秘剣『村雨』事件始末 契り旅

葛葉康司

入り婿で恐妻家の菰田幸四郎は親友『人斬り浅右衛門』こと山田浅右衛門とともに、火付け盗賊改め役頭・長谷川平蔵の依頼で、大盗賊『小天狗の弥八』を常陸の国笠間まで護送する。道中数々の罠と襲い来る敵の攻撃をことごとくはね返し弥八を守る二人。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 歴史・時代 / 歴史・時代小説
• 出版社: 学研
• 掲載誌・レーベル: 学研M文庫
• ページ数: 314ページ
• 電子版発売日: 2012年12月07日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

女性が作った秘剣『村雨』女難が降りかかるという。
その剣を持っているのが薙刀の道場の入婿となった、菰田幸四郎。女房の吉乃は八重歯が時には鬼の牙に見えるという恐妻家。

長谷川平蔵とは旧知の仲で、人斬り浅右衛門こと山田浅右衛門とも協力し合う仲。

１０００両を盗んだ大泥棒、弥八の護送を願われるが、金のありかを狙うものに付け狙われる旅となる。

さいごにどんでん返し。
面白かった。