断つ処方箋とは 勝股秀通(日本大学危機管理学部教授) Part 3:法の限界は明らか 「国民保護」に本気で取り組め 中林啓修(国士舘大学防災・救急救助総合研究所准教授) ■WEDGE_OPINION 1 人権と経済で揺れ動く独 メルケル後の対中政策の行方は 板橋拓己(成蹊大学法学部政治学科教授) ■WEDGE_OPINION 2 【対談】ウィズコロナへの転換期 今こそ検証すべき「法」と「体制」 堀 成美(感染症対策コンサルタント) 吉峯耕平(弁護士) ■WEDGE_REPORT 1 強権中国の抱える脆弱性 地方で露呈する統治の「壁」 磯部 靖(慶應義塾大学法学部教授) ■WEDGE_REPORT 2 「察する」から「伝える」へ 言語技術で日本人の存在感を高めよ 編集部 ■POINT_OF_VIEW 手腕問われる岸田新政権 内外に抱える「分配」の課題 滝田洋一(日本経済新聞社編集委員・テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』解説キャスター) ONCE UPON A TIME by 生津勝隆 拝 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 イラン核開発にあらがうイスラエルの深き執念 社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作 若者の投票率向上で困った 知られざる高専の世界 by 堀川晃菜 高専ホワイトハッカー チームを育んだ“遊び場”(木更津工業高等専門学校) 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『海獣学者、クジラを解剖する。』 田島木綿子 新しい原点回帰 by 磯山友幸 「地域で頼りにされる存在」へ 逗子の老舗タクシー会社 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 やり抜く力を育む『かくかくしかじか』 CHANGE CHINA ~中国を変える“中国人”~ by 梶谷 懐 「北京対香港」を乗り越え連帯を訴える不屈の左派論客 區 龍宇 1918-20XX 歴史は繰り返す by 篠原初枝 単なる「失敗」ではない 理想を示し規範を作った国際連盟 イノベーションを阻む“法律たち” by 宗像 雄 キャッシュレス化を加速させる給与のデジタル支払い さらばリーマン by 溝口 敦 奥多摩でのカヌー教室 24年続けるシンプルライフ  後藤めぐみさん(カヌースクールグラビティ代表)(溝口 敦) 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『橋川文三 野戦攻城の思想』 宮嶋繁明 ●各駅短歌 穂村 弘 ●一冊一会 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2021年10月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 人をすり減らす経営は もうやめよう 文・中島厚志・佐々木 実・小林美希・出井康博・渡辺 努・中原 淳・編集部 Part 1 割り負ける日本企業の経営力 超・保守的姿勢を改めよ 中島厚志(新潟県立大学国際経済学部教授) Part 2 「人はモノじゃない」労働者派遣法“生みの親”の遺言 佐々木 実(ジャーナリスト) Part 3 時間切れが迫っている!「ロスジェネ問題」から目を背けるな 小林美希(ジャーナリスト) Report 1 ルポ・ロスジェネの現在地 本当に必要な支援策とは何か? 編集部 Part 4 “便利で安価な暮らし”の陰で外国人労働者に溜まる不満 出井康博(ジャーナリスト) Part 5 先進国唯一の異常事態「安値思考」から抜け出せない日本 渡辺 努(東京大学大学院経済学研究科教授) Report 2 付加価値の裏に“戦略”あり「値決め」ができる企業に学べ 編集部 Part 6 “機能不全”を乗り越えよ 令和時代の「人材育成論」 中原 淳(立教大学経営学部教授) ============================================= 日本企業の“保守的経営”が際立ち、先進国唯一ともいえる異常事態が続く。人材や設備への投資を怠り、価格転嫁せずに安売りを続け、従業員給与も上昇しない。また、ロスジェネ世代は明るい展望も見出せず、高齢化も進む……。「人をすり減らす」経営はもう限界だ。経営者は自身の決断が国民生活ひいては、日本経済の再生にもつながることを自覚し、一歩前に踏み出すときだ。 ============================================= ■WEDGE_OPINION_SPECIAL_INTERVIEW エマニュエル・トッド 大いに語る ──コロナ、中国、日本の将来 Part 1:新型コロナは人類に何をもたらしたのか Part 2:中国が米国を追い抜くことはあるのか Part 3:日本立国の条件─日本が日本であるために ■WEDGE_OPINION 1 リトアニアで進む「中国離れ」日本も価値外交で連携強めよ マチケナイテ・ヴィダ(国際大学大学院国際関係学研究科講師) ■WEDGE_OPINION 2 高止まりするインフレ率 危機意識薄い米国金融当局 倉都康行(RPテック代表取締役・国際資本システム研究所長) ■WEDGE_REPORT 1 “日の丸半導体” 復活へのシナリオ 杉山和弘(オムディア・コンサルティングディレクター) ■WEDGE_REPORT 2 急成長するVR市場 進化する技術の「真価」を見極めよ 編集部 ■WEDGE_REPORT 3 新型コロナとEU離脱 英国の“変異”に日本は何を学ぶか 木村正人(国際ジャーナリスト) ■NEWS_TOPICS ビッグデータ活用に暗雲 企業への統制を強める中国 大西康雄(科学技術振興機構特任フェロー) ONCE UPON A TIME by 生津勝隆 穂 知られざる高専の世界 by 堀川晃菜 インフラ老朽化時代 地元の橋は地元で守る!(舞鶴工業高等専門学校) CHANGE CHINA ~中国を変える“中国人”~ by 劉 燕子 民族間対立の平和的解決へ 「逓進民主制」唱える漢人作家 王 力雄 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 世界有数のコミュニティー イスラエルの驚くべき実態 新しい原点回帰 by 磯山友幸 世界一のサクソフォンへ 作り手の心を楽器に吹き込む MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『ここは今から倫理です。』 よりよく生きるための教科書 1918-20XX 歴史は繰り返す by 佐藤千登勢 危機の米国を導いたローズヴェルトのリーダーシップ 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『室町は今日もハードボイルド』 清水克行 社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作 社員の資産形成支援で困った さらばリーマン by 溝口 敦 時代の風に「順応」し業容拡大 AIの力で子どもたちを守る  寺下武秀さん(ドリームエリア代表取締役)(溝口 敦) イノベーションを阻む“法律たち” by 川﨑清隆 日本の農家を悩ませる「道路法」という壁 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『戦争はいかに終結したか 二度の大戦からベトナム、イラクまで』 千々和泰明 ●各駅短歌 穂村 弘 ●一冊一会 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2021年9月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 真珠湾攻撃から80年 明日を拓く昭和史論 文・中西輝政、筒井清忠、牧野邦昭、小谷 賢、畑野 勇、佐藤卓己、金子龍司、編集部 Part 1 歴史の分水嶺に立つ日本 敗戦に学び「底力」を発揮する時 中西輝政(京都大学名誉教授) Part 2 太平洋戦争への道程 軍部独走だけでは語れない 筒井清忠(帝京大学文学部長) CHRONOLOGY “1930年代危機”からたどる「パールハーバー」への道 Part 3 それでも開戦を選んだ 現代にも通じる意思決定の反省 牧野邦昭(慶應義塾大学経済学部教授) Part 4 「情報」は掴めていた日本軍 組織の「作戦」重視が招いた悲劇 小谷 賢(日本大学危機管理学部教授) Part 5 強大な米国の造船力と兵站 後手に回った日本との「差」 牧野邦昭(慶應義塾大学経済学部教授) COLUMN 異色の軍人・山本五十六 避戦、早期講和を阻んだ組織の壁 畑野 勇(根津育英会武蔵学園勤務) 新連載 1918-20XX 歴史は繰り返す Part 6 神話化される「ナチ宣伝」 21世紀の危機を見抜くには 佐藤卓己(京都大学大学院教育学研究科教授) Part 7 まさに現代の自粛警察 戦時下の「投書階級」と重なる姿 金子龍司(法政大学大原社会問題研究所嘱託研究員) ============================================= 80年前の1941年、日本は太平洋戦争へと突入した。 当時の軍部の意思決定、情報や兵站を軽視する姿勢、メディアが果たした役割を紐解くと、 令和の日本と二重写しになる。 国家の“漂流”が続く今だからこそ昭和史から学び、日本の明日を拓くときだ。 ============================================= ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 激化する宣伝・情報戦 日本は“アジアの砦”を自覚せよ Part 1:世界で強まる広報文化外交 日本はもっと存在感を示せ 渡辺 靖(慶應義塾大学環境情報学部教授) Part 2:迫り来る脅威 ディスインフォメーションから国を守れ 桒原響子(日本国際問題研究所研究員) ■WEDGE_OPINION 撤退する米軍 台頭するタリバン「新中東秩序」に備えよ 青木健太(中東調査会研究員) ■WEDGE_REPORT 1 自粛要請はもう限界 ワクチン後の“出口戦略”示せ 編集部 ■WEDGE_REPORT 2 フードロスより深刻? 捨てられる「生コン」はこうして使え 編集部 ■POINT_OF_VIEW 1 政治主導で進む脱炭素政策 目標実現に向けすべきこと 岩船由美子(東京大学生産技術研究所特任教授) ■POINT_OF_VIEW 2 問われる大きな政府への改革 バイデン政権の「正念場」 安井明彦(みずほリサーチ&テクノロジーズ首席エコノミスト) ■NEWS_TOPICS カストロの予言通り? 自由求めカオスに陥るキューバ 藤原章生(毎日新聞記者・作家) ONCE UPON A TIME by 生津勝隆 盆 【新連載】知られざる高専の世界 by 堀川晃菜 ケニアの農業課題を救う高専生の技術とアイデア(長岡工業高等専門学校) CHANGE CHINA ~中国を変える“中国人”~ by 古畑康雄 新たな日中関係へ SNSで言論活動続ける知識人 栄剣 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『挙闘暗黒伝セスタス』から部下育成の本質を学べ インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 世界で激化する通信傍受 NSAの威信と苦悩 イノベーションを阻む“法律たち” by 永田幸洋 「MaaS」実現への課題 ライドヘイリングの導入なるか? 新しい原点回帰 by 磯山友幸 東京・大森で150年 老舗海苔問屋の挑戦 社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作 子どもの食育で困った 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『清六の戦争』 伊藤絵理子 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『歴史探偵 昭和の教え』 半藤一利 さらばリーマン by 溝口 敦 営業先に乗せられ起業 もがき続けて見つけた内装工事  澤口貴一さん(エス・ビルド代表取締役) ●各駅短歌 穂村 弘 ●一冊一会 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2021年8月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT あなたの知らない東京問題 膨張続ける都市の未来 文・佐藤泰裕、中川雅之、土居丈朗、伊藤正次、編集部(吉田 哲、川崎隆司、櫻井 俊) SHUNLI ZHAO/GETTYIMAGES Part 1 新型コロナでも止められぬ東京一極集中を生かす政策を 佐藤泰裕(東京大学大学院経済学研究科教授) Part 2 人口高齢化と建物老朽化 二つの“老い”をどう乗り越えるか 中川雅之(日本大学経済学部教授) COLUMN “住まい”から始まる未来 一人でも安心して暮らせる街に 編集部 Part 3 増加する高齢者と医療需要 地域一帯在宅ケアで解決を 編集部 Part 4 量から質の時代へ 保育園整備に訪れた“転換点” 編集部 CHRONICLE ワンイシューや人気投票になりがちな東京都知事選挙 編集部 Part 5 複雑極まる都区制度 権限の“奪い合い”の議論に終止符を 編集部 Part 6 財源格差広がる23区 将来を見据えた分配機能を備えよ 土居丈朗(慶應義塾大学経済学部教授) Part 7 権限移譲の争いやめ 都区は未来に備えた体制整備を 伊藤正次(東京都立大学大学院法学政治学研究科教授) ============================================= 東京と言えば、五輪やコロナばかりがクローズアップされるが、問題はそれだけではない。 一極集中が今後も加速する中、高齢化と建物の老朽化という危機に直面するだけでなく、 格差が広がる東京23区の持続可能性にも黄信号が灯り始めている。 「東京問題」は静かに、しかし、確実に深刻化している。打開策はあるのか─。 ============================================= ■WEDGE_OPINION 1 持続的社会モデルの実現へ「熟議なき日本」から脱却のとき 藤城 眞(SOMPOホールディングス顧問) ■WEDGE_OPINION 2 現行憲法はもはや限界 日本は確固たる抑止力を持て 髙井康行(東京靖和綜合法律事務所 弁護士) ■WEDGE_OPINION 3 増え続ける経営難の中小私大 少子化を直視し改革断行を 渡辺 孝(私学創研代表取締役) ■WEDGE_REPORT 1 グローバル化の盲点 “コンテナ”不足はなぜ起きた? 編集部 ■WEDGE_REPORT 2 デジタル通貨は新局面へ 激化する米欧中の主導権争い 井上哲也(野村総合研究所金融デジタルビジネスリサーチ部・主席研究員) ■POINT_OF_VIEW 1 相互依存を武器に「テクノ地政学的パワー」を高める中国 解説 中国との関係見直しへ 矢継ぎ早な米国の動きを読み解く 神保 謙(慶應義塾大学総合政策学部教授) アメリカの視点 サプライチェーンの見直しだけでは中国を抑えきれない エリック・セイヤーズ (アメリカン・エンタープライズ研究所客員フェロー) ■POINT_OF_VIEW 2 強硬派勝利も傷深く 厳しい船出のイラン新政権 角 潤一(在イラン日本国大使館一等書記官) ONCE UPON A TIME by 生津勝隆 慈 新しい原点回帰 by 磯山友幸 118年続く大日本報徳社の常会 二宮尊徳の教えを学ぶ意義 社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作 新しい技術の職場導入で困った MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『ペリリュー』に学ぶ正の個人主義 イノベーションを阻む“法律たち” by 早川史人 不動産取引トラブルはオンライン説明でなくせるか インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 まさに「命懸け」 米国を守るCIAの実態 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『分水嶺』河合香織 CHANGE CHINA ~中国を変える“中国人”~ by 劉 燕子 「祖国」を追われながらも真実を追求するチベット人作家 茨仁唯色 さらばリーマン by 溝口 敦 カリスマ目指して達した「男性専用美容室」という着眼点 川口達也さん(PERCUT代表取締役) 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『辻政信の真実』前田啓介 ●各駅短歌 穂村 弘 ●一冊一会 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから 「背負うということ」は休載させて頂きます。 THE NEW YORK TIMES/REDUX/AFLO, BLOOMBERG/GETTYIMAGES, THE MAINICHI NEWSPAPERS/AFLO, TEKA77/GETTYIMAGES, CHINA NEWS SERVICE/GETTYIMAGES, POOL/REUTERS/AFLO, SHO FUJITA, TAKESHI YUZAWA
  • WEDGE(ウェッジ) 2021年7月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 資源ウォーズの真実 砂、土、水を飲み込む世界 文・石弘之、ヴィンス・バイザー、土方細秩子、ギヨーム・ピトロン、木村正人、 中村繁夫、沖大幹、濱崎宏則、編集部 イラスト・マグマジャイアンツ Part 1-1 “サンドウォーズ”勃発! 「砂」の枯渇が招く世界の危機 石 弘之(ジャーナリスト) Part 1-2 ハイテク機器からシェールまで 現代文明支える「砂」の正体く ヴィンス・バイザー(ジャーナリスト) 聞き手、構成・土方細秩子(ジャーナリスト)、編集部 Part 1-3 砂浜、コンクリート…… 日本の知られざる「砂」事情とは? 編集部 Part 2-1 レアアースショックから10年 調達多様化進める日米 編集部 Part 2-2 中国のレアアース戦略と「デジタル・リヴァイアサン」 ギヨーム・ピトロン(ジャーナリスト) 聞き手、構成・木村正人(ジャーナリスト) Part 2-3 “スーパーサイクル”再来 危機に必要な真実を見極める眼力 中村繁夫(アドバンストマテリアルジャパン会長) Part 3-1 「枯渇」叫ばれる水 資源の特性踏まえた戦略を 編集部 Part 3-2 重み増す「水リスク」 日本も国際ルール作りに関与を 沖 大幹(東京大学大学院工学系研究科教授) Part 3-3 メコン河での“水争奪” 日本流開発でガバナンス強化を 濱崎宏則(長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科准教授) ============================================= 現代文明を支える「砂」、「土(レアアース)」、「水」─。 世界ではいま、これらの戦略資源の奪い合いが起こっている。 ありふれた素材の「砂」は高層ビルから半導体まであらゆるものに使われ、 「土(レアアース)」は世界の自動車メーカーが参入する電気自動車(EV)に欠かせない。 そして生命に欠かすことのできない「水」……。 それぞれの資源ウォーズの最前線では何が起こっているのか。 ============================================= ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 「共産党100年」論に踊らされず 中国にはこう向き合え Part 1 1000年経ても変わらない「盗賊王朝」中国共産党の本質 岡本隆司(京都府立大学文学部教授) Part 2 繰り返される「天皇工作」 日本はもっとしたたかさを持て 城山英巳(北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授) Part 3 “社会的挫折感”と対峙 自信と警戒の間で揺れる中国共産党 加茂具樹(慶應義塾大学総合政策学部教授) Part 4 対談 転換期の世界経済と中国 問われる経営者の覚悟 中島厚志 (新潟県立大学国際経済学部教授) × 阿古智子 (東京大学大学院総合文化研究科教授) ■WEDGE_OPINION 日本に必要な国産ワクチン 「掛け捨て」で次の危機に備えよ 森内浩幸(長崎大学大学院小児科教授) ■WEDGE_REPORT 1 ワクチン接種は“安全保障” 有事の思考で国が前面に立て 編集部 ■WEDGE_REPORT 2 コロナ禍に逆風のスーツ業界 復活に向けたヒントは何か? 編集部 ■WEDGE_REPORT 3 『空の宅配便』の理想と現実 ドローンの真価は“目”に宿る 編集部 ■POINT_OF_VIEW 進むワクチン 広がる格差 世界で冴えぬ日本経済の悲哀 Part 1 世界経済で鮮明になる米国一人勝ち 渦巻くリスクは「日本」と「新興国」 唐鎌大輔(みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト) Part 2 各国に先駆けて“方針転換” 英国の法人税引き上げ表明から何を学ぶか? 伊藤さゆり(ニッセイ基礎研究所経済研究部研究理事) ONCE UPON A TIME by 生津勝隆 夏 新しい原点回帰 by 磯山友幸 創造をサポートし、60年 マルマンの「図案スケッチブック」 社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作 有給取得の推進に困った MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『呪術廻戦』が教えてくれる「好き」と「自己犠牲」 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 世界に築かれた大英帝国の諜報網 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『平成都市計画史』饗庭 伸 CHANGE CHINA ~中国を変える“中国人”~ by 房 満満 声を上げる”ことの重要性を証明し挑戦続けるNGO代表 張 伯駒 道半ばの社会保障改革 最終回 by 土居丈朗 国民の負担力を上げるために企業は「価格転嫁力」を高めよ さらばリーマン by 溝口 敦 製造業を制すれば道が拓ける 辿りついた逆転の着眼点 今西竜一さん(ユニフェイス代表取締役社長) イノベーションを阻む“法律たち” by 宗像 雄 求められる多様な「対話」 株主総会は再生なるか 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『夏目漱石と帝国大学』大山英樹 背負うということ by 木村俊介 「聞く」を通じて実現する 患者の居場所をつくるということ  片木美穂さん(「卵巣がん体験者の会スマイリー」代表) ●各駅短歌 穂村 弘 ●一冊一会 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2021年6月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 押し寄せる中国の脅威 危機は海からやってくる 文・奥山真司、蕭 美琴、マチケナイテ・ヴィダ、八塚正晃、グラント F・ニューシャム、秋本茂雄、兼原信克、武居智久、 中村 進、鶴岡路人、水谷竹秀、久末亮一、Wedge編集部 Introduction 「アジアの地中海」が中国の海洋進出を読み解くカギ 奥山真司(国際地政学研究所上席研究員) Part 1 台湾は日米と共に民主主義の礎を築く 蕭 美琴(駐米台北経済文化代表処代表) Part 2 海警法施行は通過点に過ぎない 中国の真の狙いを見抜け マチケナイテ・ヴィダ(国際大学大学院国際関係学研究科講師) COLUMN 「北斗」利用で脅威増す海上民兵 八塚正晃(防衛省防衛研究所研究員) Part 3 台湾統一 中国は本気 だから日本よ、目を覚ませ! グラント F・ニューシャム(元米海兵隊大佐・日本戦略研究フォーラム上席研究員) Part 4 座談会 最も危険な台湾と尖閣 準備なき危機管理では戦えない 秋本茂雄(元海上保安監) 兼原信克(元内閣官房副長官補・国家安全保障局次長) 武居智久(元海上幕僚長) 中村 進(元海上自衛隊幹部学校主任研究開発官) Part 5 インド太平洋重視の欧州 日本は受け身やめ積極関与を 鶴岡路人(慶應義塾大学総合政策学部准教授) Part 6 南シナ海で対立するフィリピン 対中・対米観は複雑 水谷竹秀(ノンフィクションライター) Part 7 中国の狙うマラッカ海峡進出 その野心に対抗する術を持て 久末亮一(JETROアジア経済研究所副主任研究員) ============================================= 「中国の攻撃は2027年よりも前に起こる可能性がある」─。 アキリーノ米太平洋艦隊司令官(当時)は今年3月、台湾有事への危機感をこう表現した。 狭い海を隔てて押し寄せる中国の脅威。情勢は緊迫する一方だ。 この状況に正面から向き合わなければ、日本は戦後、経験したことのないような 「危機」に直面することになるだろう。今、求められる必要な「備え」を徹底検証する。 ============================================= ■WEDGE_OPINION 1 日米の宇宙開発協力は経済成長と安全保障の鍵 スコット・ペース(ジョージワシントン大学エリオット国際関係大学院教授、宇宙政策研究所所長) ■WEDGE_OPINION 2 鼎談 デマが広がる「コロナと福島」 このままでは国が滅びる 開沼 博 (東京大学大学院情報学環准教授) 坂元晴香 (慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室特任助教) 峰 宗太郎 (米国立研究機関博士研究員) ■WEDGE_OPINION 3 「何でもあり」で膨らむ借金 “財政規律の番人”を備えよ 田中秀明(明治大学公共政策大学院教授) ■WEDGE_REPORT 1 苦境に喘ぐ中小企業 バラマキやめ真の事業変革を促せ 編集部 ■WEDGE_REPORT 2 LINEだけの問題か? データ利用を感情で議論するな 編集部 ■POINT_OF_VIEW インドのメッセージを読み解きクアッド強化へ道を拓け 伊藤 融(防衛大学校人文社会科学群国際関係学科教授) ONCE UPON A TIME by 生津勝隆 春 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 映画『007』とは違う! 英国「MI6」の世界 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『リングサイド』 林 育德 新しい原点回帰 by 磯山友幸 “製造”に回帰して「三方良し」を実現した「眼鏡ノ奥山」 社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作 オンライン会議の運営に困った MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 現代型スポーツ漫画 戦略、組織を科学する イノベーションを阻む“法律たち” by 河本秀介 AIによる漫画、映画、小説制作 CHANGE CHINA ~中国を変える“中国人”~ by 及川淳子 中国を“生き抜く”人びとの歴史を綴る人気著述家 丁東 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 「70歳まで就業」が投げかける組織のあり方と個人の働き方 さらばリーマン by 溝口 敦 半導体研磨工程をヒントに風呂掃除の世界で頭角を現す 小林誠司さん(理想化研代表取締役) 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『幣原喜重郎 国際協調の外政家から占領期の首相へ』熊本史雄/『幣原喜重郎』種稲秀司 背負うということ by 木村俊介 人にも仕事にも大切な「満たされない」という感覚 斉須政雄さん(「コート・ドール」オーナーシェフ) ●各駅短歌 穂村 弘 ●一冊一会 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2021年5月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 「一帯一路」大解剖 知れば知るほど日本はチャンス 文・ 森田 朗、土居丈朗、山口慎太郎、鬼頭 宏、島澤 諭、西村周三、編集部 イラストレーション・浅妻健司 Part 1 介護 介護職員が足りない! 今こそ必要な「発想の転換」 編集部 Part 2 人口減少 新型コロナが加速させた人口減少 “成長神話”をリセットせよ 森田 朗(東京大学名誉教授) Part 3 医療 「医療」から「介護」への転換期 “高コスト体質”からの脱却を 土居丈朗(慶應義塾大学経済学部教授) Part 4 少子化対策 「男性を家庭に返す」 これが日本の少子化対策の第一歩 山口慎太郎(東京大学大学院経済学研究科教授) Part 5 歴史 「人口減少悲観論」を乗り越え希望を持てる社会を描け 鬼頭 宏(上智大学経済学部名誉教授) Part 6 制度改革 分水嶺に立つ社会保障制度 こうすれば甦る 島澤 諭(中部圏社会経済研究所研究部長) COLUMN 高齢者活躍 お金だけが支えじゃない 高齢者はもっと活躍できる 編集部 Part 7 国民理解 「国家 対 国民」の対立意識やめ真の社会保障を実現しよう 西村周三(京都先端科学大学経済経営学部教授) ============================================= 「失われた30年」 “平成”という時代を総括するときにしばしば用いられるこの言葉にはどこか、“昭和”という時代を礼賛する響きがある。  たしかに、敗戦後の焼け跡から国を再興し、経済面では、世界首位の米国に肉薄した輝かしい時代だった。そして、バブル崩壊によりその輝きが手からすり抜ける悔しさを味わった時代でもあった。  高度経済成長期の幻想を追い求め続けた「平成」が終わり、「令和」の時代が幕を開けた今、我々は新たな日本の未来を描くべきだ。  今や国の基盤となった「社会保障制度」も昭和の時代に形作られた。1946年(昭和21年)公布の日本国憲法に「社会保障」という言葉が用いられたことでその概念が広まり、昭和30〜40年代の国民皆保険・皆年金の整備、老人医療費の無料化、児童手当の創設等により制度拡充が図られた。まさに、人口増加と経済成長を下支えに「風呂敷を広げた」時代である。 「福祉元年」と呼ばれ、現在の社会保障制度体系がほぼ整った73年(昭和48年)、第一次オイルショックが勃発し、高度経済成長は終焉に向かう。それから今日に至るまで、年金制度へのマクロ経済スライドの導入や、高齢者医療費の自己負担率引き上げなど、様々な制度見直しを迫られた。特に、少子化による負担者の減少と、平均寿命の伸びによる給付額の増加は、制度創設当時には想定しきれなかった事態といえる。  2008年をピークに、日本の総人口は急降下を始めた。現在約1億2500万人の人口は、2100年には6000万人を下回り、半分以下となる見込みだ。人口増加を前提とした現行の社会保障制度は既に限界を迎えている。昭和に広げすぎた風呂敷を畳み、新たな仕組みを打ち出すときだ。  社会保障に「特効薬」はない。だが、昭和的価値観から脱却し、現状を受け入れることで、その糸口が見えてくる。これから示す「処方箋」が、新たな時代の社会保障へとつながっていくことを期待する。(文・編集部 川崎隆司) ============================================= ■WEDGE_OPINION 1 こんなに違う中国とベトナム 日越関係、さらに強化を 梅田邦夫(株式会社日本経済研究所上席研究主幹) ■WEDGE_OPINION 2 未来を担う子どもたちのため 読解力育成は大人の責務 向山行雄(敬愛大学教育学部教授・教育学部長) ■WEDGE_OPINION 3 学術会議の知られざる真実 軍事忌避を金科玉条にするな 勝股秀通(日本大学危機管理学部教授) ■WEDGE_REPORT 1 インテル vs TSMC 半導体ウォーズの勝者はどちらか 杉山和弘(OMDIAコンサルティングディレクター) ■WEDGE_REPORT 2 責任の押しつけ合いやめ電力危機回避へ国が前面に立て 編集部 ■WEDGE_REPORT 3 自動車メーカーとIT企業がEV普及へと導く“鍵”とは 池田直渡(自動車経済評論家) ■INTERVIEW 加速するモノづくりのオープン戦略 日本の強み生かす時 加藤真平(ティアフォー創業者兼最高技術責任者) ■NEWS_TOPICS 米国の対中認識は不変でも 経済摩擦は持久戦の様相へ 大西康雄(科学技術振興機構特任フェロー) ■新連載 ONCE UPON A TIME by 生津勝隆 住 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 世界の情報を牛耳るファイブ・アイズってなんだ!? イノベーションを阻む“法律たち” by 河村 光 コロナ禍で注目されるオンライン服薬指導 MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『キングダム』が教えてくれる兵法の極意 社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作 部下の仕事のマネジメントで困った 新しい原点回帰 by 磯山友幸 品質第一の“タネ” 戦前からのグローバル企業の開発力 〜サカタのタネ〜 CHANGE CHINA ~中国を変える“中国人”~ by 唐辛子 一筋の光として社会的弱者の女性救うプロボノ弁護士 郭 建梅 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『二〇世紀ナショナリズムの一動態』 木下宏一 さらばリーマン by 溝口 敦 現場主義貫く手探り人生 転職繰り返しドローンの世界へ 木村 基さん(アーク代表取締役) 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『縁食論』 藤原辰史 背負うということ by 木村俊介 前統合幕僚長 河野克俊 ●世界の記述 ●各駅短歌 穂村 弘 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2021年4月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 「一帯一路」大解剖 知れば知るほど日本はチャンス 文・高原明生、北野尚宏、西沢利郎、石田正美、ジャガナート・パンダ、テムル・ウマロフ、青木健太、吉澤 啓、 マチュー・デュシャテル、佐藤 仁、編集部 イラストレーション・小池アミイゴ Part 1 いずれ色褪せる一帯一路 中国共産党“宣伝戦略”の本質 高原明生(東京大学公共政策大学院教授) Part 2 中国特有の「課題」を抱える 対外援助の実態 北野尚宏(早稲田大学理工学術院教授) Part 3 不採算確実な中国ラオス鉄道 それでも敷設を進める事情 西沢利郎(東京大学公共政策大学院教授) Part 4 「援“習”ルート」貫くも対中依存避けるミャンマーのしたたかさ 石田正美(日本大学生物資源科学部国際地域開発学科教授) Part 5 経済か安全保障か 狭間で揺れるスリランカの活路 ジャガナート・パンダ(インド国防問題研究所東アジアセンターリサーチフェロー) Part 6 「中欧班列」による繁栄の陰で中国進出への恐れが増すカザフ テムル・ウマロフ(カーネギー国際平和財団モスクワセンターコンサルタント) COLUMN コロナ特需 とともに終わる? 中欧班列が夢から覚める日 編集部 Part 7 一帯一路の旗艦“中パ経済回廊” まだら模様の両者の思惑 青木健太(中東調査会研究員) Part 8 重み増すアフリカの対中債務 真の支援 日本ならできる 吉澤 啓(JICAアフリカ部計画・TICAD推進課専任参事) Part 9 変わるEUの中国観 仏日・欧日はもっと手を組める マチュー・デュシャテル(モンテーニュ研究所アジアプログラム・ディレクター) Part 10 中国への対抗心にとらわれず「日本型援助」の強みを見出せ 佐藤 仁(東京大学東洋文化研究所教授) ============================================= 2013年、中国の習近平国家主席が突如打ち出した「一帯一路」構想。 