堀田祐美子 デビュー40周年自伝 『 未完の大器 』

堀田祐美子 デビュー40周年自伝 『 未完の大器 』

2,200円 (税込)

11pt

4.0

「3500人の少女の中から最後にたった1人残り頂点に立ったのは、誰もが予想もしなかった気が弱くてどんくさいと言われた少女だった。人生の答えがここにある。」
――元・全日本女子プロレス 北斗晶

ボロボロになってまで、なんでリングに上がり続けるのか?たくさんの人にそう聞かれた。
そんな時はいつも言葉に詰まった。それは…私の40年のプロレス人生においてこの答えにあてはまる言葉がいまだにないからだ。
だから私は…その答えを探すため今日もまたリングに上がり戦い続ける…

幼少期のトラウマ、“全女”の絶頂と崩壊、宙に舞った1000万円、両膝人工関節、現代の女子プロレスへの想い…
「強くなりたい」と志し闘い続けてきた“暴走女王”のすべて。


【著者プロフィール】
堀田祐美子(ほった・ゆみこ)
1967年1月10日、東京都品川区生まれ。兵庫県神戸市で学生時代を過ごす。1985年、全日本女子プロレスに入団し、6月5日、北海道・苫小牧スポーツセンターにてデビュー。1987年に宇野久子と組んで全日本女子プロレスWWWA世界タッグ王座を獲得。1988年には西脇充子と「ファイヤージェッツ」を結成し、レコードデビューを果たす。1995年から総合格闘技に力を入れ出し、『L-1 Tournament 1995 -Ultimate Challenge-』に出場。頭突きで相手の顔面を破壊し、その強さに注目が集まる。1997年にWWWA世界シングル王座を獲得。同年に全日本女子プロレスから所属選手が大量離脱した際には残留し“新生全女”をアピール。2003年、全日本女子プロレスを退団し、メジャー女子プロレス・AtoZを旗揚げ。AtoZ解散後はワールド女子プロレス・ディアナなど、数々の団体のリングに上がる。2016年、肋骨骨折のため出場を辞退した神取忍に代わり、『RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016』に参戦。ギャビ・ガルシアとの闘いは大きな話題となった。2020年自身の会社・T-HEARTSを設立。2025年にはデビュー40周年を迎えた。昨今は若手選手の育成に注力しつつ、デビューから一度も引退することなく現役を続けている“最多年数記録女子プロレスラー”でもある。

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堀田祐美子 デビュー40周年自伝 『 未完の大器 』 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    全女で育ったレスラーの話しはほぼ例外なく、その異常さや非常識っぷり。そして松永兄弟という希代のキャラクター達によって面白く読む事ができるし、数は多くないが読んできた
    そういうバイアスがかかった目からすると、
    この本は堀田祐美子という人物の真面目な性格が前面に出ていて逆に違和感を覚えた
    もちろん内容は

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    全女の内部、そして終焉がくわしく語られていきます

    これまでも対談やインタビューで聞いてきたことですが、さらにくわしくていねいに語られていきます

    冒頭では衝撃的な幼少期も語られます
    ほんと、子ども時代は大人に踏みにじられる


    厳しいけど、精一杯、生き抜いたのが伝わってきます


    欠点は、時系列が

    0
    2025年09月06日

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