日本人のための台湾学入門

日本人のための台湾学入門

1,039円 (税込)

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台湾在住の日本人である筆者が、歴史上内部に複雑な多様性を抱えざるを得なかった「台湾」という概念がどう作られてきたのかを描く。

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日本人のための台湾学入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「親日的」、IT先進国、観光、東アジアの軍事的緊張などの文脈で語られることが多い台湾について、台湾在住の日本人研究者として、歴史、言語、文化などの観点から「台湾らしさ」とは何か、日本人としてどう向き合っていくか、を考察した本。身近だと思っている台湾について、意外に理解していなかったことを気づかせてく

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    いわゆる歴史や政治の本とは少し違った視点で非常に面白かった。
    ・「親日だから台湾が好き」ってどうなのよ
    ・日本を肯定してくれる台湾=外国から礼賛される日本、で自己肯定感を取り戻している
    ・それは本当に台湾を見ているのか、「親日台湾」を通して目を向けている先は日本ではないか
    という話が一番印象に残った

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    こうして台湾の歴史を振り返ってみると、いかに複雑だったかということがわかる。
    日本統治時代でいえば、近代化を進めたという光の側面もあれば、差別がひどく、尊厳を傷つけてきたという闇の側面ももちろんあった。
    台湾人の心境としては、当然簡単に割り切れるものではない。我々日本人としてもその割り切れなさは一緒

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    わかりやすく知りたい所がまとまっていたと思う。
    著者もこの本に対して起きるであろう色んな反論は認めつつも、生活者の視点として書かれる視点は面白い。

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    「台湾らしさ」とは何か。

    たしかに、台湾と言えば小籠包や故宮博物館の展示物が思い浮かびますが、それは国民党が大陸から持ってきた「中国らしい」ものです。
    また、台北のMRTなどは日本らしさがあり、日本人ならば既視感を覚えるでしょう。

    台湾独自の「台湾らしさ」とは何か。

    このテーマについて深く深く

    0
    2025年08月02日

    Posted by ブクログ

    文字通りの台湾(の歴史やアイデンティティ)入門。重層性を知ることができた。

    編集者から「研究者」としてではなく「生活者」として書くように依頼されたそうだが(あとがき)、書きぶりは研究者よりな印象を受ける。その結果、「これには一体どんな根拠が?」と突っ込みたくなるところも多い。生活者の感想だったら流

    0
    2025年08月14日

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