中国政府だけでなく、西側諸国までもがその言葉に“幻惑”された。 それから7年。中国や沿線国は何を残し、何を得て、何を失ったのか。 現地の専門家たちから見た「真実」。それを踏まえた日本の「針路」とは。 中国南部の雲南省と貴州省の境にかかる北盤江大橋。上海からミャンマー国境の瑞麗まで延びる高速道路の途中にあり、計画中のミャンマー国内の高速道路が建設されれば、将来的には両国を繋ぐ要となる IMAGINECHINA/JIJI PRESS PHOTO ============================================= ■WEDGE_OPINION 1 衰退する米国の日本研究 プレゼンス低下に危機感を持て 筒井清輝(スタンフォード大学社会学部教授・アジア太平洋研究センタージャパンプログラム所長) ■WEDGE_OPINION 2 活況を呈する米株式市場に潜むバブルリスク「SPAC」 倉都康行(RPテック代表取締役・国際資本システム研究所長) ■WEDGE_REPORT 1 日本列島襲った電力危機 いつまで現場の矜持に頼るのか 編集部 ■WEDGE_REPORT 2 “聖域”はなぜ崩れたのか 中国「アリババ規制」の真意 高口康太(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT 3 タブレット配布に揺れる学校 教育“デジタル化”の行方は 秋元沙織(ライター)、編集部 ■POINT_OF_VIEW 新局面迎える世界情勢 「汎地球的」ルール整備が必要だ ヴォルフガング・パーペ(元欧州委員会アジア戦略担当) ■COLUMN 日本とEUは新時代の真なる戦略的パートナーになれるか? 渡邊頼純(関西国際大学国際コミュニケーション学部長・教授) ■新連載 インテリジェンス・マインド by 小谷 賢 今だからこそ押さえたい “インテリジェンス”の本質 新しい原点回帰 by 磯山友幸 「ひとつ上の豊かさ」を生んだ 時代に合わせたブランディング イノベーションを阻む“法律たち” by 秋田圭太 「空の産業革命」 ドローンによる物流サービス 社会の「困った」に寄り添う行動経済学 by 佐々木周作 運動習慣が身につかずに困った MANGAの道は世界に通ず by 保手濱彰人 『鬼滅の刃』から学ぶマネジメント CHANGE CHINA ~中国を変える“中国人”~ by 古畑康雄 論の自由を守るため 声を上げ続けた清華大教授 許 章潤 近現代史ブックレビュー by 筒井清忠 『昭和陸軍と政治』 髙杉洋平 時代をひらく新刊ガイド by 稲泉 連 『ロッキード』 真山 仁 背負うということ by 木村俊介 書店「Title」店主 辻山良雄さん ●世界の記述 ●各駅短歌 穂村 弘 ●道半ばの社会保障改革 土居丈朗 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●さらばリーマン 溝口 敦 ●一冊一会 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2021年3月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 東日本大震災から10年 「想定外」の災害にも“揺るがぬ”国をつくるには 文・インタビュー 森地 茂、稲村 肇、片田敏孝、齊藤 誠、山崎泰央、 西岡研介、折木良一、編集部 写真・生津勝隆、井上智幸 Contents:20XX年大災害 我々の備えは十分か? Photo Report:岩手、宮城、福島 復興ロードから見た10年後の姿 写真・生津勝隆 Part 1 「真に必要な」インフラ整備と運用で次なる大災害に備えよ 森地 茂(政策研究大学院大学客員教授) Part 2 大幅に遅れた高台移転事業 市町村には荷が重すぎた 稲村 肇(東北大学名誉教授) Part 3 行政依存やめ「あなた」が備える それが日本の防災の原点 片田敏孝(東京大学大学院情報学環特任教授、日本災害情報学会会長)・編集部 Part 4 過剰な予算を投じた復興 財政危機は「想定外」と言えるのか 齊藤 誠(名古屋大学大学院経済学研究科教授) Part 5 その「起業支援」はうまくいかない 創業者を本気で育てよ 山崎泰央(石巻専修大学経営学部教授)・編集部 Part 6 “常態化”した自衛隊の災害派遣 これで「有事」に対応できるか 西岡研介(ノンフィクションライター)・折木良一(元統合幕僚長)・編集部 ■WEDGE_REPORT 1 “ひっ迫”する保健所や医療機関 原因はコロナだけにあらず 編集部 ■COLUMN 新システム「ハーシス」はなぜ開発に“失敗”したのか 編集部 ■WEDGE_REPORT 2 迫るタイムリミット 中東産油国の“脱石油”は実現なるか 齋藤 純(JETROアジア経済研究所地域研究センター中東研究グループ副主任研究員) ■POINT_OF_VIEW 波乱の丑年、リスク山積 危うい米新政権と正念場の菅政権 滝田洋一(日本経済新聞社編集委員・テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』解説キャスター) ■WEDGE_OPINION 1 原子力新増設をタブー視せず気候変動政策議論を進めよ 遠藤典子(慶應義塾大学グローバルリサーチインスティチュート特任教授) ■WEDGE_OPINION 2 新型コロナ“打倒の切り札” ワクチン効果を高める鍵とは 山岸義晃(大阪大学医学部附属病院未来医療開発部未来医療センター特任准教授) ■WEDGE_OPINION 3 ファイブ・アイズ参加は道険し 求められる日本の第一歩 小谷 賢(日本大学危機管理学部教授) ■WEDGE_OPINION 4 国安法で中国化する香港 日本は国際社会で役割果たせ 阿古智子(東京大学大学院総合文化研究科教授) ■WEDGE_OPINION 5 中国公式資料の“オウンゴール”「新疆ジェノサイド」を許すな 平野 聡(東京大学大学院法学政治学研究科教授) ■NEWS_TOPICS 米新政権で転回するパレスチナ政策 中東和平の行方は 畑中美樹(一般財団法人国際開発センター研究顧問) 各駅短歌 by 穂村 弘 納豆 経済の常識 vs 政策の非常識 by 原田 泰 多すぎるコロナ予算 支出の中身を吟味せよ 最終回 国防の盲点 by 勝股秀通 人口急減社会で起きている「静かなる有事」 最終回 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 “自由”が招いた医療現場のひっ迫 解決の道筋はあるか 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 “長篠の戦い超え”大量の鉄砲を用いた佐竹軍 最終回 VALUE MAKER by 磯山友幸 ゴミを有価物に変える「グッドデザイン」な取り組み 最終回 時流仏流 by 鵜飼秀徳 文化資産の保全に寄与する最新技術 最終回 さらばリーマン by 溝口 敦 宝飾品づくりは自分の天職 職人・デザイナーを“育てる”会社へ 渡辺 堅さん(B.L.S.代表取締役) ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 火花 北条民雄の生涯 最終回 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●世界の記述 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2021年2月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 資本主義の転機 日本と世界は変えられる 文・原 丈人、スズキ・トモ、渋澤 健、佐々木 実、野崎浩成、磯山友幸、編集部 写真・さとうわたる Part 1 CAPITALISM:従業員と家族、地域を守れ 公益資本主義で会社法を再建 原 丈人(法務省危機管理会社法制会議議長) Part 2 ACCOUNTING:従業員、役員、再投資を優先 新しい会計でヒトを動機付ける スズキ・トモ(早稲田大学商学学術院、Oxford Institutional Mechanism Design教授) Part 3 ETHICS:100年かかって、時代が“論語と算盤”に追いついてきた! 渋澤 健(シブサワ・アンド・カンパニー代表取締役) Part 4 ECONOMICS:「資本主義の危機」を見抜いた宇沢弘文の慧眼 佐々木 実(ジャーナリスト) Part 5 BANK:現場力を取り戻し日本型銀行モデルを世界に示せ 野崎浩成(東洋大学教授) Part 6 ACTION Part 6/1:三谷産業 儲かるビジネスではなく良いビジネスは何かを追求する Part 6/2:ダイニチ工業 離職率1.1% 安定雇用で地域経済を支える Part 6/3:井上百貨店 目指すは地元企業との“共存共栄”「商品開発」に込める想い Part 6/4:山口フィナンシャルグループ これぞ地銀の“真骨頂”地域課題を掘り起こす Part 7 MANAGEMENT:日本企業復活への処方箋 今こそ「日本型経営」の根幹を問え 磯山友幸(ジャーナリスト) ============================================= 新型コロナウイルス感染症が世界に甚大な影響を与えている。 そして今、人々が幸せになるために生まれた資本主義は大きな試練に直面しているが、世界は有効な解決策を示せずにいる。 21世紀を生きる人類は、新型コロナだけでなく今後もさまざまな「リスク」に直面することになるだろう。危機に直面した時でも、従業員やその家族、地域社会を守れる仕組みが必要だ。 ============================================= ■WEDGE_SPECIAL_OPINION ■PART 1 USA 米国が抱える「苦悩」 新時代の日米同盟にも課題 齊藤孝祐(横浜国立大学研究推進機構特任准教授) ■PART 2 CHINA 中国の「智能化戦争」への野望 日本は現実を直視せよ 八塚正晃(防衛省防衛研究所地域研究部中国研究室研究員) ■WEDGE_OPINION 1 バイデン政権でも対中姿勢は不変 問われる日本の行動力 渡部恒雄(笹川平和財団上席研究員) ■WEDGE_OPINION 2 “理想”だけでは語れない 世界のエネルギーを巡るジレンマ デヴィッド・ハウエル(英国上院議員、元エネルギー相・運輸相) ■WEDGE_OPINION 3 国民の“心の声”に向き合い今度こそデジタル社会の実現を 庄司昌彦(武蔵大学社会学部メディア社会学科教授) ■WEDGE_REPORT 「非効率石炭火力」って簡単に決めるな 民間の創意工夫促せ 編集部 ■POINT_OF_VIEW 「タイ式民主主義」の分水嶺 やがて迫られる日本の決断 櫻田智恵(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科特任助教) 経済の常識 vs 政策の非常識 by 原田 泰 米大統領選に見る民主主義を守るために必要なこと 国防の盲点 by 勝股秀通 尖閣諸島問題で日本は守勢を返上せよ 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 次なる一手をどう打ち出すか 2021年にすべきこと 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 金山王・佐竹義重が描いた「一大経済圏構想」 VALUE MAKER by 磯山友幸 産地の特産物の価値を高める、細胞を壊さない凍結技術 各駅短歌 by 穂村 弘 試験 さらばリーマン by 溝口 敦 商品は芝居の着物 呉服屋の窮地を救ったお客からの注文 原彰希夫さん(かんさい呉服代表取締役) 時流仏流 by 鵜飼秀徳 没後1400年 聖徳太子から学ぶこと ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 宿澤広朗 運を支配した男 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2021年1月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 取られ続ける技術や土地 日本を守る「盾」を持て 文・インタビュー 小川 聡、加茂具樹、國分俊史、玉井克哉、藤城 眞、宮本雅史、平野秀樹、トーステン・ベナー、 鶴岡路人、クライブ・ハミルトン、奥山真司、村山裕三、編集部 イラストレーション・マグマジャイアンツ DATA:狙われる機微技術 活発化する「経済安保」めぐる動き 編集部 Introduction:アメリカは本気 経済安保で求められる日本の「覚悟」 小川 聡(読売新聞東京本社編集局政治部次長) Part 1:なぜ中国は技術覇権にこだわるのか 国家戦略を読み解く 加茂具樹(慶應義塾大学総合政策学部教授) Part 2:狙われる技術大国・日本 官民一体で「営業秘密」を守れ 編集部 Part 3:日本企業の人事制度 米中対立激化で“大転換”が必須に 國分俊史(多摩大学大学院教授、ルール形成戦略研究所所長) Part 4:「経済安保」と「研究の自由」 両立に向けた体制整備を急げ 玉井克哉(東京大学先端科学技術研究センター教授) COLUMN:経済安保は全体戦略の一つ 財政面からも国を守るビジョンを 藤城 眞(SOMPOホールディングス顧問) Part 5:“合法的”に進む外資土地買収は想像以上 もっと危機感を持て 宮本雅史(産経新聞編集委員) 平野秀樹(姫路大学特任教授) 編集部 Part 6:激変した欧州の「中国観」 日本は独・欧州ともっと手を結べ トーステン・ベナー(グローバル公共政策研究所所長) 鶴岡路人(慶應義塾大学総合政策学部准教授) Part 7:世界中に広がる“親中工作” 「イデオロギー戦争」の実態とは? クライブ・ハミルトン(チャールズ・スタート大学教授) 奥山真司(国際地政学研究所上席研究員) Part 8:「戦略的不可欠性」ある技術を武器に日本の存在感を高めよ 村山裕三(同志社大学大学院ビジネス研究科教授) ============================================= 米中対立は輸出規制や技術管理の分野にまで及び、「経済安全保障」の重要性が増している。 だが、新冷戦の最前線にある日本では、技術や土地などを守る法律や体制が整備されていない。 世界はまさに動乱の時代。日本は米欧とも連携しつつ、自国を守る「盾」を持つ必要性が高まっている。 ============================================= ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 新型コロナを克服し“明るい未来”をつくるには ■PART 1 MEDICAL 新型コロナの「真実」 大切な人や社会を守るには 武藤義和(公立陶生病院感染症内科主任部長) ■PART 2 ECONOMY ピンチをチャンスに 日本企業は「攻め」の経営に転換を 中島厚志(新潟県立大学国際経済学部教授) ■WEDGE_OPINION 1 コロナ禍でまたぞろ忍び寄る“日本型ポピュリズム”の影 筒井清忠(帝京大学文学部長) ■WEDGE_OPINION 2 前途多難なバイデン政権 「台湾有事」にどう備えるのか 小谷哲男(明海大学外国語学部教授) ■WEDGE_REPORT コロナ禍で進んだテレワーク でもやっぱり最後は「対面」 編集部 ■POINT_OF_VIEW 1 ナゴルノカラバフ紛争再燃 緩む国際秩序にほくそ笑むロシア マクシム・クリロフ(国際ジャーナリスト) ■POINT_OF_VIEW 2 解説 クリロフ論文が示すきな臭いロシアの「同盟観」 小泉 悠(東京大学先端科学技術研究センター特任助教) ■NEWS_TOPICS 1 油価低迷、バイデン勝利 ダブルパンチのサウジ皇太子 畑中美樹(一般財団法人国際開発センター研究顧問) ■NEWS_TOPICS 2 中国がTPPに参加? RCEP後の東アジア経済の行方 大西康雄(科学技術振興機構CRSC特任フェロー) 経済の常識 vs 政策の非常識 by 原田 泰 雇用の維持と人材流動を両立させるには 国防の盲点 by 勝股秀通 原点に戻れ! 迷走するイージスアショア代替策 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 児童手当「特例給付」廃止の是非 全世代で子育て支援を 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 常陸国の利権を我が物に 暴れ回った鬼・佐竹義重 VALUE MAKER by 磯山友幸 成人式は誰のもの? 原点回帰で生まれた新しい価値 各駅短歌 by 穂村 弘 入れ歯 さらばリーマン by 溝口 敦 きっかけは映画『もののけ姫』 苔栽培ビジネスで時代の波に乗る 園田純寛さん(苔むすび代表・店主)) 時流仏流 by 鵜飼秀徳 日本社会の縮図 変わりゆく葬送のかたち ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 空へ ●拝啓オヤジ 相米周二 ●世界の記述 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2020年12月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 脱炭素とエネルギー 日本の突破口を示そう 文・インタビュー 安井 至、大場紀章、三井 誠、山本隆三、朝野賢司、永井雄宇、金子熊夫、編集部 イラストレーション 加納徳博 Part 1 パリ協定を理解し脱炭素社会へのイノベーションを起こそう 安井 至(東京大学名誉教授) data データから読み解く資源小国・日本のエネルギー事情 Part 2 電力自由化という美名の陰で高まる“安定供給リスク” 大場紀章(エネルギーアナリスト) Part 3 温暖化やコロナで広がる懐疑論 深まる溝を埋めるには 三井 誠(読売新聞東京本社編集局英字新聞部次長) Part 4 数値目標至上主義をやめ独・英の試行錯誤を謙虚に学べ 山本隆三(常葉大学経営学部教授) Column 進まぬ日本の地熱発電 “根詰まり”解消への道筋は interview 小説『マグマ』の著者が語る 「地熱」に食らいつく危機感をもて 真山 仁(小説家) 地熱発電分野のブレークスルー 日本でEGS技術の確立を 片瀬裕文(元経済産業審議官) Part 5 電力だけでは実現しない 脱炭素社会に必要な三つの視点 朝野賢司(一橋大学イノベーション研究センター特任講師) 永井雄宇(電力中央研究所社会経済研究所主任研究員) Part 6 「脱炭素」へのたしかな道 再エネと原子力は“共存共栄”できる ============================================= 世界各国に続き、遅ればせながら脱炭素社会の実現に向け、舵を切った日本。 だからといって環境政策を優先し、エネルギー安全保障を蔑ろにしては島国・日本の未来は危うい。 脱炭素という時間軸の長い目標とエネルギー安保という目の前にある目標─。 それらを両立させる日本の国家戦略をここに示そう。 ============================================= ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 1 特別企画 北朝鮮の核問題を考える ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 2 谷口智彦(慶應義塾大学大学院SDM研究科教授・前内閣官房参与) ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 3 核保有国の北朝鮮と日本 ──INFオプション リチャード・ローレス(元米国防総省副次官) ■WEDGE_OPINION 1 急浮上するベーシックインカム論 理念だけで語るな 中田大悟(RIETI上席研究員) ■WEDGE_OPINION 2 軍事研究が救った多くの命 学術会議は思考停止に終止符を 勝股秀通(日本大学危機管理学部教授) ■WEDGE_OPINION 3 揺れる香港 揺さぶる中国 未来を変える日本の“決断” 楊 建利(米NGO「公民力量」主宰者) ■POINT_OF_VIEW 1 日本でも実験始まるデジタル通貨 〝黒船来襲〟の前に議論加速を 井上哲也(野村総合研究所金融イノベーション研究部・主席研究員) ■POINT_OF_VIEW 2 危ういトルコの内政ファースト エルドアン外交を注視せよ 今井宏平(JETROアジア経済研究所研究員) ■NEWS_TOPICS 「反中姿勢」で与野党一致? 潮目が変わった台湾世論 井上雄介(ジャーナリスト) 各駅短歌 by 穂村 弘 蟻 時流仏流 by 鵜飼秀徳 120年前に「終活」していた福澤諭吉 経済の常識 vs 政策の非常識 by 原田 泰 生産性向上に必要な需要拡大による人手不足 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 「過去最大」の社会保障給付 現役世代の負担を軽減するには 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 「押し貸し」に手を染めた大和豊臣家の末路 VALUE MAKER by 磯山友幸 「壊れても修理して使う」アンティーク時計の価値 さらばリーマン by 溝口 敦 ようやく見つけた自分の居場所 アメリカ仕込みのTシャツ職人 澤田佳久さん(サムライTシャツ代表) ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 黒澤明 vs. ハリウッド ●拝啓オヤジ 相米周二 ●世界の記述 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから 今月の「国防の盲点」は休載させていただきます。 なおWEDGE OPINION(42頁)にて同連載筆者の勝股秀通氏の記事を掲載しております。
  • WEDGE(ウェッジ) 2020年11月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT トランプVSバイデン 戦の後にすべきこと H.R.マクマスター、キース・クラック、ビラハリ・カウシカン、青木健太、森川聡一、渡邊頼純、飯塚恵子、山本隆三、倉都康行、秋元諭宏、編集部 Chronology 激化する米中の熾烈な覇権争い Part 1 安全保障 21世紀版「朝貢制度」を目論む中国 米国が懸念するシナリオ Part 2 5G・経済安保 激化する米中5G戦争 米国はこうして勝利する Part 3 各地域視点 選挙後も米国の政策は不変 世界情勢はここを注視せよ Part 4 中東 変数多き米イラン関係 バイデン勝利で対話の道は拓けるか Column 1 トランプと元側近たちの〝場外乱闘〟 Part 5 通商 加速する保護主義 日本主導で新・世界経済秩序をつくれ Part 6 情報操作 民主主義を揺るがす「誘導工作」 脅威への備えを急げ Part 7 エネルギー 支持者におもねるエネルギー政策 手放しには喜べない現実 Part 8 経済 「新冷戦」の長期化は不可避 前途多難な米国経済復活への道 Column 2 世界の〝プチ・トランプ〟たち Part 9 日米同盟 日米関係のさらなる強化へ 日本に求められる3つの視点 ============================================= トランプVSバイデン 戦の後にすべきこと トランプ政権は国際社会との協調を拒み、中国との対立を激化させ、国内でも「分断」を深めた。 どちらが大統領の座に就こうとも、混迷を極めるなかの多難な船出となることは間違いない。 新たな時代に米国はもちろん、新政権の日本はどのような舵取りをすべきか。9つの観点から読み解く。 ============================================= ■WEDGE_OPINION 1 曖昧な対中姿勢やめ 日本版レッドラインの策定急げ 鶴岡路人(慶應義塾大学総合政策学部准教授 ■WEDGE_OPINION 2 国家が企業を選択する時代へ 〝脱中国〟はもう避けられない 大木博巳(国際貿易投資研究所研究主幹) ■WEDGE_OPINION 3 薬の効果に残る懸念 コロナ禍を機に「治験」を見直せ 勝俣範之(日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授) ■WEDGE_OPINION 4 課題山積のAIIB 中国流のやり方はうまくいかない 何 清漣(経済学者・ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT 1 深刻化する「船員不足」 島国ニッポンの大動脈をどう守る? 編集部 ■WEDGE_REPORT 2 これがGAFAへの対抗策? 「情報銀行」に未来はあるのか 編集部 ■NEWS_TOPICS 1 2つの海に進出するトルコ 天然ガス田巡り対立激化  畑中美樹(一般財団法人国際開発センター研究顧問) ■NEWS_TOPICS 2 中国依存深める中南米 〝裏庭〟に目を向け始めた米国  岩城 薫(ジャーナリスト) 時流仏流 by 鵜飼秀徳 「遺骨ロス」にみる葬送のあり方 各駅短歌 by 穂村 弘 枕 経済の常識 vs 政策の非常識 by 原田 泰 増加する財政赤字 歳出の議論もセットで行え 国防の盲点 by 勝股秀通 危機のとば口に立つ日本!この10年が正念場 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 課題山積の少子化対策 若手世帯の余裕をいかに生み出すか 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 豊臣家の権力基盤を利用してアコギに儲ける秀長 VALUE MAKER by 磯山友幸 子どもたちに仕事の「やりがい」を伝えるフリーペーパー さらばリーマン by 溝口 敦 糸屋の娘がお気に入りの場所と好きな物に囲まれ絹織物を繭から作る 板野ちえさん(絹遊塾 工房風花代表) ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 テロルの決算 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●世界の記述 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2020年10月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 新型コロナ こうすれば共存できる 坂元晴香、武藤義和、堀 成美、詫摩雅子、小林俊介、木村正人、齊藤 誠 、土居丈朗、中西輝政、編集部 Part 1 ・新型コロナは〝ただの風邪〟ではない でも、恐れすぎる必要もない ・正しく学んで正しく恐れよう! 新型コロナ情報を読むレッスン ・医療現場のコロナ対応は改善傾向 それでも残る多くの〝負担〟 Part 2 ・「してはいけない」はもうやめよう 今こそ連帯促す発信を ・コロナショック克服へ 経済活動再開に向けた3つのステップとは ・なぜ食い違う? 政府と首長の主張 ・動き始めた事業者たち 社会に「価値」をもたらす科学の使い方 Part 3 煽る報道、翻弄される国民 科学報道先進国・英国に学べ Part 4 タガが外れた10万円給付 財政依存から脱却し、試行錯誤を許容する社会へ Part 5 国内の「分断」を防ぎ日本は進化のための〝脱皮〟を ============================================= 新型コロナ こうすれば共存できる WHOから新型コロナウイルス感染症のパンデミックが宣言されて半年。 この間、医療現場の努力や研究の蓄積により、この感染症の予防法や対処法がわかりつつある。 最新の知見を踏まえ、感染症対策の専門家と現場で治療にあたる医師たちが解説する。 そして、我々は今後、どのようにこの感染症と向き合えばいいのか。 不安を解消するためのコミュニケーションや政治のリーダーシップ、政策形成のあり方についても徹底検証した。 ============================================= ■WEDGE_OPINION 1 激変する安保 鍵を握る台湾 日米政府への6つの「提言」 ランドール・シュライバー(元米国防総省国防次官補) ■WEDGE_OPINION 2 なぜ起こる? 韓国の「反日」気運 歴史に学び隣国認識の再考を 岡本隆司(京都府立大学文学部教授) ■WEDGE_OPINION 3 高齢者負担の薄い社会保障制度 このままでは行き詰まる 森田 朗(津田塾大学総合政策学部教授) ■WEDGE_REPORT 1 クルマ作りの鍵握るITの論理 ようやく踏み出した日本メーカー 西田宗千佳(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT 2 高まる豪雨災害リスク 今こそ野放図な宅地開発に歯止めを 中西 享(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT 3 コロナ禍で露呈した外国人労働者不足 ご都合主義に終止符を 山口亮子(ジャーナリスト)・編集部 ■POINT_OF_VIEW コロナ禍でも「凪」続く原油市場 ロシアの動向を注視せよ 小山 堅(日本エネルギー経済研究所常務理事・首席研究員) 【最終回】中国 覇権への躓き by 加茂具樹 中国が強硬な「大国外交」をする理由 【最終回】Global Economy by 滝田洋一 世界経済の鍵は「BRICS」から「BRIUS」へ 時流仏流 by 鵜飼秀徳 仏壇・仏具に宿る日本人の信仰心 経済の常識 vs 政策の非常識 by 原田 泰 キャッシュレス化推進にマイナンバーを結び付ける謎 国防の盲点 by 勝股秀通 待ったなし 邦人保護の難題に挑め 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 消費税10%から1年 増収分は国民のために使われているのか 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 羽柴秀吉軍が本能寺の変をいち早く知った理由 VALUE MAKER by 磯山友幸 文化の拠点は自ら守る、映画ファンの心意気 各駅短歌 by 穂村 弘 シャボン玉 さらばリーマン by 溝口 敦 金融経済のプロが動物病院経営へ ペット第一主義で歴史に名を残す 栗原一博さん(361°代表取締役) ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 アフリカにょろり旅 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●世界の記述 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2020年9月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 宇宙が戦場になる日 ナムラタ・ゴスワミ、小泉 悠、山田敏弘、稲泉 連、ピーター・マーケズ、編集部 Part 1 月は尖閣、火星はスカボロー礁 国際宇宙秩序狙う中国の野望 Part 2 遠のく米中の背中 ロシアの生き残り戦略 Chronology 新たな文明を切り拓くカギ 各国の宇宙開発競争の歴史と未来 Part 3 盛り上がる宇宙ビジネス 日本企業はチャンスをつかめ Column 地上と同様、宇宙空間でも衛星を狙うサイバー攻撃 Interview 「宇宙」を知ることで「地球」を知る 山崎直子(宇宙飛行士) Part 4 守るべき宇宙の平和 日本と米国はもっと協力できる ============================================= 宇宙が戦場になる日 「宇宙船地球号」。1963年にこの概念を提唱したアメリカの思想家、バックミンスター・フラーは、国境を越えた世界平和を訴えた。 6年後、人類は初めて月に降り立つ。 だが、その後、宇宙開発競争は激化の一途を辿り、各国の政治的思惑が複雑に交錯する。 フラーが夢見た恒久的な平和を実現するには何が必要なのか。 文・ナムラタ・ゴスワミ、小泉悠、山田敏弘、稲泉連、ピーター・マーケズ、編集部 イラストレーション・サイトウ・ユウスケ ============================================= ■WEDGE_OPINION 1 「経済」と「安保」は表裏一体 令和時代の新たな国家戦略を描け 兼原信克(同志社大学特別客員教授) ■WEDGE_OPINION 2 新型コロナは「長期戦」 給付体制の再構築に必要な視点 佐藤主光(一橋大学大学院経済学研究科教授) ■WEDGE_OPINION 3 サブプライム危機の再来か 新型コロナ禍に蠢くリスク 倉都康行(RPテック代表取締役・国際資本システム研究所長) ■WEDGE_OPINION 4 続発する「未曾有の豪雨災害」 場当たり的対処はもうやめよう 知花武佳(東京大学大学院工学系研究科准教授) ■WEDGE_REPORT レジ袋有料化で「エコ」を語るな プラごみの環境負荷を直視した政策を  編集部 ■POINT_OF_VIEW 1 米大統領選を前に中国と〝急接近〟イランの戦略は吉と出るか凶と出るか 角 潤一(在イラン日本国大使館一等書記官) ■POINT_OF_VIEW 2 20年間進まなかった「行政の電子化」 IT化自体を目的にするな 佐藤一郎(国立情報学研究所情報社会相関研究系教授) Global Economy by 伊藤さゆり 難航の末の復興基金合意 EUを動かす「危機意識」 時流仏流 by 鵜飼秀徳 コロナが奪う? 先祖に思いを馳せる場所 経済の常識 vs 政策の非常識 by 原田 泰 委員会の選定過程でオーディションのない国、日本 国防の盲点 by 勝股秀通 今こそ日米地位協定と向き合うとき 中国 覇権への躓き by 高口康太  アキレス腱を抑えられた華為の行方 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 コロナ前に掘り出された国の〝蓄え〟 将来リスクに備えた積立金制度を 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 豊臣家と明智家 命運を分けた秀長の一手 VALUE MAKER by 磯山友幸 少女が見つけた「やり直せる社会」という価値 各駅短歌 by 穂村 弘 エレベーター さらばリーマン by 溝口 敦 借金返済のためSEから車販売へ フェアレディZに取り憑かれた男 小村英樹さん(Zone代表取締役) ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 たった一人の生還 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●世界の記述 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2020年8月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 大学はこんなにいらない 木村 誠、遠山敦子、小川 洋、編集部 Part 1 日本の研究力向上に必要な大学の「規模」の見直し Part 2 経営難私大の公立化にみる〝延命策〟の懸念 Part 3 進むのか 国立大学の再編統合 Part 4 動き出した県を越えた再編 まだ見えぬ「効率化」へのビジョン Part 5 苦しむ私大 3割が定員割れ 延命から撤退への転換を Column 地方創生狙った「定員厳格化」 皮肉にも中小私大の〝慈雨〟に ============================================= 大学はこんなにいらない 少子高齢化により18歳人口が減少の一途をたどる中でも、大学は増殖している。 定員数も減少しておらず、赤字大学には補助金による〝延命策〟が講じられている。 適正規模の大学運営がなされているのか。国立、公立、私立、それぞれの観点から検証した。 