数学の“不思議”にきづく勘所 ~算数からはじまったはずが複素数平面だった!~

数学の“不思議”にきづく勘所 ~算数からはじまったはずが複素数平面だった!~

2,200円 (税込)

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◆わかったようでわからない、腑に落ちない…不思議だな、と思ったところをとことん追究すると、数学がもっと面白くなる!◆
答えを求めることはできるけれども、どうしてそのようなプロセスになるのか、何となく数学の問題を解いている人は意外と多いのではないでしょうか。本書は、解答の流れは理解できるけれども、何となく不思議、どうしてこういう流れになったんだろう…という経験をしたことがある方を対象に、その不思議の原因を解き明かします。例えば、図形問題を解く過程で、最初は算数レベルだったはずが気が付いたら複素数平面だった…など、不思議に見える現象の奥には必然が潜んでいるのです。どうしてそのような内容まで必要になってくるのか、そこがわかれば問題を解くことはもっと楽しくなり、理解も深まるに違いありません。数学を楽しむ醍醐味も味わっていただける1冊です。

■こんな方におすすめ
・数学を解いているときになんでこうなるんだろう?と思うことが多い方々
・解答の流れを不思議に思うことがある方など。

■目次
第1章 数値の不思議
第2章 数列の不思議
第3章 場合の数・確率の不思議①
第4章 場合の数・確率の不思議②
第5章 複素数の不思議
第6章 図形の不思議
第7章 小さないくつかの不思議たち
Appendix より詳しく知りたい方へ、各種証明など

■著者プロフィール
吉田 信夫(よしだ のぶお):1999年 大阪大学理学部数学科卒業、2001年 大阪大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了。研伸館、お茶の水ゼミナール(お茶ゼミ√+)にて、主に東大・京大・医学部などを志望する中高生の大学受験数学を担当する。研伸館では灘校の生徒を多数指導してきた。そのかたわら、雑誌「現代数学」「大学への数学」での執筆活動も精力的に行う。著書に『複素解析の神秘性』(現代数学社 2011)、『超有名進学校生の数学的発想力』(技術評論社 2018)、「思考力・判断力・表現力トレーニング」シリーズ(東京出版)など多数。

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