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1945年8月6日、雲ひとつない夏の朝。空襲で火事が燃え広がるのを防ぐ、建物の解体作業のために集められていた広島二中一年生の上空で原爆が爆発。そこにいた320余名の生徒たち、全員が命を落とした。彼らがどんなふうに亡くなっていったか、家族の証言をもとに克明に記録し、50年以上読み継がれてきたロングセラーを漫画化。一人一人の最期から、原爆の悲痛な実相が伝わってくる、貴重なノンフィクション。
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Posted by ブクログ
今、この時にみんなに読んでほしい。 徴兵や核保有といった発言は想像力の欠如。 是枝裕和が帯に書いていたが、政治家が語る大文字の戦争によって、名もなき人々がどれほど悲惨な目にあうのか。想像してみてほしい。
漫画、しかも”その日の朝”から物語を始め、親と生徒両方の視点から描かれているため、感情移入がしやすく、内容がわかりやすかった。また、生徒たちの考えなどの情報が不足しているおかげで、「自分たちが当時の場面にいたらどうなっていただろう、なにを考えただろう」などと考えさせられた。 この漫画はゼログランド、...続きを読む原爆被害の中心地にいた生徒たち、しかも彼らの写真を乗っける事により、稀有な記録となっている。ZIPにも出ている齋藤孝先生も全人類の必読書と語っている。 1969年に放送したドキュメンタリー番組「碑」から戦後80周年がたち、80周年を記念して出される本が少ない中、この漫画が特に若い人たちに読まれることを望みます。
こんな風に死ぬために生まれたわけじゃないのに、絶対に。 軍歌なんて歌いながら、最後まで戦争は正しいと、日本が勝つのだと信じて亡くなっていったなんて。子どもたちは何も悪くないのに。 必死に探して見つけた我が子の黒焦げの、全身火傷でただれた姿を見た、お母さんの気持ちが、読み終わってからずっと身体の中で燻...続きを読むってふるえている。 絶対に戦争はだめです。
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漫画 いしぶみ 原爆が落ちてくるとき、ぼくらは空を見ていた
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