文・インタビュー 木村 誠、遠山敦子、小川 洋、編集部 ============================================= ■WEDGE_OPINION 1 緊迫する香港 中国共産党の本質に目を向けよ 平野 聡(東京大学大学院法学政治学研究科教授) ■WEDGE_OPINION 2 相次ぐ北朝鮮の挑発行為 その真意を見抜け 平岩俊司(南山大学総合政策学部教授) ■WEDGE_OPINION 3 「攻撃能力」が問う論点 今こそ同盟の再定義を 村野 将(米ハドソン研究所研究員) ■WEDGE_REPORT 1  接触確認アプリ普及で露呈した感染症対策を阻む政治の〝不作為〟  編集部 ■WEDGE_REPORT 2 「経済安保」への対応は不可避 覚悟を決めた政府と産業界の溝  児玉 博(ジャーナリスト) 中国 覇権への躓き by 福田 円  新たな脅威に連帯する香港と台湾 Global Economy by 倉都康行  急拡大する米国財政赤字 「ドル覇権低下」の変曲点 【最終回】米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之  BLM運動に突き動かされる米国企業 経済の常識 vs 政策の非常識 by 原田 泰  敗戦直前の債務残高でもインフレが起きない理由 国防の盲点 by 勝股秀通  陸上版イージス配備停止の行方 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗  〝綱渡り〟の地方財政 コロナで払底する自治体基金 VALUE MAKER by 磯山友幸  学校教育に捧げる「第二の人生」 アジアに300校を建設 戦国武将のマネー術 by 橋場日月  儲け話で招いた信長 居場所を奪われた松永久秀 時流仏流 by 鵜飼秀徳  バッタ被害は対岸の火事にあらず 各駅短歌 by 穂村 弘  マスク さらばリーマン by 溝口 敦  建築設計から革の小物作りへ 父から譲り受けた工房と職人の魂   齊藤倫平さん(SKLO代表取締役) ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連  カウラの突撃ラッパ ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2020年7月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 逆境に克つ人事戦略 コロナ禍を転じて福となす 入山章栄、宮田拓弥、高口康太、編集部 Part 1 コロナ禍は変革のラストチャンス デジタル時代に欠かせぬ人事戦略 Part 2 コロナ前に戻る企業は要注意 生産性を高める働き方の追求を Column 「脱ハンコ」を妨げるクラウド未対応の電子署名法 Part 2 / Case 1 シリコンバレーで進む「オフィスの分散化」 イノベーションを生むための〝次の一手〟 Part 2 / Case 2 中国IT企業が手放せない集積と長時間労働で得る生産性 Part 3 採用・研修で起きた新潮流 オンライン化が問う「リアル」の意味 ============================================= 逆境に克つ人事戦略 コロナ禍を転じて福となす 新型コロナの感染拡大は、多くの企業の働き方を強制的に変えることになった。 しかし、それはコロナ前から日本企業に求められていた変革でもある。 日本企業はイノベーションを起こし、労働生産性を高めるために 図らずも訪れたこの千載一遇のチャンスを生かすことができるだろうか。 文・入山章栄、宮田拓弥、高口康太、編集部 ============================================= ■WEDGE_OPINION 1 コロナ後を見据えた経済再興ビジョンを掲げよ 中島厚志(新潟県立大学国際経済学部教授) ■WEDGE_OPINION 2 コロナ禍で露呈した場当たり的な移民政策の限界 加藤久和(明治大学政治経済学部教授) ■WEDGE_REPORT コロナで加速する デジタルトランスフォーメーション 藤野直明、梶野真弘、編集部 PART 1 DXは目的ではなく手段 新しいビジネスモデルを描け PART 2 「カイゼン」が遅らせたDX 製造業が問われるサービス作り 香港への暴挙で対中強硬姿勢に転換〝大英帝国〟の威信をかけた戦い  木村正人(ジャーナリスト) ■NEWS_TOPICS 1 アリペイと共存共栄を目指すデジタル人民元の戦略  露口洋介(帝京大学経済学部教授) ■NEWS_TOPICS 2 所得減少で購入物件の見直しも 不安感増すコロナ禍後のマンション販売  中西享(ジャーナリスト) 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 医療機関の経営難より深刻な健康保険の資金繰り問題 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 コロナ後のモノづくり再考 Global Economy by 李 智雄 米中対立に直面する企業 サプライチェーン日本回帰の高い壁 経済の常識 vs 政策の非常識 by 原田 泰 コロナと付き合うにはPCR検査がやはり必要 国防の盲点 by 勝股秀通 3.11とコロナ 繰り返される中国の〝非道〟 中国 覇権への躓き by 加茂具樹  香港国家安全法に見る共産党の決意 VALUE MAKER by 磯山友幸 コロナ禍をチャンスに変える、京都老舗旅館若おかみの挑戦 ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 五衰の人 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 松永久秀を窮地から救った戦国の茶器 時流仏流 by 鵜飼秀徳 オンライン法要はコロナ後に根付くか? 各駅短歌 by 穂村 弘 ネクタイ さらばリーマン by 溝口 敦 NECを脱サラして悠然とモノづくり 社会に役立つ開発がライフワーク 河野英一さん(河野エムイー研究所代表取締役) ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2020年6月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT コロナ後の新常態 危機を好機に変えるカギ 滝田洋一、國分俊史、磯山友幸、出口治明、鵜飼秀徳、編集部 PART 1 コロナリスクを国有化する欧米 日本は大恐慌を乗り切れるのか? PART 2 パンデミックで見直される経済安保 新たな資本主義モデルの構築を PART 3 コロナ大恐慌の突破策「岩盤規制」をぶっ壊せ! PART 4 個人情報を巡る官民の溝 ビッグデータの公益利用は進むか? PART 5-1 大学のグローバル競争は一層激化 ITとリアルを融合し教育に変革を PART 5-2 顕在化する自治体間の「教育格差」 オンライン授業の先行モデルに倣え ============================================= コロナ後の新常態 危機を好機に変えるカギ 新型コロナウイルスが世界のヒト・モノ・カネの動きを止めてしまった。 未曽有の危機に直面し、経済・社会活動は強制的な変化を余儀なくされたが、 私たちは「当たり前」を奪われた不便さとともに、新たな価値や可能性に気づきだした。 様々な分野で「新常態」への移行が始まるが、その変革の波を捉えるためのカギを探った。 文・インタビュー 滝田洋一、國分俊史、磯山友幸、出口治明、鵜飼秀徳、編集部 ============================================= ■WEDGE_SPECIAL_REPORT 2 コロナ後に見直すべき 日本の感染症対策の弱点 渋谷健司、堀 成美、福田 充、土居丈朗、坂元 昇、編集部 PART 1 長期化避けられぬコロナとの闘い ガバナンスとリスコミの改善を急げ PART 2 感染症ベッド数が地域で偏在 自由な病院経営が生んだ副作用 PART 3 隠れた医師不足問題 行政医が日本で育たない理由 ■WEDGE_OPINION 米国主導のWHO改革に日本も積極関与を  詫摩佳代(東京都立大学法学部教授) ■WEDGE_REPORT 1 「売上蒸発」で金融支援も限界 迫る中小企業の大廃業時代  中西 享(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT 2 サイバーウイルスも感染拡大 急増するテレワークに潜む死角  山田敏弘(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT 3 クルーズ船消毒の過酷な舞台裏 綱渡りの人材確保と薬剤調達  児玉 博(ジャーナリスト) 【新連載】経済の常識 vs 政策の非常識 by 原田 泰 所得制限は机上の空論 緊急時は一律給付が最善策 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 米日を繋いだアイリーン・ヒラノ・イノウエさん 国防の盲点 by 勝股秀通 コロナ禍を機に専門家集団の組織化急げ ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 からくり民主主義 世界の記述 特別編 コロナ禍に見舞われる世界 各駅短歌 by 穂村 弘 写真 中国 覇権への躓き by 鈴木 隆  労農同盟という正統性が揺らぐ共産党 時流仏流 by 鵜飼秀徳 コロナ禍に考える弔いの意味 VALUE MAKER by 磯山友幸 カカオでつなぐ日本とコロンビアの懸け橋 さらばリーマン by 溝口 敦 アパレルから転身 縁が縁を呼びクリーニング業界で冬の時代を生き抜く 茂木康之さん(クリーニング リブレ代表) 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 既得権を排しインフレ誘導を行った松永久秀 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから ※今月の「Global Economy」、「道半ばの社会保障改革」は休載させていただきます。 なお同連載筆者の滝田洋一氏、土居丈朗氏の記事をそれぞれSPECIAL REPORT、SPECIAL REPORT2にて掲載しております。
  • WEDGE(ウェッジ) 2020年5月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 新型コロナの教訓 次なる強敵「疾病X」に備える 文・細谷雄一、児玉 博、海野素央、中澤幸介、編集部 Part 1  「コロナ後」の世界秩序 加速するリベラルの後退 Part 2 生かされなかった教訓 危機対応の拙(つたな)さは必然だった Interview  「疾病X」に備えた日本版CDCの創設を急げ  Interview 外出禁止令は現行法では困難 最後の切り札は「公共の福祉」  Part 3 危機において試されるリーダーの「決断力」と「発信力」 Chronol 繰り返し繰り返し人類を襲った感染症の歴史 Column1 世界のリーダーはどう危機を発信したか? Part 4 オンライン診療は普及するのか 遅きに失した規制緩和 Column2  露呈したBCPの弱点 長期化リスクへの対策は? ============================================= 新型コロナの教訓 次なる強敵「疾病X」に備える 新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受け「緊急事態宣言」が発令された。 国内で初めて感染を確認してからこの間およそ3カ月。 「見えない敵」に向き合う国家の危機対応に問題はなかったか。 感染症との戦いの真っ最中ではあるが、次なる強敵に備え初動を振り返っておこう。 文・細谷雄一、児玉 博、海野素央、中澤幸介、編集部 ============================================= ■WEDGE_OPINION 1 「コロナ不況」の試練は危機収束後にも表れる 原田 泰(名古屋商科大学ビジネススクール教授) ■WEDGE_OPINION 2 コロナ蔓延の隙を突く中国軍海洋進出に備えよ 飯田将史(防衛省防衛研究所米欧ロシア研究室長) ■WEDGE_REPORT 1 医療崩壊を招いたEUの緊縮財政 再燃する欧州の南北対立 木村正人(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT 2 中国が抱える医療の〝ゆがみ〟 オンライン診察が広がる理由 高口康太(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT 3 あなたの街の水道は大丈夫? 老朽化対策が進まぬ理由 編集部 ■NEWS_TOPICS 留学生頼みの日本語学校を襲うコロナショック 出井康博(ジャーナリスト) 五輪を彩るテクノロジー by 黒井克行 新国立に込めた技術 Global Economy by 小山 堅 新型コロナで暴落の原油市場 「協調減産」復活も産油国の苦境は続く 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 新型コロナ休業補償のジレンマ モラルハザードを防げるか 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 社員の不安を払拭するコミュニケーション 各駅短歌 by 穂村 弘 マネキン 中国 覇権への躓き by 加茂具樹 〝コロナ危機〟を〝好機〟にしたい共産党 時流仏流 by 鵜飼秀徳 社会が混乱する時こそ「利他の精神」を 国防の盲点 by 勝股秀通 コロナ禍で再浮上する〝病院船〟構想 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 プレハブエ法の先駆け・松永久秀の多聞山城 VALUE MAKER by 磯山友幸 お寺を活性化するシェアリング・エコノミー さらばリーマン by 溝口 敦 バイオリンを創る、弾く、聴く 65歳からのゆるい起業の醍醐味 橋本敦守さん(膳所弦楽館代表) ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 東京漂流 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●世界の記述 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2020年4月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 脱炭素バブル したたかな欧州、「やってる感」の日本 文・山本隆三、朝野賢司、安井 至、木村秀哉、編集部 PART 1 「脱炭素」ブームの真相 欧州の企みに翻弄される日本 PART 2 再エネ買取制度の抜本改正は国民負担低減に寄与するか? PART 3 「建設ラッシュ」の洋上風力 普及に向け越えるべき荒波 PART 4 水素社会の理想と現実 「死の谷」を越えられるか Column 世界の水素ビジョンは日本と違う Column クリーンエネルギーでは鉄とセメントは作れない PART 5 「環境」で稼ぐ金融業界 ESG投資はサステナブルか? ============================================= 脱炭素バブル したたかな欧州、「やってる感」の日本 気候変動への関心の高まりとともに、巨額のマネーが「環境」に雪崩れ込む。 欧州は「脱炭素」に向けた主導権を握ろうと、ルールメイキングに余念がない。 日本も脱炭素の切り札として水素社会に突き進むが、実態は絵に描いた餅だ。 文・山本隆三、朝野賢司、安井 至、木村秀哉、編集部 ============================================= ■WEDGE_OPINION 「コロナショック」の先にある経済リスクに備えよ PART 1 黄昏の「トランプ経済」落ち込む米国民の消費意欲 倉都康行(RPテック代表取締役) PART 2 景気後退、消費増税、コロナショック“三重苦”の日本に大胆な経済対策を 飯田泰之(明治大学政治経済学部准教授) ■WEDGE_REPORT 1 若手キャリア官僚が大量退職 問われる政治主導下の「霞が関」の役割 中西 享(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT 2 行き詰まる科学技術政策 リニアコライダー誘致に暗雲 児玉 博(ジャーナリスト) ■POINT_OF_VIEW 選挙圧勝のイラン強硬保守派が抱く三権掌握の夢と国民蜂起への恐れ 貫井万里(日本国際問題研究所研究員) ■NEWS_TOPICS カムバックしたバイデン トランプ打倒に必要な条件とは? 海野素央 (明治大学政治経済学部教授) コロナショックと戦う世界 世界の記述 特別編 国防の盲点 by 勝股秀通 新型コロナで露呈した“法の不備” 中国 覇権への躓き by 磯部靖  失政を招いた共産党のジレンマ 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 現役世代の介護保険料値上げは政治と行政の妥協が一因 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 関西一円の交通と物流を制した松永久秀 VALUE MAKER by 磯山友幸 「魚の道は館山に通ず」販路を開拓した鮮魚店の挑戦 さらばリーマン by 溝口 敦 元プロ野球選手が外食チェーンで修業 一念発起して開いた地域密着のケーキ店 兼光保明さん(パティスリー・ケナリィーオーナーシェフ) 五輪を彩るテクノロジー by 黒井克行  都心で高地トレーニング 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 強いグローバルカンパニーへの脱皮 各駅短歌 by 穂村 弘 洗濯 時流仏流 by 鵜飼秀徳 新型コロナに仏教界はどう向き合うべきか ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 紙つなげ! ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2020年3月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 「AI値付け」の罠 ダイナミックプライシング最前線 依田高典、高口康太、長沢伸也、伊藤公一朗、編集部 PART 1 需給に応じて価格を変動 AIは顧客心理を読み解けるか PART 2 価格のバロメーター機能を損なえば市場経済の「自殺行為」になりかねない Column ビッグデータ大国の中国で企業が価格変動に過敏な理由 PART 3 泥沼化する価格競争から抜け出す 「高くても売れる」ブランド戦略 PART 4 データに基づく価格変動が社会の非効率を解消する ============================================= 「AI値付け」の罠 ダイナミックプライシング最前線 ビッグデータの取得や分析が容易になり、広がりを見せるダイナミックプライシング。 収益拡大、在庫処分など導入企業の思惑は様々だが、AI値付けには一様に苦戦している。 消費者心理を読み間違うと、思わぬしっぺ返しを食らいかねない─。 文・インタビュー 依田高典、高口康太、長沢伸也、伊藤公一朗、編集部 ============================================= ■WEDGE_OPINION 経済安保政策の遅れは日本の産業競争力を削ぐ 國分俊史(多摩大学大学院教授) ■WEDGE_REPORT.1 「栄光ある孤立」へ船出した英国 未来を拓くフリーポート構想の最前線 木村正人(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 香港・台湾政策で悪手を連発 習近平の誤解と誤算 野嶋 剛(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.3 再エネ先進国ドイツの迷走 パイプラインで高まるロシア依存 山本隆三(常葉大学経営学部教授) ■POINT_OF_VIEW 反米強硬派が勢いづくイラン 国会選挙後も膠着状態は続く 坂梨 祥(日本エネルギー経済研究所中東研究センター副センター長) 【最終回】名門校、未来への学び by 鈴木隆祐 周囲に支えられながら「自調自考」 渋谷教育学園渋谷高等学校 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 基礎的財政収支の試算が示す社会保障改革の重要性 国防の盲点 by 勝股秀通 “誤解と勘違い”が頼りの中東派遣 五輪を彩るテクノロジー by 黒井克行  VRで脳を鍛える Global Economy by 小野 亮 次なる米中合意は・霧の中・ 世界巻き込む対米投資厳格化 中国 覇権への躓き by 内藤二郎  景気対策で先のばしされる財政改革 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 大貿易港を押さえた松永久秀の皮算用 VALUE MAKER by 磯山友幸 世界一の木樽醤油に込める「家訓」 時流仏流 by 鵜飼秀徳 存続の危機に瀕する「恐山のイタコ」 さらばリーマン by 溝口 敦 趣味が高じてキャンプ用品を開発 型枠職人が生み出す黒く輝く山賊道具 渡會誠治さん(sanzoku mountain代表) 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 ハラスメント防止は良識と倫理観が土台 各駅短歌 by 穂村 弘 薬 ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 最長片道切符の旅 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2020年2月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 幻想の地方創生 東京一極集中は止まらない 岡田 豊、木下 斉、佐藤主光、砂原庸介、編集部 PART 1 地方創生の”厳しい現実” 「破れたバケツ」状態の人口流出を防げ PART 2 人口争奪戦で疲弊する自治体 ゼロサムゲームでは意味がない Interview 地方創生の生みの親が語る、第二期へ向けた課題 増田寛也 PART 3 「観光で地方創生」の裏で乱立する「予算依存型DMO」 PART 4 全ての自治体は自立できない 広域連携を促す交付税改革を Column 農村から都市に移る国政の関心 地方の”自律”に向けた選挙制度とは? ============================================= 幻想の地方創生 東京一極集中は止まらない 「地方創生」が始まって5年。「東京一極集中」は是正されるどころか加速する。 各自治体は子育て世帯の獲得を競い合うが、不毛なゼロサムゲームの様相を呈している。 また観光産業を振興するための組織が「乱立」するが、その経営力には疑問符が付く。 4月から第二期に突入するが、この5年の教訓を生かさねば、絵に描いた餅で終わる。 文・インタビュー 岡田 豊、増田寛也、木下 斉、佐藤主光、砂原庸介、編集部 ============================================= ■WEDGE_OPINION 「NATO瓦解」と共振する東アジアの安全保障 秋元千明(英国王立防衛安全保障研究所日本特別代表) ■WEDGE_REPORT.1 戦火交える米国とイラン 報復の連鎖は止められるか 佐々木 伸(星槎大学大学院教授) ■WEDGE_REPORT.2 期待先行の5G元年「3つの壁」を乗り越えられるか? 尾崎史夫(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.3 キャッシュレス隆盛の陰でショートメール詐欺が急増 山田敏弘(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.4 一国二制度の形骸化を印象付けた香港の「銅鑼灣書店」、いま台湾へ 野嶋 剛(ジャーナリスト) 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 後期高齢者の医療費 決着した2割負担に残された課題 Global Economy by 滝田洋一 顕在化する地政学リスク 2020年の世界経済は波乱が続く 中国 覇権への躓き by 加茂具樹 国賓・習近平が狙う訪日の「成果」 国防の盲点 by 勝股秀通 進化する日米共同演習と放置された課題 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 黄金の流出を防いだ島津家の「秘策」 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐 ”裁判甲子園”で鍛える事実と向き合う力 静岡県立浜松北高等学校 VALUE MAKER by 磯山友幸 「木製サッシ」で日本の住宅に革命を起こす 五輪を彩るテクノロジー by 黒井克行  走り方に合わせた義足開発 時流仏流 by 鵜飼秀徳 AI時代に問われる宗教の意義 さらばリーマン by 溝口 敦 ふるさとの課題を次々と事業に転換 融通無碍な対応で需要をくみ取る 鳥海孝範さん(セブンリップルス代表) 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 「シリコンバレー離れ」から得る教訓 各駅短歌 by 穂村 弘 手袋 ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 将棋の子 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2020年1月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT スポーツで街おこし プロ化だけが解じゃない インタビュー・川淵三郎、池田 純 文・杉原海太、編集部 PART 1 独特の進化を遂げる日本のスポーツに期待される新たな役割 杉原海太(FIFAコンサルタント) PART 2 【INTERVIEW】 川淵三郎氏(元日本サッカー協会会長) プロリーグ化に必要な4本柱 地域密着がクラブ経営の大前提 PART 3 先進事例に学ぶ 「おらが街のチーム」の作り方 PART 4 【INTERVIEW】池田純氏(横浜DeNAベイスターズ初代球団社長) スポーツで地域活性化 成否を分けるカギとは? PART 5 岐路に立つ実業団チーム 存続のカギは地域との連携 PART 6 侮れないeスポーツの集客力 街の賑わい作りに貢献 ============================================= スポーツで街おこし プロ化だけが解じゃない オリンピック・パラリンピック開催が間近に迫ってきた。 競技としてのスポーツだけでなく、地域活性化の起爆剤としても注目される。 それは必ずしもプロである必要はない。ヒントを先進事例から探ってみた。 インタビュー・川淵三郎、池田 純 文・杉原海太、編集部 ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 戦略環境は激変 抜本的な安保政策の見直しを 宮家邦彦(キャノングローバル戦略研究所研究主幹) ■WEDGE_REPORT.1 選挙圧勝も喜べぬ民主派 米国参戦で香港は変わるか ■WEDGE_REPORT.2 EV覇権を狙う「中独連合」「最初の果実」を狙うVW 川端由美(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.3 2020年米大統領選挙 カギを握るのは共和党保守本流 海野素央(明治大学政治経済学部教授) 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 「隅」を弱点にしない島津流「ロビー活動」 Global Economy by 李 智雄 「独立独歩」の経済成長図る中国に米国が切る”新次元”の規制カード 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 拙速な在職老齢年金の見直しは財政悪化と所得格差拡大を招く 五輪を彩るテクノロジー by 黒井克行  水の抵抗を減らす水着 国防の盲点 by 勝股秀通 解禁5年、初の武器輸出は実現するか 中国 覇権への躓き by 渡邉真理子 国家には制御不能な先端技術の行方 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 CEOの仕事は生き残る決断をすること 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐 ノーベル賞OBに磨かれる知 埼玉県立川越高等学校 VALUE MAKER by 磯山友幸 デザイナーが再発見した銭湯の価値とは? 時流仏流 by 鵜飼秀徳 時代を超える年末年始の国民的行事 さらばリーマン by 溝口 敦 健康補助リングのヒットを支える 寄り道人生で磨いたアイデアと人間性 牧 直弘さん(MAKIスポーツ代表取締役) 各駅短歌 by 穂村 弘 コート ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 『スカウト』 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2019年12月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 「新築」という呪縛 日本に中古は根付くのか 砂原庸介、中川雅之、中西 享、編集部 PART 1 中古活性化を阻むしがらみ 「脱新築時代」は来るか? PART 2 「好み」だけではなかった 日本人が”新築好き”になった理由 PART 3 米国の中古取引はなぜ活発なのか? 情報公開にこそカギがある COLUMN ゴースト化した「リゾートマンション」の行方 PART 4 中古活性化に必要な「情報透明化」と「価値再生」 ============================================= 「新築」という呪縛 日本に中古は根付くのか 「新築信仰」という言葉があるように、日本人の多くが「新築」の持ち家を購入してきた。 しかし、それは日本人の「好み」ではなく、国の政策や商慣行なども大きく影響している。 空き家問題も深刻化するなか、中古流通の活性化には何が必要なのか。 文・砂原庸介、中川雅之、中西享、編集部 イラスト・マグマ・ジャイアンツ ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 地域の医療ニーズに即した病院再編を急げ 土居丈朗(慶応義塾大学経済学部教授) ■WEDGE_REPORT.1 教師をむしばむ長時間労働 変形労働制は「解」ではない 編集部 ■WEDGE_REPORT.2 紙一重で防いだ「首都水没」の舞台裏 編集部 ■WEDGE_REPORT.3 急拡大するシェアサイクル ラストワンマイルの担い手となるか 高口康太(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.4 ラグビーW杯を支えたボランティア  「おもてなし」のマネジメントに迫る 大元よしき(ライター) 中国 覇権への躓き by 安田峰俊 自ら幕を引けない香港デモ Global Economy by 倉都康行 世界経済「同時減速」の恐れ 異例の低金利の”副作用”に要注意 国防の盲点 by 勝股秀通 自衛隊の国際協力は”大義名分”を明確に 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 関ヶ原で加藤清正が東軍についた三つの「理由」 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐 体育祭を1年かけて「創造」する 神奈川県立湘南高等学校 VALUE MAKER by 磯山友幸 ”よそ者”が気づかせてくれた「福山デニム」の価値 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 コンプレックスを受け入れて前に進む 五輪を彩るテクノロジー by 黒井克行 正確なショットを生むラケット 時流仏流 by 鵜飼秀徳 自然災害は宗教の最大の敵 さらばリーマン by 溝口 敦 ALS患者を支える目力スイッチを開発 売上より社会貢献が脱サラ後の原動力 有田邦朗さん(エンファシス代表取締役社長) 各駅短歌 by 穂村 弘 歯医者 ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 朽ちていった命 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから ※今月の「道半ばの社会保障改革」は休載させていただきます。 なおOPINION(8頁)にて同連載筆者の土居丈朗氏の記事を掲載しております。
