無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
折口信夫らしい語り口調(学生向け)だった。
明治の女性短歌が盛り上がった理由についても少し言及していて、山中智恵子が折口信夫に少し執着していた理由が分かった気がした。単に古典の先生というわけでもなく自覚していたかはわからないけれど古代に根差したフェミニズムが入っているような気もした。
歌の話円寂するとき。後書きにも書いてあったけど要は短歌全集を一夏蔵に籠って「玉藻集」が一番良いですよと言いのけた人間が短歌の限界を明治に語り始めていて、今でも説得力があった。
短歌はまたその時代の人の心に戻ろうとしているけれど、一過性の芸術であることから逃げようと思ったら、山中智恵子のような宙から言葉を形作り持ってくる巫女的振る舞いをするしかないのかもしれない。
であれば、文中でもあったように消費者、批評家の方が問題ではある。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。