  • WEDGE(ウェッジ) 2019年11月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT ポスト冷戦の世界史 激動の国際情勢を見通す 中西輝政、遠藤 乾、飯田将史、小泉 悠、村野 将 PART 1 NATION STATE 世界秩序は「競争的多極化」へ 日本が採るべき進路とは 中西輝政 Terumasa Nakanishi PART 2 USA VS CHINA 米中二極型システムの危険性 日本は教育投資で人的資本の強化を ビル・エモット Bill Emmott PART 3 EU 危機を繰り返すEUがしぶとく生き続ける理由 遠藤 乾 Ken Endo PART 4 CHINA 海洋での権益を拡大させる中国 米軍の接近を阻む「太平洋進出」 飯田将史 Masafumi Iida PART 5 RUSSIA 勢力圏の拡大を目論むロシア 「二重基準」を使い分ける対外戦略 小泉 悠 Yu Koizumi PART 6 SPACE WAR 宇宙を巡る米中覇権争い 「見えない攻撃」で増すリスク 村野 将 Masashi Murano ============================================= 激動の国際情勢を見通す ポスト冷戦の世界史 1989年11月に「ベルリンの壁」が崩壊してから30年が経つ。 冷戦後は世界に平和が訪れるという期待もあったが、今日の国際情勢は暗転している。 米中新冷戦、ブレグジット、北朝鮮の核開発……。激動する世界の中で日本が進むべき道とは。 文・中西輝政、遠藤 乾、飯田将史、小泉 悠、村野 将 ============================================= ■WEDGE_REPORT .1 「スマホ半額」で囲い込み 変われない携帯キャリアに明日はない ■WEDGE_REPORT .2 千葉”大停電”で顕在化 高度情報化社会の災害リスク ■WEDGE_REPORT .3 ラグビーW杯で加速した復興 釜石が挑む新たな課題 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗  全世代型社会保障のカギは若年世代の負担軽減 Global Economy by 小山 堅  石油危機に匹敵する原油生産停止 サウジ攻撃の先の市場リスク 五輪を彩るテクノロジー by 黒井克行  常識を覆すシューズ革命 中国 覇権への躓き by 加茂具樹  時代錯誤の軍事パレードに拘った理由 国防の盲点 by 勝股秀通  竹島問題から日本は何に気づくべきか 戦国武将のマネー術 by 橋場日月  ”自腹”の朝鮮出兵で借金苦に陥った加藤清正 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐  「型」こそものの上手なれ 桜蔭高等学校 VALUE MAKER by 磯山友幸  蘇った「水の都・大阪」、公共空間の使い方をリセット 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之  再考、敬遠される「飲みニケーション」 時流仏流 by 鵜飼秀徳  「改葬」ブームの不都合な真実 各駅短歌 by 穂村 弘  運動会 さらばリーマン by 溝口 敦  リタイヤ層を狙った「男の料理教室」 3・11の炊き出しが起業の原点  尾上元彦さん(男の家事教室・カジオス代表) ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連  『戦争広告代理店』 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●最終回 CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2019年10月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 再考 働き方改革 黒田祥子、大内伸哉、Wedge編集部 PART 1  働き方改革に抱く「疑念」 先進企業が打つ次の一手 PART 2  労働時間削減がもたらした「副作用」との向き合い方 PART 3  高プロ化するホワイトカラー 企業頼みの健康管理はもう限界 PART4  出戻り社員、リファラル採用…… 「縁」を積極的に活用する人事戦略 ============================================= 再考 働き方改革 残業時間の上限規制や有給休暇の取得義務化など、働き方改革は一段と加速する。 しかし、改革の先頭を走ってきた企業では、改革の揺り戻しや副作用も出てきている。 日本企業に改革の歩みを止める選択肢はないが、その検証を怠ると本末転倒の結果を招きかねない。 文・黒田祥子、大内伸哉、Wedge編集部 ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 GSOMIA破棄が示した韓国・文政権の野望 秋元千明(英国王立防衛安全保障研究所アジア本部所長) ■WEDGE_OPINION.2 ホルムズ危機が問う法的課題と外交の知恵 小谷哲男(明海大学准教授) ■WEDGE_REPORT.1 「雨傘運動」の教訓を生かした香港デモの知られざる実態 佐藤 進(ジャーナリスト) POINT_OF_VIEW 迷走する新国立競技場の後利用 「点」でなく「面」で運営できるか 間野義之(早稲田大学スポーツ科学学術院教授) 五輪を彩るテクノロジー by 黒井克行 体操採点を支援するセンサー Global Economy by 滝田洋一 貿易戦争で腹をくくる中国を香港カードで揺さぶる米国 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 年金の財政検証が示した所得代替率50%の意味 中国 覇権への躓き by 渡邉真理子  米国が怒る産業補助金の「本質」 国防の盲点 by 勝股秀通 日米韓の隙突く中ロの共同軍事行動 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 天草の反乱鎮圧に「介入」した加藤清正の狙い 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐 先輩たちと奏でる心のハーモニー 愛知県立岡崎高等学校 VALUE MAKER by 磯山友幸 デザインの力で地域の一次産品に命を吹き込む 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 ガバナンスを健全化するオオカミはいるか? 時流仏流 by 鵜飼秀徳 活況のエンディング業界は持続可能か? 各駅短歌 by 穂村 弘 台風 さらばリーマン by 溝口 敦 趣味が高じて乗馬クラブ経営者に 5K仕事を楽しく品よく、根気よく 住川永見子さん(ファーム・クラインガルテン代表) ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 『宇宙からの帰還』 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2019年9月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 「看取り」クライシス 多死社会が待ち受ける現実 稲泉 連、菅野久美子、鵜飼秀徳、編集部 PART 1 「終末期」の理想と現実 ギャップは埋められるか PART 2 医師不足で揺らぐ「終の棲家」 地域医療の切り札「総合医」は育つか PART 3 今後急増する高齢者の孤独死 防ぐための手だてはあるのか PART 4 高齢者を看取る外国人たち 人材難の介護業界に必要な整備とは PART 5 山折哲雄氏インタビュー 「死はいつからタブーになったのか?」 90歳を過ぎたら”死の規制緩和”を ============================================= 「看取り」クライシス 多死社会が待ち受ける現実 「多死社会」が到来する日本。国民の7割は自宅や介護施設での最期を望むが、現実は2割にとどまる。 今後は医師や介護人材の不足で、看取りさえできないケースも出てきそうだ。 そんな危機的状況を見据え、医療インフラを守り、最期まで暮らせる地域づくりに取り組む人はいる。 「死」をタブーにしてきた日本社会は、迫り来る「多死」にどう備え、向き合えば良いのか。 文・稲泉 連、菅野久美子、鵜飼秀徳、編集部 インタビュー・山折哲雄 ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 世界通貨を目指す「リブラ」構想の限界 岩下直行(京都大学公共政策大学院教授) ■WEDGE_REPORT.1 参入相次ぐ信用スコア 利便性の先に潜む「落とし穴」 高口康太(ジャーナリスト) INTERVIEW 信用スコアの健全な発展に必要な「弱者排除」の規制 大屋雄裕(慶應義塾大学法学部教授) ■WEDGE_REPORT.2 気候変動で高まる経済リスク 圧力増す「TCFD」の正体 木村正人(ジャーナリスト) 新連載 道半ばの社会保障改革 by 土居丈朗 政府が開示すべき老後に必要な医療・介護費用 国防の盲点 by 勝股秀通 ホルムズ海峡で試される日本の覚悟と知恵 Global Economy by 安井明彦 米国経済脅かすトランプ再選戦略 有権者の主役は「ミレニアル世代」へ 中国 覇権への躓き by 福田 円 台湾総統選に波及した二つの誤算 新連載 五輪を彩るテクノロジー by 黒井克行 気象情報を戦術に活用 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 傍流から出世できた加藤清正の転機 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐 1年かけて向き合う”農”の原点 筑波大学付属駒場高等学校 VALUE MAKER by 磯山友幸 ”ハラールお好み焼き”が生む付加価値とは? 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 「任せて任さず」の後継者育成術 さらばリーマン by 溝口 敦 過当競争の歯科業界に見出した「衛生士派遣」という活路 小松原 洋さん(PECORI代表取締役) 時流仏流 by 鵜飼秀徳 観光客が復活させた小豆島の「虫送り」 新連載 ノンフィクション再読のススメ by 稲泉 連 『空白の天気図』 ●世界の記述 ●各駅短歌 穂村 弘 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2019年8月号
    550円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT ムダを取り戻す経営 データ偏重が摘んだ「創造の芽」 文・野中郁次郎、やまだようこ、中島厚志 インタビュー・坂根正弘、金井誠太、小池利和、松本正義、星野佳路、森岡 毅 PART 1 失われた20年の失敗の本質 今こそ共感や直観による経営を取り戻せ 野中郁次郎(一橋大学名誉教授) COLUMN 組織内の多様な「物語」が新しい価値を生み出す やまだようこ(京都大学名誉教授) PART 2 低成長を脱する処方箋 潤沢な「貯金」を使い未来への「種まき」を 中島厚志(経済産業研究所理事長) PART 3 逆境を乗り越えた経営者の格言 「ビジネスモデルの変革なくして企業に未来はない」 坂根正弘(コマツ顧問) 「『そろばん』より『ロマン』 大事なのは『志』を持つこと」 金井誠太(マツダ相談役) 「階層を壊して語り合う 自由闊達な風土が付加価値を生む 」 小池利和(ブラザー工業会長) PART 4 株主資本主義がもたらす弊害 「株主偏重のガバナンスは企業の成長を阻害する」 松本正義(関西経済連合会会長) PART 5 米国型経営の正しい使い方 「経営者と現場は『こだわり』を持て」 星野佳路(星野リゾート代表) 「消費者価値を創る本当のマーケティング」 森岡 毅(刀・代表取締役CEO) ============================================= ムダを取り戻す経営データ 偏重が摘んだ「創造の芽」 バブル崩壊から30年の時が流れたが、日本企業はかつての勢いを取り戻せていない。 それもそのはず、この間、日本は世界がアッと驚く「価値」をどれだけ生み出してきただろうか。 合理化、生産性向上が叫ばれているが、「創造の芽」を育むムダは逆に取り戻すときだ。 文・野中郁次郎、やまだようこ、中島厚志  インタビュー・坂根正弘、金井誠太、小池利和、松本正義、星野佳路、森岡 毅 ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 ホルムズ危機で露呈する脆弱なエネルギー安保 山本隆三(常葉大学経営学部教授) ■WEDGE_OPINION.2 商業捕鯨再開に潜む国際訴訟リスクに備えよ 坂元茂樹(同志社大学法学部教授) ■WEDGE_REPORT.1 自業自得のケータイ業界 ぬるま湯体質を打破できるか 尾崎史生(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 あなたの家電がサイバー攻撃に加担!? 5G時代に激増するサイバーリスク 山田敏弘(ジャーナリスト) 【新連載】中国 覇権への躓(つまず)き by 加茂具樹  米中間の「新しい希望」は幻想 Global Economy by 倉都康行  景気悪化に先走るマーケット FRBがカギ握る下半期の世界経済 国防の盲点 by 勝股秀通  「南西の壁」守るための3つの課題 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐  身近な興味から目指す「ノーベル賞」 千葉県立千葉高等学校 VALUE MAKER by 磯山友幸  モノからコトへ、イタリアの逸品にほれ込んだ日本人の挑戦 戦国武将のマネー術 by 橋場日月  豪傑・加藤清正の意外な「財務スキル」 さらばリーマン by 溝口 敦  童心にかえれる「ツリーハウス」 ものづくり一筋40年 新たに選ぶ創作の場   西田幸博さん(木工房Woody Factory空知代表) 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之  米軍のマネジメント法が注目される理由 時流仏流 by 鵜飼秀徳  祇園祭を継承する「よそ者」 各駅短歌 by 穂村 弘  床屋 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2019年7月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 米中制裁ドミノ ファーウェイ・ショックの先 李 智雄、中村繁夫、西田宗千佳、長内 厚、児玉 博、國分俊史 PART 1 ファーウェイ制裁で供給網分断 米中対立はコア技術と資源争奪戦へ Interview 日本企業は機密情報管理体制の構築を急げ Column レアアースは本当に中国の切り札なのか? PART 2 通信産業の根深い「米中依存」分断後の技術開発の行方 PART 3 ファーウェイ・ショックを日本は商機に変えられるか PART 4 「海底ケーブル」と「元経済圏」中国の野望を砕く次なる米制裁 PART 5 激化する米中経済戦争 企業防衛の体制構築を ============================================= 米中制裁ドミノ ファーウェイ・ショックの先 米中貿易戦争は、関税の応酬からハイテク覇権を巡る争いへと戦線が拡大してきた。 米国は中国の通信業界を牽引するファーウェイを市場から締め出しにかかるが、それに留まることなく、第二、第三のターゲットを射程に収めている。 中国も強気の姿勢を崩しておらず、世界経済の分断は進む。日本はどう備えるべきか。 文・李 智雄、中村繁夫、西田宗千佳、長内 厚、児玉 博、國分俊史 ============================================= ■WEDGE_SPECIAL_REPORT 2 迷走する日本の英語改革 中西 享、編集部 PART 1 東大も合否判定に利用せず それでもゴリ押しされる民間試験 PART 2 ここが変だよニッポンの英語教育 PART 3 9割の日本人に英語は不要 目的ある学びこそビジネスで生きる ■WEDGE_OPINION.1 留学生の就職解禁でなし崩し的に進む移民政策 加藤久和(明治大学政治経済学部教授) ■WEDGE_REPORT.1 次なる強敵・アフリカ豚コレラ 養豚の崩壊を招く脆弱な防疫体制 松永和紀(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 横行する「盗伐」、崩れる山林 林業の優等生・宮崎県の「闇」 田中淳夫(ジャーナリスト) 戦国武将のマネー術 by 橋場日月  商品から目が離せない! 松坂の「クネクネ道」 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 日本国籍離脱を迫られるグローバル人材 国防の盲点 by 勝股秀通 F35A事故で露見した対米交渉の危うさ 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐 未来の後輩へ伝える学びのエッセンス 東京都立桜修館中等教育学校 VALUE MAKER by 磯山友幸 「全体がひとつの旅館」でまちおこしに成功した城崎温泉 さらばリーマン by 溝口 敦 「生きた証を残す」引き籠りを経て高齢者見守り事業を軌道に乗せた青年 澤和寛昌さん(IoTBASE代表取締役) 時流仏流 by 鵜飼秀徳 スタンプに魅せられる日本人 各駅短歌 by 穂村 弘 初恋 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2019年6月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 漂流する部長課長 働きたいシニア、手放したい企業 今野浩一郎、土居丈朗、Wedge編集部 PART 1 培ったスキルを生かし新天地で輝くシニアたち PART 2 シニアにもう一花咲かせる人事戦略が企業を変革する PART 3 60歳以上の戦力化を図り新・日本型雇用の創造を PART 4 シニアを不幸にする企業頼みの社会保障改革 ============================================= 漂流する部長課長 働きたいシニア、手放したい企業 「生涯現役」を希望する人は多く、国もシニアの労働環境を整えるが、果たして受け皿となる企業の体力がどこまで持つだろうか。 役職定年後のキャリアに不安を覚えるホワイトカラーの危機感が高まっている。 文・今野浩一郎、土居丈朗、Wedge編集部(濵﨑陽平、吉田 哲、櫻井 俊) ============================================= ■WEDGE_SPECIAL_REPORT 2 出口なき中東 田中浩一郎、佐々木 伸、中山俊宏、溝渕正季 PART 1 革命防衛隊をテロ組織に指定しイランの「脅威」を煽るトランプの思惑 PART 2 2つのジレンマに悩む最強国家イスラエルの意外な弱点 PART 3 党派性が強まる米国とイスラエルの「特別な関係」に孕むリスク PART 4 米国の「自由と民主主義」に翻弄され「冷戦」に陥った中東 ■WEDGE_OPINION.1 「脱炭素」に向けたCO2ゼロ電源の再構築を 朝野賢司(一橋大学イノベーション研究センター特任講師) 戦国武将のマネー術 by 橋場日月  「十楽」で松阪の基礎を築いた蒲生氏郷 Global Economy by 小山 堅  イラン制裁で一触即発の原油市場 余剰生産力低下が招く高騰リスク 国防の盲点 by 勝股秀通  令和へ引き継がれた”防衛の空白域”の課題 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐  長良川の生態調査の一翼を担う生物班  岐阜県立岐阜高校 VALUE MAKER by 磯山友幸  高級時計の付加価値で得た利益を「よのなか」のために使う さらばリーマン by 溝口 敦  高校中退の司法書士が起こしたご先祖様を辿る家系図作成ビジネス  田代隆浩さん(家樹代表取締役) 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之  相手を知り、己を磨くゴルフ 時流仏流 by 鵜飼秀徳  ベールに包まれた宮中祭祀 各駅短歌 by 穂村 弘  相撲 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2019年5月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT WEDGE_30th_ANNIVERSARY 創刊30周年記念インタビュー 新時代に挑む30人 ■INNOVATION ・高崎義一 ドレミングホールディングCEO  ・藤野道格 ホンダエアクラフトカンパニー社長 ・小林久隆 米国立がん研究所主任研究員 ・加藤真平 Tier IV会長兼CTO ・荒井朋子 千葉工業大学惑星探査研究センター ■BUSINESS ・山田敏夫 ファクトリエ代表 ・桜井一宏 旭酒造社長 ・宮﨑知子 元湯陣屋女将 ・森岡 毅 マーケター ・実取義洋 農家 ・西堀耕太郎 日吉屋五代目 ・入山章栄 早稲田大学大学院教授 ■SPORTS & CULTURE ・リーチ・マイケル ラグビー日本代表 ・山崎 貴 映画監督・脚本家 ・ヒャダイン 音楽クリエイター ・島田慎二 千葉ジェッツふなばし社長 ・川添 愛 小説家 ■INTERNATIONAL RELATIONS ・細谷雄一 慶應義塾大学教授 ・アイリーン・ヒラノ・イノウエ 米日カウンシル会長 ・牧浦土雅 起業家 ・奈良岡聰智 京都大学大学院教授 ・福森大喜 インターポール サイバー捜査分析官 ■SOCIETY ・工藤勇一 麹町中学校校長 ・佐々木淳 悠翔会理事長 ・中原貴之 東芝エネルギーシステムズ エンジニア ・荒木健太郎 気象庁研究官 ・エリオット・コンティ グローバル愛知事務局長 ・丹埜 倫 R.project代表 ・酒井 優 毛呂山町役場主任 ・塩沼亮潤 大阿闍梨 ============================================= 創刊30周年記念インタビュー 平成から令和へ 新時代に挑む30人 元号が令和へと変わり新たな時代を迎える。 平成が幕を開けた年に創刊した本誌が、さまざまな分野で課題に挑み、新時代を牽引していく30人を紹介しよう。 ============================================= 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐  時代を超えて魅力伝える狂言部  京都府立嵯峨野高等学校 Global Economy by滝田洋一  令和のはじまり”花曇り”景気 道標は忖度なき経済指標 国防の盲点 by 勝股秀通  隊員募集を妨げる「自衛隊アレルギー」 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之  企業経営はゴールなき戦い VALUE MAKER by 磯山友幸  進化続ける”おつな”高級ギフトの正体 戦国武将のマネー術 by 橋場日月  伊勢神宮のインバウンド需要を狙った蒲生氏郷 時流仏流 by 鵜飼秀徳  「上皇」誕生を機に見る皇室と仏教の関係 各駅短歌 by 穂村 弘  階段 さらばリーマン by 溝口 敦  幼児教育者から知育玩具の販売へ 弟の遺志受け継ぎ世界へ遊びを届ける  近藤俊子さん(ボウンディア代表取締役) ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2019年4月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 人民元の虚像と実像 「元の国際化」を目論む中国のジレンマ 李 智雄、倉都康行、Wedge編集部 PART 1 ドルに挑む「人民元」 市場が主導するシェア拡大 INTERVIEW 1年で急成長を遂げた人民元建て原油先物市場の行方 PART 2 政治に左右される為替管理 国家資本主義・中国の限界 PART 3 通貨の覇権を巡る百年戦争 PART 4 挫折した円の国際化とドル・元の攻防 ============================================= 人民元の虚像と実像 「元の国際化」を目論(もくろ)む中国のジレンマ 中国企業に「元建て決済」を求められる日本企業が増えている。 ドルの独壇場だった原油取引でも、元建ての上海市場が急成長する。 米ドルの足元には及ばないが、人民元の影響力は着実に増しており、好むと好まざるとにかかわらず、その実像を見極め対応する必要が出てきた。 文・李 智雄、倉都康行、Wedge編集部 ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 主権守れぬ北方領土交渉「負の遺産」を残すな 鈴木美勝(ジャーナリスト) ■WEDGE_OPINION.2 時代錯誤の検証で年金改革を遅らせるな 土居丈朗(慶應義塾大学経済学部教授) ■WEDGE_REPORT.1 ブレグジットを前に弱る英国を「原発」と「5G」で揺さぶる中国 木村正人(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 企業が「脱炭素化」を迫られるも「環境価値」取引市場が不調なワケ PART 1 脱炭素化の圧力がかかる中 分かれる企業の対応策 Wedge編集部 PART 2 「再エネ拡大」に寄与せぬ取引市場の見直しを 朝野賢司(一橋大学イノベーション研究センター特任講師) ■POINT_OF_VIEW 追い込まれたベネズエラ・マドゥロ政権 独裁政治終焉の日は訪れるか 坂口安紀(JETROアジア経済研究所主任調査研究員) 戦国武将のマネー術 by 橋場日月  交通の要衝・日野を利用して出世した  蒲生氏郷 国防の盲点 by 勝股秀通  INF条約の失効後に必要な日本の知恵と役割 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐  「共生」を体現する男子高生”劇団”  東海高等学校 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之  給料以上のインセンティブを与えているか VALUE MAKER by 磯山友幸  30万円のイヤホンを生むソニーが誇る職人たち 時流仏流 by 鵜飼秀徳  北方領土に見る入植者と宗教の関係 各駅短歌 by 穂村 弘  日記 さらばリーマン by 溝口 敦  高校教師から魚醤の仕掛人に 生徒とともに廃棄鮭の活用に挑む  松本将史さん(能水商店代表取締役) ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2019年3月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 「一帯一路」の衝撃 ルポ 中国に飲み込まれるジブチ・エジプト・ギリシャ 児玉 博、木村正人、栗田真広、大西康雄、小谷哲男、Wedge編集部 PART 1 中国マネーの甘い蜜に麻痺するシーレーンの要衝アフリカ・ジブチ 1 鉄道、港湾、軍事基地 経済と軍事の表裏一体でジブチを飲み込む中国 2 シーレーンの安全をアフリカの空と海から守る 自衛隊「海賊対処」の舞台裏 3 ジブチの礎を支える日本 中国式との差別化のカギは「持続的発展」と「現地化」 インタビュー 自衛隊がジブチで活動する意義 佐藤正久・外務副大臣 PART 2 「新首都」の建設と経済貿易協力区 水上の要衝・スエズ運河を取り囲む中国 PART 3 欧州の玄関港を”支配”する中国 「トロイの木馬」と化すギリシャ PART 4 経済回廊でパキスタンを取り込んだ中国が抱える”ジレンマ” PART 5 肥大化する一帯一路投資 「軌道修正」を図る中国 PART 6 「一帯一路」を「インド太平洋」で無害化 ============================================= 「一帯一路」の衝撃 ルポ 中国に飲み込まれるジブチ・エジプト・ギリシャ 中国の巨大経済圏構想「一帯一路」は、圧倒的な資金力を背景にアジア、アフリカ、中東、欧州を結ぶ交通の要衝に楔を打ち込んでいる。 本誌取材班は、その赤く染まりゆく「海のシルクロード」の最前線に飛んだ。 そこでは、インフラ建設を梃に軍事面での存在感も高める中国の姿が見えてきた。 文・児玉博、木村正人、栗田真広、大西康雄、小谷哲男、Wedge編集部 ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 米朝の「段階的非核化」リスクに備えよ 神保 謙(慶應義塾大学総合政策学部教授) ■ WEDGE_OPINION.2  対米関係悪化で戦略変更 中国の意図を見抜け 加茂具樹(慶應義塾大学総合政策学部教授) ■ WEDGE_REPORT.1 破綻したデトロイトが急回復する理由 中西 享(ジャーナリスト)、Wedge編集部 Global Economy by 伊藤さゆり ブレグジットだけではない 山積する「欧州リスク」 国防の盲点 by 勝股秀通 「レーダー照射」で急がれる対韓外交の見直し 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 デジタル時代の赤鉛筆と万年筆 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐 鍛えるのは世界に通ずる 大阪府立北野高等学校 VALUE MAKER by 磯山友幸 左官職人が味わわせてくれるかまど炊きのご飯 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 豪雪地帯で”凍える”上杉家を救った産業振興 さらばリーマン by 溝口 敦 和服に魅せられた海自出身の呉服屋 硬直した業界に仕掛ける流通革命 原 巨樹さん(京ごふく「二十八」代表取締役) 時流仏流 by 鵜飼秀徳 日本初のペット葬は忠犬ハチ公!? 各駅短歌 by 穂村 弘 ピアノ ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2019年2月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT クラッシャー上司が企業を蝕む 松崎一葉、大内伸哉、吉野 聡、五十嵐良雄、浜口伝博 PART 1 上司と部下の間にある断絶の正体 パワハラ一掃で会社は変わる PART 2 企業の体たらくが生んだ「パワハラ法」 小手先の対応で終わらせるな PART 3 成果上がらぬメンタルヘルス対策 安易な「ストレス低減」から脱却を COLUMN 企業ニーズに応えきれない産業医 法改正で問われる「質」の向上 INTERVIEW 中途半端な復職は症状を悪化させる 目指すべきゴールは「再休職防止」 ============================================= クラッシャー上司が 企業を蝕む うつ病などメンタル不調者が減らない現状に、政府がパワハラの規制に乗り出した。 部下への指導が響いているか。自らの成功体験に固執して成長の芽を摘んでいないか。 「最近の若者は」と嘆く前に、社員の能力を最大限に引き出す職場づくりが先決だ。 文・松崎一葉、大内伸哉、吉野 聡、五十嵐良雄、浜口伝博 ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 「利益」を共有する海洋国家で「脅威」に対峙を  宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹) ■ WEDGE_REPORT.1  金融サービス大転換の主導権を握るキャッシュレス決済の覇者は誰だ?  高口康太(ジャーナリスト) ■ WEDGE_REPORT.2 AIは”救世主”にあらず ダークウェブ上で狙われる日本 山田敏弘(ジャーナリスト) ■ WEDGE_REPORT.3  建前抜きの障がい者雇用 働き手と企業の幸せな関係とは? 中西 享(ジャーナリスト) ■ WEDGE_REPORT.4  燃料取り出しに向けた7年越しのカバー設置 「9.11」で得た新技術を駆使した舞台裏  稲泉 連(ノンフィクション作家) 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 リストラ回避のため 直江兼続が断行したベースダウン  Global Economy by 李 智雄 「安全保障」と「利益追求」の両立 問われる中国リスクマネジメント 国防の盲点 by 勝股秀通 新防衛大綱に「国の責務」が明記された意味 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐 「赤鬼魂」で果敢に挑む新聞部 滋賀県立彦根東高等学校 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 自国でのモノづくりこそ国力の源泉 VALUE MAKER by 磯山友幸 生産者をリスペクトする世界最高品質のコーヒー 時流仏流 by 鵜飼秀徳 知られざる元号の歴史 各駅短歌 by 穂村 弘 正月 さらばリーマン by 溝口 敦 「人生百年」を実践中 定年後に起業して荒れる竹林に挑む建機会社の元幹部 佐野孝志さん(グリーンネット・エンジニアリング代表取締役) ● 世界の記述 ● 拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2019年1月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 米中5G戦争 「華為排除」で転換迫られる産業界 尾崎史生、國分俊史、小野 亮、児玉 博、木村正人、中西 享、丸川知雄 PART 1 5G幕開けで変わる産業構造 出遅れる日本の通信業界 PART 2 ”実害”なくとも中国企業は排除 背後の共産党を恐れる米豪 PART 3 米国が最先端技術にかける網 日中共同開発は実質的に不可能に COLUMN 米国の意向が最優先の現実 脱・ファーウェイは外交問題 PART 4 英国の脆弱なインフラと大学 「合法的」に諜報活動を行う中国 作れば売れる大ヒット商品  PART 5 米中ハイテク戦争の結末は?中国は半導体製造装置がアキレス腱 INTERVIEW 米国が狙う中華5Gの”不拡散” 「宣戦布告」になすすべのない中国 ============================================= 米中5G戦争 「華為排除」で転換迫られる産業界 IoT時代の社会基盤となる5G(次世代通信規格)のサービス開始を控え、米国は中国通信機器メーカーの「排除」に乗り出した。 その「対中包囲網」は日本など同盟国にも急速に広がりをみせる。 しかし、それは序の口。米国は中国への「技術拡散」にも網を張る。 AI、ロボティクス、バイオテクノロジー、……。 中国と共同開発を行う日本企業も「制裁対象」になりうるので要注意だ。 文・尾崎史生、國分俊史、小野 亮、児玉 博、木村正人、中西 享、丸川知雄 ============================================= ■WEDGE_OPINION .1 サイバー空間を守る「監視」と「負担」の議論を  宍戸常寿(東京大学大学院法学政治学研究科教授) ■ WEDGE_OPINION .2 ちゃぶ台返しの韓国「徴用工」判決の問題点  坂元茂樹(同志社大学法学部教授) ■ WEDGE_REPORT.1 「仮想」が「現実」を超える VRが変える経済 PART 1 建設、運輸、自動車業界 VRが起こす生産性革命   Wedge編集部 PART 2 日本が抱える社会課題に「仮想技術」はもっと使える  廣瀬通孝(東京大学大学院情報理工学系研究科教授)×土居丈朗(慶應義塾大学経済学部教授) ■ WEDGE_REPORT.2 国産スギの価値を高める新技術 林業再生の一手になるか 田中淳夫(ジャーナリスト) ■ WEDGE_REPORT.3  建設進むリニア中央新幹線 高まる経済界の期待 Wedge編集部 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 「家老」ではなく「旦那」 直江兼続の朝鮮出兵節約術 Global Economy by 滝田洋一 消費増税前のデジャブ 政権が意気込む「春闘」 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 名誉領事として日米をつなぎ、未来を拓く 国防の盲点 by 勝股秀通 議論避けた防衛大綱の見直し 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐 白熱の討論会に見る、談論風発の校風 愛知県立旭丘高校 VALUE MAKER by 磯山友幸 オーダーメイド”ハンガー”という世界 時流仏流 by 鵜飼秀徳 企業倫理の原点は社是にあり 各駅短歌 by 穂村 弘 ラーメン さらばリーマン by 溝口 敦 異色の経歴の猫専門カメラマン 自由気儘な一瞬捉えベストセラーに 沖 昌之さん(猫写真家) ● 世界の記述 ● 拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2018年12月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 留学生争奪戦 「金の卵」に群がる産業界と大学 出井康博、佐藤由利子、小川 洋、Wedge編集部 PART 1 日本企業が縋る〝金の卵〟留学生 PART 2 ニッポンで働く「壁」を取り除き留学生と企業をマッチング COLUMN 外国人を活かすも殺すも企業次第 PART 3 〝偽装留学生〟はなぜ日本をめざすのか? PART 4 日本語学校の教育の質の担保を PART 5 定員割れ大学の延命を図る留学生30万人計画 INTERVIEW 留学生を〝金の卵〟とするために大学と社会に求められる覚悟 出口治明(立命館アジア太平洋大学学長) ============================================= 留学生争奪戦 「金の卵」に群がる産業界と大学 「移民政策」を巡って国会は紛糾しているが、出稼ぎ目的の「偽装留学生」の存在も見逃してはならない。 留学生を安い労働力、大学の定員補充として重宝する現状を改め将来の日本を支える「金の卵」として受け入れるべきだ。 文・インタビュー 出井康博、佐藤由利子、小川 洋、出口治明、Wedge編集部(友森敏雄、濱崎陽平、木寅雄斗) ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 冷戦後の核秩序の再構築に乗り出した米ロ PART 1 INF条約破棄は米ロの思惑通り 日本は非核三原則に向き合う時 秋元千明(英国王立防衛安全保障研究所アジア本部所長) PART 2 北極の氷の融解で揺らぐロシアの「核戦略」 小泉 悠(未来工学研究所特別研究員) ■WEDGE_OPINION.2 根拠なき再エネコスト低減の〝幻想〟に終止符を 朝野賢司(一橋大学イノベーション研究センター特任講師) ■WEDGE_REPORT.1 粘り腰で離脱交渉に臨みEU分裂で形勢逆転を狙う英国 木村正人(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 日本再興とリニア 災害に強い超電導リニア 大動脈のバイパス確保が急務 Wedge編集部 ■NEWS_TOPICS 欧米が日本に決断せまる国際リニアコライダー誘致 児玉 博(ジャーナリスト) 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐 「日本一の文化祭」で培うマネジメント力 東京都立国立高校 Global Economy by 倉都康行 来年の世界経済は「荒れ模様」 カギを握る米国長期金利 国防の盲点 by 勝股秀通 「自衛隊旗」拒否は日韓連携崩壊の前兆 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 「義」の武将・直江兼続が押さえた謙信の「金」 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 名刺に透ける閉鎖的な日本の企業風土 VALUE MAKER by 磯山友幸 特別から日常へ、会津の「アウトドア用漆器」 時流仏流 by 鵜飼秀徳 弔いは死生観の継承の場 各駅短歌 by 穂村 弘 ケーキ さらばリーマン by 溝口 敦 日本企業と外国人労働者の橋渡しを担う日系ペルー人3世 丸野ケンジさん(KJ Internacional代表取締役) ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2018年11月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 袋小路の沖縄 Wedge編集部、児玉 博、小谷哲男 PART 1 普天間リスクを棚上げし、いつか来た道を突き進む沖縄 PART 2 振興策依存から抜け出し自立型経済の構築を PART 3 観光ブームに沸く沖縄 高級リゾートに向けた死角とは COLUMN 沖縄振興の礎を築いた自民党経世会 PART 4 基地返還後に待ち受ける現実 困難を極める跡地開発 PART 5 米軍基地縮小と防衛力向上の両立を ============================================= 袋小路の沖縄 「辺野古移設反対」という翁長前知事の「遺志」を継いだ玉城デニー新知事の誕生で、辺野古の埋め立てをめぐり国との法廷闘争が再燃しようとしている。 しかし移設の遅れは、「普天間リスク」の除去や基地負担の軽減、経済振興にも悪影響を及ぼし、さらには日米同盟を危険にさらすことにもなる。 国との対立が激化する中、沖縄はどこへ向かうのか─。 文・Wedge編集部(塩川慎也、浅野有紀)、児玉博、小谷哲男 ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 本質から外れた原子力規制の在り方を正せ 奈良林直(東京工業大学先導原子力研究所特任教授) ■POINT_OF_VIEW 内憂外患の台湾・蔡英文政権 再選左右する「中間選挙」の行方 松田康博(東京大学東洋文化研究所教授) ■WEDGE_REPORT.1 物流を制するものが中国ECを制す 火花散る〝再配達ゼロ〟競争 高口康太(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 「乗りにくい」からの脱却を図る バス業界に起きた「イノベーション」 Wedge編集部 ■WEDGE_REPORT.3 日本再興とリニア 人口減少時代にこそ必要なイノベーションとメガリージョン Wedge編集部 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 光秀が天下取りのためにした一世一代の「バラマキ」 Global Economy by 李 智雄 貿易戦争の陰で中国が日本に接近 日系企業には勝機か、甘い罠か 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 逆境の時こそリーダーは大局観を持て 国防の盲点 by 勝股秀通 新エンジンで〝日の丸〟戦闘機の開発なるか VALUE MAKER by 磯山友幸 日本だから実現できた「妥協しない」モノづくり 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐 創立精神受け継ぐ未来の研究者 小石川中等教育学校 時流仏流 by 鵜飼秀徳 仏教の視座からみた明治維新 各駅短歌 by 穂村 弘 目覚まし さらばリーマン by 溝口 敦 地域の悩みに応えるシステムエンジニア 営利と社会貢献の両輪で駆ける若社長 井田和義さん(株式会社ウェルフィールド代表取締役、一般社団法人ハギュット協会代表理事) ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2018年10月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT マンション サバイバル時代 中西 享、榊 淳司、Wedge編集部 PART 1 「老朽化マンション」の不都合な真実 PART 2 マンションの本当の価値は管理組合が握る PART 3 住民合意、資金、容積率… 厳しいマンション建て替え PART 4 憧れのタワーマンション 購入後に待つ困難 作れば売れる大ヒット商品 なぜ、日本人はタワマンが好きなのか? PART 5 「マンション自治」を進める法整備を ============================================= マンション サバイバル時代 前回の東京五輪が開催された頃、日本は第一次マンションブームに沸いていた。 それから半世紀、空前のタワマンブームは東京から地方へと広がりを見せる。 しかしこの間、建て替えは一向に進まず、実績はたったの250件。 これから押し寄せるマンション老朽化の波は、住民の資産と街を蝕んでいく。 文・中西 享、榊 淳司、Wedge編集部(友森敏雄、濵﨑陽平) イラストレーション・マグマジャイアンツ ============================================= ■WEDGE_OPINION .1 障害者雇用の制度疲労にも目を向けよ 中島隆信(慶應義塾大学商学部教授) ■ WEDGE_OPINION .2 新疆を皮切りに「人民管理」を加速する中国 平野 聡(東京大学大学院法学政治学研究科教授) ■ WEDGE_REPORT.1 ”GDPR超え”の新規制に大混乱の欧州 木村正人(ジャーナリスト) ■ WEDGE_REPORT.2 車のIoT化がもたらす”官製”道路交通情報の「限界」 Wedge編集部 ■ WEDGE_REPORT.3 「ロシア化」強まる北方領土 経済協力で局面を打開できるか 廣瀬陽子(慶應義塾大学総合政策学部教授) 新連載 名門校、未来への学び by 鈴木隆祐 ”探求”を通じて磨く人間力  東京学芸大学附属高等学校 Global Economy by 安井明彦 中間選挙後にあるリスク トランプ敗退で加速する保護主義 国防の盲点 by 勝股秀通 「沖縄対本土」の構図に終止符を 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 読書に勝るとも劣らない賢人の教え 新連載 VALUE MAKER by 磯山友幸 9万円から毎年値上がりする日本酒 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 明智光秀が居城を築くためにした「押し貸し」 時流仏流 by 鵜飼秀徳 十五夜の月にお供えをする理由 各駅短歌 by 穂村 弘 牛乳 さらばリーマン by 溝口 敦 鬱を乗り越え起業 地方の高齢者の旅路に寄り添う東京の水先案内人 松下正宏さん(株式会社ベルサポ代表取締役) ● 世界の記述 ● 拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2018年9月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 移動革命 自動運転時代の支配者は誰だ 野辺継男、川端由美、Wedge編集部 PART 1 無人運転タクシーの登場で モビリティの稼ぎ方は新時代へ PART 2 移動はMaaSで一括手配 金のなる木に群がる企業 COLUMN 中国富裕層好みの自動運転用EVをつくるBYTON INTERVIEW TOYOTAが移動革命に持つ危機感 車を売るだけのビジネスには1マイルあたり1セントの対価しかもらえない ギル・プラット トヨタ・リサーチ・インスティテュートCEO 国内ではトヨタ自身でモビリティサービスを提供するつもりだ 友山茂樹 トヨタ自動車副社長 PART 3 IT、鉄道、自動車……誰が日本の移動を制するのか ============================================= The Driverless Revolution 移動革命 自動運転時代の支配者は誰だ 米国アリゾナ州では年内にもウェイモ(Waymo)による「無人運転」の配車サービスが開始される。「移動革命」の始まりだ。 クルマはモビリティサービス(MaaS)を提供する〝箱〟になり、シェアリングカーと公共交通機関の間で利用者の奪い合いも起きるだろう。 すでに自動車・鉄道・IT事業者による「新しい移動」の主導権争いが始まっている。 文・野辺継男、川端由美、Wedge編集部(櫻井 俊、木寅雄斗) ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 「老いて縮む日本」の 防災のあり方を見直せ PART 1 命を守ることが苦手な日本人 「みんなで逃げる」地域作りを急げ 片田敏孝(東京大学大学院情報学環特任教授) PART 2 人口減少時代の防災のカギは「広域連携」と「権限移譲」 増田寛也(野村総合研究所顧問) ■WEDGE_OPINION.2 白塗りの「中国軍艦」から尖閣諸島を守れ 飯田将史(防衛省防衛研究所主任研究官) ■WEDGE_REPORT.1 〝じわり逆行〟の郵政改革 「郵便局網ありき」を問い直せ 磯山友幸(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 新軍事組織が相次ぎ発足 NATO弱体化に焦る欧州の苦悩 木村正人(ジャーナリスト) 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 寺社勢力に切り込み 富を築いた明智光秀 Global Economy by 滝田洋一 貿易戦争の先にある〝チャイナ・ショック〟再来の悪夢 最終回 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 これからのものづくりを担う経営者の育て方 国防の盲点 by 勝股秀通 鈍感すぎる戦没者の遺骨収集 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 強い気力は健全な肉体に宿る 時流仏流 by 鵜飼秀徳 古より「富士登山」に憧れる日本人 さらばリーマン by 溝口 敦 「誰かに頼みたい」高齢化社会に応える便利屋業は元プログラマー 駒村佳和さん(便利屋こまむら CEO) 各駅短歌 by 穂村 弘 掃除 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2018年8月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 限界自治 縮小ニッポンを生き抜くヒント 吉村慎司、山口亮子、Wedge編集部 INTRODUCTION 過疎化するニッポン 高齢社会を支えられるか PART 1 行政サービス最低の夕張 町を畳み賑わいを取り戻す INTERVIEW 行政の危機を住民と共有することが第一歩 鈴木直道(北海道夕張市長) PART 2 過疎が進んだ中山間地 住民組織で自治を取り戻す INTERVIEW 等身大の姿に向き合い将来に備え始めた人々 作野広和(島根大学教育学部教授) ============================================= 限界自治 縮小ニッポンを生き抜くヒント 人口減少が始まって10年、団塊の世代はすでに70代に到達した。 過疎も全国的に広がり、行政サービスは非効率になるばかり。 高齢社会はこれからが本番だが、支えるためのヒトもカネも限られている。 行政に丸投げしてきた従来型の自治に綻びが出始めており、 新しい自治への転換が急がれる。「課題先進地域」にそのヒントを探る。 文・吉村慎司、山口亮子、Wedge編集部 ============================================= SPECIAL_REPORT_2 トランプショックで 逆回転する世界経済 倉都康行、李智雄、伊藤さゆり Part 1 始まった米中制裁の応酬は技術覇権の〝グレート・ゲーム〟 Part 2 ZTEの〝悪夢〟を見て半導体国産化を急ぐ中国 Part 3 米中だけではない 「冷え込む米欧」も世界の脅威 ■WEDGE_OPINION.1 停滞する米朝交渉 緊張局面の再来に備えよ 神保 謙(慶應義塾大学総合政策学部教授) ■WEDGE_OPINION.2 米国が日本のIoT製品に押す「脆弱」の烙印 國分俊史(多摩大学大学院教授) ■WEDGE_REPORT.1 「危ない!中国産食品」を日本に入れない〝民間防御力〟 松永和紀(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.12 国際リニアコライダー誘致を巡る舞台裏 児玉 博(ジャーナリスト) ■NEWS_TOPICS 理不尽なクロマグロ漁獲枠配分に小規模漁業者の不満が爆発 Wedge編集部 国防の盲点 by 勝股秀通 「日中友好」を隠れ蓑に画策続ける中国 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 経営改善進むシャープが超えるべき課題 無から有を生む力なくして真の復活はない 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 「第三者委員会」至上主義への警鐘 時流仏流 by 鵜飼秀徳 ご先祖さまとの対話が根付く街・京都 最終回 地域再生のキーワード by 磯山友幸 地域再生のキーワード 「自信、誇り、自立」そして「共感」へ 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 若き日の明智光秀を支えた妻の〝カツラ〟 さらばリーマン by 溝口 敦 全国の暖簾をくぐり見出した商機 30年信念を貫いた鮨屋の「事業家」 二本松 進さん(すし茶屋吟遊 店主) 各駅短歌 by 穂村 弘 野球 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2018年7月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 個人情報ビジネスの功罪 加谷珪一、木村正人、小向太郎、Wedge編集部 PART 1 丸裸になるあなたの生活 個人データビジネスに浸かる日本 PART 2 買い物客を画像解析 小売が挑む〝売り場革命〟 PART 3 巨大IT企業が狙う生体情報 病状や余命まで推測される!? PART 4 データ保護主義に走ったEUが迎える〝末路〟 PART 5 健全な事業発展のためにも本人の「意思反映」の拡大を ============================================= 個人情報 ビジネスの功罪 フェイスブックの情報不正流出を機に、企業が取得する個人情報の扱いに厳しい視線が向けられている。 実際、私たちの行動履歴からツイートまで、あらゆる情報がビジネスに転用されている。 事業者の新規ビジネス創出と利用者のプライバシー保護の両立はできるのだろうか─。 文・加谷珪一、木村正人、小向太郎、Wedge編集部(櫻井 俊、浅野有紀) ============================================= SPECIAL_REPORT_2 再エネ「主力電源化」の前に立ちはだかるハードル 山本隆三、Wedge編集部 Part 1 再エネ導入に伴う〝弊害〟を直視せよ Part 2 太陽光発電の〝乱開発〟に戸惑う住民 再エネ買取制度終了後に残る〝不安〟 ■WEDGE_OPINION.1 公文書の管理・公開制度を見直し公益を守れ 奈良岡聰智(京都大学大学院法学研究科教授) ■WEDGE_REPORT.1 地域金融の挑戦 @飛騨高山 フィンテック VS 顧客密着営業 中西 享(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 熊本地震・被災首長9人が語った「任せて任さず」の教訓 中澤幸介(リスク対策.com主筆) 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 秀吉死後の大乱に備えて〝金貸し〟となった前田利家 Global Economy by 田中浩一郎 〝パンドラの箱〟が開いた中東 油価めぐり交錯する各国の思惑 国防の盲点 by 勝股秀通 日報問題でよみがえる「一国平和主義」 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 東芝メモリを待ち受ける三つの課題 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 企業ブランドを傷つけない危機対応の要諦 時流仏流 by 鵜飼秀徳 土用の丑の日を前に考える食資源と殺生 地域再生のキーワード by 磯山友幸 30年後の町の魅力を考える 都会の中の田舎に集う人々 さらばリーマン by 溝口 敦 天職捨て引き継いだ亡き父の田 ドローン操り挑む次世代の稲作 数馬誠司さん(農家) 各駅短歌 by 穂村 弘 寝言と鼾 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2018年6月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 明治に学ぶ 日本のリノベーション 磯田道史、家近良樹、奈良岡聰智、清水唯一朗、米倉誠一郎、小林道彦、宮川公男、江上 剛、山口亮子 PART 1 なぜ維新は成せたか 西郷に学ぶリーダーシップ 西郷どんの”人間力” 彼の真の魅力とは? PART 2 大久保利通の実像 西郷とは違う理想的指導者 PART 3 危機に瀕する「政官関係」 明治維新から転機を探る COLUMN 明治を創造したイノベーターたち PART 4 明治憲法体制の手直しを試みた児玉源太郎の知的軍人としての素顔 COLUMN 「統計学が最強」と気づいた福澤と大隈 PART 5 日本の鉄道を造った男 井上勝から学ぶ「謙虚さ」 REPORTAGE 文化をまとった最新のものづくり 外貨の稼ぎ頭だったシルク産業は今 ============================================= 明治に学ぶ 日本のリノベーション 明治維新150年を迎える。西郷隆盛、大久保利通、大隈重信、伊藤博文など幕末維新の偉人たち。 彼らは明治元年時点で、40歳、38歳、30歳、27歳だった。この若さで大変革を成し遂げた。 いま、AIなどの技術革新によって経済、社会が大きく変化しようとしている。 そんな中で、倒幕、新国家建設、さらに運営という”イノベーティブ”とも言える 取り組みに携わった彼らから、現代日本人が学ぶべきことは何なのか考える。 文・磯田道史、家近良樹、奈良岡聰智、清水唯一朗、米倉誠一郎、小林道彦、江上剛、宮川公男、山口亮子 イラストレーション・斉藤高志 西郷隆盛 リーダーに求められる旧弊打破の実行力 大久保利通 西郷とは異なる理想的指導者 伊藤博文 能力主義が開花させた真の実力 児玉源太郎 「果断の人」に備わった用意周到さ 井上 勝 外国から謙虚に学んだ鉄道の父 大隈重信 国政に羅針盤を導入した「統計伯」 ============================================= SPECIAL_REPORT_2 羅針盤なき日本の漁業 真田康弘、Wedge編集部 PART 1 漁業の持続可能性を見出した佐渡島 資源管理の成功を水平展開できない理由 PART 2 過剰な漁港整備に予算を費やす水産行政 無用の長物と化す”豪華漁港”の実態 ■WEDGE_OPINION.1 北朝鮮情勢の陰で高まる台湾海峡の緊張 小谷哲男(明海大学准教授) イアン・イーストン(プロジェクト2049研究所リサーチフェロー) ■WEDGE_OPINION.2 急速に広まるESG投資の「あるべき姿」 原 丈人(内閣府参与) ■WEDGE_REPORT.1 デジタル通貨の覇権争いで日本発のフィンテックに白羽の矢 児玉 博(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 ハッカーも驚く脇の甘さ サイバー後進国・日本 山田敏弘(ジャーナリスト) POINT_OF_VIEW インフラと測位システムの一体輸出 中国が狙う一帯一路への「軍事展開」 國分俊史(多摩大学大学院教授) 国防の盲点 by 勝股秀通 国民の理解がカギ握る自衛隊改革の行方 Global Economy by 滝田洋一 米中貿易戦争の舞台裏 成長分野で叩き落とすトランプ 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 米国の保護主義政策は自らの首を絞める 日本は今こそ半導体新興市場へ飛び込め 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 驚くほど高いドイツの生産性に倣う 新連載 時流仏流 by 鵜飼秀徳 科学を信じる現代っ子も畏れ敬う神仏 地域再生のキーワード by 磯山友幸 漁業への異業種参入 小さな漁村の生き残り策 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 豊臣一門の名誉のために集金マシンと化した前田利家 さらばリーマン by 溝口 敦 日本のアニメ技術と中国資本の合わせ技 2億人市場を狙う敏腕プロデューサー 猪股一彦さん(株式会社プロダクション・フォッシュ 取締役COO) 各駅短歌 by 穂村 弘 ブランコ ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2018年5月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 迷走する病院IT改革 置き去りの患者、主体性のない国 Part 1 五里霧中の「医療ICT」構想 患者情報の共有すら進まぬ惨状 Part 2 「福祉」から「自立」へ ITで転換を図るオランダ COLUMN 1 国主導で病院の「見える化」が進む韓国 COLUMN 2 ICTが可能にする「予防医療」サービス Wedge編集部 Part 3 AIの雄・ディープマインドと英国が起こす「診療革命」 Part 4 診療報酬改定で開いた風穴 医療者に実益ある改革を ============================================= 迷走する病院IT改革 置き去りの患者、主体性のない国 患者の医療情報を活用して医療のムダを省き、質を上げようと 国は30年以上にわたり、医療界に変革を促してきたが遅々として進んでいない。 このままでは医療ビッグデータ構想など、夢のまた夢だ。 文・遊間和子、廉 宗淳、川渕孝一、木村正人、Wedge編集部(浅野有紀、櫻井 俊) ============================================= ■WEDGE_OPINION.1  歴史が警告する対北朝鮮「宥和」の危険性 秋元千明(英国王立防衛安全保障研究所アジア本部所長) ■WEDGE_OPINION.2 中国が進出する南太平洋で日本の「礎」を守れ 黒崎岳大(東海大学現代教養センター講師) ■WEDGE_OPINION.3 留学生の高額治療と感染症の対策を急げ 堀 成美(国立国際医療研究センター感染症対策専門職) ■WEDGE_REPORT.1 遺伝子治療の最前線 クリスパー・キャス9の衝撃 中西 享(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 「食の安全」の本質を欠いた遺伝子組み換え表示の見直し議論 石井孝明(ジャーナリスト) POINT_OF_VIEW 経済運営こそロシアの「生命線」〝油上の楼閣〟に立つプーチンのジレンマ 杉浦敏廣(環日本海経済研究所共同研究員) 最終回 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 国家主席の任期を撤廃した習近平は「〝脱〟鄧小平」の社会主義を目指す Global Economy by 安井明彦 〝解き放たれた〟トランプ大統領 「貿易戦争」の本当のリスク 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 情報システム部はサポート部門ではない 「情報管理」の重要性を再認識せよ 国防の盲点 by 勝股秀通 「信なくば立たず」の原点に戻れ 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 米国社交界への扉を開いてくれた「縁」 地域再生のキーワード by 磯山友幸 富山・岩瀬地区の再生 住んでいる人が誇れる町へ 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 外注による人件費節約でピンチを招いた前田利家 各駅短歌 by 穂村 弘 傘 さらばリーマン by 溝口 敦 宮城の被災地巡るキッチンカー 大判焼きに込めた亡き祖母のあんこ 角田 明さん(角田ちん餅店 店主) ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2018年4月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 米朝開戦前夜 「対話」の先に解はなし PART 1 対話の先にある「米朝衝突」 最悪のシナリオから目を背けるな 香田洋二(元自衛艦隊司令官) PART 2 北朝鮮が米国にぶつける3枚の「核カード」 鐸木昌之(北朝鮮研究者) CHRONOLOGY 年表 北朝鮮の暴走を許した25年間 〜圧力と対話−強硬と妥協を繰り返した米朝〜 PART 3 INTERVIEW 「非核化」めぐる米朝の埋まらぬ溝 南北融和で冷める米韓関係 ヤング・C・キム(ジョージ・ワシントン大学名誉教授) PART 4 適度な危機を望む中国 「善意の仲介者」という虚像 平野 聡(東京大学大学院法学政治学研究科教授) ============================================= 米朝開戦前夜 「対話」の先に解はなし 平昌五輪を機に朝鮮半島の南北融和が進み、「米朝対話」に向けた雰囲気が醸成されつつある。 北朝鮮の核問題が外交により解決できればよいが、これまでの経緯と客観的な状況を考えると、その可能性は低い。 半島問題にかかわる外交、軍事、政治の専門家が「開戦前夜」にまで差し迫った状況について解説する。 ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 第四次産業革命が迫る原子力発電の再興 遠藤典子(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授) ■WEDGE_OPINION.2 プーチン外交の最終章 〝大国〟完成への野望 小泉 悠(未来工学研究所特別研究員) ■WEDGE_REPORT.1 非科学的な批判に対峙する食品企業 SNS時代に必要な「顔の見える広報」 松永和紀(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 外国人が泊まれなくなる? 民泊新法で広がる国と自治体の溝 中西 享(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.3 EU離脱で追い込まれる英国 危機的局面を打開する〝突破口〟 木村正人(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.4 南シナ海に〝不沈空母〟出現 フィリピンを籠絡した中国 水谷竹秀(ノンフィクションライター) 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 朝鮮出兵の最前線に古米を押しつけた石田三成 Global Economy by 中島厚志 米独に潜むバブルの気配 株価急落調整後の「真のリスク」 国防の盲点 by 勝股秀通 〝白骨船〟が示す領域警備の穴 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 宣伝部のテコ入れにみる指導部の焦り 言論統制がきかない中国版YouTube 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 社長候補に必要なトップとしての決断経験 権限と責任の重さが経営力を磨く 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 「ハマちゃん」が活躍する会社は成長する 地域再生のキーワード by 磯山友幸 「堆肥馬」が起こす岩手県八幡平の新循環 さらばリーマン by 溝口 敦 千葉で唯一の競走馬の揺り籠 三代目の牧場主は元証券マン 山田雅章さん(山田牧場 代表) 各駅短歌 by 穂村 弘 信号 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2018年3月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 崖っぷちのホワイトカラー 個の魅力で勝負する 鶴 光太郎、太田 肇、Wedge編集部 Part 1 ホワイトカラーの仕事を代替するクラウドサービスの脅威 INTERVIEW 1.9万人の削減は〝最低水準〟 IT化で「金利依存」からの脱却を急ぐ 佐藤康博(みずほフィナンシャルグループ社長) Part 2 士業たちが迫られる〝転換〟 AI時代の生き残り策 Part 3 ホワイトカラーに求められる変革 創造性を高める評価制度を COLUMN 管理職の役割は「内」から「外」へ 追い込むことが変革の第一歩 ============================================= 崖っぷちのホワイトカラー 個の魅力で勝負する 生産性向上、働き方改革、人手不足の解消、セキュリティ強化・・・・・・。 企業は経営課題の解決に向け、クラウドやIoTの導入を本格化し、AI(人工知能)やロボットの実用化も視野に入ってきた。 しかし、企業の将来を左右するのはITではなく、仕事を奪われたホワイトカラーが変革できるかどうかである。 ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 北朝鮮有事に備えた国際連携体制の構築を 小谷哲男(日本国際問題研究所主任研究員) ■WEDGE_OPINION.2 経営難の私大に「名誉ある撤退」を促せ 田中敬文(東京学芸大学教育学部准教授) ■WEDGE_REPORT.1 見直し迫られる「仮想通貨法」 喫緊の課題は消費者保護 廉 了(三菱UFJリサーチ&コンサルティング主席研究員) ■WEDGE_REPORT.2 巨大インフラ開通に民主派リーダー排除 ハード・ソフト両面で進む香港の中国化 武田信晃(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.3 急増する大企業のベンチャー投資 経営者が突きつけられる課題とは 桂木麻也(投資銀行アドバイザー) POINT_OF_VIEW 反政府デモにトランプの圧力 内憂外患のイランを待ち受ける隘路 坂梨 祥(日本エネルギー経済研究所中東研究センター長代行) 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 堤防作りがお得意の三成による「天下統一」 Global Economy by 倉都康行 カギ握る米国利上げ動向 世界経済〝逆回転リスク〟の行方 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 組織は頭から腐っていく 部長級以上に襟を正させる監査を 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 勝利体験の共有こそが企業を成長させる 国防の盲点 by 勝股秀通 いつまで自衛隊を「裸の王様」にするのか 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 中国潜水艦の狙いは尖閣にあらず 領土保全のカギ握る「争わない」外交力 地域再生のキーワード by 磯山友幸 北と南で廃校を活用 福岡「めんべい」の展開力 各駅短歌 by 穂村 弘 箸 さらばリーマン by 溝口 敦 日本に根を下ろしたスロベニア人シェフ 京都で振る舞う母国の素朴な味 イゴール・ライラさん(ピカポロンツァ オーナー・シェフ) ●拝啓オヤジ 相米周二 ●世界の記述 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2018年2月号
    509円 (税込)
    WEDGE_SPECIAL_REPORT 中国「創造大国」への野望 山口亮子、川手恭輔、Wedge編集部 Part 1 「大衆創業、万衆創新」 起業ブームが広がった理由 Part 2 起業の一大拠点・北京「中関村」 人と金が出会う街を歩く Part 3 ハードウェアの聖地・深セン(土へんに川)ものづくりエコシステムの正体 ============================================= 長らく世界の「下請け工場」だった中国が、「新しい価値の創造」に国を挙げて取り組んでいる。 若い起業家たちが大きな原動力となり、独自の「エコシステム」を作ろうとしている。 ヒトとカネが集まる北京の中関村、ものづくりの街・深セン(土へんに川)で彼らの動きを探った。 ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 日英同盟「復活」で多層的な安全保障協力を 秋元千明(英国王立防衛安全保障研究所アジア本部所長) ■WEDGE_OPINION.2 米中サイバー規制が企業に強いる〝変革〟 國分俊史(多摩大学大学院教授) ■WEDGE_REPORT.1 進まぬ太陽光発電のコストダウン 入札失敗からみえる政策形成の不備 朝野賢司(一橋大学イノベーション研究センター特任講師) ■WEDGE_REPORT.2 本末転倒の林業政策 山を丸裸にする補助金の危うさ 田中淳夫(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.3 無謀か英断か 楽天の携帯事業参入 尾崎史生(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.4日本を「仮想敵国」とする韓国海軍の空母導入計画 高橋一也(ジャーナリスト) NEWS_TOPICS 「次世代型原発」で米中が接近 ビル・ゲイツもMITも参画 山本隆三(常葉大学経営学部教授) Global Economy by 栁澤 明 EV化で激変する石油消費 高まる中東依存と地政学リスク 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 春節を前に共産党指導部が神経を尖らせる人民の「食」 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 分散されたリソースを集中させ、デファクトスタンダードを築け 国防の盲点 by 勝股秀通 「憲法と自衛隊」の混迷に終止符を 地域再生のキーワード by 磯山友幸 〝おばあちゃん〟が支える「山くじら」のブランド化 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 オープンイノベーションの前に未来像を描け 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 葦(あし)にだって税をかける すご腕経済官僚・石田三成 さらばリーマン by 溝口 敦 ブライダル業界から伝統工芸の道へ 8年の修業を経てだるま工房を設立 小野里 治さん(だるま工房「吉んと」代表) 各駅短歌 by 穂村 弘 靴 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2018年1月号
    509円 (税込)
    〈目次〉January 2018 Vol.30 No.1 SPECIAL_REPORT_1 ものづくりの未来 イノベーションを生む5つの鍵 川手恭輔、多賀一晃、Wedge編集部 PART 1 医療機器MRIの常識を覆した日本人イノベーターの新技術 INTERVIEW イノベーションに必要な外部の技術力とトップのリーダーシップ クリストフ・ツィンデル(シーメンスヘルスケア上級副社長)×藤田浩之(QED社長兼CEO) 藤田浩之の我が道を行け:番外編 「早く失敗して早く学ぶ」文化が企業の未来を拓く PART 2 日本の製造業に欠けていた新しい価値の創造 PART 3 短期経営の結果 開発現場から失われたもの INTERVIEW ウォール・ストリートの先を行く制度改革を 原 丈人(内閣府参与) ---------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------- The key to innovation ものづくりの未来 イノベーションを生む5つの鍵 日本からイノベーションはもう起きないのだろうか─。 企業の中央研究所が閉鎖されて久しく、M&Aもうまくいかない。 かつての主力事業が切り売りされ、日本ブランドも揺らぎ始めた。 革新的な先端技術を継続的に生み出し、実用化させ、社会のニーズに応えられるかが、今、改めて問われている。 その解を「5つの鍵」で探り、ものづくりの未来を拓いてみる。 文・川手恭輔、多賀一晃、Wedge編集部(塩川慎也、友森敏雄) 写真・生津勝隆、井上智幸 取材協力・土方細秩子 ---------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------- SPECIAL_REPORT_2 時代遅れの規制がもたらす自動車産業の凋落 Part 1 「無資格者検査問題」が示した形骸化した規制の弊害 井上久男 Part 2 「白タク」規制が阻む新たなモビリティ社会に向けた開発 自動車業界関係者 Part 3 コンプライアンスを履き違えるな 日本企業を蝕む「カビ型不正」 郷原信郎 ■WEDGE_OPINION.1 北朝鮮〝終わりの始まり〟 カギを握る中国 宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹) ■WEDGE_REPORT.1 インバウンドも国内旅行も取り込み台頭する海外ネット旅行会社の実力 牛場春夫(Phocuswright日本代表) Interview 「強化国」に指定された日本 ローカライゼーションで需要を狙う 石井恵三(エクスペディア・ジャパン社長) Interview 総合旅行会社の時代は終わった 狙うは未開拓のアジア市場 澤田秀雄(エイチ・アイ・エス会長兼社長) 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 虎の子の石見銀山を 〝賄賂〟に用いた毛利元就 Global Economy by 滝田洋一 米国と距離をとる〝新秩序〟日本の死角でうごめく欧中 国防の盲点 by 勝股秀通 「核の傘」強化に非核三原則の見直しは急務 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 本気度が足りない日本企業のM&A 目的の明確化と準備を徹底せよ 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 28兆円の巨額契約をしてまでも習近平が本当に欲しかったもの 地域再生のキーワード by 磯山友幸 酒蔵を北海道に作ったUターン起業家たち さらばリーマン by 溝口 敦 動物一筋45年 ペットショップの中間管理職から現代の「鷹匠」に 吉田剛之さん(株式会社鷹丸 代表取締役社長) 各駅短歌 by 穂村 弘 ラジオ ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから Wedge1月号の「米国で挑む闘魂経営」は番外編として特集内19頁に掲載しております。
  • WEDGE(ウェッジ) 2017年12月号
    509円 (税込)
    ■特集 国立大学の成れの果て ノーベル賞が取れなくなる 本間政雄、松浦良充、苅谷剛彦、Wedge編集部 ============================================= 「科学技術立国」を支える国立大学。その研究環境が悪化していると、ノーベル賞学者を中心に警鐘が鳴らされている。 法人化から13年。研究資金が限られるなかで、国立大学が採るべき進路とは─。 文、インタビュー・梶田隆章、本間政雄、松浦良充、苅谷剛彦、Wedge編集部(木寅雄斗、櫻井 俊) ============================================= CLASS 1 土台から崩れゆく日本の科学 疲弊する若手研究者たち INTERVIEW このまま放置すればノーベル賞はとれない 梶田隆章 2015年ノーベル物理学賞受賞、東京大学宇宙線研究所長 CLASS 2 教育と研究の質を落とさず国立大学のダウンサイジングを進めよ CLASS 3 国立大学の特色を出すため財政基盤の「独立」を目指せ CLASS 4 欧米の「翻訳学問」から抜け出し日本独自の学問で信頼を勝ち取れ ■WEDGE_OPINION.1 日米原子力協定の自動延長を無駄にするな 金子熊夫(外交評論家) ■WEDGE_OPINION.2 イラン核合意を揺るがす米国の「思い違い」 鈴木一人(北海道大学公共政策大学院教授) ■WEDGE_REPORT.1 巧みなゲームチェンジャー NTT「再統合」の野望 尾崎史生(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 生体認証で日本勢は生き残れるか 新興国の台頭で競争激化 中西 享(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.3 高齢者を囲い込み〝サービス漬け〟縦割り行政が招いた悪徳介護ビジネス 長岡美代(ジャーナリスト) POINT_OF_VIEW by 駒崎弘樹(NPO法人フローレンス代表理事) 幼児教育無償化よりも必要な「全入化」受け皿なき需要増は待機児童を増やす NEWS_TOPICS by 畑中美樹(国際開発センター研究顧問) 「条件闘争」を仕掛けるサウジ 史上最大のIPOの行方 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 借金を重ねた投資で大企業にのしあがった毛利元就 Global Economy by 李 智雄 北朝鮮を巡って広がる日米韓の意識のズレ 国防の盲点 by 富坂 聰 〝お友達〟指導部を作るべく党人事を混乱させた習近平 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 〝お友達〟指導部を作るべく党人事を混乱させた習近平 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 堕落した神戸製鋼所の品質管理 品質向上こそ利益を上げる最高の方策 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 リーダーの言葉が企業の未来を拓く 地域再生のキーワード by 磯山友幸 シェフと生産者で仕掛ける「食の道は宮崎に通ず」 さらばリーマン by 溝口 敦 「自転車に愛着を」部品1つで価値高め大量消費社会に抗う下町の修理店 長谷川勝之さん(じてんしゃ雑貨店「千輪」店長) 各駅短歌 by 穂村 弘 自転車 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2017年11月号
    509円 (税込)
    目次1 目次2 政局より政策を 新政権が避けて通れぬ2つの課題/PART 1 本丸は歳出増ではなく規制緩和 中小企業が投資に向かう環境整備を/熊野英生(第一生命経済研究所首席エコノミスト)/PART 2 リアリズムで長射程の「戦略外交」に立ち戻れ/鈴木美勝(ジャーナリスト) 「大量離農時代」の切り札 スマート農業/山口亮子、窪田新之助、Wedge編集部/第 1 章 稲作の未来 衝撃のコスト削減、品質向上 日本のコメはここまで強くなれる/第 2 章 日本型「付加価値農業」の誕生 IoTが可能にした「フランチャイズ型」農業/REPORTAGE 離農をスマート化のチャンスに変えた農業大国・米国/第 3 章 農業への参入障壁を下げるスマート化 栽培工程のデータ化で進む「効率化」と「技術継承」 新法で「自動運転の覇権」狙う米国 試される周回遅れの日本メーカー/自動車業界関係者 薄型テレビの真打ち登場も「有機EL」が残念な理由/多賀一晃(ジャーナリスト) 「原発輸出」で躓く日本を尻目に欧州で攻勢をかけるロシア・中国/山本隆三(常葉大学経営学部教授) Global Economy by 倉都康行/新興国経済に“異変”アリ 米国利上げでも好調継続 国防の盲点 by 勝股秀通/「敵基地攻撃力」の結論を出す機は熟した 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄/二転三転した東芝メモリ売却 超難関の中国独禁法審査 “膨張”するコンパクトシティに歯止めを/藤波 匠(日本総合研究所調査部上席主任研究員) 中国梦のゆくえ by 富坂 聰/盛り上がらぬ日中国交正常化45周年 世代交代がもたらす新たな日中関係 世界の記述 地域再生のキーワード by 磯山友幸/地栗で成功「四万十とおわ」 「助っ人」で進化続ける 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之/「顔の見えるものづくり」がブランドを育てる 拝啓オヤジ by 相米周二 戦国武将のマネー術 by 橋場日月/敵に塩を「送らざるを得なかった」上杉謙信 各駅短歌 by 穂村 弘/鉛筆 さらばリーマン by 溝口 敦/上司の慰留振り切りものづくりの醍醐味求めたオーダー家具職人 山口祐弘さん(ファニチャーホリック 代表) 新刊クリップ by 足立倫行 CINEMA REVIEW by 瀬戸川宗太 読者から/ウェッジから 表4
  • WEDGE(ウェッジ) 2017年10月号
    509円 (税込)
    ■特集 がん治療の落とし穴 「見える化」で質の向上を 勝俣範之、アキよしかわ、井伊雅子、Wedge編集部 Karte 1 玉石混交のがん治療 患者本位の医療制度の構築を Column 適切ながん治療を受けるための3カ条 Karte 2 質を競い合う米国の病院 日本に必要な「見える化」 Karte 3 効果不明瞭のまま際限なく提供される「免疫療法」の〝害〟 Karte 4 費用対効果に劣る日本の医療構造にメスを ============================================= 日本の国民病と呼ばれる「がん」の治療は日々進化を続けている。 一方で、推奨されている治療が大病院でも提供されておらず、効果が科学的に認められていない治療を高額で行う医師も後をたたない。 患者が最適な治療に辿りつけるように「見える化」が必要だ。 ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 富と幸せを生む「先端医療インフラ」の整備を 原 丈人(内閣府参与) ■WEDGE_OPINION.2 フリーランス活躍に向けた法整備は時代の要請 大内伸哉(神戸大学大学院法学研究科教授) ■WEDGE_REPORT.1 活況のバイオマス発電 疑わしき持続可能性 石井孝明(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 「モバイル決済」に脅える銀行 フィンテック先進国・中国の衝撃 木村正人(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.3 訪日中国人が重宝する違法白タクアプリの実態 高口康太(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.4 捕獲すれども被害は減らず 間違いだらけの獣害対策 田中淳夫(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.5 イカ不漁の街、函館を行く 足立倫行(ジャーナリスト) 漂流ものづくり大国の治し方 特別対談:坂本幸雄 × 久夛良木 健(元ソニー副社長) かんじがらめの技術者たちを解放しコモディティ化の先を見据えた開発を Global Economy by 安井明彦 トランプ劇場第二幕 主演を待ち受ける2つのハードル 国防の盲点 by 勝股秀通 自衛官の顔が見えない防衛費 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 見落とされる中朝軍事同盟の背景と北朝鮮の核開発の経緯 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 「顔の見えないアジア人」にはならない 地域再生のキーワード by 磯山友幸 武器は「産地」と「こだわり」 児島ジーンズストリート 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 上杉謙信が上洛して臨んだ公家との通商交渉 さらばリーマン by 溝口 敦 単身赴任を嫌い風呂屋に転身 〝銭湯文化〟再興の旗振る番頭 鴫原和行さん(第二寿湯 番頭) 各駅短歌 by 穂村 弘 花火 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2017年9月号
    509円 (税込)
    ■特集 捨てられる土地 登記しない地権者、ツケを払う次世代 吉原祥子、藤川大樹、田中淳夫、Wedge編集部 【Part 1】所有者不明だらけの日本国土 いらない土地の「行き場」がない 【COLUMN】所有者不明土地が招く空き家問題 危険な家に翻弄される行政 【Part 2】登記義務化と利用権制限 次世代のための制度改革を 【Part 3】警察も手を焼く「地面師」 映画のような詐欺の実態 【Part 4】消えた山林を探せ! 境界確定から始まる地域づくり ============================================= 日本全国に九州の面積を超す広さの「所有者不明」の土地がある。 このため必要な公共事業ができず、災害被災地では復興の妨げになっている。 高齢化が進む中で、「所有者不明」の土地は今後も増えていくことが予想される。 苦悩する自治体の姿などから、問題の背景を探り、解決策を探る。 ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 米国の北朝鮮政策 対話路線の裏で進む軍事計画 <PART 1>模索される対話 核保有を認める交渉を米国に許してはならない 平岩俊司(南山大学総合政策学部教授) <PART 2>北朝鮮攻撃があり得るこれだけの理由 香田洋二(元自衛艦隊司令官) ■WEDGE_OPINION.2 くすりの「費用対効果」評価で医療財政を救え 五十嵐 中(東京大学大学院薬学系研究科特任准教授) ■WEDGE_REPORT.1 公的資金投入は〝禁じ手〟 産業革新機構を悪用する経産省の愚 大西康之(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 減損、撤退が続く海外M&A 3割の企業がはまる「落とし穴」 桂木麻也(投資銀行アドバイザー) ■WEDGE_REPORT.3 中国の庭と化す太平洋の要衝・サイパン 児玉 博(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.4 携帯大手の新料金プランは絶好調 MVNOへの兵糧攻めが始まる 尾崎史生(ジャーナリスト) 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 イノベーションなきシャープの〝復活〟 Global Economy by 滝田洋一 世界は若者、日本は団塊が〝反乱〟 克服に必要な雇用創出を急げ 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 権力闘争だけでは片づけられない 次期首相候補・孫政才の失脚 国防の盲点 by 勝股秀通 防衛省・自衛隊にはびこる〝負の組織文化〟 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 国も経営者も規制の本質を見極めよ 地域再生のキーワード by 磯山友幸 先人が築いた町並み生かす 徳島脇町の「うだつ2.0」 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 貨幣制度が浸透せず黄金で銅銭を買った信玄 さらばリーマン by 溝口 敦 元テレビマンの隠岐の行商人 都会で展開する離島名産レストラン 佐藤 喬さん(株式会社離島キッチン 代表取締役) 各駅短歌 by 穂村 弘 血 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2017年8月号
    509円 (税込)
    ■特集 世界を揺るがす中国の地政学 【Part1】 「アジアの地中海」をめぐる攻防 小谷哲男(日本国際問題研究所主任研究員) 【Part2】 「一帯一路」は中国共産党の生命線 小原凡司(笹川平和財団安全保障企画室特任研究員) 【Part3】 地政学で読む中露の「おいしい」関係 小泉 悠(未来工学研究所客員研究員) 【Part4】 中国の海洋進出を阻む沖縄 秋元千明(英国王立防衛安全保障研究所アジア本部所長) 【Part5】 赤く塗り替えられる太平洋の島・パラオ 児玉 博(ジャーナリスト) 【INTERVIEW】 〝チョークポイント〟を守り中国軍を太平洋に出さない 香田洋二(元自衛艦隊司令官) ============================================= 「一帯一路」政策のもと、ユーラシア大陸で陸と海の両方から、 新たな権益の確保を狙い、太平洋にも触手を伸ばす中国。 こうした動きを「地政学的視点」から検証していく。 ============================================= ■WEDGE OPINION.1 「こども保険」は税に過敏な国民性の〝映し鏡〟 土居丈朗(慶應義塾大学経済学部教授) ■WEDGE OPINION.2 〝アラブ版NATO〟に肩入れしたトランプの罪 田中浩一郎(日本エネルギー経済研究所常務理事) ■WEDGE REPORT.1 「加計学園問題」が浮き彫りにした規制改革への課題 八代尚宏、駒崎弘樹、田中秀明、Wedge編集部 <PART 1> 1つでも改革できれば全国展開 国家戦略特区と岩盤規制の闘い <INTERVIEW> 正しければ規制は変わる  民間は諦めず特区の活用を <PART 2> 中立性と専門性が失われる霞が関  更なる公務員制度改革を進めよ ■WEDGE_REPORT.2 「芸者ローン」で地域金融を実践〝脱タコツボ〟で全国連携 中西 享(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.3 激震!〝やらせ発言〟が発覚 国際会議を操作する水産庁のモラル 真田康弘(早稲田大学地域・地域間研究機構客員次席研究員)、Wedge編集部 地域再生のキーワード by 磯山友幸 薬局が糖尿病患者を「指導」 健康寿命延伸を図る松本市 Global Economy by 伊藤さゆり 追い風吹くEUとのコントラスト 戦略定まらぬ英国に迫る時間切れ 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 習体制の後半戦に向けて勢いを増す露骨な〝核心〟形成 国防の盲点 by 勝股秀通 北朝鮮危機の裏で強いられる「二正面作戦」 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 会社の未来のためには社長の進退を社員に決めさせろ 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之 自分が思っているほど自分は重要でない 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 未亡人から寺社まで容赦なく徴税した武田信玄 さらばリーマン by 溝口 敦 うどんを煮込む東大卒の元看護師 母校の地でもてなす三河の実家の味 岡田 望さん(味噌煮込罠 店主) 各駅短歌 by 穂村 弘 酔っ払い ●世界の記述 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2017年7月号
    509円 (税込)
    目次1 目次2 北京が舵切る硬軟織り交ぜた「香港の中国化」/倉田 徹(立教大学教授) 日本型人事への最後通告/船頭なき船は迷走する 「失われた30年」を防ぐカギは人事改革/Wedge編集部/エリートが招いた東芝問題 経営者育成を抜本的に変えよ/冨山和彦(経営共創基盤CEO)/国家的損失生む大企業の人事制度 今こそ40歳代定年制を検討せよ/坂本幸雄(元エルピーダメモリ社長)/INTERVIEW トップが既得権を捨てないと次の経営者は育たない/松本 晃(カルビー会長兼CEO)/INTERVIEW GEがグーグルに抱く危機感 人事改革で新ビジネスに挑む/熊谷昭彦(GEジャパン社長兼CEO) 自動運転もガラパゴス 新型ベンツ“走れぬ”日本!?/自動車業界関係者 新型護衛艦の受注競争 造船業界再編の引き金となるか/葉田邦夫(ジャーナリスト) 東京五輪の水産物は“何でもあり” 先送りした問題、世界に広がる失望/真田康弘(早稲田大学地域・地域間研究機構客員次席研究員) ニシキゴイは侵略的外来種 放流で見落とされる環境への影響/Wedge編集部 トランプの武器外交が生むペルシャ湾の悪夢/貫井万里(日本国際問題研究所研究員) Global Economy by 倉都康行/迫る米中関係の“賞味期限” 崩れる世界経済のベストシナリオ 中国梦のゆくえ by 富坂 聰/世界各国を飲み込み始めた「一帯一路」構想 世界の記述 国防の盲点 by 勝股秀通/有事に抜け落ちた国民の役割 地域再生のキーワード by 磯山友幸/法隆寺の門前町が打ち出した「大人の修学旅行」 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之/優秀な学生を青田買いして何が悪い 戦国武将のマネー術 by 橋場日月/米で江戸っ子の胃袋をつかんだ仙台藩の祖・伊達政宗 最終回 それは“戦力外通告”を告げる電話だった by 高森勇旗/クビを言い渡されても毎朝6時にグラウンドに現れた男 佐伯貴弘さん (横浜ベイスターズ 他) さらばリーマン by 溝口 敦/北の国・富良野から上海で勝負 ラーメン屋店主は元プロボクサー 富川哲人さん(有限会社とみ川取締役社長) 各駅短歌 by 穂村 弘/椅子 拝啓オヤジ by 相米周二 CINEMA REVIEW by 瀬戸川宗太 新刊クリップ by 足立倫行 読者から/ウェッジから 表4
  • WEDGE(ウェッジ) 2017年6月号
    509円 (税込)
    目次1 目次2 北朝鮮政策で中国宥和進める米国に釘を/小谷哲男(日本国際問題研究所主任研究員) 気がつけば移民国家 中途半端な外国人受け入れを正せ/出井康博、加藤久和、磯山友幸、Wedge編集部/日本の将来を先取りする町 町の存亡をかけた「外国人と共生」という決断 国際都市でも対応に苦慮 多国籍化する住民との「言葉の壁」/“嫌日”の若者を増やすな 日本の職場を支える“留学生”という出稼ぎ労働者/50年間で人口の3分の1が失われる日本 持続可能な社会に向けた外国人労働者の受け入れ戦略/バブル期並みの人手不足 日本の人手不足倒産を防げ 外国人との共生に向けた議論を 東芝メモリの未来を奪う外為法適用 的外れの議論が生む数々の「弊害」/湯之上 隆(微細加工研究所所長) 政府出資会社という「隠れ蓑」 官民ファンドに欠けるガバナンス/Wedge編集部、田中秀明(明治大学公共政策大学院教授)/PART 1 ガバナンス効かぬクールジャパン機構がもたらす惨状/PART 2 ガバナンスを再構築して、官民ファンドを立て直せ ジビエ・ビジネスの光と影 補助金貰っても採算割れの現実/田中淳夫(ジャーナリスト) 火蓋切られたサウジアラムコ誘致合戦 日中で奪い合う「史上最大のIPO」/永田安彦(日本エネルギー経済研究所 中東研究センター副センター長) クルドベルト攻防戦にみる「IS後」のシリア/今井宏平(日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員) Global Economy by 藤 和彦/中東・極東で高まる地政学リスク 震源地の違いが生む油価への影響 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄/ノービジョンのリーダーが組織を滅ぼす 新連載 国防の盲点 by 勝股秀通/目に余る無責任な国民保護 中国梦のゆくえ 北朝鮮「4月危機」の裏で垣間見えた米中関係の深化/富坂 聰 世界の記述 地域再生のキーワード by 磯山友幸/農業に「外国人」活用 大潟村、「特区」武器に 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之/希薄になった起業精神を取り戻す 戦国武将のマネー術 by 橋場日月/独眼竜政宗の黄金外交に立ちはだかった豊臣秀吉 各駅短歌 by 穂村 弘/眼鏡 それは“戦力外通告”を告げる電話だった by 高森勇旗/史上初、プロ野球選手から公認会計士になる男 奥村武博さん(阪神タイガース) さらばリーマン by 溝口 敦/本の虫が飛び込んだ不況の印刷業界 逆風が吹く中、商機見出し独立 山住貴志さん(イニュニック代表取締役) 拝啓オヤジ by 相米周二 CINEMA REVIEW by 瀬戸川宗太 新刊クリップ by 足立倫行 読者から/ウェッジから 表4
  • WEDGE(ウェッジ) 2017年5月号
    509円 (税込)
    目次1 目次2 「戦闘」と隣り合わせのPKOの現実を直視せよ/勝股秀通(日本大学危機管理学部教授) 築地移転問題にみる日本の病巣/中西準子、安井 至、宇佐美典也、Wedge編集部/第1章 「ゼロリスク」の呪縛から逃れられない日本/第2章 置き去りにされた「環境基準」の本当の意味/第3章 再び政局に利用された築地 経済的合理性なき再整備案/COLUMN 「築地市場はもう限界」 “宙ぶらりん”にされる仲卸業者の悲鳴 “玉突き事故”の「環2問題」 東京五輪にも広がる悪影響 不満爆発のふるさと納税に入れるべきメス/PART 1 “返礼品競争”と化した「ふるさと納税」 全国各地で生じる不満と歪み/Wedge編集部/PART 2 正しい寄付と税収格差の是正 「ふるさと納税」の直し方/森信茂樹(中央大学法科大学院教授) 太陽光発電普及のひずみ 電力会社が抱える未収金/Wedge編集部 英国とEU「泥沼の離婚劇」開幕 フランスに迫る「極右旋風」/木村正人(ジャーナリスト) 内憂外患を抱える韓国 右にも左にも処方箋なし/澤田克己(毎日新聞論説委員) Global Economy by 李 智雄/広がる「元経済圏」 人民元の実力を見誤るべからず 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄/東芝メモリの売却先 ウエスタンデジタルは「最悪」の選択肢 中国梦のゆくえ by 富坂 聰/少なくとも3パターンある「核心」の本当の意味 世界の記述 新連載 米国で挑む闘魂経営 by 藤田浩之/起業して上場することだけが成功ではない 地域再生のキーワード by 磯山友幸/「成果なければ補助金なし」東近江型SIB生んだ惣村自治 各駅短歌 by 穂村 弘/風呂 最終回 新・地球学の世紀 拝啓オヤジ by 相米周二 さらばリーマン by 溝口 敦/農業を継ぐことに「反抗」 ダチョウ牧場開いた長男坊 並木大治さん(だちょう牧場 並木屋代表) それは“戦力外通告”を告げる電話だった by 高森勇旗/楽天の安打製造器が抱えた“晩年”の苦しみ 鉄平さん(東北楽天ゴールデンイーグルス他) 戦国武将のマネー術 by 橋場日月/投資を募ってとんずら 北条氏が感じていた“引け目” CINEMA REVIEW by 瀬戸川宗太 新刊クリップ by 足立倫行 読者から/ウェッジから 表4
  • WEDGE(ウェッジ) 2017年4月号
    509円 (税込)
    目次1 目次2 特別対談 “四面「核」歌”状態の日本が生き残る道/戸崎洋史(日本国際問題研究所 軍縮・不拡散促進センター主任研究員)×小泉 悠(未来工学研究所客員研究員)×神保 謙(慶應義塾大学総合政策学部准教授) さらば生産性後進国 解は効率化の先にある/Wedge編集部、滝澤美帆、中西 享、入山章栄、川端由美/Part 1 人手不足を好機に変える サービス業生産性向上の術/Part 2 米国に空けられた大きな差 低生産性国ニッポンの惨状/Part 3 付加価値を生み出すイノベーションの起こし方 音楽教室に手を伸ばしたJASRACが進むべき針路/中西 享(ジャーナリスト) 始まる電力の「環境価値」取引市場 世界に通用する制度設計を/朝野賢司(一橋大学イノベーション研究センター特任講師) スーチー政権発足から1年 早くも難局にさしかかる政権運営/藤川大樹(東京新聞記者) 急拡大するシェアリング経済 課税議論を急げ/森信茂樹(中央大学法科大学院教授) Global Economy by 滝田洋一/日本に通商の成果を迫る米国 「ウィン・ウィン・ゲーム」実現の課題 中国梦のゆくえ 金正男「暗殺」に習近平が吐き捨てた言葉/富坂 聰 世界の記述 ある成年後見人の手記(下) なんでワシがせなあかん? 見舞いにも来ない血族への相続/松尾康憲(ジャーナリスト) 地域再生のキーワード by 磯山友幸/生産性向上で路線バスを守る 盛岡・宮古間の「混載・混乗」 戦国武将のマネー術 by 橋場日月/地方政府を乗っ取った北条早雲の“減税施策” 各駅短歌 by 穂村 弘/誕生日 拝啓オヤジ by 相米周二 さらばリーマン by 溝口 敦/秋篠宮家に作品を献上した錫工房の二代目は元石油会社社員 中村圭一さん(「錫光」代表、錫師) それは“戦力外通告”を告げる電話だった by 高森勇旗/「クビ」直後の開幕戦で3打席連続本塁打を放った男の原点 小早川毅彦さん(広島東洋カープ他) 新刊クリップ by 足立倫行 CINEMA REVIEW by 瀬戸川宗太 読者から/ウェッジから 表4
  • WEDGE(ウェッジ) 2017年3月号
    509円 (税込)
    <特集>「成年後見」のススメ ~認知症700万人時代に備える~ ●PART 1 地域に埋もれる後見ニーズ 試される地域連携の力 「後見格差」の知られざる実態 責任の擦り合いから一歩踏み出せ <COLUMN>後見人の不正をどう防ぐ 財産の信託化で被害額は半減 ●PART 2 先進地域に学ぶ成年後見の拠点作り 一極集中・ワンストップの品川 市民をネットワークで支援する大阪 <COLUMN>プロ集団結成!〝国内初〟の金融機関による成年後見事業 <INTERVIEW>「品川モデル」構築のキーマン 齋藤修一(品川区社会福祉協議会 品川成年後見センター所長) ●PART 3 脱「CSR」で事業化狙う企業 急速な高齢化に頭を抱える自治体 官民連携で本格化する見守り事業 ●PART 4 ある成年後見人の手記(上) 葬式代は後見人が自腹っておかしいやろ! ********************************* あと8年で高齢者の5人に1人が認知症という時代がやってくる。 成年後見制度が始まって16年が経ったが、その利用は進まず、地域格差も出ている。 「後見先進地域」から、認知症社会への備え方を探る─。 文・Wedge編集部(塩川慎也、今野大一、浅野有紀)、松尾康憲 ********************************* ■WEDGE_OPINION.1 〝台湾苛め〟エスカレートも垣間見える中国の焦燥 小笠原欣幸(東京外国語大学准教授) ■WEDGE_OPINION.2 米露「核と経済制裁」の取引はあるか 小泉 悠(未来工学研究所客員研究員) ■WEDGE_REPORT.1 家電も小売りも飲み込まれる Amazon「声革命」に潜む深謀遠慮 宮田拓弥(Scrum Venturesゼネラルパートナー) ■WEDGE_REPORT.2 国家騒乱を狙うサイバー攻撃 日本の「新たな急所」に米国が警戒 児玉 博(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.3 アジアの学生に180億円を投じる東大卒の香港人実業家 磯山友幸(ジャーナリスト) それは〝戦力外通告(クビ)〟を告げる電話だった by 高森勇旗 ダイエットで引退撤回、阪神の大エース・井川慶の生き方 井川 慶さん (阪神タイガース 他) Global Economy by 倉都康行 日米「通貨戦争」の先にある「悪い円安」という悪夢のシナリオ 人事は企業を変えられる by 寺川尚人【最終回】 日本企業が世界で巻き返すための人材づくり 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 中国人にとって〝懐かしい〟トランプ演説< 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 東芝とサムスン 好対照の「不祥事企業」 地域再生のキーワード by 磯山友幸 「奇跡」の商店街再生に高松「町人自治」の伝統 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 苛烈な成果主義の〝織田ホールディングス〟 各駅短歌 by 穂村 弘 テレビ さらばリーマン by 溝口 敦 死にかけの子猫見つけ動物病院で修業 23歳で会社飛び出した女性ペットシッター 津山知寿子さん(有限会社キャットワン代表取締役) ●世界の記述 ●新・地球学の世紀 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2017年2月号
    509円 (税込)
    ■特集 トランプに賭けた未来 ラストベルトに見た米国の今 【PART 1 THE RUST BELT】 ●期待が失望に変わるとき ~トランプ・ショック震源地をゆく~ ●PHOTO REPORTAGE ジョンズタウン・エレジー ●INTERVIEW トランプがした約束は実現しない エドワード・ヒル(オハイオ州立大学教授) ●INTERVIEW 郊外にあるラストベルトの本質 ポール・ベック(オハイオ州立大学教授) 【PART 2 THE KEY TO MANUFACTURING REVIVAL】 ●INTERVIEW 保護主義に頼らない 米国製造業復活の鍵を握る日本人 藤田浩之(クオリティー・エレクトロダイナミクス(QED)社長兼CEO) 【PART 3 FUTURE OF POLITICS】 ●利益相反が懸念されるトランプ政権 リーダー不在の民主党 ================================== 1月20日、第45代アメリカ合衆国大統領にドナルド・トランプ氏が就任する。 いよいよ始まる「CEO型大統領」の型破りな変革は、 アメリカにとって吉と出るか、凶と出るか。 トランプ大統領を誕生させたのは“Rust Belt(ラストベルト)”に暮らす 低中所得層の白人労働者だったが、4年後の大統領選を左右するのも また、時代に取り残された彼らである。 1丁目1番地の「雇用回復」に向け、メキシコに工場を構える 自動車メーカーを狙い撃ちにするが、トランプ氏のこうした介入で、 製造業の町に再び輝きを取り戻すことができるのだろうか。 グローバル化の波に揉まれるラストベルトを歩いて見えてきた、アメリカの未来とは─。 ================================== 文・Wedge編集部、海野素央、 取材協力・土方細秩子 写真・生津勝隆 ■WEDGE_OPINION.1 年金改革「次の一手」世代間格差の是正を急げ 土居丈朗(慶應義塾大学経済学部教授) ■WEDGE_OPINION.2 選挙区割り改定から見える民主主義のジレンマ 清水唯一朗(慶應義塾大学総合政策学部准教授) ■WEDGE_REPORT .1 社会問題化する高齢運転者事故 免許証返納は解決策に非ず 中西 享(ジャーナリスト)、Wedge編集部 ■WEDGE_REPORT .2 コメ農家がもうからなくても輸出をする理由 山口亮子(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT .3 『君の名は。』のヒットにみえる中国映画界の苦悩 高口康太(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT .4 「治安維持法」制定に揺れる香港 雨傘運動を超える反発も 武田信晃(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT .5 実は惜しくなかった鹿島 「日本版レアル」のつくり方 並木裕太(フィールドマネージメント代表取締役) それは〝戦力外通告(クビ)〟を告げる電話だった by 高森勇旗 中日黄金期の絶対的エースがこだわる「辞め際」 川上憲伸さん (中日ドラゴンズ 他) 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 もう始まっている「人事の一年」 人事は企業を変えられる by 寺川尚人  大企業病を治すための1歩 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 「払い方改革」は急務の課題 地域再生のキーワード by 磯山友幸 故郷の空き家を活用 総社アートハウスの挑戦 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 金儲けが大好き 天下人・家康の絶対に儲かる先物取引 各駅短歌 by 穂村 弘 犬 さらばリーマン by 溝口 敦 ニッカポッカ脱ぎ捨て一念発起 「学歴の壁」に抗った遅咲きの歯科医師 神倉貴彦さん(かみくら歯科 院長) ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから ※今月のGlobal Economyは休載させて頂きます。
  • WEDGE(ウェッジ) 2017年1月号
    509円 (税込)
    ■特集 トランプ革命 期待と不安が渦巻く世界 【PART 1 国際政治 POLITICS】 ●「理念」を捨てた米国 多極化の世界は無秩序化へ ●春には試される日米同盟 ニクソン・ショックの再発を防げ ●NATOをこき下ろすトランプ プーチン「拡大」に脅える欧州 ●トランプ発言に揺れる中東 懸念すべきはISよりイラン 【PART 2 経済 ECONOMY】 ●期待先行のトランプ相場 「日本楽観論」の真意を見抜け 頓挫したTPP発効 高水準の貿易交渉を主導せよ 【PART 3 文明 CIVILIZATION】 ●行き詰まるアメリカ近代文明 「普遍的価値」を転換できるか 米国大統領就任前から、世界はドナルド・トランプの一挙手一投足に翻弄されている。米国を中心に築かれてきた国際秩序の崩壊を見て、大国たちは思い思いに動き始めた。混迷必至の2017年の世界を政治、経済の観点から識者が見通す。 文、インタビュー・中西輝政、小谷哲男、 木村正人、村上拓哉、滝田洋一、 浦田秀次郎、佐伯啓思 ■WEDGE_OPINION 「宇宙強国」近づく中国 狙うは「制天権」 福島康仁(防衛省防衛研究所 政策研究部 グローバル安全保障研究室研究員) ■WEDGE_REPORT.1 国内スマホ市場に激震 狭まる〝アップル包囲網〟 尾崎史生(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 サムスンが狙う自動運転版〝Galaxy2〟 自動車業界関係者 ~The Future of China Dream~ 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 米国はアジアに関与しないわけにはいかない Global Economy by 溝端佐登史 強いプーチンの泣き所 進まぬ脱エネルギー化 人事は企業を変えられる by 寺川尚人 社外取締役に何を期待するか 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 経済を弱体化させるトランプ政策 地域再生のキーワード by 磯山友幸 佐渡で「和」を醸す 酒蔵5代目の「場作り」 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 関ヶ原で出た投資効果 ドケチな家康が出した2億円 各駅短歌 by 穂村 弘 猫 さらばリーマン by 溝口 敦 ボディボードで世界を制した難聴の「女王」は古風な蕎麦屋の3代目 登坂由美恵さん(生蕎麦「千登世庵」3代目店主) それは〝戦力外通告(クビ)〟を告げる電話だった by 高森勇旗 中学野球部補欠から世界一まで上り詰めたサブマリン右腕 渡辺俊介さん(千葉ロッテマリーンズ他) ●世界の記述 ●新・地球学の世紀 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2016年12月号
    509円 (税込)
    ============================================= ■特集 クールジャパンの不都合な真実 【PART 1】設立から5年経過も成果なし 官製映画会社の〝惨状〟 【PART 2】チグハグな投資戦略 業界が求める支援の〝最適化〟 【PART 3】これでいいのかクールジャパン 不可解な投資、疲弊する現場 【PART 4】「クールジャパン」×「地方創生」 危険なマジックワードの掛け算 【PART 5】覚悟のない産地への支援は「伝統工芸」を滅ぼす 【PART 6】「Superdry 極度乾燥(しなさい)」が世界中で大ウケするワケ 【PART 7】最優先の国家プロジェクトはクリエイターの救済と海賊版対策 【COLUMN】すしの築地、アニメの秋葉原 「聖地」で学びたい外国人が殺到 【INTERVIEW】 リオ五輪閉会式演出の立役者 MIKIKO コンテンツ、食、観光、伝統工芸など日本の魅力を海外に発信し、産業の成長を目指すクールジャパン戦略。 牽引役となるコンテンツ分野には多額の国費を投じているが成果は出ず、クリエイターは疲弊しきっている。 競争力の源泉となる人材を育て、民の力を最大限に引き出すために、国は何をするべきか─。 ============================================= ■WEDGE_OPINION.1 〝トランプショック〟は日本の好機になる 宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹) ■WEDGE_OPINION.2 ドゥテルテ発言に翻弄されず日比関係の充実を 高木佑輔(政策研究大学院大学助教授) ■WEDGE_REPORT.1 〝虎の子〟マリオいよいよスマホへ 透けて見える任天堂の「苦悩」 西田宗千佳(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 〝新型デフレ〟で正攻法も限界 外食産業が打って出た「奥の手」 Wedge編集部 ■WEDGE_REPORT.3 世界が迫るウナギの取引規制 〝反対派〟日本にあけられた「蟻の一穴」 真田康弘(早稲田大学地域・地域間研究機構客員次席研究員) ■NEWS_TOPICS 日本のスマホメーカーは欧米に挑め 王者サムスンの失策は最後の好機 長内 厚(早稲田大学大学院経営管理研究科教授) それは〝戦力外通告(クビ)〟を告げる電話だった by 高森勇旗 日米韓アマを渡り歩いた 本格派右腕の「生き方」 門倉 健さん (大阪近鉄バファローズ 他) Global Economy by 倉都康行 行き詰まる金融政策 世界の潮流は財政政策へ 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 「反腐敗」で更なる権力集中へ 六中全会で見えた〝危機感〟 人事は企業を変えられる by 寺川尚人 先代を超える経営者の育て方 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 電通社員の過労死は他人事に非ず 地域再生のキーワード by 磯山友幸 「草加せんべい」 地域ブランドで打って出る 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 スポンサーを口説き城を築いた真田昌幸の哀しき晩年 各駅短歌 by 穂村 弘 時計 さらばリーマン by 溝口 敦 熟成酒に商機見いだし神田で居酒屋を創業 バイト生活繰り返した元印刷会社社員 田島好展さん(めろう屋田DEN店主) ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2016年11月号
    509円 (税込)
    <特集> 強い企業の危機管理 「BCP」で商機を逃すな Part 1 想定外に威力を発揮する「供給網の見える化」 Part 2 中小企業は広域連携で一石二鳥 Part 3 BCPは成長への投資 危機管理で新たな価値創造を Part 4 社員の生活再建なくして事業継続なし Part 5 被災した中小自治体は住民を助けられるか? ============================================ 東日本大震災以降、BCP(事業継続計画)を作成する企業が増えた。しかし、大切なことは、計画を活用することであり、「事業継続」という視点に立った経営は、新たな商機を生むということだ。 文・中西 享、中澤幸介、丸谷浩明+Wedge取材班 ============================================ ■WEDGE_OPINION.1 核の実戦配備が迫る北朝鮮 抑止態勢の強化を急げ 神保 謙(慶應義塾大学総合政策学部准教授) 古川勝久(元北朝鮮制裁の国連安保理専門家パネル委員) ■WEDGE_OPINION.2 「解雇の金銭解決」 働き方改革とセットで実現を 大内伸哉(神戸大学大学院法学研究科教授) ■WEDGE_REPORT.1 Uberが抜きん出た「自動運転」開発 先行者Googleに訪れた〝試練〟 宮田拓弥(Scrum Venturesゼネラルパートナー) ■WEDGE_REPORT.2 狭まる「全農」包囲網 現実味を帯びてきた「株式会社化」 土門 剛(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.3 IT化の遅れで起きたチケット転売問題 旧態依然の音楽業界に待たれる変革 Wedge編集部 ■WEDGE_REPORT.4 英国流〝凄まじい〟テロ対策の実態 木村正人(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.5 ITが変える米国「精密農業」「強い農家」を支えるモンサントの技術 石井孝明(ジャーナリスト) 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 年収アップで人材を引き抜く 真田昌幸の常套手段 Global Economy by 安井明彦 骨太の政策なき米新政権 オバマの遺産に頼る船出 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 〝ド派手演出〟仕掛けたG20より習近平が注力した「B20」 人事は企業を変えられる by 寺川尚人 認識違いのダイバーシティー 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 絵に描いた餅? M&Aの現実 地域再生のキーワード by 磯山友幸   寂れた商店街に集いの場を 茅ヶ崎ママたちの実験 各駅短歌 by 穂村 弘 トイレ さらばリーマン by 溝口 敦 次男の発病きっかけに追求した「自然素材」 元水道工事職人が開く一級建築士事務所 深沢良仁さん(深建工房代表取締役) それは〝戦力外通告(クビ)〟を告げる電話だった by 高森勇旗 史上初の中継ぎ1億円投手が見た「地獄」 佐野慈紀さん(近鉄バファローズ他) ●世界の記述 ●新・地球学の世紀 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2016年10月号
    509円 (税込)
    ■特集 国境騒然 水平線の向こうの攻防戦 今年6月、口永良部島の西の領海に中国軍艦が侵入し、8月には尖閣諸島周辺の領海に中国漁船と公船が侵入を繰り返した。日本の国境の最前線で、今、何が起きているのか─。 ---------------------------------------------------------------------------------- 【PART 1】南シナ海問題が発端の尖閣騒動 余波を受ける沖ノ鳥島、南鳥島 【PART 2】尖閣周辺海域に現れた中国漁民の正体 【PART 3】ガス田に東シナ海の〝目〟を設置した中国 【PART 4】海保だけでは尖閣を守れない 待たれる離島警備のプロ創設 【PART 5】図解 海に囲まれた日本 国境付近で絶えぬ争い 【PART 6】現地ルポ 自衛隊基地配備に揺れた与那国島 次なる「震源地」石垣島 【PART 7】「アホウドリ」が広げた日本の領土 巨万の富を巡る無人島獲得競争 文・小谷哲男、富坂 聰、永岩俊道、勝股秀通、 平岡昭利、Wedge編集部 ---------------------------------------------------------------------------------- ■WEDGE_OPINION 国任せではもう限界 「テロ時代」に官民連携で身構えよ 小島俊郎(共同通信デジタル執行役員、リスク対策総合研究所長) 宮坂直史(防衛大学校教授) ■WEDGE_REPORT.1 「アップル帝国」の変調に脅える日本メーカーの苦悩 長内 厚(早稲田大学大学院経営管理研究科教授) ■WEDGE_REPORT.2 ガラパゴス化する「食の安全」 農産品輸出を阻む「規格」の壁 井上久男(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.3 難攻不落の中国ゲーム市場 日本企業が引っかかる「3つの罠」 高口康太(ジャーナリスト) 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 THAAD配備で亀裂生じた〝中韓蜜月〟 Global Economy by 藤 和彦 低迷する油価 供給減を超える需要減 女性が拓く新時代 子どもへの投資こそ突破口 【対談】出口治明(ライフネット生命保険代表取締役会長)× 駒崎弘樹(認定NPO法人フローレンス代表理事) 人事は企業を変えられる by 寺川尚人 事業が好調な時こそ次の一手を打て 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 賃金制度と採用方法の見直しを図るべし 地域再生のキーワード by 磯山友幸 広島の小さな町のマジック 公民館日本一になれた訳 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 信長の仇討ちに臨時ボーナス6カ月分を出した秀吉 各駅短歌 by 穂村 弘 コンビニ さらばリーマン by 溝口 敦 銀座の名店で修業 庶民派の店主が開く葉山に根付いたフレンチ「食堂」 平田 陽さん(葉山「ル・カナリ」店主) それは〝戦力外通告(クビ)〟を告げる電話だった by 高森勇旗 松坂から4安打を放った韋駄天の「後悔」 田中一徳さん(横浜ベイスターズ) ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2016年9月号
    509円 (税込)
    ---------------------------------------------------------------------------------- ■特集 副業解禁 変わる企業と社員の関係 Part 1 イノベーションの切り札か 企業が副業を認めるワケ Part 2 複線的な働き方こそ経済活性化の良薬 Part 3 変わってきた企業と正社員の関係 Part 4 6つの事例で知る副業 IT企業やベンチャーだけでなく大手製造業でも副業が容認されはじめた。優秀な人材の確保、イノベーションの創出、次世代リーダーの育成。企業に横たわる諸課題の解決の一手となるか─。 文・柳川範之、大内伸哉、Wedge編集部(櫻井 俊、伊藤 悟、今野大一) ---------------------------------------------------------------------------------- ■WEDGE_OPINION.1 ドーピングと北方領土 「勝てば官軍」がロシアの本質 袴田茂樹(新潟県立大学教授) ■WEDGE_OPINION.2 安保法制が積み残したPKO「駆け付け警護」の課題 勝股秀通 (日本大学危機管理学部教授) ■WEDGE_REPORT.1 「MICE」施設大乱立 甘い見通しがつくる「第ニの地方空港」  木下 斉(一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事)、Wedge編集部 ■WEDGE_REPORT.2 激化する「自動運転」開発競争 本気になったトヨタに待ち受ける「難問」 川端由美(ジャーナリスト)、Wedge編集部 ■WEDGE_REPORT.3 ついにファミリーカーも〝自動運転〟トラブルを防ぐための安全基準を 杉浦孝明(三菱総合研究所主席研究員) ■WEDGE_REPORT.4 高まる「EU離脱・独立ドミノ」の懸念 内側から覗く次なる「爆弾」イタリア 木村正人(ジャーナリスト) NO WOMEN NO FUTURE 女性が拓く新時代 「旧来型モデル」から脱却を 【対談】出口治明(ライフネット生命保険代表取締役会長)× 藤代 聡(ママスクエア代表取締役) Global Economy by 滝田洋一 Brexitで増幅する遠心力 不安定化する欧州経済 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 疑問点多きソフトバンクの買収 人事は企業を変えられる by 寺川尚人 〝辺境の地〟で挑む社員こそ評価せよ 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 中国が仕掛けた「海の帝国主義時代」の幕開け 地域再生のキーワード by 磯山友幸 林業が再生すれば地方も蘇る 南木曽のアイデアマン 各駅短歌 by 穂村 弘 家族 戦国武将のマネー術 by 橋場日月 高騰した米相場 秀吉が鳥取城攻めで仕掛けた罠 さらばリーマン by 溝口 敦 ものづくりの聖地で磨き抜いた技術 愛知万博の「千年時計」手がけた時計職人 成瀬拓郎さん(ナルセ時計代表取締役) それは〝戦力外通告(クビ)〟を告げる電話だった by 高森勇旗 引退後に「鉄ちゃん」として名を上げた元盗塁王 屋鋪 要さん(横浜大洋ホエールズ→読売ジャイアンツ) ●世界の記述 ●新・地球学の世紀 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●CINEMA REVIEW 瀬戸川宗太 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2016年8月号
    509円 (税込)
    ■WEDGE_SPECIAL_REPORT ドローンが起こす 空の産業革命 川手恭輔、川端由美、中西 享、土方細秩子、木村正人、渡辺秋男 PART 1 急成長するドローン市場の展望 アプリを制するものが空を制す PART 2 世界最大手のドローン企業DJI 本社幹部に直撃インタビュー PART 3 実用化に向け視界は良好か?期待と課題抱える参入企業 PART 4 欧米でも始まった実用化 ライバルたちの最新動向 PART 5 操縦のプロが考える ドローン普及に向けたカギ ---------------------------------------------------------------------------------- ■WEDGE_SPECIAL_REPORT.2 「土用の丑の日」はいらない 鈴木智彦、Wedge取材班 PART 1 お祭り騒ぎはもうやめよう 不正が常態化するウナギ業界 PART 2 ウナギ密輸入 闇の台湾・香港ルートを追う ---------------------------------------------------------------------------------- ■WEDGE_OPINION.1 グローバリズムへの逆行をあえて選んだ英国 中西輝政(京都大学名誉教授) 吉田健一郎(みずほ総合研究所欧米調査部上席主任エコノミスト ) ■WEDGE_OPINION.2 中国が次に仕掛ける海洋を巡る法律戦 坂元茂樹 (同志社大学教授) ■WEDGE_REPORT.1 「雨傘革命」に失望した香港 分裂する民主化運動の今 小川善照(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 台湾経済界の風雲児 張栄発氏を偲ぶ 片倉佳史 (台湾在住作家) 【新連載】戦国武将のマネー術 by 橋場日月 織田信長の資金調達法 家計は“火の車”でも上洛できる! 【新連載】女性が拓く新時代 「多様性」こそ成長の源泉 対談 駒崎弘樹(NPO法人「フローレンス」代表理事)× 青野慶久(サイボウズ代表取締役社長) 【新連載】Global Economy by 倉都康行 中国金融の時限爆弾 解決策は「G5」で 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 収賄事件の裏にジャック・マーが心酔する大物風水師の影あり 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 「プロ経営者」続々失脚の理由 地域再生のキーワード by 磯山友幸   室戸に魅せられた青年 地域に愛されるアイドル 人事は企業を変えられる by 寺川尚人 感覚論で仕事をする社員に“算数”を教えて意識改革 各駅短歌 by 穂村 弘 会社 さらばリーマン by 溝口 敦 野外仕事に憧れ庭師として独立 印刷業界を飛び出した職人気質の学士 小萱貴彦さん(小萱庭園設計代表) それは“戦力外通告”を告げる電話だった by 高森勇旗 “頭脳戦”でクビからホームラン王へ這い上がった天才打者 山崎武司さん(中日ドラゴンズ→オリックス・ブルーウェーブ→東北楽天ゴールデンイーグルス→中日ドラゴンズ) 世界の記述 拝啓オヤジ by 相米周二 新刊クリップ by 足立倫行 【新連載】CINEMA REVIEW by 瀬戸川宗太 読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2016年7月号
    509円 (税込)
    ■特集 知られざるトランプ ・8つの迷言でトランプをもっと知る ・すべては客のニーズ次第 貴族からアジテーターへの転向 ・「強い」オバマが摑んだ新潮流に乗っかるトランプ ・「勝ち馬」に乗らざるを得ない 共和党の深刻な分裂 【interview】 マーク・ケネディ(元共和党議員、米国政治学者) ・世界はどうトランプを見ているか ・在日米軍は本当に撤退できるのか ・勝敗分けるは選挙参謀 苦戦するクリントンの弱み 「メキシコとの国境に壁をつくる」「不法移民は強制送還」「在外米軍による安保にタダ乗りしている」「イスラム教徒の米国への入国禁止」 誰も予想しなかった大統領候補指名をなぜドナルド・トランプは勝ち取ったのか。暴言の表面をなぞるだけでは真実は見えてこない。 ■WEDGE_OPINION.1 消費増税再延期が日本の民主政治に残した禍根 齊藤 誠(一橋大学大学院経済学研究科教授) ■WEDGE_OPINION.2 南シナ海にキューバ危機迫る 試される安保法 小谷哲男(日本国際問題研究所主任研究員) ■WEDGE_REPORT.1 子宮頸がんワクチン薬害研究班 崩れる根拠、暴かれた捏造 村中璃子(医師・ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 始まった民営化、女性〝解放〟・・・・・・ 副皇太子率いるサウジ改造の〝実態〟 永田安彦(日本エネルギー経済研究所 中東研究センター副センター長) ■WEDGE_REPORT.3 またも資源量「下方修正」のクロマグロ 不安募る水産庁の管理措置 Wedge編集部 ■WEDGE_REPORT.4 トヨタも参戦「地方の足」 Uber・タクシー戦争 京丹後で勃発 井上久男(ジャーナリスト)、Wedge編集部 ■WEDGE_REPORT.5 騙したのはシャープか鴻海(ホンハイ)か 皇帝テリー・ゴウの「興奮」 大西康之(ジャーナリスト) 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 交渉文化が異なる中国・台湾企業 ■POINT_OF_VIEW 中国がいよいよニカラグア運河建設へ 米国の裏庭で築く「植民地」 小原凡司(東京財団研究員) 人事は企業を変えられる by 寺川尚人 買収の成否はリテンションにかかっている 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 中国の影響力示した台湾の「振り込め詐欺」犯引き渡し事件 地域再生のキーワード by 磯山友幸 人が人を呼ぶ「藤野」 東京から1時間半の創造の里 各駅短歌 by 穂村 弘 通勤 さらばリーマン by 溝口 敦 バイク事故きっかけにコーヒー一筋30年 全国チェーン店に挑む教員一家の落ちこぼれ 関口恭一さん(CALMO代表取締役) それは〝戦力外通告(クビ)〟を告げる電話だった by 高森勇旗 「究極の文武両道」右腕が捨てたかった「東大卒」の肩書き 松家卓弘さん(横浜ベイスターズ→北海道日本ハムファイターズ) ●世界の記述 ●新・地球学の世紀 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2016年6月号
    509円 (税込)
    目次1 目次2 核は運べるか 北朝鮮ミサイルの謎を暴く/能勢伸之(フジテレビ解説委員) 特集 自動車産業が壊れる日 自動運転の“先”にある新秩序/川端由美、自動車業界関係者、宮田拓弥、Wedge編集部/Part 1 米IT企業が先行する自動運転 崩れる自動車業界の力関係/Part 2 自動車メーカーは置き去り Googleが目指す完全自動運転/Part 3 欧米自動車メーカーが続々参入 なぜいまカーシェアなのか? 水素水にのめり込む伊藤園、パナソニックの「品格」 /村中璃子(医師・ジャーナリスト) 拡大するパソコンリユース市場 薄れる中古品への抵抗感/中西 享(ジャーナリスト) 過去の教訓が生きた熊本地震の初動対応/Wedge編集部 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄/女性活躍は日本成長のカギ オバマ広島訪問 核廃絶や謝罪の有無より大切なこと/宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹) 中山俊宏(慶應義塾大学総合政策学部教授) 松尾文夫(元共同通信ワシントン支局長) 南シナ海に「浮かぶ原発」中国の原子力開発の本気度/窪田秀雄 英国も「トランプ現象」 EU離脱派がにらむ過半数/木村正人(ジャーナリスト) 進化しないテレビの震災報道 熊本地震特番を秒単位で検証する/Wedge編集部 世界の記述 中国梦のゆくえ by 富坂 聰/シリコンバレーが驚愕したグーグルのライバル 最終回 The Big Deal by 桂木麻也/百年の大計、再び 地域再生のキーワード by 磯山友幸/異業種とコラボで地元発信 鹿児島焼酎の挑戦 人事は企業を変えられる by 寺川尚人/不正を正す風土は経営トップが作るもの 各駅短歌 by 穂村 弘/ホーム 拝啓オヤジ by 相米周二 さらばリーマン by 溝口 敦/リストラ候補者を農山漁村で生かす 大企業の人余りに着目した元物流マン 高浜大介さん(アースカラー代表取締役社長) 最終回 シニアボーイの娯楽 by 小平尚典 [ネコ編]ネコをかわいく撮ろう![ワイナリー編]日の丸ワイナリーで乾杯を! それは“戦力外通告”を告げる電話だった by 高森勇旗/横浜日本一の立役者が広島移籍で得たもの 石井琢朗さん(横浜ベイスターズ 他) 新刊クリップ by 足立倫行 読者から/ウェッジから 表4
  • WEDGE(ウェッジ) 2016年5月号
    509円 (税込)
    目次 対談 放射能・ワクチンへの不安 カルト化からママを救うには?ニセ科学が生み出す「実害」/開沼博(社会学者)×村中璃子(医師・ジャーナリスト) 特集 女はつらいよ 待機児童だけじゃない/鈴木 亘(学習院大学教授) 大内伸哉(神戸大学大学院教授) 川口大司(東京大学大学院教授) Wedge編集部/保育士の賃上げをしても待機児童はなくならない/保育政策インタビュー/横浜市長 林 文子 世田谷区長 保坂展人/正社員の椅子を捨てた女性たち/会社に長時間しばりつけない働き方を /育児制度が充実した企業で起こる「資生堂ショック」 /解雇規制が奪う女性のキャリア メリーズが買えない 中国人のネット爆買いを追う/高口康太(ジャーナリスト) 東急の新電力に東電幹部が出向 低調電力自由化は誰のため? 花は売れない?いや、売れます! 縮小市場のイノベーターたち 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄/私が中国資本と手を組み半導体企業を設立したワケ 世界の記述 原発止めた大津地裁 問われる司法と行政の役割/升田 純(元東京高裁判事、中央大学法科大学院教授) 竹内純子(国際環境経済研究所理事・主席研究員) 12倍の難民にすくむEU エーゲ海に浮かぶ「監獄島」/木村正人(ジャーナリスト) 人事は企業を変えられる by 寺川尚人/採用を成功に導く2つのポイント 中国梦のゆくえ by 富坂 聰/習近平が権力「一極集中」を進める理由 The Big Deal by 桂木麻也/ジャパンパッシングは終焉したのか? 地域再生のキーワード by 磯山友幸/新商品は「古」にあり「うまいもの」が奈良で復活 新・地球学の世紀 各駅短歌 by 穂村 弘/ICカード 拝啓オヤジ by 相米周二 さらばリーマン by 溝口 敦/加盟店300店超え 古本屋に眠る本を検索で蘇らせた元リコー社員 河野 真さん(紫式部代表取締役) シニアボーイの娯楽 by 小平尚典/[カメラ編]カメラマンの難敵 子どもを撮ろう/[スピーカー編]落日の日本家電を灯すか「ランタンスピーカー」 それは“戦力外通告”を告げる電話だった by 高森勇旗/「ミスタースワローズ」が独立リーグを選んだワケ 岩村明憲さん(東京ヤクルトスワローズ 他) 新刊クリップ by 足立倫行 読者から/ウェッジから 表4
  • WEDGE(ウェッジ) 2016年4月号
    509円 (税込)
    ■特集 訪日外国人を囲い込む中国民泊 ・PART 1 日本でAirbnbを猛追する中国民泊 ・PART 2  続出する「民泊リッチ」 憤るマンション管理組合 ・PART 3  既に2.6万件のAirbnb物件 実態と乖離する法規制 ・COLUMN  IoT、代行業者 盛り上がる周辺ビジネス ・PART 4  「市の政策をまず示せ」Airbnb対アムステルダム 米中民泊企業トップインタビュー 「我々はAirbnbを追い越す」中国民泊『自在客』 「法律は不透明な状態にある」Airbnb Airbnbに加えて中国系の民泊仲介事業者が、日本の民泊市場を席巻している。 官邸主導で民泊解禁へ進み始めたが、課題は山積している─。 ■WEDGE_OPINION.1 香港「一国二制度」をなし崩す 北京の横暴 倉田 徹(立教大学法学部政治学科准教授) ■WEDGE_OPINION.2 日印原子力協定は日本の非核主義と両立する 金子熊夫(外交評論家) ■WEDGE_OPINION.3 圧倒的劣勢の南シナ海 対抗策はまだある 香田洋二(元海上自衛隊自衛艦隊司令官) ■WEDGE_REPORT .1 シャープは夢中、ベンチャーは梯子外し 初心見失い瓦解する ■WEDGE_REPORT .2 リストラした半導体に再注力する大手電機企業の狙い 竹内 健(中央大学理工学部教授) ■WEDGE_REPORT .3 バス業界浄化に必要な「厳罰化」と「安全の見える化」 ■WEDGE_REPORT .4 暴走する大人と沈黙する子供たち 子宮頸がんワクチン「被害」からの解放 村中璃子(医師・ジャーナリスト) それは〝戦力外通告〟を告げる電話だった by 高森勇旗 作り上げた「G.G.佐藤」という別人格 イタリアで取り戻した自分らしさ G.G.佐藤さん (西武ライオンズ 他) 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 競争力失った企業が怖れる「人工倒産」 The Big Deal by 桂木麻也 規制緩和は神の啓示か? 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 「オールジャパン」は百害あって一利なし 人事は企業を変えられる by 寺川尚人  人事異動は人事の腕の見せ所 地域再生のキーワード by 磯山友幸   伝統的な城崎温泉で化学反応を起こした「触媒」 各駅短歌 by 穂村 弘 路線 さらばリーマン by 溝口 敦 岸和田のだんじり手がける泉州の元町大工 板谷 始さん(板谷工務店代表取締役) シニアボーイの娯楽 by 小平尚典 カメラ編 他人に自慢したくなる桜の写真を撮ろう お酒編 「花よりお酒」の主役たち ヒットメーカーの舞台裏by池原照雄【最終回】 掌サイズのスティックでTVがPCに早変わり マウスコンピューター スティック型パソコン「m-Stick MS-NH1-W10」 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2016年3月号
    509円 (税込)
    ■特集 米国流「ガバナンス」が企業を弱くする ・ROEは欺瞞 中長期投資の流れ作れ/原 丈人(デフタ・パートナーズグループ会長) ・東芝事件は「ガバナンス」の問題に非ず ・社外取締役バブル 疑わしき統治の実効性 ・40年かけた炭素繊維 株主圧力強化で中長期経営は滅びる/対談 原 丈人×日覺昭廣(東レ社長) 政権が主導する「ガバナンス改革」の背景には、内部留保を溜め込む大企業への苛立ちがある。「社外取締役2人」と「ROE8%」で株主圧力を強めるが、逆に日本企業のよさが失われかねない。 ■WEDGE_OPINION.1 【遺稿】戦略なき脱原発へ漂流する日本の未来を憂う 澤 昭裕(国際環境経済研究所所長[当時]) ■WEDGE_OPINION.2 マイナス金利は急激な円高とデフレを防ぐ最善策 中島厚志(経済産業研究所理事長) ■WEDGE_OPINION.3 気鋭の中東専門家3人が分析 サウジとイランの基礎知識 保坂修司×貫井万里×村上拓哉 ■WEDGE_REPORT .1 なぜソーシャルゲーム業界はこんなにだらしないのか 対談 木曽 崇×山本一郎 ■WEDGE_REPORT .2 国を挙げてのめり込むドイツ勢 自動運転開発驚きの実態 川端由美(自動車ジャーナリスト) それは〝戦力外通告〟を告げる電話だった by 高森勇旗 1回目の「クビ」は高1 洗濯係からメジャーリーガーへ マック鈴木さん (オリックス・ブルーウェーブ 他) 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 「三代目のデブ」を放置 北朝鮮に苛立つ中国 The Big Deal by 桂木麻也 「守り」の先に「革新」を 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 CEOの最適な任期 人事は企業を変えられる by 寺川尚人  新規事業の計画に人材獲得の線表を引こう 地域再生のキーワード by 磯山友幸   自立の精神を取り戻す 石徹白の小水力発電 各駅短歌 by 穂村 弘 帰省 さらばリーマン by 溝口 敦 「そうだ 調教師に、なろう。」31歳で一念発起した元飲料メーカー社員   佐野謙二さん(大井競馬場調教師) シニアボーイの娯楽 by 小平尚典 二眼レフカメラ編 デジタル版も登場するか? 相棒だった二眼レフカメラ 自転車編 脚力あれば誰でも乗れる「F1」自転車 ヒットメーカーの舞台裏 by 池原照雄 魔法の洗濯バサミで段ボールがドラムに!? コルグ ドラムキット「CLIPHIT」(クリップヒット) ●世界の記述 ●新・地球学の世紀 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2016年2月号
    509円 (税込)
    ■特集 「下流老人」のウソ ・高齢者の貧困は改善 下流老人ブームで歪む政策 ・アベノミクスを阻む「年金制度の壁」は一刻も早く撤廃すべき/熊野英生(第一生命経済研究所首席エコノミスト) ・シニアの消費喚起の抜本策は最低保障年金と相続増税/飯田泰之(明治大学政治経済学部准教授) ・シニアの強みを引き出せ!70歳代活かす企業は「仕組みを変える」 ・改善するシニアの労働市場 人気の事務職は狭き門 ・働くことこそ老いを遠ざける 若さ保つシニアの三者三様/林えり子(作家) ■WEDGE_OPINION.1 地方を弱らせる「ふるさと納税」を健全化せよ 木下 斉(一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事) ■WEDGE_OPINION.2 温暖化交渉の本音と建前 国益かけた舞台裏 山本隆三(常葉大学経営学部教授) ■WEDGE_OPINION.3 農業に訪れた転機 コメ優遇を断ち切れるか 昆 吉則(『農業経営者』編集長) ■WEDGE_REPORT.1 中国市場シェア奪還へ VWに挑む日産、ホンダ 中西 享(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.2 パリ同時多発テロ 武器入手ルートを追う 木村正人(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.3 IoT進化で変わる“稼ぎ方“「トロイの木馬」と化すハード 宮田拓弥(Scrum Venturesゼネラルパートナー) ■WEDGE_REPORT.4 洋服レンタルはアパレルの敵か味方か NEWS_TOPICS 化血研の隠蔽体質を生んだ グローバル競争に背を向けるワクチン政策 それは“戦力外通告”を告げる電話だった by 高森勇旗 引退試合を拒絶し“生涯現役” 稀代のホームランアーティスト 中村紀洋さん(大阪近鉄バファローズ 他) 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 民進党政権誕生後の中台の「距離感」 The Big Deal by 桂木麻也 ファイナンシャルアドバイザーの本懐 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 日本企業を苦しめる中間管理職問題 人事は企業を変えられる by 寺川尚人 組織には逸材が埋没している 地域再生のキーワード by 磯山友幸 「浅草六区」の復活を担う「まるごとにっぽん」が開業 各駅短歌 by 穂村 弘 終電 さらばリーマン by 溝口 敦 パッとしなかった技術者が35歳で起業 米軍もうならせたセキュリティー会社 小路幸市郎さん(サイエンスパーク代表取締役) シニアボーイの娯楽 by 小平尚典 ・デジタルカメラ編 レンズメーカーのシグマがつくった個性派カメラ ・ジャズ編 ジャズの巨人マイルズ・デイビス ヒットメーカーの舞台裏 by 池原照雄 ITとの融合で実現した疲れや眠気が見える眼鏡 ジェイアイエヌ センサーメガネ「ジンズ ミーム」 世界の記述 拝啓オヤジ by 相米周二 新刊クリップ by 足立倫行 読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2016年1月号
    509円 (税込)
    目次1 目次2 原発事故から5年 福島復興のタブーに挑む by 澤 昭裕(国際環境経済研究所所長) 特集1 ISに翻弄される世界/PART1 足並み揃わない大国 Gゼロ時代の混沌は続く中西輝政(京都大学名誉教授)/PART2 イスラム世界はISを収束できるのか保坂修司(日本エネルギー経済研究所研究理事)/PART3 「中東からは逃げられない」オバマが“次”に残した教訓マイケル・シン(ワシントン近東政策研究所マネジング・ディレクター)/PART4 イスラムが問題なのか 西洋こそ問題ではないのか佐伯啓思(京都大学名誉教授) モバイル・ガラパゴスが日本のIoTを阻害するby 川手恭輔 特集2 水没する三大都市圏鬼怒川決壊は人災に非ず 中西 享、楠原佑介、Wedge取材班/PART1 常総・徹底取材で分かった「あの水害はどこでも起きる」/PART2 広島土砂災害も同じ原理 危険な山肌は全国18万カ所/COLUMN 地名が示唆する水害/PART3 あの日レスキューは4000人を救った!でも東京だったら50万人も孤立する/INTERVIEW 岸 由二 慶應義塾大学名誉教授 住民は避難しない「流域思考」へのパラダイム転換が必要/片田敏孝 群馬大学大学院教授 過保護に慣れた日本人 国土より国民の意識を・強靭化・せよ 台湾総統選 民進党の“勝ち方”を注視する中国 by 小笠原欣幸(東京外国語大学准教授) 世界の記述 「何もできないと決め付けないで」認知症当事者として声を上げるジェームズ・マキロップさん(スコットランド認知症ワーキンググループ初代議長) 新連載 人事は企業を変えられる by 寺川尚人  嫌われ者の人事 グローバルカンパニーとの違いは 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 最重要テーマの「創新」と「共享」とは The Big Deal by桂木麻也 地銀大再編:「1+1=1.5」の世界 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄  ビジネスマンに必要な英語 地域再生のキーワード by 磯山友幸  佐賀を「NPO」の集積地に ふるさと納税武器に誘致 新・地球学の世紀 各駅短歌 by 穂村 弘 実家 拝啓オヤジ by 相米周二 さらばリーマン by 溝口 敦 きっかけはバイト代 中卒の元暴走族が修業で極めた杣師の世界 熊倉純一さん(熊倉林業代表取締役) シニアボーイの娯楽 by 小平尚典/[超望遠レンズ編]遠い世界を身近にしてくれる超望遠レンズ/[クラフトビール編]「日本のチェコ」でつくるピルスナービール それは“戦力外通告”を告げる電話だった by 高森勇旗 全力疾走で名をあげた球界一の「特殊球歴」の持ち主 生山裕人さん(千葉ロッテマリーンズ) ヒットメーカーの舞台裏 by 池原照雄 VRブームの火付け役 低コストの360度カメラリコー 全天球カメラ「THETA S」(シータ エス) 新刊クリップ by 足立倫行 読者から/ウェッジから 表4
  • WEDGE(ウェッジ) 2015年12月号
    509円 (税込)
    ■特集 よくわかる南シナ海 米中がもくろむ「次の一手」 【AMERICAN VIEW】遠く離れた南シナ海に米国が固執する理由 【CHINESE VIEW】人工島建設と艦隊増強 南シナ海を赤く染める中国 【JAPANESE VIEW】中国原潜の出入口 バシー海峡に対する日本の責任 【THE CONFLICT】サンゴ礁は誰のもの 法廷闘争フィリピン優勢 日本のシーレーンでもある南シナ海は、中国のみならず米国の安全保障にも直結する。決して相容れることのない両国の利害。その衝突が静かに始まりつつある─。 文・小谷哲男、小原凡司、香田洋二、 ジェームズ・クラスカ、Wedge編集部 ■WEDGE_SPECIAL_OPINION 中国マネーにひざまずく 落日の大英帝国 ・英中蜜月の仕掛け人 〝次の首相〟オズボーンの正体 木村正人(ジャーナリスト) ・中国マネー取り込みに躍起になる「金融立国」英国の算段 加藤隆俊(元IMF副専務理事) ・中国原発の技術とカネにすがる 英国のお寒いエネルギー事情 山本隆三(常葉大学経営学部教授) ■WEDGE_OPINION .1 原油安いつまで 対立激化する産油国 永田安彦(日本エネルギー経済研究所中東研究センター副センター長 ■WEDGE_OPINION .2 日本のサイバー防衛が丸裸になる日 高倉弘喜(国立情報学研究所教授) ■WEDGE_REPORT.1 就活スケジュール大混乱 大手に負けない中小企業の採用戦略 ■WEDGE_REPORT.2 5年以内に総理大臣目指す 橋下徹のジレンマ ■WEDGE_REPORT.3 福島の被ばく報道はデマだらけ エセ科学記事の見分け方 ■NEWS_TOPICS 「ツタヤ図書館」が問いかける 図書館に税金を投じる意義 地域再生のキーワード by 磯山友幸 ススキの絶景で50万人 奈良・曽爾村の次の一手 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 明らかになった「反腐敗キャンペーン」の更なる強化 The Big Deal by 桂木麻也 アジア最大のタイクーン その名はシンガポール 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄   質量とも不足する日本企業の社外取締役 【最終回】社長さんのための国際法務講座 by 淵邊善彦 悪質コンサルタントに気をつけろ 海外進出のパートナーシップ構築法 各駅短歌 by 穂村 弘 遠足 さらばリーマン by 溝口 敦 眠れる地方食材を次々と「覚醒」 元電気工事士が開くご当地酒場 合掌智宏さん(fun function代表取締役) シニアボーイの娯楽 by 小平尚典 フィルムカメラ編 マニアにはたまらない面倒な撮影 窯編 群青の海を彷彿とさせる気品高き器 それは〝戦力外通告(クビ)〟を告げる電話だった by 高森勇旗 「日本のブラジル」でレストラン営む 甲子園の中段に打ち込んだ〝怪物〟 瀬間仲ノルベルトさん(中日ドラゴンズ) ヒットメーカーの舞台裏 by 池原照雄 神経科学者が切り拓く仮想現実ビジネスの未来 ハコスコ VRビューワー「ハコスコ」 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2015年11月号
    509円 (税込)
    ■特集 地方移住 「住めば都」のウソホント ・加熱する移住ブーム 人の流れは生まれるか ・5つの移住ケースから学ぶ田舎暮らし成功の秘訣 「2拠点生活」、「ハッピー別居」、「家庭菜園」、「北海道・沖縄の落とし穴」、「農村での村八分」 ・先行事例に見る 日本版CCRC成功のカギ 地方移住に関心が高まるなか、東京から地方への人の流れを生み出そうと、国や地方自治体は数々の支援策を用意し、「日本版CCRC構想」も立ち上げる。移住の目的はみんな様々。人は地方に何を求め、都会を飛び出すのだろう。 ■WEDGE_OPINION.1 孤軍奮闘の新日鉄 経済スパイ対策はまだ甘い 玉井克哉(東京大学先端科学技術研究センター教授) ■WEDGE_OPINION.2 すれ違うG2 オバマと習は「フレネミー」 辰巳由紀(スティムソン・センター主任研究員、キヤノングローバル戦略研究所主任研究員) ■WEDGE_OPINION.3 軽減税率は高所得者が得するバラマキ策  大竹文雄(大阪大学社会経済研究所教授) ■WEDGE_REPORT.1 中国が狙う日米〝虎の子技術〟大型M&Aが頻発する半導体業界 湯之上 隆(微細加工研究所所長) ■WEDGE_REPORT.2 台頭する公共交通機関「破壊者」 UBERの次はバス革命 宮田拓弥(Scrum Venturesゼネラルパートナー) ■WEDGE_REPORT.3 子宮頸がんワクチン再開できず 日本が世界に広げる薬害騒動  村中璃子(医師、ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.4 世界中でインフラを構築するネットフリックスが狙う未来 【最終回】にっぽんの100人の青年 by 林えり子 震災で失いかけた音色 和太鼓の衝撃を世界へ 遠藤元気さん (和太鼓奏者) 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 左手の敬礼が意味するもの The Big Deal by 桂木麻也 GTキャピタルグループ 波及効果を侮るな! 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 東芝は事業を分割せよ 社長さんのための国際法務講座 by 淵邊善彦 金もかかれば手間もかかる 中国からの撤退術 地域再生のキーワード by 磯山友幸 人集めに成功した神山町 「成長」に向けた第2ステージへ 各駅短歌 by 穂村 弘 新幹線 さらばリーマン by 溝口 敦 がんを乗り越え掴み取った〝世界一〟 任天堂出身のバックギャモン選手 矢澤亜希子さん(プロフェッショナル バックギャモンプレイヤー) シニアボーイの娯楽 by 小平尚典 フィルムカメラ編 フィルムは「生もの」 面倒なのがたまらない ゴルフ編 飛ばなくなってきたら ゴルフはつまらなくなる それは〝戦力外通告(クビ)〟を告げる電話だった by 高森勇旗 時給850円で武者修業 代官山で成功したケーキ職人 小林敦司さん(広島東洋カープ→千葉ロッテマリーンズ) ヒットメーカーの舞台裏 by 池原照雄 元化粧品マーケターが打ち破った「女子の壁」 日清食品 カップ麺「カップヌードルライトプラス」 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2015年10月号
    509円 (税込)
    目次1 目次2 チャイナショック拡大 世界不況に身構えよ/中国は根治不可能 インフラ投資が世界救う/倉都康行(RPテック代表取締役、国際金融評論家)/資金繰り悪化する新興国 中国の外貨準備は粉飾か/水谷幸資 (経済ジャーナリスト) 特集 働き方革命 ニッポン株式会社の生産性を上げろ/PART 1 拡大する在宅勤務 課題となる“社畜文化”の是正/まぼろしで終わるな「キラめくゆう活」/働き方を変え、意識を変える伊藤忠の「朝型勤務」/SPECIAL INTERVIEW/ 01 松本 晃 ― 会社が求めるのは成果のみ /(カルビー代表取締役会長兼CEO)/02 吉越浩一郎― 意識改革は「残業ゼロ」から/(トリンプ・インターナショナル・ジャパン元代表取締役社長)/PART 2 時代遅れの労働時間規制「残業代ゼロ」でも改革は必要/大内伸哉(神戸大学大学院法学研究科教授)/PART 3 日本人はなぜ休めないのか ドイツ勢に握られる自動運転のデファクト 40代社長をつくれ! 人気の強制「修羅場」道場 刻々と進むサラミ・スライス戦略 /中国の南シナ海進出を食い止める現実策とは/香田洋二(ジャパンマリンユナイテッド顧問、元自衛艦隊司令官) /疑惑のガス田開発で加速する東シナ海の中国化/永岩俊道(永岩アソシエイツ代表、元航空自衛隊空将) 全所有物たった10点 ミニマリストが捨てて得たもの V字回復遂げた農林中金に忍び寄る株式会社化の影/土門 剛(ジャーナリスト) 世界の記述 中国梦のゆくえ by 富坂 聰/江沢民も胡錦濤もお手上げだった「伏魔殿」の改革 The Big Deal by 桂木麻也/長江グループ・「機を見るに敏」の再投資 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄/競争を勝ち抜くCEOの選び方 社長さんのための国際法務講座 by 淵邊善彦/技術流出の防止は「棚卸し」から 地域再生のキーワード by 磯山友幸/「点から線」で集客力アップ 北海道ガーデン街道 各駅短歌 by 穂村 弘/お土産 拝啓オヤジ by 相米周二 さらばリーマン by 溝口 敦/元メーカー社員が刀鍛冶の道へ 憧れで弟子に入り無休で無給の5年間 /川崎仁史さん(刀鍛冶、全日本刀匠会常務理事) シニアボーイの娯楽 by 小平尚典/[カメラ編] 頭の筋肉が鍛えられるフィルムカメラ/[スピーカー編] 恐妻家でも安心? 優しい音をだす自作スピーカー それは“戦力外通告”を告げる電話だった by 高森勇旗/南牟礼豊藏さん(阪急ブレーブス→中日ドラゴンズ→阪神タイガース) にっぽんの100人の青年 by 林 えり子/異文化を守る人々に衝撃 京都美山で“日本探し”/大前康太さん(茅葺職人見習い) ヒットメーカーの舞台裏by池原照雄/大ヒットの放置系猫ゲーム 開発部隊はたったの2人ヒットポイント スマホゲーム 「ねこあつめ」 新刊クリップ by 足立倫行 読者から/ウェッジから 表4
  • WEDGE(ウェッジ) 2015年9月号
    509円 (税込)
    ■特集.1 結局どうなる 中国経済 Part 1 経済に冷や水浴びせてもやめられない「反腐敗運動」/富坂 聰(ジャーナリスト) Part 2 即効薬は外需依存 延焼する韓国、対岸の日本/水谷幸資(経済ジャーナリスト) Part 3 デフレ不況に近づく中国 必要なのは中国版リフレ/梶谷 懐(神戸大学大学院経済学研究科教授) 6月に発生した株バブル崩壊は、マクロ経済の綻びを示す1つの事象に過ぎない。習近平政権は、共産党体制を維持するための政治政策と、経済政策の間で揺れている─ ■特集.2 遅すぎる再稼動 原発規制は的外れ Part 1 次の原発事故を招く ガラパゴス規制委 /石井孝明(経済・環境ジャーナリスト) Part 2 福島の教訓に基づく 正しい原子力規制とは /石川迪夫(原子力デコミッショニング研究会会長) 実に4年3か月振りに再稼動した九州電力川内原発1号機。これほど歳月を要した原因は、過剰で不合理な「世界一厳しい規制」にある。電力会社がより高い安全を追求し続けるよう動機づける姿勢が求められている。 ■WEDGE_OPINION.1 【特別鼎談】戦後70年 日・米・アジアの視点で戦争と平和を考える 中山俊宏(慶應義塾大学総合政策学部教授)×大庭三枝(東京理科大学工学部第一部教授)×小谷哲男(日本国際問題研究所主任研究員) ■WEDGE_OPINION.2 イラン核合意は吉とでるか凶とでるか ・同盟国を蔑ろにした米国の歴史的戦略変更  宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹) ・遠のいたホルムズ封鎖 NPT体制は限界に  田中浩一郎(日本エネルギー経済研究所常務理事) ■WEDGE_OPINION.3 ギリシャを見捨てられないEUの事情 森井裕一(東京大学大学院総合文化研究科教授) ■WEDGE_REPORT.1 マグロ急減で漁業者衝突 動かぬ水産庁の不可思議 ・あわや・対馬沖海戦・激化する抗議活動 ニッスイ専務インタビュー/Wedge編集部 ・本誌記事を否定する水産庁の・主張・に再反論する/勝川俊雄(東京海洋大学准教授) シニアボーイの娯楽 by 小平尚典 ドローン編 天空の蜂「ドローン」 動物園編 動物園は午前中がいい 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 到来した「外交の季節」 サンドバッグ化警戒する中国 The Big Deal by 桂木麻也 サリムグループ・アジア最大のコングロマリット 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 外国人社員の取り扱い方 社長さんのための国際法務講座 by 淵邊善彦 1000万円でも泣き寝入り? 海外不良債権の対処法 地域再生のキーワード by 磯山友幸 町の職員は営業マン 目指すは写真写りの良い町 各駅短歌 by 穂村 弘 旅 さらばリーマン by 溝口 敦 部長になれずにシニア起業を決意 大手企業SEが挑む介護タクシー 荒木正人さん(サン・ゴールドケアブレーン代表取締役 それは〝戦力外通告(クビ)〟を告げる電話だった by 高森勇旗 真木将樹さん(大阪近鉄バファローズ→読売ジャイアンツ) にっぽんの100人の青年 by 林 えり子 「NO」とは決して言わない 先んじることこそ気遣い 野武宏二さん(コンシェルジュ) ヒットメーカーの舞台裏 by 池原照雄 介護者の負担を減らす「飲み込める」歯磨き粉 トライフ 口腔ケア製品 「オーラルピース」 ●世界の記述 ●新・地球学の世紀 ●拝啓オヤジ 相米周二 ●新刊クリップ 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2015年8月号
    509円 (税込)
    ■特集 ウナギ密漁 変わらぬ業界、支える消費者 PART 1 はびこる密漁と密輸ロンダリング 暴力団が暗躍するウナギビジネス PART 2 格安ウナギはどこから来るのか 各社一斉アンケート、DNA検査実施 PART 3 奈良産・異種ウナギいよいよ登場か プロが諦めた養殖に挑む素人 広く国民に親しまれているウナギには、「闇の世界」が存在する。 稚魚の採取から流通に至るまで、深く根を張る裏社会の実態に迫った─。 文・写真 鈴木智彦+Wedge取材班(伊藤 悟、今野大一、塩月由香) ■WEDGE_SPECIAL_INTERVIEW 自分に打ち勝つという事 横綱白鵬、全てを語る 朝田武蔵(ジャーナリスト) ■WEDGE_OPINION1 派遣自衛隊のリアル見よ 安保法案審議にモノ申す 勝股秀通(日本大学総合科学研究所教授) ■WEDGE_OPINION2 合意間近のTPP 次の焦点は中国と国内改革 渡邊頼純(慶應義塾大学総合政策学部教授) ■WEDGE_OPINION3 膨らむ再エネが貧困層直撃 賦課金方式見直しを 朝野賢司(一橋大学イノベーション研究センター特任講師 ■WEDGE_REPORT1 倫理憲章は守り損「就活後ろ倒し」の行き着く先は ■WEDGE_REPORT2 LINE MUSIC、Apple Musicは音楽産業の救世主となるか ■WEDGE_REPORT3 「東京ガールズコレクション」商標権 8億円で買った「鷹の爪」DLEの勝算 にっぽんの100人の青年 by 林 えり子 騎手は血統で決まらず 武豊に見た謙虚と感謝 浜中 俊さん(競馬騎手) 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 周永康の「無期懲役」報道が盛り上がらなかった理由 The Big Deal by 桂木麻也 マレーシアの賭博王 ゲンティン・グループ 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 日本企業の経営者はスーパーマン? 社長さんのための国際法務講座 by 淵邊善彦 海外で起こる不正 子会社管理は制度から 地域再生のキーワード by 磯山友幸 江戸情緒が残る東京・谷中 幽霊で町おこし 各駅短歌 by 穂村 弘 線路 さらばリーマン by 溝口 敦 月300時間残業のブラック企業経た獣医学部卒が開く社労士事務所 松本奉幸さん(銀海人事労務コンサルティング代表) シニアボーイの娯楽 by 小平尚典 カメラ編 ワシはこれでトンビを逃さぬ 三輪車編 風を切る オトナの近未来三輪車 それは・戦力外通告・を告げる電話だった by 高森勇旗 竹下浩二さん(横浜大洋ホエールズ) ヒットメーカーの舞台裏 by 池原照雄 「出る杭は打たれない」 パナ若手有志の新たな挑戦 パナソニック サーキュレーター兼用扇風機「Q」 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ by 相米周二 ●新刊クリップ by 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2015年7月号
    509円 (税込)
    ■特集.1 タワーマンション狂騒曲の裏側 ・「住みづらさ」増すタワマン 倍増する管理費・修繕積立金 ・生かすエリアと捨てるエリアを自治体が選別 二極化する中古 ・外国人マネーが流入するリノベ市場 増える「限界マンション」 都心部を中心にマンションバブルが発生している。なかでもタワーマンションの人気は高い。光あれば闇もあり。裏側では解決しがたい数々の問題が発生していた─。 ■特集.2 ポスト大阪都構想 ・賛成派 vs 反対派 4人の識者が激論「大阪のゆくえと大都市のゆくえ」 賛成 上山信一 慶應義塾大学総合政策学部教授 賛成 佐々木信夫 中央大学経済学部教授 反対 砂原庸介 大阪大学大学院法学研究科准教授 反対 村上 弘 立命館大学法学部教授 ・COLUMN 「ジャイアンになれなかったスネ夫」橋下徹は政界復帰する 白岩賢太 産経デジタル「iRONNA」編集長 僅差の否決という結果を受け、橋下徹市長は政界引退を宣言。 大阪の地盤沈下に、政令市と地方議会の限界。都構想が投げかけた課題は置き去りのままだ。 ■WEDGE_OPINION.1 辺野古移設 沖縄の在日米軍はなぜ必要なのか 川上高司(拓殖大学海外事情研究所長) ■WEDGE_OPINION.2 「接近」でも蜜月になれない中韓の事情 渡邊 武(防衛省防衛研究所アジア・アフリカ研究室主任研究官) ■WEDGE_REPORT.1 造船の円安活況長続きせず 創業ルーツを切り離す三菱重工 ■WEDGE_REPORT.2 教育のIT化で本当に変わるのは教科書ではなく教師の役割 ■NEWS_TOPICS イルカと水族館問題からみる 日本と欧米のギャップのわけ ■WEDGE_INTERVIEW 全米オープンゴルフ会場に取り入れた「WABI-SABI」の精神 ロバート・トレント・ジョーンズJr. (ゴルフコース設計者) 【新連載】それは〝戦力外通告(クビ)〟を告げる電話だった by 高森勇旗 関屋智義さん(横浜ベイスターズ→福岡ダイエーホークス) 【新連載】社長さんのための国際法務講座 by 淵邊善彦 安易に相手企業を信じるな 事前調査が大事な海外M&A 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 死語になった「集団指導体制」 The Big Deal by 桂木麻也 CP(チャローン・ポカパン)グループ 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 会議のあり方から見直そう 地域再生のキーワード by 磯山友幸 ヘルスケアツーリズム 秋田の国有林で町おこし 各駅短歌 by 穂村 弘 ホテル さらばリーマン by 溝口 敦 沖縄で覚醒された「狩猟本能」 大物釣り師のアウトロー人生 茂木陽一さん(グローウッズ代表取締役)  シニアボーイの娯楽 by 小平尚典 カメラ編 被写体に味を出す「王者」の実力 落語編 耳を江戸へいざなってくれる旅のお供 にっぽんの100人の青年 by 林 えり子 自ら選んだ江戸切子の道 決め手は「ダイヤ」の輝き 小林昂平さん(江戸切子小林4代目) ヒットメーカーの舞台裏 by 池原照雄 元温泉旅館の清掃人が20年かけた〝技術の結晶〟 アスター 水アカ洗剤「茂木和哉」 ●世界の記述 ●新・地球学の世紀 ●拝啓オヤジ by 相米周二 ●新刊クリップ by 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2015年6月号
    509円 (税込)
    ■特集.1 日本の対外発信をどう強化する? PART 1 今年は対外発信の転換点 進むべきはプロパガンダか (Wedge編集部) PART 2 続く中韓の「ディスカウント・ジャパン」 日本のオウンゴールを心配する米 渡辺 靖(慶應義塾大学SFC教授) PART 3 歴代首相初の米上下院演説 識者から見た米国での評価 ・1 金子将史(PHP総研首席研究員) ・2 冷泉彰彦(作家、ジャーナリスト) ・3 小谷哲男(日本国際問題研究所主任研究員) INTERVIEW 佐藤 優 「中韓が仕掛ける対外広報戦争 ターゲットと主張を絞り込め」 PART 4 ヒト、モノ、カネは揃った 世界の共感を得る広報文化外交を 宮家邦彦 (キヤノングローバル戦略研究所研究主幹) 戦後70年、安倍首相による米国議会上下院合同会議での演説を 皮切りに国際社会に向けた広報戦略が転換点を迎えている。 中国、韓国による攻勢にさらされている日本が進むべき道とは。 ■特集.2 AIIBの次は“中国版IMF”設立か 存在感高まる人民元 中国が繰り出すAIIBの「次の一手」 加藤隆俊(IMF元副専務理事、ADB元理事) IMF改革が進まぬ理由 加速するか「アメリカ外し」 篠原尚之(IMF前副専務理事、ADB元理事) アジアインフラ投資銀行(AIIB)は「初めの一歩」か─。 中国はアメリカ優位の源泉となってきたブレトンウッズ体制へ挑戦状を突き付けている。 文・Wedge編集部(伊藤 悟、今野大一) 談・加藤隆俊、篠原尚之 写真・小平尚典 ■WEDGE_OPINION.1 減らぬ米シェール 訪れた権益獲得の好機 永田安彦(日本エネルギー経済研究所 研究主幹) ■WEDGE_OPINION.2 近付く米国利上げ 市場の次なる注目は日銀 菅野雅明(JPモルガン証券 チーフエコノミスト) ■WEDGE_OPINION.3 V字回復なるか製造業 空洞化に歯止めの動き 市川祐三(日本鉄鋼連盟専務理事) ■WEDGE_REPORT.1 サイバー攻撃による全滅を防げ 被害の最小化をはかるPIRP 山崎文明(会津大学特任教授) ■WEDGE_REPORT.2 よろめくゴッドハンドと自壊する日本の移植医療 村中璃子(医師・ライター) ■NEWS_TOPICS 無理スジの「酒類安売り規制」にすがる酒屋業界の哀しい事情 ■WEDGE_INTERVIEW オランダの「安楽死」を伝える 日本と世界のつなぎびと シャボット・あかねさん (通訳、コーディネート、執筆業) 【新連載】 漂流ものづくり大国の治し方 by 坂本幸雄 シャープ復活の処方箋 ワールドライス by 田牧一郎 好機到来! アメリカに米を売れ 山師の手帳 by 中村繁夫 京都中華思想と日本のソフトパワー 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 習近平が江沢民と胡錦濤を凌駕する理由 The Big Deal by 桂木麻也 大君・Tycoon・タイクーン 地域再生のキーワード by 磯山友幸 「地域おこしの達人」を育成 全国に広がる自立の芽 なりわいの先駆けたち by 植松三十里 戦争中の金属供出から守られた銅像 郡山の開拓に貢献した御雇外国人 ファン・ドールン 各駅短歌 by 穂村 弘 地下鉄 さらばリーマン by 溝口 敦 人材求め東京からウミガメの町へ IT社長が掲げる『移住のススメ』 吉田基晴さん(サイファー・テック 代表取締役社長) シニアボーイの娯楽 by 小平尚典 ジャズ編 鬼門だったジャズ 見せつけられた「自由」 カメラ編 シニアの心を充たす撮影の「手間」 にっぽんの100人の青年 by 林 えり子 プラントハンターの誕生 「卸」から脱却した5代目 西畠清順さん(プラントハンター) ヒットメーカーの舞台裏 by 池原照雄 元三洋技術者がこだわり抜いた“世界一” ハイアールアジア ハンディ洗濯機「コトン」 ●世界の記述 ●拝啓オヤジ by 相米周二 ●新刊クリップ by 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2015年5月号
    509円 (税込)
    ■特集.1 地方創生は「撤退戦」から PART 1 地方圏はターミナルケアを 大都市は集積化で経済成長へ 岡田 豊(みずほ総合研究所政策調査部主任研究員) PART 2 都心と郊外で100倍のコスト差 スマートシュリンクで解消 林 良嗣(名古屋大学持続的共発展教育研究センター長、国土デザイン学教授) PART 3 「コンパクトシティ」を超えた 持続可能な地域空間の構築 姥浦道生(東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻准教授) PART 4 時計の針を10年進めた大震災 福島、三陸から考える町づくりの「選択と集中」 Wedge編集部 ■特集.2 企業価値4兆円超「破壊者」UBERの正体 ・PART 1 世界中から投資を受ける真の理由 ・PART 2 「破壊者」が投げかける難題 手を焼く霞が関 ・INTERVIEW UBER、Airbnb日本法人社長 宮田拓弥(Scrum Ventures)×中西 享(経済ジャーナリスト)×Wedge編集部 ■WEDGE_OPINION.1 台頭する極右政党 EU離脱もあり得るイギリス 細谷雄一(慶應義塾大学法学部教授) ■WEDGE_OPINION.2 絶滅危惧のクロマグロ 産卵場の漁獲規制を急げ 勝川俊雄(東京海洋大学 産学・地域連携推進機構 准教授) ■WEDGE_REPORT.1 増殖する次世代ビットコイン ユーロの再現狙うリップル 岡田仁志(国立情報学研究所准教授) ■WEDGE_REPORT.2 独エネルギー政策の固い決意 現地で感じた実現への課題 石川和男(NPO法人社会保障経済研究所理事長) ■WEDGE_INTERVIEW 日本のものづくりを世界へ 中小製造業を支援するベンチャー 前田佳宏さん リンカーズ代表取締役 ワールドライス by 田牧一郎 国際相場から隔離されたままの日本のコメ AROUND THE WORLD 山師の手帳 by 中村繁夫 シルバンとバグダッドと私 ~TMP50周年記念に寄せて~ 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 全人代で発生した前代未聞の「事件」 The Big Deal by 桂木麻也 新しい時代に新しい価値を 地域再生のキーワード by 磯山友幸 殺処分“ゼロ”で町おこし 「いのちをいつくしむ」高原 なりわいの先駆けたち by 植松三十里 列強の洋式造船技術を日本に 時代に翻弄された和船船大工 上田寅吉 さらばリーマン by 溝口 敦 絶滅危惧種の「前掛け」で勝負 元グリコ社員が見つけ出した商機 西村和弘さん(有限会社エニシング 取締役社長) 各駅短歌 by 穂村 弘 吊り革 シニアボーイの娯楽 by 小平尚典 カメラ編 名女優がお世話になった「映画レンズ」 クルマ編 シニア世代の心も揺さぶるパソコンカー・テスラ にっぽんの100人の青年 by 林 えり子 自ら読みたい人のもとへ 移動本屋「BOOK TRUCK」 三田修平さん(移動本屋「BOOK TRUCK」店主) ヒットメーカーの舞台裏 by 池原照雄 野菜を眠らせる冷蔵庫 結露防止の鍵はフィルター 日立 冷蔵庫「真空チルド」シリーズ R-X6700E ●世界の記述 ●新・地球学の世紀 ●拝啓オヤジ by 相米周二 ●新刊クリップ by 足立倫行 ●読者から/ウェッジから
  • WEDGE(ウェッジ) 2015年4月号
    509円 (税込)
    ■特集1. 滅びゆく農協 岩盤規制と農業の行方 ・PART 1 弱体化する農協 離れ出した農家 ・PART 2 60年ぶりに農協改革の実態 ・PART 3 改革の本丸「准組合員問題」の真相 ・PART 4 「脱農化」した農協に必要な更なる本質的な改革 農村票を武器に戦後最大の圧力団体といわれてきた農協に改革のメスが入った。 政治の介入を拒み続けてきた農協に何があったのか。巨大組織・農協の実態に迫る─。 Wedge編集部/土門 剛/山下一仁 ■特集2. 元に戻すことが復興ではない 被災地を縛るものとは ・“復旧”ならば金がでる 新たな街づくりはかなうのか ・企業城下町からの脱却 『新興』に挑む釜石の今 震災から4年を経た被災地。復興への焦燥感が漂い、できあがっていくのは「元通りの街」だ。 人口減少や産業の空洞化。震災前から課題に悩まされていた被災地に、今起きていることとは。 ■WEDGE_OPINION ・南シナ海の中国化防ぐ 豪への潜水艦輸出 香田洋二(ジャパンマリンユナイテッド顧問、元自衛艦隊司令官) ■WEDGE_REPORT.1 行きはヨイヨイ帰りはコワイ 中国撤退に苦しむ日本企業 ■WEDGE_REPORT.2 「雨の日にこそ傘を貸せ」 若き銀行マンの本業改革 ■WEDGE_REPORT.3 400年ぶりの“大坂夏の陣”「都構想」実現の可能性 深代真義(ジャーナリスト) ■WEDGE_REPORT.4 再エネ・省エネこそ冷静に 混迷のエネルギーミックス ■WEDGE_INTERVIEW 「潰す側」から「潰される側」に 状況に合わせて、自分が変わる 坪根 衡さん (多摩エレクトロニクス社長) 経済の常識 vs 政策の非常識 by 原田 泰 最終回・資本主義は平和をもたらす ワールドライス by 田牧一郎 日本への輸出準備を始めたカリフォルニアのコメ業界 山師の手帳 by 中村繁夫 今こそ、北方領土四島一括返還 最後のチャンスだ 中国梦のゆくえ by 富坂 聰 続々と出頭する「海外逃亡組」 The Big Deal by 桂木麻也 モテる男 地域再生のキーワード by 磯山友幸 外国人観光客が殺到! 大阪ミナミの台所「黒門市場」 さらばリーマン by 溝口 敦 1億円の借金残し夫は蒸発 42歳主婦が挑んだ解体業と遺品整理 菅井陽子さん(菅井商会 代表取締役) 各駅短歌 by 穂村 弘 アナウンス 拝啓オヤジ by 相米周二 活性化の主体は企業ではなく「居残り組」 シニアボーイの娯楽 by 小平尚典 カメラ編 虜になってしまったナイトレンズ オーディオ編 日本の「IOT」が追求した音 にっぽんの100人の青年 by 林 えり子 人工知能では解消できない つながりうむ分身ロボット 吉藤健太朗さん(オリィ研究所代表/ロボットコミュニケーター) ヒットメーカーの舞台裏 by 池原照雄 欧米発のジェル状洗剤 難題は日本の洗濯環境 プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン 衣料用洗剤「アリエール パワージェルボール」 ●世界の記述 ●新刊クリップ by 足立倫行 ●読者から/ウェッジから

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

新刊オート購入

WEDGE(ウェッジ) 2021年7月号 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

レビューがありません。

WEDGE(ウェッジ) 2021年7月号 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ニュース・ビジネス・総合 ランキング

同じジャンルの本を探す